映画感想を中心とした管理人の戯言です。
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>




RECOMMEND
<< 【09-126】2012(ネタバレあり) ★★★☆☆ | main | ラブリーぬこ >>
【09-127】俺たちの世界 ★★★☆☆
category: 2009年の映画レビュー | author: moeru-movie
本日は単館系の俺たちの世界を鑑賞。

退屈な日常にうんざりしている女子校生アミ。
同級生を虐める事にも嫌気がさして学校を休みがちになるリョウ。
「父親みたいになりたくない」と普通に就職する事に疑問を感じている大学生ヒロキ。
アミは家庭教師のヒロキのサークルの飲み会に参加して酔っ払い、1次会でヒロキに強引に帰される。駅のホームのベンチでアミが眠っている所にリョウが通りかかり、彼はアミをおぶって路地に向かう。
その頃、ヒロキのサークルの仲間たちは、一人の女の子を酩酊させ、いつもの遊びに興じていた・・・


この映画、既にDVD化されているが、現在公開中の「RISE UP」の監督(中島良)作品という事で劇場公開された1本。
イジメ・体罰・リストカット・盗撮・暴力・集団レイプ・・・・。
この映画に登場する高校生・大学生の男女らの心の闇と、もがき・苦しむ様子をドキュメンタリータッチで描いているが、ハッキリ言って好みが分かれる作品であろう。
ドキュメンタリータッチゆえに、彼らの心に同情するでもなく、彼らの愚行に警鐘を鳴らすでもない。
観る人が、己の人生や価値観と照らし合わせてどう感じ取るかという事になる。

確かにこの世代(高校生・大学生)は、子供から大人へ、そして守られる立場から独り立ちする立場になり、しかし自分がどうしていいのか、何がやりたいのかが掴み切れていない微妙な年頃だ。
そんなストレスをイジメに、暴力に、レイプに、挙句の果ては殺人に捌け口を求める彼らの行動は、正直言って自分には受け入れられなかった。
映画が受け入れられなかったというよりは、登場人物が受け入れられなかったのである。

大人になった今だから言える事かもしれないが、微妙な年頃である事を差し引いても、彼らは非常に身勝手で卑怯にしか見えないのだ。
物事を好転させるための行動を取っていないくせに、やれ「社会が悪い」だの「親・教師が悪い」だの、責任転嫁して自分を正当化している姿は、見ていて哀れである。

中島監督は、自らが対人恐怖症からひきこもりになって大学を中退という経験を持っているそうな。
そして、この映画を通して、そんな鬱屈した日々から抜け出す為の希望を見出したいという思いをこめたようだが、映画からはそういったポジティブなものは殆ど感じられない。
苦しみ、逃げ、そして犯罪に走る典型的なダメ人間転落への序章を見せ付けられた感じだったよ。。。

色あせた感じの画面でのイジメシーンから始まるこの映画。
監督自身がひきこもりから脱出して映画を撮っているのなら、最後は綺麗な映像で、本当に希望が見える展開にして欲しい気持ちもあったんだが、そういう「作り物」には抵抗があったのかもしれませんね。
9.11を想像させるラストも、正直言って意味が良く分かりませんでした。

自主映画という事なので、有名な俳優さんは一人も出ていませんが、主役のアミ役の娘は可愛かったです。
(どこにでもいそうなちょっと可愛い感じ)
その後、女優業には進んでいないのだろうか・・・・

◆パンフレット:販売無し

俺たちの世界

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
JUGEMテーマ:邦画
comments(0) | trackbacks(0) |PAGE TOP↑ -






この記事のトラックバックURL : http://blog.moeru-movie.com/trackback/992717
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
LINKS
PROFILE
OTHERS
SEARCH