映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【09-113】母なる証明(ネタバレ) ★★★☆☆
category: 2009年の映画レビュー | author: moeru-movie
久々の韓流映画となる母なる証明を鑑賞。

漢方薬を売って生活を支える母の一人息子のトジュンは、ある日、友人のジンテと会うと言って家を出る。
バーで飲みながらジンテを待つトジュンだったが、ジンテが現れなかったため、そのまま帰る事にする。
その帰り道、1人の女子高生に声をかけるも相手にされなかったトジュンは、家に帰って寝るが、翌日、その女子高生が遺体で発見され、付近からトジュンの名前が入ったゴルフボールが見つかった事から、トジュンは警察に連行されてしまう。
息子がそんな事をするはずが無いと信じる母は、アテにならない警察に見切りを付け、自ら真相を究明すべく行動を起こす。


う〜む、結局この映画は何を訴えたかったのだろう?
母の愛情?
母子の絆?
韓国の田舎警察の無能さ?

一番最後のが正解ならまだ話は分かるが(まあ、それは無いだろうけど・・・)それ以外だとしたら、到底受け入れられないというのが自分の素直な感想。

冒頭の母ちゃんの変な舞からして「・・・・・・」と困惑してしまったが、その後も、立ちションする息子を横からまじまじと見つめつつ、変な黒い液体(薬?スープ?)を飲ませる母、そしてその母と添い寝する息子。
何かね、トジュンが若干知的障害者である事を差し引いても、この普通じゃない母子関係にまず引き気味になってしまいましたよ。

それでも、息子の無罪を信じて行動する母の姿は頼もしく、応援したい気持ちもあって集中して見てましたが、何の事は無い、やっぱり息子が犯人だと知った母は、目撃者のホームレスを殺害・放火、そして被害者の女子高生の血がついたシャツを着ていたというだけで逮捕された「真犯人」の登場によって釈放される息子。

おいおい!

母は殺人・放火・犯人隠匿。
息子は過失致死。
その母子に殺された被害者2名。
そして冤罪の青年1人。

この事実を提示されながら、「母なる証明」も何も無いでしょ!?
ましてや、母親は、しまいには嫌な思い出を忘れるツボに鍼を刺したあげく、また変な踊りを踊っておしまいって。。。。

これは、「母の狂気」を描いた作品なんだろうか?
だとしても、皮肉な事に「この母にしてこの子あり」という結果になってしまっているのでは??
そんな息子に絶望した母が、忌まわしい記憶を消す為に鍼を打ち、踊ってしまうというオチなのだろうか?

いろいろ曲解し、別の視点で語るのもいいかもしれないが、やはり素直に見れば
・「バカ」と言われただけで人を殺す息子
・それを知りながら、息子をかばう為に人を殺す母
という事が現実であり、それを受け入れられない自分のような観客は拒否反応を示してしまうだろう。

ストーリー展開は決して退屈でもなく(中盤、若干ダレるような所もあるが)映画としては悪くないが、話に同意できず、後味も悪い事からこの評価です。
しかし、何か他のレビューを見ると、高得点が多いんですけど、そんな絶賛するほど良いんですかね??
まあ、映画の見方は人それぞれなので、高得点を付ける方をどうこう言うつもりはありません。
ある意味、評価が色々分かれるって事は、映画にとってはいい事なのかもしれませんね。

◆パンフレット:B5版・28頁・700円

母なる証明

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comments(19) | trackbacks(1) |PAGE TOP↑ -
私もまったく同じ意見です。
トジュンの友人の家から脱出するところなど、なんてことないシーンにも緊迫感があり、映画としては悪くないんだけれども、何が言いたいの?って感じ。この母子気持ち悪いです。息子もお母さんの殺しに気が付いてたし、純粋無垢な子でもなんでもない。見終わって、この母子にひたすら嫌悪感でした。
なのに、ネットサーフィンしていると絶賛の嵐で「?」って感じです。こんなエゴイスティックな狂気を母の愛と思う人が世の中に多いからモンスターペアレンツがあとをたたないのではないでしょうか。
「殺人の追憶」はそれこそその年のベスト1でしたし、ポン・ジュノ監督のことは天才だと思ってますけど、今回の映画にはがっかりでした。自分と同じような意見の方にようやく巡り会えたので、うれしくてコメントさせていただきました!



by ナナコ (2009/11/19 2:34 PM)
ナナコさん、コメントありがとう。

自分は、無実と信じていた息子が犯人だと知ってしまった後こそが「母なる証明」の本番だと思ってたのに、そりゃねーよ・・・と思ったわけです。

そりゃあどんな状況でも、どんな罪を犯したとしても、我が子を守りたいという気持ちも分かります。
だけど、被害者女子高生目線で考えると、やっぱり自己中母子としか思えませんでした。
さしずめ「哀れな母なる証明」とでも言いましょうかね。

あくまでも憶測ですが、「殺人の追憶」(私は未見です)の出来が良かったので、「これもいい作品なんだ」という先入観に捉われている方も少なからずいらっしゃるのでは??と思います。

とは言え、決して駄作とも思ってないので、ジュノ監督の今後の作品には注目たいと思います。
by 管理人 (2009/11/20 10:11 PM)
これは、見終わって「しまった。」と思いました。マイノリティな母子像の描き方は面白いと思いましたが、あの終盤で気分がどっと重たくなりました。うつ気味なので余計に疲れただけの映画でした。
「Mother」だけならともかく、「母なる☆証明☆」という邦題、ナナコさんのおっしゃる通りモンスターペアレントを賛美していることになるなぁ。あれを母性愛というのか?
監督のドロッとした人間味が好きな方にはたまらないのだと思いますが、この作品はいただけません。「殺人の追憶」「グエムル」と見てきましたが、もうボン・ジュノはごちそうさまです。
by たら〜く (2010/01/07 8:11 PM)
JAZZのblues C#minorのテーマが効いてました。
by さぶろう (2010/03/14 11:07 PM)
先ほど見終わり、他の方のご意見を聞いてみたくなりここに辿り着きました。
管理人様のご感想は率直且つまともで正しいご意見であるなと思いました。

ですが僕は多分「高得点を付ける方」の方だと思います。

個人的に映画には綺麗言や同調性、感情移入が必ずしも必要と思っていないので、
不快ながらも「不快な映画」として楽しめる性格のせいかもしれません。
他の方でモンペの発言ございましたが、正に
人間の究極のエゴイストが露呈するのが
この「母子の関係」
だという事を描いたのではないでしょうか。
もし母となる方なら、たとえ常識人だとしても、少なからず(あくまで少なからず)理屈ではないこの『狂気』を理解してるのでは、と想像してます。
ですがもちろん僕は私生活に於いてモンペを肯定などいたしませんし、社会は許しちゃいけません(笑)
そういった点でこの映画は特定の何かの賛美や批判といった軸では語られていないように感じます。

まさしく管理人様も最後に仰っていたとおり、評価の分かれ目がこの映画の肝かもしれませんね。
なので管理人様やその他のご意見ご感想を否定するものではありませんのであしからず。

考えさせられるレビューありがとうございました!
by ヨウスケ (2010/04/26 6:39 AM)
ヨウスケさん、コメントありがとう。

「モンペ」=「モンスターペアレント」ね。(ちょっと考えてしまった)

自分も、必ずしも感情移入できないものを否定するというわけではないんですよ。
実際、主人公の心情が全く理解できなかったにも関わらず、その年の邦画ベスト1に選んだ「接吻」なんて映画もありました。

結局この映画に対しては、以前にコメント頂いたナナコさんと同じく「何じゃこの母子、キモチ悪いぞ」と思っちゃった時点でドン引きになってアウトだったわけです。
これはもう理屈じゃなく、好み・感性の問題なので仕方ないのですよ。
いくら反社会的でも、モラル崩壊していても、そこに何か興味を見出せれば、また違った感想になったのでしょうけど・・・。

でも、この映画について、同意・反論(?)いろいろな意見が聞けて面白いですよ。
皆さんにきちんと紳士的に自分の意見を語ってもらえて、自分も気取らず本音のレビューを書いた甲斐があったと思いました。
よろしかったら、また覗いてやってください。
by 管理人 (2010/04/26 11:48 PM)
DVDにて鑑賞。
なんか変にひねりすぎというか、観客の裏をかこうとしすぎというか...もっと素直に「真犯人を探す母親の話」でもよかったのではないでしょうか(実はそっちを期待してました)。観た後、スッキリ!感動!!もアリだったと思うのですが...(あと、知的障害者に頼るのはもうやめてほしい...)。作品のパワー感、画の美しさは流石です。
by haku (2010/04/28 9:54 PM)
hakuさん、コメントありがとう。

自分も「真犯人を探す母親の話」かと思って見ていたクチです。
まあ、ああいう展開にする事によって、より「母親の異常な愛情」度が強調されている気はしますが、知的障害者に頼っているという点は同感です。

しかし、この記事だけコメントが良く付くなぁ。
別にアンチを募っている訳では無いのだが・・・・。
by 管理人 (2010/04/28 10:39 PM)
ぶらりと立ち寄りましたが、コメントさせていただきます。
俺も管理人さんやナナコさんとまったくの同意見です。
観終わって何とも言えないわだかまりというか、釈然としない感情が込み上げましたよ。
題名が合ってないからでしょうね、多分・・・
俺は「母の異常愛」とかいう題名だったら表現しきった映画だと感じるので、高評価したかもしれませんが、題名とのギャップに違和感を感じて、嫌な裏切られ方をしました^^;
罪を犯した子供を守るのは親でしょうが、きちっと罪を償わせて立ちなおさせるのが本当だと思う俺には、到底理解できない終わり方でした。
監督があえて異常な母性を描いて母性の間違えを表現したとしても、これが間違いだと気付かずに、「母親ならこういう行動に出る」なんて考えてる人間がいるかも知れないと思うと近所付き合いが怖くなりました。
邦題つけた人の感性を疑う映画ですね。人には勧められない、というのが俺の感想です。
悪口になってしまってすみませんですm(_ _)m
by セン (2010/06/05 5:19 AM)
センさん、コメントありがとう。
(返事遅くなりました)

確かに邦題が足を引っ張っている所もあると思いますね。
(自分のレビュー本文でもそんなような事を書いてます)

もっとも、別の邦題だったとしても、やっぱり受け入れられると言う事は、自分には無いと思っています。

それにしても、この記事はコメントが多いなぁ。
皆さんきちんと自分の解釈を元にコメントして下さるので、とても参考になります。
改めて、コメントを下さった皆さんに感謝します。
by 管理人 (2010/06/07 12:28 AM)
傑作。冒頭の踊りが後半のシーンに繋がるとこなんて身震いする。ラストのシーンも最高。母が息子の無罪を証明することが母が母であることを証明するように。そういう意味で邦題もこれまた秀逸。この映画の良さがわからないのが不思議。「殺人の追憶」見てみよう。韓国だったらキム・ギドクの作品全部見るところ始めましょう♪
by 0816 (2010/08/16 3:51 PM)
0816さん、コメントありがとう。
>母が息子の無罪を証明することが母が母であることを証明するように。

えっと、この母は息子の無罪なんて証明してないでしょ。
それどころか、実はやってるのを知って隠蔽に走ってるでしょ。

従って「そういう意味で邦題もこれまた秀逸」という結びは成り立ってませんよ。
by 管理人 (2010/08/17 12:08 AM)
0815さんがおっしゃっている
>母が息子の無罪を証明することが母が母であることを証明するように
というのに私はすごく納得できました。
息子は有罪であると母は確信しても、この母は息子の「無罪」を証明しました。それはモラルや正義感というものより母としての愛を選ぶことで、母であり続けることを選んだ結末でもあります。そういう意味では邦題もなかなか素晴らしいと思います。
モンスターペアレンツを絶賛というコメントがありましたが、それは的外れだと思います。この映画がハッピーエンドならそうでしょうがあきらかに違いますよね。まったく美化もされていまえん。
>・「バカ」と言われただけで人を殺す息子
>・それを知りながら、息子をかばう為に人を殺す母
この映画は確かにこういう事実を描いています。しかしそれは単純な人間の傲慢から起きたわけではありません。例えば馬鹿といわれたらやり返せというのは障害のある息子を守るための言葉であったと思います。すべて愛や純粋さ故にたどり着いた結末です。そんな感情がやがて狂気へと変わるという人間の一面を非常に丁寧に描いている作品だと思います。
序盤は良識のあった母が、自分の息子よりもさらに重い障害を持ち、両親のいないつらい立場にいる人間に濡れ衣を着せて号泣するシーンに象徴されていると思います。母の愛を選らんだその瞬間から良識やモラルをすべて捨てることになった母とモンスターペアレントなどという単に息子かわいさだけの人間とは次元が違います。この母は代償として社会から外れた存在になったのです。
これは私の解釈ですが、ラストシーンで一人ポツンと座る母が自分の足に記憶を無くす壷にハリを刺します。おそらくそれで記憶が消えてはいないのでしょうが、なんとか再び集団の中に戻ろうと、現実逃避をするように他の観客たちと共に踊り狂う姿は、集団に紛れても紛れきれず印象的で、事情を知る観客からはやはり歪に見えてしまう。その姿はとても物悲しく私はある種の感動を覚えました。
決して愛があれば殺人してもしょうがないよねという映画ではないでしょう。
母の愛も、親子の絆も、母の狂気も全て内包した何とも言えない感情を描いた映画だと私は思います。
単純な娯楽映画ではないのに、一見そんな感じのストーリーで進み、とても重い結末でもあるので、確かに見る前に多少は覚悟しないと戸惑うだろうなとは思いました。

長々と失礼しました。
by xyz (2010/10/22 10:26 PM)
xyzさん、コメントありがとう。

記事をアップしてから1年経ちますが、未だにコメントが寄せられるのも面白いです。

私の考えは既に書き尽くしているので、xyzさんのコメントに対して新たに述べる事はございません。

ふと思ったのですが、私とか最初のコメント主のナナコさんは、「検事」的な立場でこの母子を見ており、一方でxyzをはじめとした擁護派(という表現が正しいのか疑問ですが)の方々は「母の弁護士」的な視点なんだろうなと感じました。

もちろん、どっちの視点が正しいとか間違ってると言うつもりはありません。
「色んな見方があるんだな」に尽きます。
by 管理人 (2010/10/23 12:34 AM)
管理人さん一年もたっている記事にコメントを返してくださりありがとうございます。
ちょうどWOWOWで放送されていたのです。

やはり母の弁護というのはちょっと違うかなと思います。擁護する気もないんです。
私は人間がこんな恐ろしいものになる過程がどういうものであるかを解明する、人間分析の映画だと思います。
殺人が非人間的な感情ではなく、むしろ人間的あるがゆえにおきるというのが監督のメッセージでしょう。
検事的とか社会的な立場から少しでも解放するために息子の冤罪を証明するミステリー的体裁で母に感情移入させようとしたのでしょうと私は推測しています。
社会正義で言えば、検事的立場から見れば、当然この母子は裁かれる存在です。
しかしそれはこの映画のテーマではないでしょうから、彼らが良い悪いという視点にとらわれてはこの素晴らしい映画が不快なものになると思い、少し残念に思えてコメントしてしまいました。
もちろん、おっしゃるとおりに映画の視点はそれぞれであります。またある意味で、母への完全な感情移入が息子の真実を知るまでに完成できなかったのは、監督が観客との勝負に負けたということなのでしょう。
by xyz (2010/10/23 1:50 PM)
私も最近この映画についてまとまった文章を書こうと考え、「他の人がどんな意見を持っているのか」知りたくてこのサイトにたどり着きました。
うーん、そういう感想になるのも分かる気がしますが、本作のすごいところはそういう道徳・倫理とか信賞必罰・因果応報的な「こうあらねばならない」というものを飛び越えて、「人間の業」とでもいうべき「深い暗闇」「ケダモノじみたおぞましい本能」に突き当たっている部分なんじゃないかなあ。例えばディズニーとかがアニメ化したグリム童話は夢とファンタジーと「生きる道徳・倫理」を与えるエンターテイメントとして上質ですが、「甘ったるい砂糖菓子」「人間の暗部も何も描かない虚飾虚構の世界」なんて思う人達もいて、『母なる証明』を絶賛する人達はおそらく後者のメンタリティを持つひとたちだと思うのです。もう一つたとえるなら、ハリウッド映画で50年代的なミュージカルとかメロドラマとか明朗な作品を好むか、70年代ニューシネマのように腹にズシンと来るものに手応えを感じるか、と言う違いのように思うのです。
ポン・ジュノ監督は、息子の犯罪を認めたくなくて△△が@@を殺すあの部分を原点にして本作を作り上げたそうです。支配し飲み込み、前後見境ない「凄まじき母性」「どろっとおぞましい性(サガ)」を描きたかったというのが監督の訴えたかったこと、創作の動機なのではないかと思います。そんなこと訴えて何になる、と思う方は思うかもしれませんが、道徳などでははかれないこの「ぞっとするような業」をテーマにするということ自体がポン・ジュノの天才であり、世界最高級の文学にも拮抗するものがあって、それを何となく感じた人達が絶賛したのだと思うのですね。坂口安吾がかつて書いたように、グリム童話赤ずきんちゃん原型「赤ずきんちゃんはオオカミに食べられてしまいました。おしまい。」の救う様のなさに「文学のふるさと」を見る、という感じのものです。
もしかしたら管理人さんは女性でしょうか。もしそうだとしたらこのような見解になるのは当然なのかもしれませんね。私の実の母親は本作のように尋常じゃない人物ではありませんが、男性である私は「母親のぞっとするような猛り狂った母性」を何となく無意識の中に感じて育っていて、恐ろしくも壮絶なリアリズムを本作に感じました。類推するに本作を絶賛するのは男性が多いように考えます。東洋の男性は生得的に「女陰に飲み込まれる恐怖感」を感じて育つといわれていますが、恐らくはそういうことなのかもしれません(対して西洋の男性は「去勢不安」を抱えるものだそうです)。
こんなことを考えたのは『グエムル』にて怪物が人をはき出すのが出産に似ていて、口も女陰の形状に似ているし最後にカンドゥが鉄棒を口に突き刺して倒すのは「男根の回復と、それによる新たな子どもの獲得、父たることへのイニシエーション」なんてことを感じていたからです。おそらく『母なる証明』はその世界観を引き継いでいる、もしくは『母なる証明』であらわにした世界観が『グエムル』に投影している、と私は考えています。本作に拒否感を持つのは当然。世界最高の文学だって「猛毒」を含んでいるものがほとんどで口当たりの良いものはなく、だからこそ傑作なのです。『母なる証明』もそのようなものです。受け入れられないのと傑作であるのとはまた別次元。なぜ本作が絶賛されるのかという一方の見解を知ってもらいたくて長文のコメントを書き込みました。近いうちに『グエムル』『母なる証明』のYAHOO映画レビューを書こうと思っています。もしまとまった形で私の見解を読みたければどうぞご覧ください。
by 真木 (2010/10/29 2:47 PM)
あなたはよっぽど品行方正な生き方をしてきたんですね。
そもそも映画に倫理感なんてものを持ち込むことの方が気持ち悪いです。
この映画は多面的な見方ができ、
いろいろな解釈ができます。
そういう映画が本当にいい映画です。
もう一回

そういう映画

そういう映画
by ガーネット (2010/12/12 1:32 PM)
はじめまして。
大変興味深く読ませていただきました。
私はポンジュノ監督の『吠える犬は噛まない』『殺人の追憶』の面白さがよくわからなかった為、この映画が非常に楽しめました(笑)
知的障害の子を持つ親の葛藤。
私自身知的障害の息子がいますが、かわいいという気持ちと同時に殺したらどんなに楽かと思う日もあります。
愛情を注ぎたいという想いと裏腹に殺してしまおうと農薬を飲ませた負い目がより一層、歪んでいるにせよ、この映画で表現されている息子に向ける愛情の一つの形になっているのではないでしょうか。
真実は一つではなく、ポンジュノ監督はリアルではないにせよ、この映画で一つの真実(愛と憎しみ)を語ることに成功していると思います。
私は子を持つ母親として、この映画が大好きですし、不謹慎に思われるでしょうが共感できます。
さすがにカッとなって人を殺すことはありませんけどね(笑)
by た (2011/01/27 8:08 AM)
先週深夜にこの映画が放送されていて見ました。皆様のコメントみました。この作品は奥深い映画だと思います。 xyz さんのコメントに同感いたしました。
by オンマ (2012/07/07 6:11 PM)






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■映画『母なる証明』
あまりの重苦しさに、息が詰まりそうになってしまいそうになる、映画『母なる証明』。 閉鎖的な田舎町で起こった殺人事件の真相を追う被害者の母の姿…。 真相は藪の中です。 いえ、すべては母の記憶の中にあるのでしょう。。。 <STORY> 記憶力が弱いト
Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ> (2010/08/24 2:42 AM)
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