映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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ジーン・ワルツ 【上映後】舞台挨拶レポ
category: 2011年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
見たい舞台挨拶が重なりまくった今日。
その重なった中からまずはジーン・ワルツです。(丸の内TOEI1での取材あり舞台挨拶です)

まあ、今まで何やかんやとそれなりの席が当たって見て来た舞台挨拶ですが、今日は初めての「2階席」です。
映画は特に見にくいという事はなく、ちゃんと見られましたが、さすがに舞台挨拶だと、「上から見下ろす」度がハンパねぇっす。
双眼鏡で覗いても、目線がまったくこっちに来ないんだからねぇ。。。。

と、申し遅れましたが、MCはまたしても伊藤さとりさん。
そして登壇者は、菅野美穂、田辺誠一、白石美帆、桐谷美玲、片瀬那奈、音尾琢真、南果歩、大谷健太郎監督、海堂尊(原作)。

それではまずは皆さんからご挨拶です。
菅野「(菅ちゃーん!という常連ファンからの声援を受けて)いつもありがとー。三谷幸喜さんに似てますよね(笑)。撮影から1年かかって見てもらえて嬉しいです。浅丘ルリ子さんからも電話を頂いて、今山形の方で撮影中と言う事で、舞台挨拶に行けなくてゴメンというメッセージを頂いています」
田辺「1年ちょっと前に撮った作品。13〜14ヶ月の間、お腹の中に居た子が外に出た感じです」
白石「希望を持って挑んだ作品。初日に見て頂く事を嬉しく思います」
桐谷「この作品を通して命の事を考えました。お母さんにありがとうという気持ちになりました」
音尾「自分が今、健康でこうやってここに立ってるのが奇跡と感じました。それを分かち合えた事に感謝」
片瀬「ジャーナリスト役で、たくさん出てないんですが、愛に包まれた作品だと思う。これから産む女性やたくさんの人と愛を分かち合いたい」
南「ジーン・ワルツの誕生の瞬間に立ち会って頂きありがとうございます。試写会で反抗期の15歳の少年から『命がこんなに大変なんて。産んでくれてありがとう』と言ってもらいました。その少年は、15年前に私が帝王切開で産んだ息子です」
海堂「美男美女で素晴らしい作品にして頂き、原作者冥利に尽きます。明るい気持ちで劇場を後に出来ると思います」
監督「監督として、皆さんに一番大切なもの、大切な人を思ってもらえればと思います。ジーン・ワルツのジーンとは、遺伝子という意味なのですが、皆さんと遺伝子が繋がっている人と見て欲しいです。繋がって人と見ると何倍も楽しめます」

さて、メッセージ性の強いこの作品、演じてみてどうだったのでしょうか?
菅野「私は30代ですが、いつか母親になりたいと思っています。こういうタイミングで参加できて幸運です。今までは出産のいい所ばかり思ってたけど、先生は大変だし、10ヶ月もお腹で育てるのも大変です。だからこそ10ヶ月を経て産まれるのも大変です。小説を読んで『そうだよな〜』と思いました。劇中にもありますが、産まれて来るのは本当に奇跡と感じました。産まれてからも家族に大事にされたので、両親にありがとうと思いました」

そして田辺さん(さとりさんの呼び方が「渡部さん」に聞こえたみたいで、ちょっと混乱してました)には医療シーンについて聞きます。
「医者の大変さや、期待される事、それを返せる事、安心感を与えるという事が勉強になりました。色々な女性の生き方が出てきますが、命がけで命を産んでるという所に感銘を受けました」

次に、白石さんは現場の雰囲気などを聞きます。
「無脳症の子を持つと言う事で、撮影前にどういう風に撮るか、すごく話し合いました。実際に同じ立場の方に失礼の無いように、命の重さをどうやって乗り越えるのか、強さをもらいました。現場では、音尾さんが新婚なので、『今日のおやつはどんなの?』『夜食は?』と、菅野さんと質問攻めにしてました」

その音尾さんには、役から感じられた事などを聞きます。
「私はまだ子供は居ませんが、たくさんの関門を潜り抜けて産まれて来るのかを思い知りました。夫婦の関係がどれだけ強固なのかで運命が変わります。現場では、白石さんと初めてだったので、最初に『ハグさせて!』とお願いして抱きしめました」
白石「はい。温かくなりましたよ」
音尾「そのおかげで絆が芽生えましたが・・・・スミマセンでした!」

桐谷ちゃんには、撮影時のエピソードなどについて聞きます。
「出産シーンは、もちろん経験も無いし、経験ある友達も少ない。だけど自分で産んだ気になって感動と疲労を感じました。将来、感動的な体験が出来たらいいな・・・」

そして片瀬さんには、この映画の持つメッセージについて聞きます。
「ジャーナリストとして客観的に伝えてます。今回は子供を産む立場として熱が入りました。より女性が産みやすい環境になったらいいなと思います」

南さんにも現場の雰囲気などを聞きます。
「帝王切開で出産するんですが、それで使う『新生児ロボ』が、ヌメりとかリアルで、菅ちゃんに取り上げられた時は、人形なのによく産まれて来たなと何とも言えない感情を持ちました。ロボは何体かあるんですが、『やっぱりウチのロボが一番カワイイ!』って・・・親馬鹿ですね」

さて、ここで今日2月5日は「双子の日」という事で、5組の幼い双子ちゃんの登場です。
(かわいい双子ちゃんたちは、手に小さな花束を持って登場)
しかし、マスコミも含めて、照明も当たる&大観衆が見つめる壇上に急に連れてこられた双子ちゃんたちは、グズる子、泣き出す子など色々で大混乱です。
「偉かったねー!」
「お爺ちゃん、お婆ちゃんも喜んでるよー」
「後でジュース飲もうねー」と色々子供たちに声をかけて励ます菅ちゃんも大変です。
そんな騒動(?)も一通りマスコミのカメラに収められると、双子ちゃんたちは退場ですが、持ってきた花束を手に持ったまま退場してしまう子が居たり、最後まで大変です。
※2歳・3歳・5歳の5組(3歳双子が一番多い)だそうです。そりゃあ小さくてグズるわな。

この後、フォトセッションをはさんで、菅ちゃんから最後のメッセージです。
「(また『菅ちゃーん!』の声に)慣れてるでしょー(笑)。命が大切だと言う事は皆が知ってるけど、どこかに置いている。今回改めて考え直しましたし、考えてもらいたい。大切な人にも思い出してもらいたいです」

という事で終了となりました。

うーむ!やっぱり2階からはキツかった!
(双眼鏡を駆使しても今イチ!)

◆ORICON STYLEの舞台挨拶記事
◆シネマトゥデイの舞台挨拶記事
◆マイコミジャーナルの舞台挨拶記事
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