2008.10.27 Monday/22:57 |
【116】ハロウィン ★★★★☆ |
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie |
まさにこの時期にピッタリのハロウィンを鑑賞。
ハロウィンの夜、母の恋人(というよりヒモ?)と、アバズレな姉とそのヤリ友を惨殺して精神病院に収容されたマイケル。
病院でルーミス医師のカウンセリングを受けていたが、事件から17年経ったハロウィンの夜、警備員らを惨殺して脱走。
生家を目指すマイケルの目的は、殺さなかった幼い妹か、それとも・・・
言わずと知れたカーペンターのホラー金字塔をロブ・ゾンビがリメイクした1本。
ロブのことだから、さぞかしハイテンションなんだろうと思っていたが、意外や意外(?)前半からマイケルの育った環境などをジックリと見せていく。
母はストリッパーで、そのおかげで学校では苛められる毎日(後にイジメっ子を撲殺するが)、そのヒモ男は仕事もせずにグダグダ言ってるだけ。姉貴はエロが服着て歩いてるような馬鹿女。家族がいるのに2階で平気でハメハメ。そしてまだ赤ちゃんの妹は泣いているばかり・・・・
まぁ〜そんな環境で育てば何かおかしくもなろうかというもの。
ペットや小動物を殺して死骸をカバンに入れたり写真を持ち歩いたりというヤバい兆候から丁寧に見せていきます。
この家族惨殺あたりから何かとマスクに執着するようになる心理がやや分かりづらいものの、マスクを被る事でよりダークで邪悪な殺人願望が出てくるのが良く分かります。
大人になったマイケルは、やたらとデカい図体になっており、脱走も容易いもの。狙うは残してきた妹のようだ。
まだ赤ちゃんだった妹を、17年後の今、何故判別できるのかという突っ込みはナンセンスというものです。
今やハイティーンになった妹のローリーちゃん。
事件後、とある家に養女に貰われて真面目でカワイイ女の子になってます。
このローリーちゃんがまたメガネ萌えなのよ!
真ん中がローリーちゃんです。
ローリーちゃんを目指す過程でも何人も殺していくマイケル。そして遂にローリーちゃんを捕らえるマイケル。どうなる!?ローリーちゃん!!
まあ、とにかく後半もかなり王道な作りです。
テーマ曲もカーペンターのオリジナルにほぼ忠実な曲が使われており、何とも懐かしい感じすらします。
が、それが故に、「オーメン」と同じように、同じテイストであればある程オリジナルの面白さを再認識させられるという皮肉な結果になっております。
ロブ・ゾンビがカーペンター版をリスペクトしている事はひしひしと感じるのですが、現代風のスカっとしたスラッシャーを期待した人にはやや不満が残るかも。
自分としては、生い立ちをジックリ描いた前半と、切なくも感じる終盤はそれなりに心に残ったので4点差し上げます。
キャストの方は、「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェルがすっかり爺さんっぽくなって登場したのが興味深かったのです。
が!ウド・キアが出ていたはずなのに見逃してしまいました。精神病院のスタッフだったらしいが。。。。
その代わりと言っては何だが、あの「ゾンビ」のケン・フォーリーがマイケルに惨殺される役で出ているではありませんか!
既に還暦を迎えたものの、何故かパンフにもしっかりと写真があります。
ああっ、ピーター(「ゾンビ」の役名)が・・・・
これは知らないで見てたのだが、あの黒人の太めのオッサンを見てすぐに「おっ!?ケン・フォーリーに似てるけどまさかな。。。」と思ったのよ。
『ドーン・オブ・ザ・デッド』(「ゾンビ」のリメイクね)は出てるの知ってて見たから普通だったけど、今回は不意を突かれたぶん嬉しかったですね。
ちなみに「ハウリング」のディー・ウォーレスも出ていたようですが、そちらは気付きませんでした。。。
という具合に、何かと古くからのホラーマニアを歓喜させる場面も見所なので、興味のある方はどうぞ。
最後に、公式サイトの「MENU」から各種項目を選択すると色んな叫び声が聞けます。
(何か間抜けっぽい叫び声もあり、妙に可笑しいです)
よろしければポチっと投票お願いします。⇒
ハロウィンの夜、母の恋人(というよりヒモ?)と、アバズレな姉とそのヤリ友を惨殺して精神病院に収容されたマイケル。
病院でルーミス医師のカウンセリングを受けていたが、事件から17年経ったハロウィンの夜、警備員らを惨殺して脱走。
生家を目指すマイケルの目的は、殺さなかった幼い妹か、それとも・・・
言わずと知れたカーペンターのホラー金字塔をロブ・ゾンビがリメイクした1本。
ロブのことだから、さぞかしハイテンションなんだろうと思っていたが、意外や意外(?)前半からマイケルの育った環境などをジックリと見せていく。
母はストリッパーで、そのおかげで学校では苛められる毎日(後にイジメっ子を撲殺するが)、そのヒモ男は仕事もせずにグダグダ言ってるだけ。姉貴はエロが服着て歩いてるような馬鹿女。家族がいるのに2階で平気でハメハメ。そしてまだ赤ちゃんの妹は泣いているばかり・・・・
まぁ〜そんな環境で育てば何かおかしくもなろうかというもの。
ペットや小動物を殺して死骸をカバンに入れたり写真を持ち歩いたりというヤバい兆候から丁寧に見せていきます。
この家族惨殺あたりから何かとマスクに執着するようになる心理がやや分かりづらいものの、マスクを被る事でよりダークで邪悪な殺人願望が出てくるのが良く分かります。
大人になったマイケルは、やたらとデカい図体になっており、脱走も容易いもの。狙うは残してきた妹のようだ。
まだ赤ちゃんだった妹を、17年後の今、何故判別できるのかという突っ込みはナンセンスというものです。
今やハイティーンになった妹のローリーちゃん。
事件後、とある家に養女に貰われて真面目でカワイイ女の子になってます。
このローリーちゃんがまたメガネ萌えなのよ!
真ん中がローリーちゃんです。
ローリーちゃんを目指す過程でも何人も殺していくマイケル。そして遂にローリーちゃんを捕らえるマイケル。どうなる!?ローリーちゃん!!
まあ、とにかく後半もかなり王道な作りです。
テーマ曲もカーペンターのオリジナルにほぼ忠実な曲が使われており、何とも懐かしい感じすらします。
が、それが故に、「オーメン」と同じように、同じテイストであればある程オリジナルの面白さを再認識させられるという皮肉な結果になっております。
ロブ・ゾンビがカーペンター版をリスペクトしている事はひしひしと感じるのですが、現代風のスカっとしたスラッシャーを期待した人にはやや不満が残るかも。
自分としては、生い立ちをジックリ描いた前半と、切なくも感じる終盤はそれなりに心に残ったので4点差し上げます。
キャストの方は、「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェルがすっかり爺さんっぽくなって登場したのが興味深かったのです。
が!ウド・キアが出ていたはずなのに見逃してしまいました。精神病院のスタッフだったらしいが。。。。
その代わりと言っては何だが、あの「ゾンビ」のケン・フォーリーがマイケルに惨殺される役で出ているではありませんか!
既に還暦を迎えたものの、何故かパンフにもしっかりと写真があります。
ああっ、ピーター(「ゾンビ」の役名)が・・・・
これは知らないで見てたのだが、あの黒人の太めのオッサンを見てすぐに「おっ!?ケン・フォーリーに似てるけどまさかな。。。」と思ったのよ。
『ドーン・オブ・ザ・デッド』(「ゾンビ」のリメイクね)は出てるの知ってて見たから普通だったけど、今回は不意を突かれたぶん嬉しかったですね。
ちなみに「ハウリング」のディー・ウォーレスも出ていたようですが、そちらは気付きませんでした。。。
という具合に、何かと古くからのホラーマニアを歓喜させる場面も見所なので、興味のある方はどうぞ。
最後に、公式サイトの「MENU」から各種項目を選択すると色んな叫び声が聞けます。
(何か間抜けっぽい叫び声もあり、妙に可笑しいです)
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