映画感想を中心とした管理人の戯言です。
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2020 >>




RECOMMEND
【20-035】一度死んでみた ★★★☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開直後に一度死んでみたを観てみた。
※外出自粛のお達しが出る前の週です。

製薬会社の社長を務める父の計(堤)と一緒に暮らす大学生の七瀬(広瀬すず)は、研究に打ち込むあまり母の死に際にも現れなかった仕事人間で口うるさい父が嫌でたまらず、顔を見るたびに死んでくれと毒づいていた。
ある日計は、一度死んで2日後に生き返る薬を飲んだためにお化けになってしまう。何も知らずに動揺する七瀬は、遺言により社長を継ぐことになり、計の会社に勤める松岡(吉沢)から真相と聞かされる。


ん〜、こういうコメディ(ナンセンス・コメディ)って、本当に難しいよね。
割とすんなり笑えるものもあれば、何か自分には合わなくて全然笑えないのもある。笑いのツボなんてひとそれぞれだし、それを誰がやってるかにもよるからね。
この映画では、広瀬すずのコメディエンヌという観点では合格点と思いつつも、話としては自分にはハマらない(つまり前者ね)結果となり、平均点止まりでした。

「一流製薬会社の研究室が小学校の理科室レベル!?」「遺体をいつまでも食堂に安置!?」「2日前にゴミ箱に捨てた紙にヒントが書かれてて、それを見つけられるって出来過ぎ」「いくらなんでもあのイベントは葬式以外の何物でも無い。ホテルでやるのは無理」「金庫の鍵のパスワードも難易度高いのに短時間でアッサリ開き過ぎ!」なんて幾つものツッコミどころは看過できる(コメディに対してクソ真面目に突っ込むのもナンセンスです)けど、そうであればもっとドタバタと下らない方に倒れて欲しかったかなぁ。
更に、死んだ父ちゃんの幽霊姿が娘にだけ見えるっていう設定も今イチ膨らんで無くてもったいない。

恐らく、「けっこう面白いじゃん」と受け入れられる人と「つまんない・・」と外してしまう人で真っ二つになるであろうこの映画。
それでも広瀬すずファン(又は興味のある人)は観て損は無いかと思います。
ある程度笑いには寛容で、ツボが浅い人が観ても、ドカンドカンと爆笑できる程ではないと思いますが、軽く笑いたい人向けです。
くれぐれも真面目すぎるツッコミは厳禁ですぞ・・・。

<その他ワンポイントコメント>
・なぁちゃん(本家七瀬こと西野七瀬)がチョイ役過ぎて草
・野口聡一さんの棒読みがジワるww。
・他にも豪華すぎる(けど、どこに出てるか見逃しがち)チョイ役を見つけるのも楽しい。
・エンドロールで帰っちゃダメ

◆パンフレット:820円

一度死んでみた
こちらに告知が出ていたのを知らなかったけど、TOHOシネマズに行ったら限定タイアップチラシがもらえてラッキー♪
 ※表面は一番左の柄と共通で、裏面が真ん中の柄になっています。
 ※その表裏の違いは、ソフトバンク公式Twitterで公開・・??

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-034】仮面病棟 ★★★★☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
★以下記事は、公開直後に鑑賞していましたが、投稿が遅れていました・・・★

コロナの影響で映画館にも行きにくい状況ですが、ムビチケ買ってあった事もあり仮面病棟を鑑賞。

医師の速水(坂口)は、一日だけの当直医として元精神科病院に出向く。
だがピエロの仮面をかぶった凶悪犯が突然押し入り、傷を負った女子大生の瞳(永野)と院内に立てこもる。
速水は、身元のわからない64人の入院患者や病院の職員らと一緒に監禁されてしまう。


今回の記事は、ネタバレ無しで行きます。
と言う事になると、言いたい事は9割以上がい言えなくなってしまうわけですが、観ている最中は、サスペンス・ミステリーとしてはけっこう楽しく観ていました。
病院自体の謎(何がある?)、立てこもり犯の謎(誰か?目的は?)、カワイい永野芽郁ちゃんは無事に保護されるのか?・・etc
それらは一通り綺麗に落ちていると思ってましたよ。伏線めいたものも良く回収されているし。
でも、最近たびたび感じるんですが、観ている最中は良いと思っても、そう思ったそばから(または観終わってすぐに)「いや待てよ?あそこはおかしくないか?」「あれは出来過ぎだろ」という気持ちが出て来ちゃうのです。
この映画もそうだったのです。

まあ、そういった細々したことをいちいち重箱の隅をつつくようにドヤ顔で指摘してたら娯楽映画はたまりません。
自分もある程度は許容して「面白ければいいじゃん」と割り切る事も多々あります。
でも、この映画は決定的に許容できなかった点が2点ほどあって満点は付けられませんでした。
その2点が何かは、めちゃくちゃネタバレになるので書きませんが、割とこの映画のストーリーの根っこになっている事なので看過できなかったわけです。
でも、それを割り引いても面白かった事も事実。なのでこの採点です。
すみませんね。肝心な事を何も書かずに、意味不明ですよね・・・。

で、期待の永野芽郁ちゃん。
茶髪&濃いめのグロスというのが新鮮なような似合って無いような・・という所はありましたが、全体的には満足です。
ただの人質では終わらないな・・と予想してましたが、なるほど!そう来たか!!と良い意味での裏切りもあって満足です。
もう1人、看護師の内田理央。何かいい感じにエロい漢字でありつつコスプレ感満載の制服姿は良かったですよ。

と言う事で、オチを観てからもう1回最初から観ると、幾つか発見がありそうなこの映画。
いつか衛星波か何かで放映されたらじっくり再見したいと思います。

◆パンフレット:820円

仮面病棟
仮面病棟

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-033】地獄の黙示録 ファイナル・カット ★★★★★
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
世間はコロナ禍で外出も控えるモードだが、IMAXで上映されるというこの機会を逃したくない一心で地獄の黙示録 ファイナル・カットを観に映画館へ行ってしまうのでした。

ベトナム戦争が激化していた1960年代末。アメリカ陸軍のウィラード大尉(マーティン・シーン)は、カンボジアの奥地に自分の王国を作り上げたカーツ大佐(マーロン・ブランド)を暗殺するよう命じられる。
ウィラードと4人の部下は、ジャングルを流れる川を哨戒艇でさかのぼる。


この映画は「初公開時」「特別完全版」「デジタル・リマスター」(2018年の「午前十時の映画祭」)と、何度も映画館で観ているが、とにかくこの映画は「映画館で観るに限る」と強く思った結果でもあるんです。
そんな映画がIMAXで上映されると!しかも、ファイナル・カットという新たなバージョンだと言われちゃあ観に行かずにはいられません。
コロナの事もあり、直前まで迷ってましたが、近所のTOHOシネマズ某所では、当日朝の段階で10席も埋まって無い(キャパは370ほど)という事もあり、周りに人が居なくて飛沫感染リスクが極めて低い席(それでもそこそこ真ん中へん)で観る事にしました。

この「ファイナル・カット」は、上映時間182分で、初上映時の153分よりも30分長く、特別完全版の202分よりも20分短いという内容になっています。
特別完全版で追加されてた「台風でヘリが不時着していたプレイメイト一行とウィラードたちとの幕間劇」がバッサリとカットされた以外は大きな削除シーンは無く、ところどころ「あれ?この場面って初めて観るような・・」というシーンが追加されています。
特にフランス人入植者との交流場面は特別完全版よりも更に長くなっていたような気がします。

しかし、やっぱり前半ですよ。
オープニングのヘリの音から「The End」で早くも鳥肌ゾワゾワ。
もう何十回観たか分からない(その場面だけ動画で保存して、たびたびPCで観ている)例のワルキューレに乗って繰り広げられる戦争シーンはIMAXで観ると大興奮間違いなしです。

やっぱりこのシーンって、この映画のテーマを表している重要なシーンだと思うんですよ。
キルゴア中佐はカッコいいけど、どう見ても頭おかしいです。
サーフィンしたいから、そのそばにあるベトコン拠点の村を破壊しに行っちゃうんだもん。
その割には傷を負った敵側の幼子と母親をヘリで救出したり、はらわたが出そうなのを鍋の蓋で押さえている敵の男に「俺の水をやる」と言ってみたり(良く見ると、結局水はあげてなかったような・・ww)、やることなす事キチガイじみてます。

「朝のナパームは格別だ」
いやいや、むしろカーツ大佐よりもクレイジーなのはキルゴアだろ!と突っ込みたくなるほどの強烈な個性です。

その後も相変わらず狂ったやつらが次々と出てきて、カーツ王国に着いてからの内容はやっぱり頭に入ってきません。
コッポラ自身も良く分かって無いクライマックスのようですし、もはや正解は無いと思っていますが、何故か今回は不思議と眠気は全く無く、体感1時間40分くらいで3時間の全編を観終える事が出来ました。
最後の「王国爆破シーン」は無く、エンドクレジットは有ります。
あの後ウィラードはどうするのか?
結局彼の居場所も戦場にしかない。やってる事はカーツと同じじゃないのか?と色んな意味でモヤっとしたまま悶々として観終わります。

まあ、本来であれば今回も星は4つですよ。
でも、この映画は理屈じゃ無く、「体験する映画」だと思うのですよ。
そういう意味では、IMAXの劇場の中で回りに殆ど人が居ないガラガラの状況で、まさに自分がその戦場の中に居るかのような疑似体験が出来た事は大満足(それが眠気が出なかった最大の要因ではないかと思う)という事で満点です。
惜しむらくは、本当なら109シネマズ川崎でIMAXレーザーで観たかった(クリアファイルももらえたと後で分かって更に後悔・・)けど、まあ今回は「周りに人が居ない」を重点要素にしたので仕方ないかな。

この先、もうこの映画をIMAX(又はそれ以上)の設備の劇場で観る事は難しいかもしれませんが、もし再び大画面&大爆音で観られる機会があったら、その時は何時間のバージョンだろうが、また観に来たいと思います!

◆パンフレット:販売無し

地獄の黙示録 ファイナル・カット

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-032】スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 ★★★★☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
前作はちょっと微妙だったけど、スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼を観てみた。

長い黒髪の女性が狙われた連続殺人事件が解決してから数か月後、同じ現場から新たな身元不明の死体が見つかる。
事件を追う刑事・加賀谷(千葉)はかつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野(成田)を訪ねると、獄中の彼は自身が師と仰ぐ「M」という人物の存在を明かす。
やがて恋人の美乃里(白石)が何者かに狙われていることを知った加賀谷は、やむなく浦野に捜査協力を依頼する。


またまたIT系を題材とした映画です。
この手の映画はデフォルトでITツッコミモードに入ってしまう自分ですが、今回のレビューではあまりそこは取り上げないでおきましょうか。
と言うのも、先日の「AI崩壊」ほどのツッコミ所は無く、定番のツッコミどころ(どんなサーバーでも「天才ハッカー」の一言で簡単に何でも出来ちゃう設定とか)ばかりだったし、「フリーwifi詐称」という出来事はリアルでも十分に有り得る話で、そこが良かった点でもあります。

で、そう考えると、全体的には「エンタメ映画」と思って割り切って観れば、まずまず満足できる内容だったかなというのが自分の感想です。
いかにも「羊たちの沈黙」を思わせるような「刑事とシリアルキラーとの関係」から、「M」なる人物の謎に迫る展開はそれなりに緊張感を持って観る事はできます。

ただ、「それなり」レベルに留まってしまう要因として、意図的かどうか分かりませんが、1つの要因として、まいやん演じる美乃里という女が何だかお高く止まっていると言うか、鼻につく所が挙げられます。
最初は「結婚に向けて煮え切らない彼氏にしびれをきらす女」という共感を呼びそうな設定でありながら、自分からその場を去っておきながらも後になって「追いかけてこない」と不満を漏らしてたり(何か、自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなる馬鹿女に見える)、極めつけはそんな彼氏が秘密にしているであろう母親が入所している施設を突然訪れちゃう所とか、更にはその母親にトラウマを抱えている彼氏に対して面会強要とか。
そんなに彼の全てを把握してなきゃ気が済まないのか?とドン引きしてしまいました。
そんな事なので、ラストの「そばにいて欲しい」という申し出に対して返す言葉が「断る理由が無いわ」というのも何か上からに感じてしまい、もっと素直に「はい。喜んで」とか言えないのかね?と思っちゃう。
実際は「この台詞なら刺さるだろ」という脚本のせい(実際、その台詞が良かったと思う人も相当数居るとは思うが)で、仕方ないが、スベって無いですか?

その他、
・JK16の正体がただのリア充女で「ホワイトハッカー」に見えない。
 しかもアッサリと身バレしてアッサリと殺されるとか脱力。
・お笑い芸人を何人も使い、癖を出し過ぎて笑うに笑えず、サイコサスペンス映画の中では浮いた描写になってる。
   ・署内でエロ動画見ちゃうバカ刑事(いちおうサイバー室の室長らしいww)のずん飯尾
    (死体見て腰抜かしてるし・・・)
   ・借金まみれの挙句、便器で溺れ死にさせられるという悲惨なクズ刑事のアルピー平子
    (凶悪な連続殺人犯の監視がこのクズ刑事1人だけとか・・)
   ・身ぐるみ剥がれてブリーフ1枚の姿を晒すポンコツ刑事のアキラ100%
    (いや、ブリーフ穿いてたら90%か?)
・井浦新の存在は、もはや「Mの正体をミスリードするための存在」でしかなく、行動がおかしい。
 顔の火傷の後について一切触れないのも、「異常なヤツ」という印象を与えてミスリードするための設定でしかない。
 おかげで「公安の刑事が護衛中の刑事と乱闘になり、おかげで美乃里が危険な目に遭う」という滅茶苦茶な話になっちゃってる。
・スプリンクラーが一斉に作動した程度でみすみす浦野(銀髪の警察官姿でいかにも不自然)に余裕で逃げられるのが無能警察過ぎる。
・警視庁のホストがハッキングされたという理由だけで警察署に殺到してる群衆っておかしくない?マスコミが押し寄せる場面の方が良いと思うのだが、結局それも浦野がドサクサ紛れに逃げるってシーンの味付けでしかない。
・加賀谷母が入所している施設の職員(今田美桜)が夜になってデート中の加賀谷に母親の事を直談判しに訪れるってのも「そこまでするか?」という行動であり、結局「加賀谷に別の女が?」と思わせる為のエピソードでしか無い。

あぁ・・・せっかくIT関係でのツッコミどころが控えめなのに、結局肝心な本編に対してツッコミまくってる自分が居ました。
それでも4点付けたのは、ひとえに成田凌の怪演が冴えてた事が挙げられます。
もはやこのシリーズは浦野主役のサイコスリラーにした方が良いです。
はい。色々とツッコんでますが、その割には楽しく観てたのも事実です。
「ザ・娯楽」と思って割り切れば、そこそこですよ。

最後に、白石麻衣について。
正直、芝居はまだまだ全然です。前述の通り、キャラがどこかムカつく女だった事もあり、共感ゼロでした。
が、本職はアイドル歌手なんだから仕方ない。これからの伸び代に期待です。
そして問題の「レイプ未遂場面」ですよ。
特に胸をはだけてブラからおっぱいが出そうになるくらい迫られる場面が衝撃的ですが、自分はその場面は「ボディダブルだ」と思っています。
ええ、パンフに「そのシーンは頑張りました」的な事が書いてあったのも知ってます。
だけど、パンスト破られる所はまだしも、おっぱいピンチなシーンは自分は代役だったと確信してるんですが、まいやんファンはどう見たでしょうか?
(やっぱりさあ、おっぱいは画面に出てても、同じ画にまいやん顔が映って無いってのが不自然。本当に体張ったなら、顔も同じ画に入れるはずです。そうでないと体張った意味ないじゃん!!)
ブラ&背中シーンはまさにまいやん本人だっただけに、あそこが限度でしょうね・・・。

あ、エンドロール後に1シーンだけ続きがあるので帰らないで見てね。

◆パンフレット:820円(前作に続いてネタバレ多し)

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-031】犬鳴村 ★★☆☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
いかにもB級ホラーの臭いがプンプンする犬鳴村を鑑賞。

臨床心理士の森田奏(三吉)の周りで、不思議な出来事が起こる。
奇妙なわらべ歌を歌う女性、行方不明になった兄弟など、彼らに共通するのは心霊スポット「犬鳴トンネル」だった。
さらに突然亡くなった女性が、死ぬ間際にトンネルを抜けた後のことを話していた。奏は何があったのかを確かめるため、兄たちと一緒に犬鳴トンネルに向かう。


いわゆる「都市伝説ホラー」です。
自分は犬鳴村と言う都市伝説は知らないし、ガチで犬鳴村ってのが存在するのかも知りません。なので、あくまでも映画の中のお話と理解して観ましたよ。

毎度毎度書いてますが、ホラー映画であるからには「怖い」事が正義なんです。怖けりゃ筋とかどうでもいいとすら思ってました。
そういう意味で、この映画の「恐怖度」はどうだったかというと、自分採点では少し甘めにしても「中の下」くらいで、特段の怖さはありません。
割とオーソドックスな幽霊系の画だし、一部「急な音でビビらせる」ってのもありますが、総じて目新しさはありません。
そうなってくると、それを補完すべきストーリーや演出の工夫が必要となって来るわけですが、ハッキリ言ってこの映画の筋は散漫でとっ散らかってます。言ってみれば「一貫性が無い」とでも言うか・・・。

都市伝説であるからには、メインは「犬鳴村」に踏み込んだら祟られる話なんだと思いますが、並行して「森田家の呪われた家系」みたいな話があり、まあそれはまだ良いんですが、更に訳が分からないのは「遼太郎くんの周りに現れる実の母親の霊」の話です。
もはや遼太郎くんに至っては犬鳴村とは何の関係も無いように思えるんだけど意味ありげにストーリーに食い込み、挙句の果ては最後に牙まで生えちゃう。
もっと言えば、山野辺医師がターゲットになる理由も今イチ弱いし、死に方自体も無理矢理「溺死」にしている感じもします。

そんな感じで話が散らかってるので、それが収束に向けてクライマックスが盛り上がるのかと言うと、何だか時空を超えちゃったり、もう何でもありになってきていて緊張感は完全に喪失してしまいました。
色んなレビューを見ると、やっぱり「前半はいいけど終盤が残念」というコメントが非常に多いのも頷けます。

まあ、自分は半分以上は三吉彩花のホラークイーンっぷりを楽しみにしてたクチなんですが、三吉彩花ってガタイはいいし、顔も美人顔ゆえに「恐怖に怯える女の子」が板についてません。
ハッキリ言って、高島礼子の方が数倍もぶっ飛んでて良かったです。
こういう事ならむしろ幽霊とバトルする強い女を演じた方がサマになりそうな三吉彩花・・と思ったのは自分だけでしょうか?

結論:怖くない。話がとっ散らかってて意味不明。でも序盤はなかなか面白い。
と言う事で2点です。
清水監督よ、このまま落ちぶれてしわないで欲しいです・・・。

◆パンフレット:850円

犬鳴村

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-030】ドミノ 復讐の咆哮 ★★☆☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
入場特典のチラシ欲しさにドミノ 復讐の咆哮を鑑賞。

デンマーク市警の刑事クリスチャン(ニコライ・コスター=ワルドー)とラース(ソーレン・マリン)は、市内パトロール中にある殺人事件に遭遇。
クリスチャンは、犯人タルジを取り押さたが、隙を衝かれた際に、同僚ラースが重傷を負い、さらには謎の男たちに犯人を連れ去られてしまう。
拳銃の不携帯という自身のミスでラースを危険に晒したクリスチャンだったが、自身への失望と怒りから、上司からの謹慎処分を無視、同僚の女刑事アレックスと共に元特殊部隊員の過去を持つ犯人・タルジを追う。
その頃タルジは、事件の際に、米国CIAの男・ジョー(ガイ・ピアース)らに拉致され、家族を人質に、あるミッションを命じられていた―。


久々のデ・パルマ作品ですよ。
結果、随所のデ・パルマらしさは垣間見えたものの、話がクソ過ぎて入り込めませんでした・・・。

まず、主人公のクリスチャン刑事。こいつがとんでもないポンコツのダメ刑事過ぎてまずダメでした・・・。
早朝待ち合わせて出動すると同僚に約束したのに寝坊した挙句に女とイチャイチャして余裕かましたおかげで拳銃を部屋に忘れ、更に現場で拳銃が無くて困ったクソ刑事は、同僚の拳銃を借り、その間丸腰になった同僚は犯人に首を切られて瀕死状態に。
その犯人を追跡する過程で借り物の拳銃を落としてしまい、みすみす犯人を逃した上に、拳銃不携帯の責任を問われると、「車に忘れただけだ」と見苦しい嘘の言い訳。
こんなクソ刑事が主人公になっても、感情移入できませんよ・・・。
その瀕死の同僚の代わりに捜査に加わった女刑事だが、実はこの女と同僚とが不倫の関係とか・・。
奥さんは身体に障害が有っても夫を愛してるのを分かってるのにゲス不倫。どいつもこいつも何なんでしょう?
女刑事の方は、不倫相手の分際で堂々と男の病室を訪ねて死にそうな彼氏相手に涙なんか流しちゃって(直後、廊下で奥さんとすれ違うも堂々としてる)、こいつもゲスいです。

肝心の筋書きの方も、同僚を殺した(瀕死だったけど結局死んじゃう)男を追ってるはずが、いつのまにかイスラム系のテロ組織相手の話へと変わってきてしまい、何だか軸がブレてます。
(件の同僚殺害犯も、途中から髪と髭が無くなり、別人みたいになったおかげで話が良く分からなくなりそう)
かと思ったら、ラストは超が付くほどアッサリと終わってしまいます・・・。何コレ??と思う事必至。
正直、「デ・パルマらしさ」が見える演出に満足する人も多いかもしれませんが、自分は「作品自体がクソ」という思いが勝ってしまい、楽しめませんでした。

最後に、テロ組織のボスがタルジの親父の首を切るシーン。。。あれは無いよな・・。
⇒生きてる親父の首をグイっと引き寄せ、片手でちょっと力を入れて首に刃物当てる(もっとも、その局部は画面外で見えない)と、あっという間に綺麗に切り落とされた親父の頭部を手に持ってるという・・・。

◆パンフレット:600円

ドミノ

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-029】ヲタクに恋は難しい ★★★☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
個人的には「変態仮面」以来久々の「福田コメディ」となるヲタクに恋は難しいを観てみた。

26歳の会社員・桃瀬成海(高畑)は、転職先で幼なじみの二藤宏嵩(山崎)と再会する。
イケメンで仕事もバリバリこなす宏嵩はかなりのゲームヲタクで、成海もボーイズラブを愛する隠れ腐女子だった。
成海は周りの人にヲタクと知られる“ヲタバレ”を恐れており、家族や友人にも内緒にしていた。


まあ、自分もヲタクのはしくれと自認しているわけで(坂道ヲタだったりホラー映画ヲタだったり、複数あるってのも相当だが)、この手の話には共感できそうという期待はあったわけです。
しかし、結果として、この映画の柱となるべき「ヲタク度」があまり感じられず、正直ガッカリでした。

まず高畑充希。
BL系のアニヲタねぇ・・。まあ、一般的には「恥ずかしい趣味」と言う風に思う気持ちは分からなくは無い。
でも、言うほど「重度なヲタ」なのか?と言うとそうでも無いでしょ。
現に就職して友達も居て、趣味との両立も出来てる。
多少「ヲタバレしそう」な言動はありつつも、あの程度なら何も隠さなくても「ええ、アニヲタですが何か?」と堂々としてりゃいいレベルじゃないの?と思ったのは自分でしょうか?
その点、山崎扮する宏嵩の方は、比較的気軽にゲーヲタである事を公言しつつ仕事もちゃんとしてる草食系イケメン。
ゲーヲタと言っても、この映画を観ている限りは「寝る間も惜しんで」とか「仕事に影響出るほど」という事は一切無く、普通に人とのコミュニケーションも取れるレベルじゃないですか。
そんな2人が「恋は難しい」ってタイトルつけられても、普通に「幼馴染同士の恋愛」としか見えず、原作がある話とは言え、タイトルに偽り有りと言わざるを得ません。

で、これは多くの人が指摘している事だけど、「ミュージカル部分が長い・多い」ってのはマイナスですよ。
たいしたテンポでは無い話だけど、あのミュージカルシーンで確実に作品の「流れ」ってのがいったん止まるんだから頂けません。

と、不満たらたらで低評価かと言うと、それだけでは無く、プラス要素もある事はあります。
何よりも高畑充希ですよ。
この人はもともとコメディエンヌの素質は大いにあると思っていたし、まだ「高畑充希」と言う人があまり知られていない2014年には福田監督の「女子ーズ」という馬鹿馬鹿しい(褒め言葉)映画で既に「うんこ!」とか連呼させられてた(笑)事もあり、面白かったですよ。
前述のミュージカルシーンも、長かったけど、高畑充希の歌唱に関しては安定の高レベルであったのもGoodです。
この映画を「高畑充希見たさ」という目的で鑑賞したのであれば、一定以上の評価が出来ると思います。

もう1人、注目は菜々緒ですよ。
ただの「いつもバーに居る女」だと思ったら、最後に見せたガチのコスプレ姿はキマってたし、そこで「菜々緒ポーズ」かましてたのも大ウケでした。

そんなわけで、トータルではプラマイゼロの平均点です。
おっと、エンドロールの曲って、意図的に「残酷なあの曲」に似せたのか!?という疑問が・・・(; ̄Д ̄)
ちなみに、福田作品の常連・佐藤二朗の芝居は相変わらずだけど、いい加減飽きて来ている自分が居ます・・。
また、逆にムロツヨシが若干抑え気味だったのは残念。
佐藤二朗の尺をムロさんに回して欲しかったです。
更に言うと、何気に福田作品常連になりつつある若月佑美の出番も少なくて残念でした。(ヲタ度の高い役柄は引き気味になってしまったが)

◆パンフレット:820円

ヲタクに恋は難しい

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-028】スキンウォーカー ★★★☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
またまた未体験ゾーンよりスキンウォーカーを鑑賞。

人間に寄生し命と記憶を奪い取る謎の生き物は、かつては一つの体で何年も生きることができたが、最近は数日で体が朽ちるようになっていた。
絶えず誰かに成り代わるしかない生き物は、いつも同じバーで会うジュリアに心を奪われるが、同じ姿を維持することも正体を明かすこともできない。
しかしあるとき、ついに自分の思い描いた関係を持つことができる。


一見するとボディ・スナッチャー系というか、「ヒドゥン」とかの人体乗っ取りSFなのかと思えるのだが、実際はちょっと違いました。
ある体を得ても、すぐに腐って朽ちて行ってしまうので、また新たな「器」を得なくてはならない。
その新しい器に入ると、古い器は切断・焼却して処分し、また新しい器の意識や人格を得ていく。
しかしそのサイクルがどんどん短くなっていき、頻繁に体を取り換えないといけない。
そのたびに体だけでなく人格・性格・その人の歴史が自分の精神に上書きされていく。
いったい自分は何なんだろう?という禅問答のようなテーマが根っこにありますね。

このスキンウォーカーの起源は何で、どういうきっかけでこんな「Lifechanger(原題)」になったのかは深く描かれない所はモヤっとするし、パラサイト系のモンスターSF映画を期待すると肩透かしになりますが、テーマ自体は興味深いです。
ただ、中盤までひたすらLifechangeを繰り返す流れが中心なので、ちょっと一本調子で退屈になりかけます。

うーん、やっぱり思ってたのと違う哲学的な話にちょっとついて行けなかった部分はあります。
ラストも色々微妙なので、観る方は心してください・・・。

◆パンフレット:販売無し

LIFECHANGER.jpg
この映画はチラシは出ていません。

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-027】DRONE/ドローン ★★★☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
引き続き未体験ゾーンからDRONE/ドローンです。

新婚のレイチェルとクリスは、新居で幸せに暮らしていた。
ある日、クリスが放置されていた1機のドローンを家に持ち帰ると、不可解な出来事が頻発するようになる。
レイチェルは、隣に暮らす女性を盗撮した画像がパソコンに残されているのを発見し、クリスが撮ったものではないかと疑う。
ドローンには、レイチェルのかつての恋人で、彼女と別れた後に殺人を犯すようになったラムゼイの魂が憑依していた。


ま、言ってみりゃあ「ドローン版・チャイルド・プレイ」って感じでしょうか。
そうは言っても、「チャイルド・プレイ」ほどのホラー感は無く、むしろ所々にコメディ要素が入っており、おバカホラー映画とも言えるテイストです。
実際、「そんなドローン、平気でかっぱらうなよww」「そんな近くの背後にまでドローン迫ってるのに気付かないのか!?」とか、真面目に突っ込み始めるとかなり忙しくなります。
話の筋としては、凶悪犯(ドローンに怨念を移した主ね)の意外な正体とか、いちおうは綺麗にオチているとは思いますが、ホラー/コメディともに、良く言えばバランスよく描かれているが、悪く言えばどっちつかずの中途半端。
個人的には、「怨念が移ったドローンが人を襲う」って言うシチュエーション自体がズッコケなので、もう少しハチャメチャにしてコメディ色強めにしてもらった方が良かったかな。
でも、「うんこをしている時に不審な物音が聞こえたら、まずパンツを履こう」というのが教訓として残りましたww。
そのシーンも含めて、グロ度は極めて低いので、安心してコメディタッチのホラーを楽しめる1本でした。

◆パンフレット:販売無し

DRONE.jpg

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
【20-026】ストレイ 悲しみの化身 ★★★☆☆
category: 2020年の映画レビュー | author: moeru-movie
今週も未体験ゾーンからストレイ 悲しみの化身を鑑賞。

愛する息子ヴァーニャが失踪したイゴール夫妻は、数年後、養子を迎え入れることを決める。
妻は児童養護施設でいじめられていた子供が気になって家に連れて帰り、行方不明の息子の名前で彼を呼ぶ。
ヴァーニャは、一緒に過ごすうちに息子に似てくる。あるとき妻が妊娠し、喜ぶ夫妻だったが、ヴァーニャが母親を見る目が変わる。


一見すると「エスター」のような話かと思ったけど、実際は怪物映画でした。
養子を迎えるってのはいいけど、どこをどう考えたらあの子を選ぶ理由があるのか?
もう、のっけから歯むき出して唸り声上げて威嚇しまくって、凶暴な野良犬そのものやん。
その後も人並みの可愛げが出る訳でも無く、野獣一直線。

最初はそんなケモノ子供に愛情を注いでいたような感じだった奥さんの方が、途中からドン引きになっちゃって、気が付けばダンナの方がケモノ子供寄りになっちゃってるのも今イチ良く分からない。
そして、このケモノ子供が実は「オーメン」のダミアンみたいに「実はジャッカルの子です」という流れに・・・・全然なってないのですが、いちおうは出生の秘密に迫るエピソードもあります。
だけど、何か今イチ盛り上がらないのはどうしてなんでしょうかね?
最終的には。失踪していたガチ息子がどうなっていたかの謎も解けるので、お話としてはまずまず纏まっているんですが、ケモノ子供が●●化する場面のCGのチープさもあり、ホラーとしてもパンチ不足だよな〜というのが自分の印象です。
まあ、さすがに未体験ゾーンクオリティと言ったところかな・・・。

◆パンフレット:販売無し

STRAY.jpg

よろしければポチっと投票お願いします。⇒
comments(0) | - |PAGE TOP↑ -
new old
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
LINKS
PROFILE
OTHERS
SEARCH