映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【19-063】アス ★★★☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
いちおうホラーなのか?という思いでアスを鑑賞。

アデレードは夏休みを利用して、夫と2人の子供たちと一緒に幼い頃住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪問する。
彼女は友人一家と落ち合いビーチへ出掛けるが不可解な出来事に見舞われ、過去のトラウマがフラッシュバックする。
やがて夜になると、自分たちとうり二つの不気味な4人組が家の前に現れる。


ジョーダン・ピール監督「ゲット・アウト」がまずまずアタリだったので、楽しみにしておりました。
その「ゲット・アウト」同様に、今作でも黒人一家が主人公です。
と言っても、「黒人」という設定は「ゲット・アウト」の内容ほど重要では無く、特に黒人だから何だとか、やれ人種差別だといった事はおおっぴらには主題にはなっておりません。(と自分は感じたが・・)

では何が見所かと言うと、「もう1人の自分に襲われる」というサスペンスです。
この「もう1人の自分」(正確には"自分たち"=US)なのだが、こいつらはクローンであり、そういうUSに会うという事はドッペルゲンガーとも言えるが、この映画ではこのUSたちがどう生まれて何をしようとしているのかは明らかにされない(又は非常にあいまい)です。
でも、「ゾンビ」だって何故生き返るのか分からないし、分からないからこそ怖いものなので、この手のホラーでは「何故?」を必要以上に気にするのはかえって興味が削がれます。

そんなわけで、ある一家の前に現れたUS。
隣家の一家にも同じようにUSは現れているのだが、何れも凶悪な存在で、USに狙われると惨殺一直線と言う感じになります。
そんなUSに立ち向かうのが、幼い頃にUSらしき「もう1人の自分」と遭遇していた事もある一家のお母ちゃん。
でも、このお母ちゃんの「ある秘密」が最後のどんでん返しとなります。

う〜ん、色々と社会性のあるメッセージも散りばめられている事は何となく感じるんだけど、日本人には伝わりにくいんじゃないかな。
「US」だって、「United State」とも言えるだけあって、やっぱり差別や貧困問題を未だに抱えているアメリカのお話でしょう。
「Hands Across America」の意味とか、「エレミヤ書11章11節」とか、その辺に理解があると感じ方も違ってくると思います。
それにしても、アメリカ人じゃなくてもこの映画で使われる凶器である「ハサミ」の痛々しさは十分感じられます。
まさに「鋭利な刃物」と言えるハサミは背中がゾワゾワしました。

個人的には、どんでん返しは良かったけど、全体的に「何じゃそりゃ」なエピソードも多く、日本人にピンと来ない所も幾つもあった点が気になったので平均点です。
コレ、オチを分かった上でもう1回観ると、色々と伏線が分かるかもしれません。

◆パンフレット:800円

アス

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【19-062】プリズン13 ★★★☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
B級と承知の上でプリズン13を鑑賞してみた。

大学生のマリ(堀田)は、人気VTuberのソフィアが行う公開実験に参加する。
それは12人の被験者を看守と囚人に分け、4メートル四方の部屋で7日間にわたって監獄での生活を疑似体験させるというものだった。
そこでマリは看守の役割を与えられるが、実験は徐々に過激になり死人まで出てしまう。


ベースは1971年にスタンフォード大学で行われた実験・・・と言うと『es/エス』『エクスペリメント』が連想されますが(その2本とも劇場で観ています)、そのシチュエーションを使ったB級邦画です。
結論から言うと、思ったよりも普通に密室の人体実験劇にはなっていたと思いますが、そこはB級。色々残念に思う所が散見されます。

この実験の肝は、対等なバイトの面々だったはずなのに、「看守」という「役」を与えられただけでマウントを取り、上から目線になり、挙句の果ては半ば暴力で相手を屈服させようとし、一方の「囚人」の方は、看守に服従し、許しを請い、奴隷のような扱いに堕ちていくという「心理的な変化」であるはずです。
この映画も、「ゲーテ」なる1人の看守が仕切っていき、調子に乗って力を鼓舞する所まではいいんですが、それ以上に何故か地下アイドルのGUMIが異常なハイテンションでいつのまにか女王様気取りで高飛車になっている心理的な変化がまるで描かれていない。
GUMIが女王様になったと思ったら、あれだけ仕切ってブイブイ言わせていたゲーテが気が付けば弱い男に成り下がっているのも良く分からん。
その後もひたすら「マウントを取り続けて要求がエスカレートする看守」「やられるばかりで反撃する気力も無い弱い囚人」という構図が続く。
う〜ん、「心理ホラー」と言ってもいい題材なんだけど、ただのイジメ現場を見てるだけの流れになっていましたよ。。。。

そうこう言ってるうちに、看守だったはずのマリが多数決で囚人になるという展開になりますが、その段になって「あぁ、やっぱりこの映画は堀田真由をフィーチャーするための映画だったのね」と気付かされます。
囚人と看守。2つの立場を共に演じ、どちらの立場でも根は真面目で正義感の強い彼女のキャラが立つ作りにはなっています。
そう割り切って観ちゃえば、そこそこ楽しめるとは思うのですが、なまじ「あれ?普通にスタンフォード大の実験話になってる?」と序盤で思えちゃった事でストーリー的な楽しさを求めてしまったのが裏目に出ました。

そんな心理描写不足に加えて、もう1つまるで生かされていない設定があります。
それは「実験の模様が動画サイトで配信されている」(但し生放送じゃないよ)というものです。
ハッキリ言って、劇中でその動画を見ているのは、マリの姉夫婦だけです。
もはや「姉夫婦が妹を助けに行く」という為の1つの要素でしかありません。
そんな配信を主宰する「VTuber」の「ソフィア」が実験の参加者に混じっていると言う展開もとても不自然で中途半端でした。
最初は某誰かさんがソフィアだと明かされ、本人も認めてたんだけど、終盤になって「やっぱり違う」となり、結局誰か良く分かりません。
「誰か分からない」というオチにするにしても、あまりにも無責任に投げ出してしまっている印象で、全くスッキリしないのは頂けません。
姉夫婦による救出劇も大した苦労も無くアッサリだし、もうちょっと脚本を作り込めば「ジャパニーズ・スタンフォード・エクスペリメントムービー」として評価できたのに残念でした。

そんなわけで、お話の方は残念でしたが、堀田真由ちゃんの一生懸命なお芝居とショートパンツ姿(それが看守服か!ww)が見所の1本。
B級と割り切って観ればそこそこかもしれませんので、お暇な方はどうぞ。

◆パンフレット:販売無し

プリズン13

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【19-061】シオリノインム(ネタバレあり) ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
「夏のホラー秘宝まつり」よりシオリノインムを鑑賞。

彼氏と別れて傷心中の詩織(松川)は毎夜、謎の男に抱かれる夢を見ていた。
戸惑いつつもその淫夢に陶酔し、日ごと妖艶になっていく詩織。
しかし、ある日を境に夢の男は恐ろしい姿に変貌し、ついに現実にも現れるようになる…


「夜な夜な幽霊に犯される」というと『エンティティー 霊体』が思い出されますが、結果的にこの映画はエンティティーどころかホラーでも無かったというのが自分の見立てです。
では何かというと、「セックス依存症で欲求不満の女の話」と自分は解釈しました。

セックスレスだった彼氏との満たされぬ日々に我慢ができず、ソロ活動(俗に言うオ〇ニー)に励んでいる所を見られた事をきっかけに別れて今はフリーの女・詩織。
毎夜毎夜夢の中で犯されるという事から、霊的なものを感じて盛り塩したりささやかな対策を行うも一向に改善せず、ついに淫夢の中の相手が具現化して目の前に現れるという筋書きだが、とにかく見ものはこの淫夢の中の怪物です。
名付けるとすると「全身黒光りテカテカヌメヌメ巨根フル勃起ピクピクモンスター」(長ぇーよ!)なんです。
要するに、元カレの巨根が忘れられず、寝てる間に夢に出るわ(そして寝ながら自分でヤってる)、仕事中に何度も鼻血ブーになっちゃうわ、もはや欲求不満もここまで来るとビョーキです。

でも、そんな詩織さんも同じバイト先の草食系の男子とめでたくSEXすると、どうやら解放されたように真っ裸で外を歩いたりします(何じゃそりゃ)
だけど、その濡れ場シーンがとにかく長ぇぇぇぇ!!!
もう延々とアンアンとやってる画を黙って観ている多くの観客www(舞台挨拶回だったので、少なくとも自分の周りは満席)

と、もはや下ネタしか書いていないこのレビュー。
当然見所は何だったかと言うと、ひたすら脱ぎまくる松川千紘です。
序盤から画面は彼女のおっぱいがドアップの連続なんですが、まあアップに耐えられるだけの美乳でしたよ。
乳首もキレイだし、大きさは・・・きっと大きいんでしょうけど、序盤からずっと仰向けでの露出ばかりだったので、その巨乳っぷりは今イチ良く分かりません。
しかし終盤のSEXシーンでは座位になったりしたおかげで大きいおっぱいも堪能できます。

「2分に1度はホラーかエロ」との触れ込みでしたが、自分言わせりゃエロばっかり。
松川千紘嬢はそのうちAVにでも行っちゃうんじゃないかと言う勢いのエロですが、いちおうホラーらしいので、そのつもりで観てやってください。
松川千紘のエロ目当ての方は、最初から最後まで満足できるかと思います。

まあ採点の方は、ホラー目当てだった事の落差もあって辛いですが、「淫夢」ですから。それ目当てで評価してみるとまた違った結果になるかな・・??

◆パンフレット:販売無し

シオリノインム

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【19-060】VAMP ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
キネカ大森で開催の「夏のホラー秘宝まつり」よりVAMPを観てみた。

父親から虐待を受け続け、生きる希望を失い自暴自棄に陥った女子高生・美以那(高橋)。
彼女の前に現われたのは謎の美女・苓(中丸)。
自らを“ヘマトフィリア(血液耽溺者)”と呼び、“生きるに値しない”男たちを殺し、血をすする苓が、傷ついた美以那を導いていく。
そんな二人の前に美しきヴァンパイアの影が忍び寄る…


タイトルの通り、吸血鬼の映画・・・・と思ったら、さほど吸血鬼感は感じられない映画でした。
もちろん「VAMP」と言うからには血を食するシーンはあります。
しかし、この映画での「吸血」はストーリー構成の1つの要素でしかありません。
むしろ中心は、JK美以那とVAMP苓の百合描写でしょう。
ズバリ!濡れ場もこの2人によるものなので、男とのSEXではありません。
更に終盤になると、一気に映画は「アクション映画」になっていきます。
自分のように「吸血鬼ホラー」を期待すると、やや拍子抜けのような失望のような感覚が出て来るでしょう。
アクション自体はまあまあ見映えもしてB級映画の割には及第点とは思いますが、そのクライマックスに行き着くまでの描写が盛り上がりに欠けているように感じてしまったのは、やはりホラー感を期待していたからかもしれません。

もう1回見所に戻って、中丸シオンと高橋真悠のエロですよ。
2人ともガッツリおっぱい出してます。
高橋真悠は「西の魔女が死んだ」の子役のイメージが強いですが、まさかおっぱい出してるとは思いませんでした。
中丸シオンの熟した美乳VS高橋真悠の微乳・大き目乳首はホラー感ゼロですがエロ感はまあまあです。

そんなわけで、エロ感は期待以上だったものの、ホラー度が今イチだったのでこの採点です。
あ、ベテラン刑事役でロッキー刑事(木之元亮)が出てて「!!」と思ったのは昭和世代のおっさんの証拠ですよね・・・(; ̄Д ̄)

◆パンフレット:500円

VAMP

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【19-059】スタートアップ・ガールズ ★★★★☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
劇場公開より一足早く、スタートアップ・ガールズの完成披露上映に行ってきた。

大企業勤務で起業家に投資する南堀希(山崎)と、大学生ながら起業家で天才肌の小松光(上白石)。
二人は、光のサポートをしているミズキ(山本)の考えで、小児医療で遠隔操作による診察を行うプロジェクトのビジネスパートナーになるが、光の身勝手さを目の当たりにした希は、彼女を信頼できなかった。


この手の「女の子+仕事」みたいな話だと、「希望を抱いて勤め始める」「だけど何をやっても失敗ばかり」「そのうち彼氏にもフラれる」「そんなある日、主人公のアイディアで大成功」「それをきっかけに会社のイケメンと急接近」「そして迎えた大事なプレゼンの日に思わぬハプニングが!」「主人公はこのピンチを切り抜けられるか?そして恋の行方は?」みたいなお花畑満開のお目出度い展開がテンプレートだと思っていました。

ところがこの映画は、そういったテンプレートには当てはまっていません。
まず、「恋」っていう定番要素が一切ありません。
そして「仕事」に関しては、希のほうは良くいる普通の「安定志向OL」なのに対し、光はぶっとんだ考えの大学生。
こういった「正反対の2人が組み合わさる事による化学反応」という流れはバディムービーの王道とも言えるでしょう。

「起業したい」という光に対して「常識的には」「現実的には「普通は」という接頭語を使って「ムリ」「リスクがある」と無理な事をしない希。
普通に考えたら希が正論だと思いますよ。
でも、この映画はさすがに演出もあったり、何だかんだでスポンサーが居て恵まれてるじゃん!という要素はあるものの、光の「そこで諦めたら終わり」「頭を使って考えてみる」と手を尽くして実現にこじつける。
起業して大ヒットさせるって、こういう「多くの人は"そんなの無理"・"理想論"・"前例がない"」で片づけてしまう事を諦めずに知恵を捻りだす所から生まれるんだよな・・・という事は考えさせられました。

まあ、正直劇中の「医療(遠隔診療)・福祉(保育園とか)×IT」の話は、分かったような分かんないような内容ですが、とにかく忙しくて時間が取れない人や、育児に困っている働くお母さん、保育士さんの為にツールを提供して暮らしやすい社会を作ろうとする光の心意気は気持ちの良いものでした。

しかし!

ちょっと不満を挙げると、この光の人となりというか背景がほとんど描かれていないのですよ。
何が彼女をそこまで動かすのか、医療とか福祉に拘る理由は?大学生なのに何でタワマン住んでるの?とか(既に幾つか起業して儲かってたんかな?と理解したが)、常に何かを急いでいる・常に何かにイラついてる理由は?といったあたりが何も描かれていないので、いまいち光が掴み切れないのは残念でした。
無事立ち上げて・・・って所で急に飽きちゃう所を見ると、そこまで福祉系をやりたい!って程でも無かったのね・・と思うとますます掴み所が無いですよね。。。。
(「始める事」にはパワーを注げるけど、いざそれを「続ける」という事には興味が無いと言う気持ちは少しは分かります)
一方の希の方は、辛うじて「父親が起業してた」「でも上手く行かなくて若くして死別した」という背景から現在は安定志向というキャラ付けがあるので、まだ馴染みやすいです。

と、そんな光(上白石)と希(山崎)。
何となく役柄的には逆の方がイメージに合いそうな気はしてたが、どうしてどうして。これはこれで面白かったです。
特に上白石萌音は、今までに無い役柄と言えるんじゃないかな。
赤い髪してぶっ飛んでて、でもズボラでマンションは汚部屋(ワイの部屋みたいだったwww)。
一方の山崎紘菜は、割とメイクも薄めにしていた事もあって、肉食系の濃い顔が「安定志向の普通の娘」に見えて良かったです。

劇中のカラオケ歌と言い、エンドロールと言い、ASIAN KUNG-FU GENERATIONがやけにフィーチャーされてるのは何だかなぁという気はしますが、全体的には尺が短い事もあってそれほど退屈せずに観られると思います。
まあ、あまり細かい所を突っ込むと冷めちゃいますので、ほどほどに。

上白石萌音と山崎紘菜と言えば2011年東宝シンデレラの「審査員特別賞」の同期。
(妹の上白石萌歌がグランプリ。この年はニュージェネレーション賞で浜辺美波も受賞)
そんな事も意識して観るとまた面白いと思いますよ。

◆パンフレット:完成披露上映会当時は未販売

スタートアップ・ガールズ

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【19-058】黒い乙女A ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
前作の「Q」が思ったよりも面白かったので後編を待っていました黒い乙女Aを鑑賞です。

身寄りのない芽衣(浅川)は、裕福な宇田夫妻(和田、三津谷)の養子になったが裏切りに遭い、同じく養子のラナ(北)と一緒に夫妻を殺してしまう。
ところが一連の出来事は、ラナが仕組んだ罠だった。
捕らわれの身となった芽衣に、仮面をかぶった少女の亡霊やゾンビなどさまざまな恐怖が襲い掛かる。


いやね、「Q」の方は思いのほか「けっこうアタリやん!」「Aも楽しみ!」って感じで自分の中では盛り上がったんですよ。
なので、少しハードルを上げて観たのですが、結果的にはガッカリでした。

まず1つ言えるのは、この「A」はかなりの割合で「Q」の焼き直しに見えてしまいます。
「Q」を観てない人への忖度なのか知りませんが、「Q」を観ている人にとっては「そこは観て知ってるわい!」っていうシーンが再度流れます。
と言うか、映画で描かれる時間軸そのものが「Q」とほぼ同じです。
まあ、冒頭で芽衣の幼少期シーンが描かれるため、そこの掴みは良かったんですよ。
でも、あれを見ちゃうと、大きくなってからの芽衣が時おり「弱い子」になる場面がどうにもミスマッチに思えてしまいます。
何かのスイッチが入ると、とてつもなく冷たくて怖い目つきに豹変しちゃう芽衣ちゃんという所は良かったけど、どうもキャラが掴み見れませんでした。

結局、ラナが宇田夫妻を操ってた事も「Q」の最後で割れてたわけだし、あとは「お多福様」が何なのか?とか、小ネタの種明かし(それ自体はストーリーに対して絡んでない)が付け加わるだけで、特に「解答編」と構えたほどの種明かしも薄い感じだったのがガッカリの要因となってしまいました。
恐らく「Q」「A」両方観た人は、「絶対1本にまとめられる(90分くらいで)じゃん!」と突っ込んだと思いますよ。

ちなみに、詳しくは書きませんが、クライマックスは「フォーガットン」並みにぶっ飛んでます。
恐らく深い意味は無いんでしょうけど、もはや理解不能な展開なので、真面目に考えずに「へ〜っ・・」みたいな感じでスルーする方が良いです。
※ラストの赤ちゃんシーンは、監督曰く「意味は無い」そうですので・・・(; ̄Д ̄)。

この「実質1本」を、「Q]「A」とも舞台挨拶回で、合計約5300円払ってしまった自分は上顧客ですよね。
そういう人には、サンプルで良いので「Q」と「A」の2枚折りチラシでもプレゼントして欲しいものです。。。
(そんなものは存在しないとは分かってますが・・・)

◆パンフレット:販売無し

黒い乙女A
※今回もいいポスタービジュアルなのにチラシが出ていないのは残念です。。。

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【19-057】ダンスウィズミー ★★★☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日のダンスウィズミーを鑑賞してみた。

一流商社に勤務する鈴木静香(三吉)は、曲が流れた途端に歌って踊らずにはいられなくなるという催眠を催眠術師(宝田)にかけられる。
翌日から静香は、テレビから流れる音、携帯電話の着信音、駅の発車メロディーなど、ちまたにあふれる音楽に体が勝手に反応してしまう。
なんとか術を解いてもらおうとするが、催眠術師はどこにもいなかった。


矢口監督の脚本と言えば、当然主人公は「鈴木」。
今回も三吉ちゃんが「鈴木」です。
と言う前振りはさておき、矢口監督の初期の「ひみつの花園」が大好きな自分ですが、ここ最近の矢口監督作には少々物足りなさを感じている所もありました。
そして今作。
何て言うかね・・・良くも悪くも手堅いコメディになってると思うのですよ。
昔の作品は、いい意味で馬鹿馬鹿しさが笑いを呼ぶ所はありましたが、この映画も言う程笑えなかったなぁ・・。
と言うのも、「踊りたくも無い」「ミュージカルをバカにしていた」という主人公が踊らずにはいられなくなるという事がドタバタを生むはずが、後半はコーチン名古屋を追いかけるロードムービーになってしまい、踊っちゃうシーンがさほど観られなくなってしまうのは拍子抜けです。

で、まあコメディなんだから細かい整合性なんかどうでもいいと思いつつ、何か色々と雑な展開が目立ってしまいました。
・序盤のプレゼン場面で踊ってしまい、フロアじゅうを滅茶苦茶に。
 →滅茶苦茶はいいんだけど、それで「おかげでプレゼンが成功」ってのは無理があり過ぎる。
・静かなレストランで誕生日ソングをきっかけに踊り狂ってしっちゃかめっちゃかにしてしまう。
 →そのシーン自体は非常に良いのだが、なぜにあそこで「ねらいうち」なのか、選曲意味不明です。
・途中の半グレ集団とのエピソード
 →車の液漏れから足が付くのも強引だが、何よりもダンスバトルをしてそれでおしまいというのが取って付けた感満載。
・途中であったシンガー(chay)とのエピソード
 →自分には尺稼ぎのエピソードにしか見えなかった。あそこで結婚式会場で暴れて終わる意味が分からん。
  それ以前に「ウエディング・ベル」では踊りだしてねーし。
  っていうか、自分のような昭和世代の中年には結婚式で「ウエディング・ベル」をかます意味がすぐ分かるが、平成世代には分からないのでは?
  更に、ひと暴れ終わって、最後に車を返したり、その割にはお金を置いて姿を消してたりと言うのも全部が雑。
・翌朝には出社しないといけないのに、前日夜に札幌でドンチャンやって、でもちゃっかり翌朝に都内に出社できるの?

と、「そこを突っ込むのはナンセンス」と分かりつつも、こうも重なると気になってしょうがなかったです。
極めつけはラストの主人公の行動意図。
あの旅のどこに「一流企業を辞めてあの太っちょ女と行動を共にするのか?」の理由があるのか、自分にはそこまでの2人の友情みたいなものが感じられなかったんですよね・・・。

で、肝心なダンス(ミュージカル)シーンですが、まあ三吉ちゃんは頑張っていたとは思います。
でも、もっと弾けるとか、バッキバキのキレッキレで踊るとか、ぶっ飛んで欲しかったのは自分だけでしょうか?
レストランのシーンとかは良かったけど、それ以外はあまり印象に残って無い気もします。
三吉ちゃん自身は背も高いし手足も長くてダンスが「映える」はずなので、それをもっと大胆に表現しても良かったのでは?

他のキャストは・・・・
・やしろ優:キャラ的には良い。芝居も頑張ってる。三吉ちゃんと並んだ姿を見て「C-3POとR2-D2か!」と突っ込んだのは自分だけ?
・chay:カワイイけど前述の通りストーリーには絡み切れていないのは残念。
・ムロツヨシ:福田監督作品と比べて大人しい印象でした。

最後に・・・、個人的にとても残念な事があるのですが、色々レビューを見ると、序盤のダンスシーンで三吉ちゃんがパンチラしてたそうな。
う〜ん、寝ないでちゃんと観てたはずなんだけど、気付かなかった自分が悔しいです(; ̄Д ̄)
わざわざパンツを観にもう1回劇場へ・・・とは行きませんので、いつかTV放送されたら確認してみます・・・。

◆パンフレット:820円

ダンスウィズミー
※右側のは劇場で手配りされてたキャンペーンチラシです。

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【19-056】ゴーストランドの惨劇 ★★★★☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
入場者特典チラシに釣られて・・という訳でも無いが、ゴーストランドの惨劇を観てみた。

双子で気ままな姉のヴェラと内気な妹のベスを育ててきたシングルマザーのポリーンは、片田舎にある叔母の家を相続し、娘たちを連れて引っ越す。
だが、新居に到着して早々2人組の暴漢が家に侵入し、ポリーンは娘を守ろうと必死に抵抗する。
その出来事から16年後、ベスは小説家として成功したが、ヴェラは心を病んでいた。


2009年に観て、その「痛さ」が衝撃的だった「マーターズ」。
後にリメイクもされた作品だが、そのオリジナルの方の監督だったパスカル・ロジェの新作です。
それだけで何だかワクワクします。

「2度と見たくないけど、2回観たくなる」「映画史上最も不快なトラウマ映画」というコピーが踊る映画だが、まあ「マーターズ」に通ずるものも感じられる「女性をいたぶる映画」という意味ではトラウマ必至とも言える。
とにかく、神取忍と対戦したジャッキー佐藤か、世志琥とセメントやった安川惡斗か!ってくらい女性が顔面変形ボコボコにされます。

被害に遭う姉妹と母という女だらけの家に押し入った意味の分からない暴漢(こいつらの背景がほとんど描かれないのが却って恐怖です)との描写が大きな割合を占める映画ですが、「姉と妹、過去と未来、事実と虚構」というコピーにこの映画のカラクリのヒントが隠されています。
これはネタバレしないで観る方が断然面白さが違います。
また、序盤から散らばっている「伏線」もあるとの事ですが、ハッキリ言って自分は全部は分かっていません。
そのあたりが「2度と見たくないけど、2回観たくなる」と言うコピーにも繋がっています。

と、何だかこの映画の惹句に色々と込められ過ぎてるきらいはありますが、話を戻すと、やっぱりこの映画の「見どころ」と言っては御幣があるかもしれないが、やっぱり「暴行シーン」や「お股の臭いクンクン」といったような「変態不快描写」が挙げられます。
それに加えて、中盤に明かされるこの映画の「トリック」で、更に絶望感が増します。
このカラクリはネタバレしちゃうと面白さ激減するので、ぜひ劇場で確認してほしいです。
(なので、この記事でもほとんど突っ込んだ事が書けません!)

どことなく「悪魔のいけにえ」を感じさせる所もあるのでは?と個人的に思える作品。
"特別出演"のラブクラフトのシーンだけが何となくホッとする場面だが、それ以外はかなり不快ですので、心して観よ!

◆パンフレット:700円

ゴーストランドの惨劇

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【19-055】サマー・オブ・84 ★★☆☆☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
今年は映画観賞頻度が著しく落ちていますが、そんな中でもホラーのサマー・オブ・84はしっかりチェック。

1984年夏、15歳の少年デイビー(グラハム・バーシャー)は、オレゴン州の小さな町で暮らしていた。
その近くで、子供たちばかり狙われる連続殺人事件が起き、デイビーは向かいに住む警察官マッキーが犯人ではないかと疑う。
デイビーは親友のイーツ、ウッディ、ファラディと一緒に捜査を始める。


全体的に「スタンド・バイ・ミー」「グーニーズ」臭が漂う設定だが、この「クソガキども×ホラー」という組み合わせは「IT」のヒットにあやかったものなのかな?
(製作年
と言っても、こちらの映画はピエロとかモンスターは出て来ません。
世間を賑わせている連続殺人犯が実は隣人(警官)なのでは?という妄想たっぷりの主人公ガキが捜査を始め・・・って感じなんですが、とりあえず序盤から「ガキの妄想・・・と見せかけてガチだったって話でしょ?」と思いっきり分かってしまうので、あえてそのつもりで観て、想像を超えてくるのを待っていました。

ん〜、「100%想定の範囲内だった」とは言いませんが、ほぼ思った通りなので、個人的には意外性は少なかったかな。
もちろん、終盤、ガキ友達の1人が〇〇されちゃうシーンは「そこまでやっちゃうか!」とも思えたし、結局バッドエンドと言える結末は数少ない意外性でもあったので、そこは評価しています。
しかし、「サイコホラー」とも言えるお話の割に、サイコ度はあまり目立たないのはガッカリです。
子供が主役ゆえにグロ度は求めていませんでしたが、もっと犯人のペドフィリア(小児性愛者)的なものが際立っていればバッドエンドの恐怖度も上がったのでは?と感じます。

さほど尺は長くないものの、中盤ちょっとストーリー展開が停滞してたようにも感じたのは、主役がガキゆえにスピーディーで衝撃的な展開が望めなかったという事もあるかもしれないが、終盤はまずまず盛り返してただけに減点要素と感じ、採点はやや辛めです。
もっとも、これは自分がホラー観すぎの変態だからであって、普通のレベル(それほどホラー慣れしていない人)にとってはちょうどいい塩梅なのかもしれません。
果たして、変態レベルの自分が気に入るホラーは年に何回お目にかかれることやら・・・

◆パンフレット:600円

サマー・オブ・84

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【19-054】チャイルド・プレイ ★★★★☆
category: 2019年の映画レビュー | author: moeru-movie
1コ前に観た「ポラロイド」と同監督の作品でもあるチャイルド・プレイを鑑賞。

引っ越し直後で近所に友達がいない少年、アンディ(ガブリエル・ベイトマン)は、誕生日に母親(オーブリー・プラザ)からバディ人形をもらう。
その人形は最先端テクノロジー企業・カスラン社の新商品で、音声認識やセンサー付きカメラなど高度な機能を備えていた。
人形は“チャッキー”と名乗り、アンディに一番の親友だと話し掛ける。しかしこの人形は欠陥品だった。


いや〜、ほぼ事前知識を入れずに観たので、てっきりリメイクと思い込んでいましたが、「人形が殺人鬼に」という事以外はほぼ原型を留めない「リブート」作だったんですね。

そんなわけなので、オリジナルの肝だった殺人鬼チャールズ・リー・レイも出て来ません。
従って、レイの魂が人形に移るという事もありません。
では何かというと、一言で言えば「AIの暴走」でしょうか。
いや、正確には「暴走」というよりも「制限が外れた」と言うべきか。
「制限」ってのは、例えば「人を傷つけない」とか「下品な事を言わない」とか、イケナイ事をしないように制限するモジュールの事なんだけど、今回の人形が製造されているのがベトナムの辺鄙な工場。
ここでパートのオバチャンやらオッサンが1つ1つ手作りで人形を仕上げてるんだけど、「さぼってんじゃねーよ。おめーなんかクビにすっぞ!」と嫌みを言われたオッサンが頭に来て、この制限モジュールをremove(削除)してそのまま出荷しちゃうってのがきっかけなのです。
まあ、このへんのエピソードは何から何までがツッコミどころ満載なんですが、それに輪をかけるように、その不良品人形が返品されるや、本来はメーカー返品しなければならないのに、半ば脅し同然で無理矢理自分のものにしちゃうシングルマザーっていうシナリオも凄いです。

で、その後は要するに「ご主人様」のアンディ少年に仕える身として、アンディが「いなくなっちゃえ」とか言ってるのを聞くと、その対象を殺しに行っちゃう的な流れになります。
(ただし、終盤はただの無差別連続殺人犯みたいな凶悪人形になっちゃうけど)
まあ、その殺し方・殺され方もまずまずグロくて、ホラー的には面白いし、盗撮デブオヤジの殺人場面に至っては「何でそんな所に立つのよww」って突っ込みからの電動ノコで・・・という笑っちゃうような流れもそれはそれで面白いです。

そんな殺人鬼チャッキーは、もはや自分の知っている「チャイルド・プレイ」のチャッキーというよりも、むしろ「ターミネーター」化してる印象です。
本来であれば、そんな殺人鬼化してもなお、アンディとの主従関係とか友情があったりするのが悲哀感を高めると思いきや、自分にはそれはほとんど感じられず・・・。
結局、ちょっとでもドラマ性を求めようとするとガッカリな感じもありますが、自分はむしろシンプルに「ホラーとして」という所にポイントを置いたおかげでけっこう楽しめました。

そして、あちこちで言われている「チャッキーが全然可愛くない」問題。
うん。確かに全然可愛くないです。あんなのがバカ売れしている理由が全く分からないレベルです。
でもいいじゃないですか。声がマーク・ハミルなんですよ!(もはや無茶苦茶な理由だなww)
可愛い人形が見たけりゃ、同時期に上映されている「トイ・ストーリー」に行けばいいんですよ。

そんなわけで、グロさも上等。ツッコミどころも満載なB級ホラーとしての評価として4点です。
「You are my buddy♫」ってのが耳について離れないですが、それもまた楽しです。
また「buddi2」が何かやらかす続編が出来たら観に行きますよ。

◆パンフレット:販売無し

チャイルド・プレイ

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