映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【17-049】サクラダリセット 前篇 ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日のサクラダリセット 前篇を鑑賞。

住人の多くが特別な能力を持つ咲良田市。記憶を全部保持する能力を持つケイ(野村)と、世界を3日分巻き戻せる美空(黒島)は、芦原橋高校の奉仕クラブに所属する仲。
ある日、彼らのもとに、写真の中に入り込む力を絵里(恒松)という少女に奪われた佐々野(大石)が助けを求めてくる。
市管理局の魔女(加賀)と佐々野の意外な接点に驚く中、ケイは彼が手にする写真に2年前に美空の能力の影響で命を落とした同級生・菫(平)の姿を見つける。


先日の「3月のライオン」に続いてまた前後編モノです。
そしてこちらはライトノベル原作と言う事ですが、当然その原作は知りません。
でも、何やら超能力集団が色々やるという話(何ちゅう大雑把な情報www)なので、面白そうではありました。

で、結論としては・・・・何かわざわざ前後編に分けた割には、ちょっと人物描写と言うか事件の背景がハッキリしない所も多く、特に最後の「魔女救出&菫復活作戦」の超能力組み合わせカラクリは落ち着いて考えないと訳が分からない事と、何というか「スケール」が思ったより小さい事もあって、事前期待よりはトーンダウンしてしまった感じです。
「スケール」っていうのは、一言で言うと「色々と起こりはするが、結局ケイ&美空の周りで起こった事を自分の感情のために能力を使ってるだけ」に見えちゃった。
「街の多くの者が超能力者」「その能力を管理する管理局」なんて設定はあるけど、他の能力者はほとんど出てこないし、管理局も何だか本部の警備は手薄すぎたりして、最後の救出シーンなんかもアッサリし過ぎていて、全然ハラハラできませんでした。
まあ、変に大袈裟にスケールを広げられても、それはそれで散漫になるので難しい所なんですが、せめて管理局の描写はもう少し何とかなるだろうが・・・と言う気持ちです。

そして、端的に言うとこの前篇は「菫を蘇らせる」という事が柱になります。
「死者を生き返らせる」と言う能力は無いのですが、他の幾つかの能力を組み合わせて復活させる作戦です。
そこから復活したその後は・・・と言うのが後編に続く所なので、当たり前なんですが「良い所で終わり」となり、何だかスッキリしません。
前後編なら「良い所で終わっちゃう」ってのは常とは言え、やっぱり何かストレスが溜まります。
ここまで来たら後篇も観るけど、この前篇上映後に流れた後篇予告編を観ると、少しはスケールも大きくなってサスペンス感が増してるようにも思えるので、楽しみにしたいと思います。

さて、またしても女優陣短評です。
・黒島結菜:作品のテイストには合ってるけど、華が無いですね・・・。しかし、華があっちゃあ作品から浮いちゃうからそれでいいのかも。
・平祐奈:本格的な出番は後篇のようで、前篇ではそれほど見せ場なし。でもカワイイです。
・玉城ティナ:悪役系のキャラで「おっ!」と思ったが、終盤急にキャラが変わって唖然。モデルなのに劇中の服がダサいのがかえって面白い。
・恒松祐里:カワイイ恒松ちゃんが金髪とは!やさぐれたキャラだけど、やっぱり無理が感じられるなぁ・・・。
・岡本玲:ほぼ「チョイ役」だったのは残念・・・。

後篇はGW明けた後の5/13〜と、「3月のライオン」よりも間が空いちゃいます。
その代わりと言っちゃ何ですが、4月からはアニメ版が始まるみたいなので、気が向いたらそちらも観てみるかも・・??

◆パンフレット:B5判横背綴じ・36頁・720円

サクラダリセット 前篇

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【17-048】3月のライオン 前編 ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
有村架純狙いで六本木舞台挨拶を狙ったら玉砕したので、auマンデイ1100円で3月のライオン 前編を普通に鑑賞。

幼少期に交通事故で両親と妹を亡くした17歳のプロ棋士、桐山零(神木)。
父の友人である棋士・幸田柾近(豊川)に引き取られるが、そこから離れざるを得なくなってしまう。
以来、東京の下町で一人暮らしをする彼だったが、川向こうに暮らす川本家の3姉妹のもとで一緒に食事をするように。
彼女たちとの触れ合いを支えにする桐山だったが……。


またしても原作はコミックです。
案の定、自分は原作を1ミリも知りませんし、更に将棋も全く分かりません(興味もありません)。
麻雀を題材にした「−咲−」は麻雀を知っている事もあって楽しめた自分にとって「将棋を知らない」という事が大きなマイナスとも思えたんですが、だいたい何とかなるもんだろと気楽に構えていました。
しかし、結論としては『桐山零が思春期から大人になる映画なのか!?』という印象でした。
もちろん将棋が大きな要素になっている事は間違いないし、知っているに越した事は無いとは思いますが、「ザ・将棋」のような場面は無く、もっぱら人物描写に重みが置かれた感じなので、将棋知識はさほど大きなマイナスにはならないんじゃないかな。

で、主人公の桐山零が「幼い頃に両親と妹を事故で亡くし」⇒「引き取られた父の知人の家族との折り合いが悪く、高校生にして独り立ち」⇒「人に心を開かず」⇒「ふと知り合った3姉妹の家庭との交流で変わって行く」という展開が主ですね。
まあ、前後編ものにしては長尺の140分と言う時間をかけてじっくりと描いている事は分かりますが、明るい青春将棋物語では無く、むしろ全体通して辛気臭い感じすらします。それはそれで桐山零を表していると言えるのでアリなんでしょうが、結局重い空気のまま前編は終わったような気がします。

全体通して、大きなターニングポイントとなるのが「高校生なのに酔っぱらっちゃった桐山を川本家に連れて帰る」シーンですが、まあガチで言っちゃうと、あんな街中でヘロヘロになってる得体の知れない変なガキを家に連れて帰り、翌朝は鍵を預けて姉妹全員外出とか有り得ねーだろとは思いますよ。
でも、そういう事を言うのもナンセンスなのも分かっています。あれはあれでいいでしょ・・。

結局、この前編の「着地は何だったのか?」と言うと、正直言って「まだ着地せずにフワフワしたまま終わったぞ」というふうに感じます。
それは桐山⇒後藤(伊藤)、及び宗谷(加瀬)との決着だったり、香子(有村)との関係修復だったり、3姉妹との関わりの末だったり、色々とボールは投げられたけど、誰も取らないまま終わっちゃったんじゃないかな。
もちろんそのあたりは「後編のお楽しみ」なんでしょうけど、そういう所が「前編単独で評価しようとすると辛くなる」所以です。
この前編のエンドロール終了後に後編の予告が流れますが、特に3姉妹関係の描写が増えてるような気がするので、そこを中心とした桐山零の変化も楽しみに待ちたいと思います。
いや〜、特に3姉妹の実の父(伊勢谷)が出てくる僅かなシーンだけでこのオヤジがクズ人間で、3姉妹を泣かせる存在と言うのも分かるし、次女のひなたチャンが虐めに遭う場面も少し出てくるので、それだけで楽しみが増します。

しかし、この映画に限らない事ですが、特に「原作ファン」とやらのレビューを見ると辟易しますよ。。。
「誰々は原作のイメージと全然違う」「あの場面・台詞が無いのは許せない」とか、「映画の評価」ではなく「どれだけ原作が再現されているか」が評価基準になっているものが多過ぎます。
もちろん原作のテーマや核になる本筋を蔑にされたら腹立たしい気持ちは分かりますし、そういう「原作の良さを壊す」行為は作り手の愚行です。
しかし、「原作と違うからダメ」「自分のイメージと違うからむかつく」と脊髄否定するのも短絡的なんじゃないかな。
もしそう思うなら、極論だけど「自分の中で大切に思ってる作品なら実写化作品は観ない方がいい」と思いますよ。
観るんだったら「原作と同じにはなっていない」と言う事を最初から受け入れた上で観るべきでしょう。
(もちろん、鑑賞後の話のネタとして「xxさんは良く似てたね〜」くらいの感想は全然OKでしょうけど)

それではまたまた女優陣の短評を。
・有村架純:珍しくやさぐれた感じの悪役系だけど、残念ながら魔女感はあまり感じられませんでした。「おっ!?脱ぐのか?」と0コンマ1秒くらい期待させるシーンはホントに一瞬で残念・・・。
・倉科カナ:気が付けば30歳直前になってるのはビックリですが、年相応に聖母感が出てて後編も楽しみです。
・清原果耶:3姉妹次女の清原ちゃんは『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で「中学生時代の福寿さん」をやってましたよね。こちらも後編に見所がありそうで楽しみです。
・新津ちせ:とってもカワイイ末娘のモモちゃんは、「君の名は。」の新海誠監督の実の娘ですよ!とっても自然で良かったですね。
・原菜乃華:有村架純の子供時代を有村同様に性悪な感じで演じた原ちゃんは、もうすぐ公開の「はらはらなのか」も楽しみにしています。(松井玲奈目当てだけど)

あ〜、後編は4/22公開かぁ・・・。そこまで記憶が薄れませんように。
ってか、後編こそは舞台挨拶が当りますように・・・。

◆パンフレット:小型ジャケットサイズ・44頁・720円

3月のライオン 前編

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【17-047】ザ・シェフ 悪魔のレシピ ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
少々失速してきたけど、まだまだ未体験ゾーンからザ・シェフ 悪魔のレシピを鑑賞。

無秩序な若者たちが暴れ回るロンドン郊外の街。その一角で、病弱な店主と息子サラール(ジアド・アバザ)が営むケバブ屋では、若者たちが勝手放題にふるまっていた。
ある日、客に絡まれ暴行を受けた店主が死んでしまう。移民であることの閉塞感と父を殺された怒りに震えるサラールは、どうしようもない若者を一人ずつ殺しては切り刻み、ケバブにしていき……。


簡単に言うと「街にはびこるクズ人間を次々と殺してケバブにして客に食わしちゃう」と言う映画です。
さぞかしクレイジーでグロくて「八仙飯店之人肉饅頭」みたいな話か!?と思ってましたが、実際は意外と地味で静かで、主人公のクレイジー度も全くどうって事無いレベルでした。

冒頭から、ロンドンの繁華街(個人的なイメージとしては歌舞伎町とか池袋とかそんな感じ)で「暴れるヤツ」「所構わずゲロ吐くヤツ」「SEXするヤツ」「喧嘩するヤツ」「小便まき散らすヤツ」などなど、街中のクズ野郎がたびたび映し出される(たぶんガチ映像)。
主人公親子が営むケバブ屋もそんな物騒な街中にあるのだが、病気がちな父親が無理して店に出たんだけど、チンピラな若造に絡まれた挙句に突き飛ばされて死亡。
止む無く息子がケバブ屋を継ぐけど、イカれたやつが多過ぎる街ゆえに・・・・って事で、最初の犠牲者は、店で眠り込んだ挙句、店主が目を離したら、勝手に厨房に入ってポテトみたいのを揚げちゃってる馬鹿なヤツ。
こいつと揉めてる時に、思わず顔面をフライヤーの中に入れてしまい(良く考えると凄い状況だな)、デロデロになった顔面のまま死んでしまうのです。
で、未払い続きでケバブの肉も仕入れられないと言う台所事情もあったので、死体をバラバラにして、肉を下ろして「死体の始末」と「食材の補充」という一石二鳥!って事です。

この主人公の店主なんだけど、最初にも書いた通り、見た目はちょっと弱弱しい感じもする普通の男だ。
見てくれは「大きくなったエスパー伊藤」+「平井堅」みたいな感じだし、それほどガタイがいい訳じゃない。
2人目の犠牲者はビッチ女って事で、これも「バラバラ」⇒「ミンチ」⇒「それを固めてケバブに」というコンボになります。

と、後半になると、死んだ親父が生前に新しく自分の店にしようと思ってた物件を先に買ってクラブにしちゃう若い権力者的な悪党(って言うか、正直コイツが何なのか今イチ分かり切ってないんだよ・・)とのいざこざが中心になって、何人目かの犠牲者候補として拉致したクソ男がそのクラブの関係者だった事から、何だか急に個人的な逆恨みによる特定の人間への執着という話に変わっていっちゃいます。

この拉致した男だって、さっさと殺してミンチにするのかと思ったら、何故か何日も生かしておいて、まあそれが最終的に逆転を許す事になるんだけど、いったい主人公の男は何をどうしたいのか、掴み所が見えなくなっちゃったように感じましたよ。
あ、もう1人、店の調理人くんが店主の怪しさに気付いて、地下に拉致したクソ男を見つけようとするって話もあるんだけど、何かあの調理人くんもキャラが安定してない気がするんだよな・・・・

って事で、もっとシンプルに「人肉を喰わせるイカれた映画」を楽しみたかったんだけど、中途半端な残酷ドラマを見せられた形になったのが少々ガッカリでした。
人肉ケバブを客に出し、その客が「おい、この肉は・・・・・」と溜めに溜めた後「ウマい!」と言うシーンはお約束で苦笑しますが、それ以外はあまり感情も高ぶる事もなかったですよ。
背景には人種差別とか、お堅いテーマも含んでいますが、個人的にはそれはあまり響かなかったなぁ。

なお、この映画は自主規制ながら「R18+」です。
とにかく「死体をバラバラにするシーン」がその対象であり、残酷描写慣れしている自分も「うわー、結構行ってるな・・」と少し思ってしまう程なので、切株耐性(バラバラ血だらけ系)が苦手な方は観ないように・・・。

◆パンフレット:販売無し

ザ・シェフ 悪魔のレシピ
※おかげさまで、30作品鑑賞でもらえる「海外ビジュアルチラシ42枚セット」も無事GETできました\(^▽^@)ノヤホーイ

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【17-046】チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 ★★★★☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開から2日目にチア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜を観た。

友永ひかり(広瀬)は、県立福井中央高校に入学する。中学からの同級生である山下孝介(真剣佑)を応援したいと思った彼女は、チアダンス部に入る。
だが彼女を待ち構えていたのは、アメリカの大会制覇に燃える顧問の女教師・早乙女薫(天海)の厳しい指導と練習だった。
先輩たちが次々と辞めていく中、同級生のチームメート玉置彩乃(中条)と切磋琢磨しながらチアダンスに打ち込むひかり。チームは一丸となってトップを目指していくが……。


この映画の公開直前、モデルでもある福井商業高チアリーダー部が全米選手権で5連覇を達成というニュースがありました。
「実際のイベントにインスパイアされた物語」と冒頭で字幕が出ますが、まさに「創部から3年で全米制覇」と言う福井商業高校チアリーダー部を題材にした映画です。
福井商業高校と言うと、自分なんかは「甲子園の常連」と言うイメージがありますが、他にも様々な部活で結果を残しているんですね。

物語の方は、本当に良くある王道のような作りです。
「初心者ばかりのダメ集団が練習を重ねて頂点に立つ」というコテコテのスポ根ものです。
「実話だから」と言う事で説得力を持たせていますが、話としてはさほどオリジナリティは感じません。
スポ根ものと言いながらもどこかコメディタッチな所が目立ちますが、まあハッキリ言って滑ってる所も多いものの、まずまず楽しめました。

うん。楽しめたんですよね。。。。なのに、何か色々引っ掛かる。何だろう、この気持ちは・・・。

チアダンス部に入った面々は、セオリー通り個性的な面々。
実際の部員は、ここまで個性的じゃなかったと推測するし、ましてやチアダンス部の練習にバレエ着やレオタードを着てくるスットコドッコイはまず居ないでしょう。
顧問の天海先生は、「何故にそこまでする!?」と言うくらいのパワハラ教師だし、映画のための味付け(演出)が過剰で気になってしまう時点でマイナスです。
それでも「ダンス経験者」(実際は未経験)な中条あやみや「ヒップホップ経験者」(実際は未経験)の山崎紘菜は、チアダンス+αの努力もしたであろう事は想像できます。
「それで経験者?」「レベル低っ!」って突っ込む事もできちゃう所かもしれないけど、そこは温かい目で見ましたよ。

そこからの展開は、広瀬すずとサッカー部の男の子の話が不要だなと思う以外はまさに王道な作りなので安心して観られます。
正確に言うと、サッカー部の子の話も有ってもいいんですが、もしそうするならチアの肝である「応援したい」と言う動機をもっと膨らませるとそれはそれで意味が出たかもしれません。
でも、それがひかり(広瀬)には意味があっても、チームとしてはあまりプラスにならないので、やっぱり不要かな。

そしてこの映画の「変わった見せ方」として、一番最初大会での「ダメダメでグダグダな大失敗ダンス」以降の「勝ち進むダンス」本編を一切見せないのです。
「いくぞー!」と気合を入れたと思ったら、次のシーンはもう引き上げてくる所です。
まあ、これもいいです。クライマックスに全てを見せようとする演出だと思えば高まるってもんです。

そしてこの手の映画では良くある「本番直前でのビックリ要素」として、「センター交代」があります。
これもいいんです。その前までは選抜すら外れてた子がセンターっていう展開は。
でも、大会当日それをしちゃうの!?って言うのは疑問です。
「それも実話」と言うなら事実に勝るものは無いので文句は言えませんが、もし演出だとしたらやり過ぎです。センターとサイドではフォーメーションも違うでしょうし、バランスだって変わる。そんなに簡単に「代わって!」っていうのも無茶でしょうよ。チアダンスだってチーム競技なんですから。

それでも、最後はさすがにダンスを見せます。
「それが全米優勝レベルかよ!」と言うツッコミをするつもりはありませんし、そもそも自分はそこまでチアの目が肥えていません。
これが例えばこの間の『ハルチカ』をはじめとした音楽モノなら、音を被せる事もできますが、ダンスはその「誤魔化し」はききません。
チアを実際に演者が踊って揃えて見せないといけないんですから大変な事です。
そういう事で贔屓目に見てはいけないのかもしれませんが、自分は贔屓目含みで「良く頑張ったな」と演者を褒めてあげたいです。

しかし!

自分はこの映画との比較として「フラガール」を見据えていました。
「フラガール」は文字通りフラダンスで、実話で、最初は下手集団で、途中ダンサーがバラバラになりかけながらもクライマックスではガチなダンスを演者が見せ切ると言う点で同じだからです。
自分は(と言うより、一般的にも)「フラガール」をとても評価していますが、さすがにこのチアダンはフラガールには及びませんでした。
それは何故かと言うと、チアダンの部員たちが「何の為に全米を目指すのか?」と言うモチベーション部分が見えてこない為に、頑張る姿や優勝しての感動が思ったより自分の中で盛り上がり切らなかったのです。
(「フラガール」は踊り切った瞬間にこちらも大泣きでしたが、チアダンはそこまでには至らずです)
実際、優勝しても、次のシーンでは「数年後」ですよ。
中条あやみが念願のCAになれたものの、それとチアとの関係も分からず、他は広瀬すずが母校で偉そうに能書き垂れてる以外は、他部員はそれっきりです。
多恵子ちゃんが鬼母から独立できたかなんて放りっぱなしですよ。
放りっぱなしと言えば、広瀬すずは「全米で勝ったらバリバリの福井弁で喋る」って言ってたのに、それも無視。

う〜ん、全体的には楽しく観られたんだけど、やっぱり細かい所で残念なんだよな〜・・・って事で辛めにマイナス1点です。

それでは女優陣の短評を。
・広瀬すず:実際の彼女も笑顔がカワイイ所はGood。ヘソ出しも可愛いし、露出の激しいコスチュームでのボリューミーなお胸も迫力ありました(何言ってんだ、変態か?)
・中条あやみ:実質主役と言ってもいいくらいの存在感はあった。部長役は似合ってたよ。
・山崎紘菜:やさぐれキャラは実際の顔が怖く見えがちの山崎紘菜には合ってた。(褒めてます)
・富田望生:「ソロモンの偽証」以来、着実に映画出演を重ねてるね。「オマエは渡辺直美か!?」と心の中で何回も突っ込みました。
・福原遥:アイドルなのかドルヲタなのかキャラが中途半端だったのは残念でしたが、爪痕は残せていました。ツインテールよりもメガネ萌え!
・柳ゆり菜:この映画で数少ないヒール(悪役)的なポジションだけど印象には残った。後半ほとんど出番が無いのが残念。
・南乃彩希:下級生ながら選抜入りする役だが、実は彼女だけガチのチアリーダー(しかも4大会連続金賞)だったとか。すげーな!
・佐々木萌詠/長谷川里桃:「誰それ?」と思うでしょうが、序盤から広瀬すずの友人として両脇を固めていたギャル風の2人です。こういうチョイ役が自分的には凄く気になってしまうのです!
・天海祐希:キャラ的には「女王の教室」っぽいですね。個人的には安定のハマり具合が逆に面白く無かったです。

最後に、この映画は全編福井県ロケかと思ったら、その多くは新潟県だった事がエンドロールで分かります。
同じ「広瀬すず」+「真剣佑」でもある「ちはやふる」では真剣佑の故郷として福井ロケがあったのに・・・と皮肉ですね。。。

◆パンフレット:A4判・36頁・620円(良心的な安めの価格設定!)

チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜

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【17-045】スイッチ・オフ(ネタバレあり) ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
続く未体験ゾーンはスイッチ・オフです。

カリフォルニア北部の森の中で、父親と一緒に自然に囲まれた暮らしを送る姉妹エバとネル。
ところがある日、突如として世界中の電力が消失し、電気も電話も使用できなくなる。
生活物資も手に入らなくなり不便な生活を強いられながらも、3人は家族で力を合わせて乗り越えようとするが、今度は父親が大怪我をして命を落としてしまう。
社会と完全に切り離された森の中で2人きりになった姉妹は、自分たちの力だけを頼りに生き延びることを決意する。


突如電力が消失し、電話も何も使えない・・・・って、この間観た邦画の「サバイバル・ファミリー」と同じ話やんけ!
と思うけど、一応コメディだった「サバイバル・ファミリー」と違ってこちらはガチな予感がして楽しみにしてました。

父と娘2人が暮すのは山奥の一軒家。
都会で無いぶん、割と自給自足の要件も満たしているようで、電力が止まって何日も経っても特に脱出しようとせず、腹を括って直るのを待っている感じです。
「ダンス命」の姉は、音楽が無くてダンスができない(メトロノームの単調なリズムだけなのでストレスが溜まってる)のでかなりイライラしていますが、何とか生活しています。

ここでまず第一の見せ場として、父が森の中で使っていたチェーンソーのトラブルで自らの足をザックリ傷付けてしまい、あえなく失血死。姉妹は2人だけになってしまいます。
ここは父の遺言通り、2人で力を合わせて生きて行かなきゃいけないのに、相変わらず姉ちゃんはダンスできないストレスで些細な事に対しても拗ねたりして2人は不仲になりそうです。

そんなこんなで数週間が経った頃、第二の見せ場として、妹の彼氏が徒歩で姉妹の家にやって来ます。
「あー、こりゃあ妹が妊娠しちゃうパターンだろ」と思いながら観ていると、2人は「8カ月半かけてボストンに歩く(ボストンは電気もあって職もあると言う噂を信じてる)」と言い出し、2人で出て行ってしまいます。
しかし、幾らも経たないうちに姉が恋しくなった妹は「帰る」と言って戻ってしまいます。
ああ美しき姉妹愛。これを機に姉妹の仲はまた戻って、電気は無いけど平穏な日々がやってきます。
そうこうしてる間に、妹は無事に生理が来て、「やった!」と喜んでます。
ちなみに、妹役のエレン・ペイジは、この彼氏とのベッドシーンで美乳を披露しています。

そして既に半年くらい経っても電力は戻らず、森の一軒家は自作の家だったのか、雨漏りとかが激しくなって段々とヤバい感じになってきます。
そんなある日、スタンという男が姉妹の家を訪ねてきます。
歩いて来たと言うスタンですが、もうあまりにも怪し過ぎる(いちおう「大丈夫だよ」的な空気を出していますが、目つきが怪しいです)緊迫した空気の中、予想通りあっという間に狂犬と化したスタンは早速姉をレイプ。その後、ガソリンと車を奪ってさっさと姿を消します。
姉の悲鳴を聞いて駆け付けた妹ですが、姉はやられた後でした。

心身共に深く傷付いた姉ですが、電気が止まって既に8カ月が経ったある日、姉が激しく嘔吐します。
「食中毒かな?」と考える妹ですが、映画を観ている誰もが「レイパーの子を宿したな」と気付きます。
案の定、妊娠が判明した姉(妹じゃ無く姉かよ!と突っ込みたい所です)ですが、意外な事に「産む」と決心します。

すると映画は早くも「1年3ヶ月後」に飛び、姉は臨月状態に。
前は野草とか木の実を採って食を繋いでいましたが、もはやこの際「食糧どうしてる?」と言う事を気にするのは野暮なような気がしてきます。
※飼ってた鶏はずっと前にイノシシに食べられて全滅しちゃったしなぁ。
そのイノシシを狩って(狩猟の銃はある)姉の為に栄養を摂らせてたので、きっと野生動物を狩って食料にしてたと思い込みましょう。

しかしその頃になると、家はあちこちが壊れて崩壊寸前。
っていうか、崩壊が始まっちゃったので、臨月の姉を連れて、森の中の木陰に作った小さな小屋状の所(妹はここで彼とSEXしてた)に姉を運んで出産しようとします。
※崩壊した家を後にする時に、わざわざ大事なガソリンを使って家に火を放ってから森に逃げます。

そして可愛い赤ちゃんが生まれますが、赤ちゃんが生まれた瞬間、その赤ちゃんを抱いて何故かタンクトップをたくし上げておっぱいを露出する姉の謎行動が何を意味してるのか(産まれた瞬間の赤ちゃんにすぐに母乳をあげようとしたの?その割には吸わせてはいないし)、未だに意味が分かりません。

そんな感じで、結局電力は回復せず、家も崩壊した状態で赤ちゃんが生まれて映画は終わります。
まるで「ゾンビ」のラストのような「赤ちゃんを育てなきゃいけないのに、お先真っ暗」な状況は、決してハッピーエンドとは言えないでしょう。

「サバイバル・ファミリー」が、コメディのはずが中途半端な「家族愛」の話だったのと同様に、この映画も終わってみれば「姉妹愛」がテーマでした。
「父死亡」「妹の彼氏登場」「レイパー登場」という変化だけで100分引っ張ったのはいいんですが、自分には「姉、出産を決意」の動機がまるで理解できなかったんだよなぁ・・・。
男や家庭、赤ちゃんに興味があったとは思えず、言ってみれば「ダンス馬鹿」な姉でしたよ。それでレイパーにやられちゃってだいぶ傷付いたはずなのに、何で「産む」なんだろ。急に母性が目覚めたにしても、レイパーの子はねーだろ(しかもこんな状況でね・・・)と思っちゃう。
そこに何らかの説得力があると少しは評価が上がったのに残念でした。

う〜ん、この映画のジャンルは何になるのだろうか。。。。やっぱり「人間ドラマ」と言う括りになっちゃうのかな・・・。

◆パンフレット:販売無し

スイッチ・オフ

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【17-044】ロスト・エモーション(ネタバレあり) ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
小さいシアター3でなくシアター2での上映だったのに満席だったロスト・エモーションを未体験ゾーンから鑑賞。

世界戦争によって地上の99.6%が破壊された近未来。
滅亡の危機に瀕した人類は、遺伝子操作を施した感情のない人間の共同体「イコールズ」をつくった。
そこで暮らす人々は保健安全局の監視下に置かれ、愛情や欲望といった感情が生まれると、「発症」したとして隔離施設へ送られ、安楽死させられる運命にあった。
そんな環境下で、感情を「発症」してしまったサイラスとニアは、外の世界への脱出を決意する。


未体験ゾーン映画と言っても、さすがにリドリー・スコット製作総指揮と謳われるとクソ映画な訳は無いだろうと思えちゃう。
だから満席だったんだろうと思うけど、肝心の映画の方は・・・・まあ全編通して独特の空気感です。

近未来が舞台なんだけど、「感情を持つ事=悪」とされる世界(世界が滅んだのは人間の感情が元凶と言う考え方による)ゆえに、多くの事がオートメーション化された世界に生きる人の大半が無表情・無感情のロボットのようです。
そんな中、密かに感情を「発症」してしまった男女の話なんですが、まあ中盤過ぎくらいまで恐ろしいくらい静かな映画で、まるで「環境映画」「ヒーリング効果満点」な感じで、ちょっと疲れが溜まっていると、あっちの世界に誘われてしまいます。

しかし、美しい画面に誘われて寝てはいけません。そのロケ地の多くは日本なのです!
どの場面がどこかは分かりませんが(きっと誰かが調べてネットに書いてくれてます)、「おっ!日本!!」とは分からないけど、言われりゃ「そんな感じがするかも」と思う不思議な画はしっかり見ておく価値があります。

そんなマッタリとした感じで進んで行きますが、主人公のサイラスとニアが「遠くに逃げよう」と決めてからの展開はなかなかスリリングです。
「近日中に脱出」という時になってニアに「受胎命令」が出て連行されてしまう。
連行先で検査すると、ニアが既に妊娠している事が判明してしまう。
感情を持たない=恋愛感情も無い世界なはずなのに妊娠しているとなると、これは男の方も含めてタダじゃ済まされない。
サイラスは、ニアを助けに施設に向かうが、施設の方では内通者による助けもあってニアと別の女(既に死んでいる)の身分(と言うか、生体認証のデータとか)を入れ替えて施設を脱出。
入れ違いに施設を訪れたサイラスは、ニアが死んだ事を知らされる・・・。

こんな感じで2人はすれ違いになるんですが、従来は感情を持った人間は安楽死処分させられてたんだけど、特効薬が開発され、首元に何か打つだけで元の生活に戻れるという状況になっています。
ニアはサイラスの住んでいる所に帰ってサイラスを待ちますが、じき帰って来たサイラスの首元には何か打った後のパッチが貼られていました・・・・

この「特効薬」なんだけど、平たく言えば「ロボトミー手術」と一緒なんですよ。
薬が効けば、それまでの人格は無くなって別人(と言うか、もはや人間ですらないかも)になっちゃう。
その薬を打たれたサイラスは、薬が効き始める6時間後まで何とか頑張ろうとするけど、まあ時間が来れば屍みたいになっちゃうよな・・・・って事でハッキリ言ってバッドエンドと言えるでしょう。
(薬に勝ったらハッピーなんだけど)

終わってみれば、その作風は「ガタカ」を感じさせるし、テーマとしては「赤ちゃんよ永遠に」に通じる所もあるし、ディストピア的な考え方は「2300年未来への旅」ともちょっと似ている。
他にも「あの映画に似てるかも」と思えるのが何本もあり、そんな過去のSF名作・迷作を思い出しながら観るのも面白いかも。

それにしても繰り返しだが、前半はすごーーく心地良くて眠いので注意せよ!!!

◆パンフレット:販売無し

ロスト・エモーション

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【17-043】ハルチカ ★★☆☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日のハルチカを周りはSexy Zone佐藤勝利ファンの女の子ばっかりと言う拷問状況で鑑賞。

聡明で気持ちの優しいハルタ(佐藤)は、引っ越しにより離れ離れになっていた幼なじみのチカ(橋本)と高校の入学式で再会。
憧れていた吹奏楽部が廃部寸前と知ったチカは大好きなフルートを吹くため、ホルン経験者のハルタを巻き込み部員を集めるべく奔走する。
ワケありメンバーばかりだが、廃部を免れたチカたちはコンクール出場を目指す。


まあ、ジャニーズの可愛い男の子と橋本環奈が主役ですからね。
「ハルチカ」ってのもハルタ(佐藤)とチカ(橋本)だし、さぞかし2人のド定番の恋愛ストーリーなのかと思ってましたよ。
何でそんなのをオッサンが観るんだ!?と自分でも思いながら観たわけですが、結果から言うと、そういった「男女の恋愛話」ではなく、ごくごく普通の「部活頑張って全国大会を目指す」といった感じのベタベタな「スポ根系ストーリー」でした。

その対象になる競技は「吹奏楽部」です。
部員が居ないので勧誘して集める⇒クセのある連中が集まる⇒練習開始するも最初はグダグダ⇒かなりの腕前のキャラが登場⇒順調に上手くなっていく⇒もうすぐ大会と言う時になって、ある事件から部がバラバラになりかける⇒でも、立ち直って遂に大会当日⇒そして結果は・・・・と言うまさにテンプレート通りの展開なんですよ。

まあ、テンプレート通りは安心でハズレが無いのかもしれません。
自分もテンプレート通りで安心して観られるベタドラマは嫌いじゃありません。
でも、この映画はあまりにも定番過ぎて、全然気持ちは高まりませんでした。
思えば、吹奏楽とか合唱とかオーケストラとかって、ここ数年の邦画でも何本も同じパターンで題材になってるでしょ。
(「青空エール」とか「オケ老人」とか)
その同じ流れの映画を普通にテンプレート通りに見せてもつまらないんですよね・・・。

もちろん、この映画は明らかに「佐藤勝利×橋本環奈」がウリな訳で、そこを際立たせる為に無難なストーリーを選ぶのもリスク回避の観点からは正解なのかもしれません。
でも、その割には「佐藤勝利×橋本環奈」の方も話が全然膨らんでおらず(結局、くっつくでもなく、離れるでもなく、大きな出来事を乗り越えるでもなく・・)、中途半端な感じがします。
佐藤勝利ファンの子たちは、あれで満足できたのでしょうか?
場面場面では格好いい容姿だったりキャラが見えて満足できたかもしれませんが、ストーリーと言う面では唯一部室での意見のぶつかり合いシーンで存在感を見せた以外はキャラ立ちも弱いように思えました。

と言いつつ、その「部室での言い争い」シーンは、カットを割らずに固定カメラで長回し(感覚的にだが、かなり長い間回ってた気がする)で見せ切ったところは、若干熱が入り過ぎてわざとらしく思える所はあったものの、みんな熱演だったと思います。
もっとも、そのシーンは、橋本環奈が部室から出て行っちゃった所から始まるので、「橋本環奈不在」ってのがどうなんだか・・・と言う気持ちになりますけど。

テンプレート通りに本番の演奏を迎えますが、「見事優勝」なのか「上手く行ったけど賞は逃す」なのか「また失敗でガッカリ」なのか、そこは明かさない事にします。
自分は「上手く行ったけど賞は逃す」と予想いてたんだけど・・・。

さて、役者の方ですが、主要な何人かはキャラ立ちしてて記憶に残ります。
ただ、個人的に少し前から注目している「恒松祐里」が、とてもいいポジションに居ながらも、結局吹奏楽部には加わらない(まあ加われない理由があるので仕方ないんだけど)のが残念でした。
個人的には、橋本環奈<恒松祐里なんだけど・・・・。

その橋本環奈。
まだ他のレビューとか全然チェックしてないので他の人も指摘しているかどうか分かりませんが、めちゃくちゃ気になる所があります。
顔はカワイイんですよ。
でも、何か極端に胴回りがヤバいです。
いや、ヤバいとか抽象的な言葉は止めます。ハッキリ言って寸胴を通り越してデブです。
何なんだろ?制服が合ってないのか、スカートの穿き方が悪いのか、とにかく腰回りの太さが異様に目立つんです。
ただでさえ身長が無くてちんちくりんなのに、腰回りがどっしりしちゃうともう悲惨ですよ。
これから観る方は、ぜひ「クビレ無縁」な橋本環奈の腰回りに注目してみて下さい(酷い言いようだな・・)

で、最後にちょっとだけ駄ツッコミを・・・・・
・いくら何でもバス揺れ過ぎだろwwwほぼ危険運転レベルじゃねーかwww
・入部しようと部室に入ったら太った男女がチューしてる(なかなかおぞましい光景)のを見て、そこに近付いて「入部希望なんですけど」とか言うかよwww空気嫁www
・廃部だった吹奏楽部に勧誘するにあたって楽器を並べていたが、休部状態だった割にはどの楽器も手入れが行き届いてピカピカなのねww
・元野球部の奴は、序盤は極端に尖がり過ぎているにも関わらず吹奏楽入ったらいい奴になりすぎ。
・顧問の先生が譜面に色々と書いてたのを橋本環奈が偶然見つけるのだが、あの譜面の書き込み内容は明らかに部員向けにも関わらず、何で生徒に見せずにしまい込んでたのか意味不明。
 「橋本環奈が偶然見つける」⇒「先生の思いを感じて頑張る」と言う展開ありきの不自然場面でしかない。
・何故に橋本環奈(特に序盤)はあんなに暴力的なのだろうか?久しぶりに会った男の子にいきなりパンチキックは無いだろ。もう高校生なんだぜ?
・恒松祐里の補聴器を見つけるシーンは、あまりにも非現実的。結局、30万の補聴器は豆タンク環奈に踏みつぶされて終わりと言う解釈で良いのだろうか?
・いくら何でもあんな爺さん婆さんばかりのテキトーな放送事故連発とも言えるラジオは有り得ない。
 それを無認可の老人ホームから放送?特定地域向けのミニFMみたいなものなんだろうけど、設定が無茶過ぎないか?
・そのラジオ放送を1つのイヤホンで聞く佐藤&橋本のシーンはほっこりシーンなのに、イヤホンが絡まり気味なのが気になったぞ。ありゃNGじゃないのか!?

すみません。ちょっとだけと言いながら駄ツッコミが止まらなくなりましたのでこの辺で止めます。
個人的には、出演者のファン以外は観る事をお勧めできません。
あくまでも自己責任でどうぞ。

◆パンフレット:B5判・28頁・720円

ハルチカ

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【17-042】愛MY〜タカラモノと話せるようになった女の子の話 ★★★★☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
「凱旋上映」と言う事で1日だけ舞台挨拶付きの上映があったので愛MY〜タカラモノと話せるようになった女の子の話と言うのを観てみた。

高校2年生のマイ(門脇)はある日突然、シュシュ、猿のぬいぐるみ、ピアスなどのモノと会話ができるようになる。
他人に本音を語らなかったマイは、モノと会話をできるようになることで次第に変化していくが、親友ユウコ(上西)との友情、学級内ヒエラルキー、恋愛、そして、諦めたはずの夢など、マイを取り巻く様々な事象は思わぬ方向に進んでしまう。


まあね、ハッキリ言って安い作りですよ。
学校なのか寮なのか良く分からん建物の中で95%の話が進むし、役者も決して上手いとは言えません。
もう「数日でちゃっちゃと撮りました」感がアリアリですよ。尺だってたった65分しか無いし。
でも、意外や意外。思ったよりもテーマはしっかりとしてるし、下手だとか何だとか内心思いながらも、最後の展開は下手したら泣きそうなくらいちょっと感動してしまいました。

「テーマはしっかりとしてる」と言うのは、「本音を言う事」に対しての明暗がかなり大袈裟に分かりやすく描かれている点です。
人は誰しも本音を押し殺して、色々な事を曖昧にしながら他人との関係を築いているはずです。
「本音で語る」ってカッコいい事かもしれないけど、本音を語り過ぎると単なる自己中だし、他人を不快にもさせる。
この映画でも、まず金持ち令嬢のレイカちゃんがその身分に物を言わせて女王に君臨しながらも、本音でぶつかって打ち負かしたマイが今度は頭角を現す。
まあ、こういった女同士のカーストと言うかヒエラルキーって多かれ少なかれあると思うんだけど、自分が頂点に立って取り巻きみたいなのも出てくると調子に乗ってどんどん嫌な奴になってくる。
その過程で大事なもの(親友)をも失いそうになるのだが、いざ自分がその頂点から叩き落されて初めて失ったものに気付くと言う展開です。

この「本音」を抽象的に表現したのが、マイの部屋にある色々なものの擬人化(家具とか小物とかと会話が出来る)です。
自分の中の「良い人」の声や「言っちゃえ言っちゃえ」派の声など色々なキャラが居るんですが、これを吉本の芸人がアテてるので、何か面白いです。

思えば、この作品と同じくよしもと製作で、沖縄国際映画祭でも上映された『A.I.love you』も好きになった作品でしたが、安っぽくても、何か心に引っ掛かるものがあれば十分に満足できるって言うのは大事な事です。
ただ、映画的には、主人公マイの心の声をいちいちモノローグで表す序盤の展開は少々鬱陶しい感じはしましたね・・・

はい。では、出演者短評を。
門脇佳奈子:「めっちゃカワイイ」ってタイプじゃないのがかえって物語には合ってた。
上西恵:ちょっと「いい芝居してやろう」感が出過ぎてるように感じた。もっと自然に演じる事ができるようになるといいかも。
今野鮎莉:金持ち娘の美人さん。キャラが立ってたし、なかなか良かったと思う。
吉田まどか:レイカの取り巻きのチリコ(ゆるふわガール)。このブログでも吉田まどかは何度かピックアップしたけど、またスクリーンで観る事ができて感激!
宮島実結:こちらもキャラが立ってた。カワイイけど、いちいち「ある事無い事を言いふらす」キャラは憎らしい。

そして、この映画は、エンドロールがなかなか秀逸です。
何かは言いませんが、ヒントとして「声を担当した色々な芸人」が被写体になってますのでお楽しみに!

◆パンフレット:販売無し(その代わり、入場時にクリアファイルと缶バッチをくれました)

愛MY〜タカラモノと話せるようになった女の子の話

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【17-041】一週間フレンズ。(ネタバレあり) ★★★★☆
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初日舞台挨拶は朝早いのでパスし、その後の舞台挨拶も気付かなかった一週間フレンズ。を普通に鑑賞。

クラスメートの藤宮香織(川口)にひそかに思いを寄せる、高校2年生の長谷祐樹(山崎)。
彼女との距離を縮めようと友達になってほしいと声を掛けるが、香織はどんなに仲良くなってもその相手を毎週月曜日には忘れてしまうという記憶障害を抱えていた。
それでも彼女の記憶がリセットされる1週間ごとに声を掛け、交換日記もスタートさせる祐樹。
ところがある日、香織の過去を知っている生徒が転校してきて……。


「友達との記憶が一週間で無くなる」と言う何とも都合の良い(友達以外の記憶は普通に継続している)設定だし、「んな病気あるかよ」と思いそうな所だが、まあフィクションの世界なので、そこはそこ。設定も含めて楽しみましょう。

それでだ!

この手の話だと、まあ一週間しか記憶が継続しない女の子に献身的にアタックして、ついに結ばれる(彼女の記憶障害も治っちゃう)ってのがベタ中のベタでしょう。
なので、この映画でも、例え「はじめ君」(九条くん)とくっついても、最終的には長谷くんとくっついてハッピーエンドになるのだと思ってましたよ。だからこそ交換日記を焼いちゃっても、もう卒業と言う時期になっても「最後に逆転ホームランがある」と睨んでいました。
案の定、ブ厚い本に描かれたパラパラ漫画(「鉄拳かよ!」と突っ込んだのは自分だけではないはず)を見た香織が長谷くんを探して走り回ります。
「うんうん。そこでくっつくんだな」と思っていたのですが・・・・・

「友達になってください」

えっ???またそのパターンですか??
これでも「ハッピーエンド」と捉える方も居るでしょう。それは観た人の受け止め方なので自由です。
しかし、自分は何と残酷な結末なんだ!と唖然としました。

考えてみれば、香織が記憶障害中でもその存在を忘れなかった九条くんとヨリを戻し、長谷くんは完全失恋⇒思い出の日記も焼く・・と言う展開を経てから1年が経過した卒業式(この「1年経過」があまりにもアッサリとする―され過ぎているのは不満でした)では「絵が上手なんですね」と今さらな事を言われ、卒業アルバムに書いてもらったメッセージは「卒業おめでとう」的な超無難なメッセージしかもらえない。
そのメッセージを書いてもらうために渡したペンが交換日記用に使ってもらってたものと言う事にも気づいてもらえず・・・と言う具合に、未だ記憶障害は完治していない(でも九条くんとの記憶は消えない)香織と「一週間で忘れられ、毎週ふりだしに戻る友達関係」と言う細い糸のみで辛うじて繋がるだけ。これは残酷ですよ。
ラブラブな彼とはラブラブが継続し、自分に対しては、毎週「あんた誰?」から始まるなんて、自分なら耐えられません。
「それでもいい」と言う道を選ぶ長谷くんの一途さは凄いけど、果たしてその思いはいつまで続くのでしょうか??

そしてそして、その陰でもう一人、かなりのダメージを負う不幸な子。それが沙希ちゃんです。
もう最初っから長谷くんに気があるのがミエミエなのにも関わらず、香織に舞い上がる長谷くんには振り向いてもらえない。
香織が九条くんとくっついて落胆している長谷くんに「今しかない」と言うタイミングで告白するも瞬殺で断られちゃう。
いやいや、この子も長年の思いが結実しないで卒業を迎えるというホントに泣くに泣けないバッドエンドでしょう。

と言う具合に、完全に自分の読みが外された展開ですが、決してそれが「不満」とか「けしからん」と言う事ではありません。
でも「切ない」を通り越して「残酷すぎるだろ」と言うオチに自分は思えたため、後味は決して良くはありませんでした。
パラパラ漫画までは良かったんだけどね・・・・。

さて、演者ですが、山崎クンは本当にこの手の恋愛ドラマに良く出るね。
今作では、3枚目的なキャラだったけど、良かったんじゃないかな。
他の男子生徒たちも、一部「高校生には無理があるな」と思っちゃうのはこの手の映画・ドラマではもうしょうがないでしょう。

対する女子。
まあ、ハッキリ言って川口春奈は可愛く撮ってもらってるし(正直「あれ?川口春奈って、こんなに可愛かったっけ?」とまで思えましたよ。特に序盤の困り顔は個人的にはツボです)、キャラにも合ってたと思いますよ。JK姿もイケてたよ。
そして前述の爆死キャラこと高橋春織ちゃん。
この子は「めっちゃカワイイ」と言う程でもなく、何かこう・・ホントにリアルにクラスに居そうな陽気でちょっとブサカワな感じの子と言う所がとても親近感がありました。
そして最近立て続けに見ている古畑星夏。
正直言うと「人狼ゲーム ラヴァーズ」「-咲-」で見せた可愛さがこの映画では感じられませんでした。
何だろう?髪型のせいなのか、ちょっと太ってパンパンになりそうな顔のコンディションなのか分からんが、とにかくちょっと残念でした。

と言う事で、良くも悪くもラストの展開に驚かされましたが、それまでの話は決して「つまらん」「眠い」と言う事はなく、むしろ楽しめました。
原作漫画は全く知らないので、比較をする事もできませんが、少なくとも1本の映画として、あくまでも「少女コミック原作」と言う事を少し頭の片隅に置いて(そうしないと「有り得ぇ〜」って冷めちゃう)観てみるのもいいかもしれません。

◆パンフレット:B5判・32頁・720円

一週間フレンズ。

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【17-040】フライト・クルー ★★★★☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
この日も連続で未体験ゾーン!と言う事で、今度は未体験ゾーンでは唯一の2時間超え映画であるフライト・クルーです。

非常通報を受けたベテラン機長ジェチェンコ(ウラジミール・マシコフ)と訓練生の操縦士アレクセイ(ダニラ・コズロフスキー)の操縦する航空機は、被災した火山島へ乗客の救助へと向かう。
着陸した島では大噴火が起こり、被災者たちはパニックとなっていた。
ジェチェンコとアレクセイは残った2機に分かれて離陸する。
先行のジェチェンコの機は離陸時の衝撃で損傷を受けており、墜落は時間の問題となった。そこで2機は、荒れ狂う上空でワイヤーをつなぎ、搭乗者を移動避難させるという最後の賭けに出る。
乗客、搭乗員たちの運命は、アレクセイの操縦に託される……。


ハッキリ言います。もう無茶苦茶で有り得ない話です。でも、「70年代のパニック映画」的なテイストが「これでもか!」と言わんばかりに詰まりまくっていて、最終的には満腹で大満足しちゃう。そんなある意味豪勢な映画でした。

主人公はイケメンだけど色んな意味で型破りな訓練生。あとはその訓練生とペアを組むベテラン機長。
ハッキリ言って、前半は人物の背景を描いている感じでやや退屈です。
それでも、被災地への救援物資や子供へのオモチャを届ける機に、ムリヤリ「車を運べ!」とワガママな事を言うオッサンに折れて車2台を乗せたら案の定重量オーバーで機がヤバい事に。
「オモチャとか捨てちまえ!」とワガママ放題のオッサン(こういう自分勝手な悪役キャラっていいよね)の意見を聞いてオモチャを捨てる・・・と思いきや、思いっきり車を機から突き落としちゃうと言う「掴み」シーンもあります。
この一件で、「色々問題は有るけど、根はいいヤツ」という色が付いた訓練生ですが、次なる話は、地震と火山噴火で大変な事になっている島に取り残された人を救出しに行こう!と言うお話です。

この島がねぇ・・・もう笑っちゃうくらい阿鼻叫喚の地獄絵図的な大パニックなんですよ。
空港は地震で崩壊状態。その空港に向かっていた車は前後を溶岩に阻まれて絶体絶命(まあ、結局上手いことミラクル脱出するんだけど)と言う見せ場もあります。
滑走路も崩壊が始まってるおかげで「距離が足りない!」って事になり、実際に先発の機が離陸しようとしたけど、離陸前に大破しちゃう。
しかし、ベテラン機長が操縦する貨物機はこれまたミラクルな離陸で無事脱出。
溶岩から逃れたけど輸送機に先に行かれちゃった訓練生は、仕方なく残った人を機に乗せ、炎燃え盛る滑走路に。
そんな滑走路通ったら炎上じゃん!という状況なんですが、ここもミラクルなタイミングで奇跡が起こって何とか離陸。
やったぁ!これで島を脱出してめでたしめでたし。と思ったけど、まだ尺はたっぷり余ってます。

やっと脱出したはずの機ですが、先行の貨物機が機のダメージでエンジン損傷・燃料切れが近付いており、このままでは墜落真免れません。
近くに着陸できる所も無い状況ですが、ここで訓練生操縦の後続機が登場。
貨物機に接近してワイヤーで繋ぎ、そのワイヤーを伝って貨物機の乗客を後続機に移すと言うのです。
「燃料切れまであと20分」と言う絶望的な時間でしたが、意外とアッサリ両機はワイヤーで繋がれます。
そこから籠のような網の袋みたいなのに数人乗せて、ワイヤーを伝って後続の機に移ります。
仮にも飛行中の飛行機が2機超接近してるんですよ。ワイヤーで繋いでるったって、それ相応の距離があるはずなのに、意外とアッサリと後続機に到着。
これを何度も繰り返して貨物機の乗客を全員移し(と言いながら、何人かは空中に鮮やかに放り出されちゃってるけどwww)、最後の機長も、機を自動操縦にして自分も脱出。
どう考えても燃料切れの20分リミットで移動完了するはずないのに、どう考えても自動操縦にしたままエンジン損傷した機から別の機に綱渡りで脱出なんて有り得ないのに、もはやそんなツッコミは関係ねーよ!とばかりに勢いだけで押し切ります。

大仕事をやり切った訓練生君と、何とか移動してきたベテラン機長。これでやっと帰還・・・と言う最中、管制室みたいな所に居たオッサンが悪魔のような一言を発します。

「前方が嵐です」

そうかぁ。そう言われりゃ、まだ尺が余っとるやんけ!
と言う事で、今度は嵐が吹きすさぶ空港(普通ならとても着陸できる気象状態じゃない)への着陸を試みると言うのが最後の山場です。
訓練では再三に渡って機を墜落させてた訓練生ですが、まあお約束の通り、ミラクルな着陸で乗客を救います。

いや〜、とにかく「これぞフィクション。これぞ作り物。これぞB級パニック」と言える「映画ならでは」の見せ場たっぷりの2時間でした。
このレビュー中でも「ミラクル」「意外とアッサリと」と言う言葉を多用してますが、ホントにそうなんですよ。
「うはは、有りえねぇ〜!」「んなアホな!」「やり過ぎだろ!」と突っ込み所満載なんですが、そんな事を真面目に突っ込むのが最終的には馬鹿馬鹿しくなってしまうような「うるさい!面白けりゃいいだろ!」的なサービス精神で押し切られました。これぞ「おそロシア」ってやつです。
考えてみりゃ、あのパニックものの金字塔とも言える「タワーリング・インフェルノ」だって良く観りゃ(良く見なくても普通に観てても)突っ込み所は満載ですからね。それも含めて「娯楽大作」ですよ。

と言う事で、今年の未体験ゾーンの中ではかなり満足度上位(個人的序列)にランクインできる拾い物でした。
突っ込みながらパニックを楽しみたい方はぜひ!

◆パンフレット:販売無し

フライト・クルー

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