映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【16-139】ぼくは明日、昨日のきみとデートする(ネタバレあり) ★★★★★
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
2016年の最後の1本はぼくは明日、昨日のきみとデートするです。

京都の美大に在籍する20歳の南山高寿(福士)。ある日、彼は電車で大学に行こうとしたところ福寿愛美(小松)という女性に出会い、瞬く間に心を奪われてしまう。
高寿は愛美に声を掛けるが、高寿のある一言を聞いた途端に愛美は涙を流す。その理由を尋ねることができずにいた高寿だったが、その後二人は付き合うことになる。
周囲からもうらやましがられるほど順調に交際が進み、幸せな日々がいつまでも続くと考えている高寿。だが、愛美から思いも寄らなかった秘密を打ち明けられる。


「うわ、また三木監督か。と言う事は、少女コミックを10代の少女向けに甘く味付けした感じか!?」などと脊髄反射でネガティブなイメージを持ってしまい、鑑賞にあたってはの心境としては逆風でした。

しかし!!

主人公たちのお父さん世代のおっさんのクセに何かが刺さって涙がボロボロでした。これはやられました。参りました。2016年最後にいい映画が観られました。

予告編でも小松菜奈が「隠してる事がある」という場面はあったし、タイトルからして「何か時空を超えたファンタジー系か?」とは予想してました。
それならそれで完全にフィクションとして楽しめると腹を括れましたが、タイトルの「明日、昨日のきみとデート」の意味は鑑賞前は良く分かりませんでした。

途中まではその時空ネタを想像しながら観てましたよ。でも分からない。
ヒントと言えば、たびたび小松菜奈がヘンなタイミングで涙を流す事。
これが中盤で謎解きされ、終盤の「愛美視点の話の展開」になると、もうかなりの高確率で涙腺が崩壊してしまいます。

これねぇ、普段は頭が悪いと嘆く事が多い自分は、今回はハッキリと完璧にからくりが分かったんですが、ネットのレビューを見ると、意外と「分からない」という人が多いんですね。
個人的には、あれを「愛美は毎日少しずつ若返って行く」みたいに思っちゃうと意味が分かり難くなると思うんですよ。
つまり、高寿の時間軸に愛美の人生をハメちゃうから分からない。
高寿の人生の時空と愛美の時空は別々にあって、それぞれ逆向きに進んでいるんだよ。
それが5年周期で円を描いていて、5年に1回、1ヶ月だけその円が接触する(同じ世界に生きられる)という変則パラレルワールドと言っても分かり難いかな・・・。

「僕にとっての"初めて"は彼女にとっての"最後"」というのがとにかく切ないですよ。
序盤、初めて愛美に声をかけて、「また会えるよね」という当たり前の何気ない会話が高寿から愛美に向けられるんだけど、愛美にとってはその時が「20歳同士の2人が会える最後の日」であり、次に会う時は愛美は25歳(その時、高寿は20歳の愛美の事なんか知らない15歳の少年と言う事になる)という切ない状況に泣き崩れる・・・いやホント切ないです。

言ってもタイムパラドックスものなので、よーーく考えるとおかしな所(疑問なところ)もあるかもしれない。
でも、この手の「時空モノ」には付き物だし、この映画の切なさを体験する上での障害にはならないはずです。
真面目な「科学映画」じゃなく、「SFファンタジー混じりのフィクション」なんだからさ、あまり詮索しない方がいいと思いますよ。
(少なくとも自分はそういった時空の矛盾をツッこむ気は起きませんでした)

そしてエンドロールで流れるback numberの歌がまたいいね。
歌詞もどことなく映画の内容とリンクするところがあるし、やっぱりエンディング曲は大事ですよ。
(自分はもちろんエンドロール終了まで席を立たない派なので、聞き惚れる事ができるエンディングは大喜びです)

小松菜奈は、最近も「溺れるナイフ」で観たりしたけど、こっちの役の方が断然いいね。
というか、今まで出た恋愛ドラマ系映画の役の中で一番いいんじゃないのかな。
15歳の頃の愛美役の清原果耶も、これからのブレイクが期待できますので、記憶に留めておくとしよう。

それでは今年も1年ありがとうございました。
2016年回顧は時間が出来たら2017年にアップします。

◆パンフレット:A4弱の背綴じ・36頁(ネタバレ注意の折り込み頁あり)・720円

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

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【16-138】バイオハザード ザ・ファイナル ★★☆☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
毎作品とも惰性で観てる感じなのに今回も惰性でバイオハザード ザ・ファイナルを鑑賞。

アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、レッドクイーンから48時間後に人類が滅びると告げられる。そして、宿敵アンブレラ社が放った膨大な数のアンデッドが地上を占領。
アリスはラクーンシティに戻って、生還したクレアやコバルトらと合流し、アンブレラ社の心臓部であるハイブを潰そうとするが……。


あまり大した感想が無いので、ちょっとだけ箇条書きで・・・(手抜きゴメン)

・ストーリーは割と対立図式が明確になって分かりやすくなった印象。
・しかしアクション場面でのカット割が激し過ぎて観辛い事この上ない。
 自分は日本橋のTCXで、ちょっと前方で観たので、もう何が何やら・・・
 (幸い2Dで観たのでまだ良かったのかも。あれが3Dになったら、ますまず酷い気がする)
・ほんのちょっとだけマッドマックス(怒りのサンダーロードと言うか"2"と言うか・・)っぽい気がした。
・ローラは結局居ても居なくてもどうでもいい端役だった(でもクレジットでは9番目だったのが意味不明)
・あの幕切れでFINALとは思えない。まるで大仁田の引退試合を観ているよう。
 だってFINALの割にはバイオの主要人物(前作に登場してた人とか)が全然出てこないんだもん。
 前作までの展開・伏線無視は今に始まった事じゃないけど、「5」は「6」の予告編なのか!?と思ってただけに、なおさら「?」だらけですよ。

はい。このシリーズですが、1からぶっ通しで観たら、3作目とか4作目からおかしくなる事が明確になりそうです。
「FINALとは思えない」と書きはしましたが、この調子ならもう「復活」とか「再開」は止めて欲しいです。
「リブート」なら・・・う〜ん、微妙・・・。

◆パンフレット:いつものように特大サイズ・通常版=720円、デラックス版=1500円
 ※デラックス版は旧作(1〜5作目)の中から1作品が観られるコード付き。表紙は通常版と異なる。

バイオハザード ザ・ファイナル

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【16-137】ドント・ブリーズ ★★★☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
お正月映画シーズンだと言うのに珍しいホラー系のドント・ブリーズを観た。
※観てからずいぶん放置してました。すみません。

街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。
だが、老人(スティーヴン・ラング)は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。


目が見えない主人公に悪党が忍び寄る的な話は邦画でも洋画でも過去何本かありました。
代表的なのは、ヘップバーンの「暗くなるまで待って」でしょうが、多くの「それ系」映画では、目が見えないのは女性であり、ただでさえひ弱な女性が更に不利な状況に陥りながらも何とか反撃を試みるというものでした。

それに対してこの映画では、盲人は爺さんである。
しかしこの爺さん、湾岸戦争で視力を失ったと言う事で、とりあえず視力以外はジジイにしてはなかなか屈強な感じ。
しかも舞台となるのは勝手知ったる自分の家。
目は見えなくても物音とか普段はしない臭いとかで異変に気付き、各所に配備された銃器を使って反撃してくる。
更に地下室では電気を落とし、条件は互角に・・・と言うか、もはやそこまで行くと圧倒的に有利な状況に。

こんな感じで、この映画の図式としては、完全に「殺るか殺られるか」の命がけのサバイバルアクション要素も増えて行くものの、当初3人だった「押し入り一味」は早々に1人が敵前逃亡し、1人は爺さんに殺される。
残るお姉ちゃんだが、言っても強盗の悪党である。
「逃げて!」と思いたくても、逃げるついでに金庫を開けて金をくすめて行こうとする性悪っぷりを見せられると、むしろ爺さんサイドに立って「強盗殺しちまえ!」とすら思えます。
そうこう言ってるうちに逃げ出してた兄ちゃんが舞い戻ってきて、戦況は2対1に。果たしてこのサバイバルの結末は・・??

まあ、どいつもこいつも、割と痛烈な一撃を受けて「こりゃ死んだな」と思ったら、意外と普通に生きてるパターンが多いのはご愛嬌だし、犬が必要以上に凶暴すぎたり、突っ込み所はあるけど、それはそれで楽しめます。
それなら☆4つはあげてもいいだろと思いましたが、展開自体はワンパターンであり、88分の短尺で凝縮されてたとは言え、もう一息意外な展開が欲しかったと言う厳しめの評価です。
(短尺で前売券発売無しゆえにTOHOシネマズでポイント無料鑑賞した分際で勝手な事書いてますな)

レンタルとかでも充分楽しめるとは思いますので、DVDリリースされたらぜひどうぞ。

◆パンフレット:A4判・24頁・720円

ドント・ブリーズ

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【16-136】A.I. love you アイラヴユー ★★★★★
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
森川葵目当てでA.I. love you アイラヴユーを鑑賞。

老舗洋菓子店のアシスタント採用に応募しては不採用になってしまう毎日を送りながらも、パティシエになって自分の店を持とうと奔走する星野遥(森川)。
ある日、A.I.搭載通話型アプリの無料試用を誘うスパムらしきメールが届く。ついメールを開き、アプリをスマートフォンにインストールしてしまう遥。
やがてアプリが起動し、男性の声で彼女に話し掛けてくるように。その人工知能にラヴと名付けてやりとりするうち、彼からパティシエになるつもりならば恋をするべきだと諭され……。


過去、映画でも「人間では無いモノ」(コンピュータだったりぬいぐるみや人形だったり)との心の繋がりを描いた映画は何本もありました。
この映画は「スマホアプリ」です。
既にホラー映画ではスマホアプリが題材になっているものはありましたが、この作品はラブストーリー。
と言いながら、やはり非現実的な「ファンタジー」に分類してもいいでしょう。

「全編スマホで撮影」なんて謳われちゃってるし、かなり軽いB級な内容なんだろうなと思って期待せずに観たんですが・・・・・特に自分のように「森川葵目当て」だった人は特に「うほほーー!もりかわカワイイぃぃぃ!!」とアゲアゲになってめっちゃ楽しめてしまいます。
いや、ほんとに軽いストーリーなんですよ。
パティシエを目指す不器用な女の子と、それをサポートするアプリ。そして勤務先のお店に居るイケメンの天才料理人の直斗・・・くらいのシンプルなストーリーなんですよね。
話だけ見たら、それほど特筆すべき所は無いんだけど、何がここまで夢中にさせたかと言うと、それが森川葵なんです。

この映画、遥(森川)と「ラヴ」ことスマホアプリの対話シーンが多いのですが、アプリはアプリなので、当然遥はスマホ画面に向かって会話する訳です。
それをスマホの側からのアングルでずっとカットを割らずに撮っている・・・・って、これって究極の萌え企画じゃないですか!
こう映されると、あたかも画面の向こうの遥ちゃんが「ラヴ」でなく自分に向かって話しているようで、妄想度が急上昇します。(何か書いててだんだんキモくなってきてるぞww)
演じている森川葵は、当然「1人芝居」シーンが長いのですが、まあ立派にやり通しております。

そんな遥ちゃんは、最初は化粧っ気も無く、パーカーとか着て女子力もゼロに近い。
それがラヴのアドバイスだったり、直斗との急接近があったりして、どんどん女子力が上がって可愛くなってくる。
こりゃ堪りません。

更に!

遥ちゃんはラヴから力を貰っても、やっぱり色々と上手く行きません。
そんな時に「泣きたい時こそ笑って」と言われてするガチの変顔も、ガチといいながらやっぱり可愛いです。

まあね、「あのアプリは誰が何の目的で無料で配信してるのか?」なんて事は野暮なので言わない事にしたとしても、「ここに店を開きたい」と狙ってる物件が「FOR RENT」になってる期間が長すぎる(よほどの不人気な立地?)とか、パティシエのコンテスト的なものを受けるのに勤務先のお店の推薦状が必要と言いながらもらえてなかったはずなのに、大会数日前にもらえた(というように解釈したが・・)のでもいいの?とか、直斗との仲を深める為に服を色々買いそろえるが、そんな金あるのか?とか、とあるレストランで、一般人に「シェフの相田さんですか?」なんて声をかけられる(というシチュエーションも無理矢理だが)ほどの超有名人、且つ天才料理人が務める料理店にしては店員が少なく、NON STYLE石田演じるパティシエ(?)も何であんなにパワハラまがいの叱責をするのか、その石田と中村アンがくっつく描写って居るか!?・・・・と、突っ込み始めると色々と粗はあります。正直、そのへんの詰めの甘さは残念ですよ。

ん〜、本来なら上記のような減点要素を加味して4つ星なんだけど、今回は森川葵の可愛さに免じて星を1つ上げちゃいます。(何といい加減な採点・・・)
普段は激辛のくせに、ちょっと森川葵推しというだけでこの評価・・・テキトーを許せ!

◆パンフレット:販売無し

A.I. love you アイラヴユー
左が沖縄国際映画祭配布版。ちょっと違います。

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【16-135】ブレア・ウィッチ ★★★☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
尺も90分と短いので、ポイント無料鑑賞でブレア・ウィッチをチィスです。

アメリカのメリーランド州にあるブラック・ヒルズの森で、魔女をめぐるブレア・ウィッチの伝説を追うグループが消息を絶つ事件が発生。
それから20年後、グループの一員だった姉の消息を確かめようとするジェームズ(ジェームズ・アレン・マキューン)は、カメラを持って友人のピーター(ブランドン・スコット)や映画学科で学ぶリサ(カリー・ヘルナンデス)とブラック・ヒルズの森に潜入することに。
地元に暮らすレイン(ウェス・ロビンソン)らの案内で森に入る一行だが、思いも寄らない恐怖が待ち構えていた。


言わずと知れた「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(以下BWP)の続編です。
「ブレアウィッチ2」という「続編」もあったけど、この映画も続編? 
まあ、日本でも「リング」シリーズなんかは枝分かれした複数の続編があるし、気にしない事にしておきましょう。

で、そのBWPですが、公開当時しっかり観ていた自分は「何じゃこりゃ。くだらん・つまらん。ブレブレ映像だらけじゃねーか!」と大いに憤慨したものです。
記録を取ってないけど、恐らくその年のワーストにするくらいの駄作と認定したもんです。
その後の「ブレアウィッチ2」も観ていないのに今作は観ちゃうと言うのが割れながら意味不明だな・・・。

そんな忌々しいBWPと同じく、またしても若者たちが森の中に「捜索」に出かけるわけだが、早々に女の1人が足の裏をザックリ切る(靴も履いてるのに、川を渡る過程で何故か足の裏ザックリ)というネタで少し間を持たせています。
これがまた相当深く切れてるようなんだけど、包帯を少し巻いてそのまま歩かせると言う無謀な展開により傷はどんどん悪くなります。
っていうか、その描写自体は魔女とは全然関係ねーぞ!
でも、テント張って野宿すると、いよいよ不気味な物音とか謎の人形ぶら下がりとかで「何かいる」感を醸し出していますが、そういう「怖がらせ」よりも音による「驚かせ」の方が強く、その手の音には全く驚かない(だってバレバレだし、タダの音じゃん)自分には全く響きません。
我ながらホラー慣れし過ぎちゃって、どうしようもない厄介な「怖がらないホラー好き客」です。
あ!でも、その足の裏の傷口から何か蠢くモノが見えるシーンはなかなか気持ち悪くて良かったぞwww。
ありゃ何だったんだ!?何か寄生虫状の虫に見えたけど、どっちにしてもそれも魔女とは全く関係ありません。
(その後、別の傷口からは百足状の何かが出てくると言うwww)

そしてそして、終盤にはBWPで出てきた「あの家」が再び登場。
若者数人がその家に入る訳ですが、ここまで来ると「続編と言うよりBWPそのまま(つまりリメイク)じゃねーか!」という気持ちになってきます。
今回せっかくドローンという現代アイテムを登場させたのに、飛ばして見りゃあ林しか映ってないし、大事な所でアッサリ墜落とか、かなり脱力です。
オマケに、件の「足の裏の大怪我からにかがウニョウニョ」の女が木の上に引っ掛かってるドローンを取ろうとして木に登るんだけど、「これ、絶対途中で枝が折れて落ちるだろwww」と思ったら案の定でやっぱり脱力です。。。

話し戻って、不気味な家ですが、なーーんかちょいちょい映ってるような気もするし、目の錯覚なような気もするけど、「何か」に追われる感じで勝手にパニックになっちゃってます。
(その割には、POV映像がアングル的に「ずっと自撮りなの?」に見えちゃってると言うwww)
この家が「けっこう中は広いのか?」「あの地下の穴みたいなのは結局何だ?どこがどう繋がってるんだ!?」と混乱してしまいますが、何か勢いだけで見せられます。

結局、この映画もBWP同様に肝心な所は良く分からないまま終わってしまいます。
まあ、下手に魔女っぽい化け物が姿を現したりした日には、もはやモンスター映画になっちゃうし、何よりもお金がかかる(笑)ので、想定の範囲内でした。

それにしても、本家BWPが作られて20年近く経つって言うのに、まだPOVだファウンドフッテージだという映画を作っちゃう姿勢には辟易します。
自分は手ブレ画像には強い方なので、酔いはしなかったけど、やっぱり観辛い映像はただただ不快です。
※「すげー揺れる」「酔った」という人が多いみたいですね。

そんなわけで、特筆すべき所も無いBWPセルフパクリ映画ですが、全く期待ぜずに観たおかげで「まあ普通だな」くらいのダメージで済みました。タダ鑑賞だしね。
それにしても、あの黒人女の傷口にいるムカデ状だったり何かの幼虫状のキモチ悪いアレは何だったか、もう少し観たかったぞwww。(魔女関係無いけど、単純に気持ち悪くて面白かった)

POV映像に弱い方(酔い易い方)にはお勧めしませんが、「何だか良く分からないファウンドフッテージもの」でよければどうぞ。

◆パンフレット:A4判・24頁・720円

ブレア・ウィッチ

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【16-134】古都 ★★☆☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
舞台挨拶目当てで古都を鑑賞。

京都、室町。家業の呉服店を継いでおよそ20年にわたって切り盛りするも、職人の相次ぐ廃業などに時代の変化を感じる佐田千重子(松雪)。
彼女は、そうした状況下で大学生の娘・舞(橋本)に店を継がせてよいものかと思い悩む。
一方、千重子と生き別れた双子の妹で林業を営む中田苗子(松雪・二役)も経営難に苦しんでいた。
さらにパリで美術を学ぶ娘・結衣(成海)が自分には才能がないと感じ落ち込んでいるのを知り、苗子はパリへ飛ぶ。
また、舞も日本文化を紹介するイベントに参加しようとパリに向かっていた。


え〜、「古都」と言うと百恵ちゃんの古都を思い浮かべるものの、そちらの映画は観ていないし、ましてや川端文学が何たるかも全く分かっておりません。
まあ、山口百恵版・古都は観ていないとは言え、話の内容は分かっているので、今回もその流れだろうと思ってたんですが、こりゃまたずいぶんと変えてきたなと言うのが正直な印象です。

別に変える事は悪く無いんですよ。
小説には小説の味があるし、山口百恵版には山口百恵ならではの良さがある。その上でオリジナリティを出そうとするのは個人的には好感を持てます。
映画は開巻早々、昭和の邦画のようにいきなりクレジット(主なキャスト・スタッフね)が画面に流れます。
そんな昭和的なオープニングクレジットなのに、監督の所になると縦書きで「Yuki Saito」と映るのが何か違和感を覚えます。

そして本編ですが、「千重子と苗子の話」ではなく、「千重子とその娘」「苗子とその娘」という2組の母娘のドラマになっております。
このそれぞれの娘2人が、自分の将来に不安を覚え、夢や目標を見失いそうになって半分やさぐれちゃってる状態という共通点があり、且つ苗子の娘(成海)は絵の勉強でパリ留学中。
一方の千重子の娘(橋本)は書道の先生に付いてパリでのイベントに同行するという「フランス繋がり」があるという話なんですが、そもそもこの出来過ぎた設定がピンと来ないし、同じパリに居ながら、実は従弟同士となる2人が絡む事も無い。(最後の最後にやっと接触はあるが)
せっかくあの大事な「帯」が伏線としてのアイテムになっていると思ったのに活用されてないし、当の千重子と苗子も絡みが無い。
何かなぁ・・・2組の親子の良くある話を並べただけの薄いお話にも見えちゃった所が残念でした。

「売り」でもある京都の風景や文化もまあまあ綺麗に映し出されてはいるんだけど、綺麗が故に物語にはしっくりと収まっていない(浮いてる)感じもしました。
特にパリでの書道シーンや橋本愛の踊りのシーンは、それ単体で観れば「ザ・日本文化!」として見ごたえはあるんだけど、そもそも橋本愛は書道の先生の「お付き」(アシスタント的な?)でパリに行ったのかと思ったら、何で最後にピンで踊りを披露してるんだか(それまで「踊りやってます。得意です」みたいなシーンあったっけ?)良く分からなかったりします。
そんな事よりも、心折れる寸前の成海璃子の泣き事を聞きながら優しく包み込む苗子母のシーンの方がよっぽどシンプルでジワジワ来ましたよ。

そんなわけで、今イチ自分の心には刺さらない1本でした。
結局この話は、本家「古都」の後日譚的な話と理解すればいいのかな・・・・??
(ちょうど原作、及び百恵ちゃん世代の千重子・苗子を演じているのが蒼あんな・れいなのガチ双子という事?)
でも、エンディング曲の「糸」(オリジナル中島みゆきの曲をカバーしたもの)は映画に合ってて良かったかな。

◆パンフレット:A4判・28頁・600円

古都

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【16-133】エヴォリューション ★☆☆☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
前売り購入&入場特典で別柄チラシがもらえる事もありエヴォリューションを観てみた。

住民は少年と女性だけの島で、10歳のニコラ(マックス・ブレバン)は、母親と2人で生活している。
全ての少年が不可思議な医療を施されていることなど、島での日常に違和感を覚えるようになった彼は夜中に家を出て行く母親の後をつける。
海辺に向かった母親が、ほかの女性たちと始めたある行為を目にするニコラ。それを機に、彼は思いも寄らなかったおぞましい事態にのみ込まれ……。


この映画のルシール・アザリロヴィック監督って言うのは全然知りませんですよ。「エコール」という映画の監督と言われてもピンと来ません。
そういう知識も何も無く観たわけなんですが、色んな意味で唖然とする作品でした。

良く言えば「スタイリッシュな映画」とも言えるし、こういう映画を「好き」ってドヤ顔で語っちゃう「わたし、こういう洒落たフランス映画が好みなのよ」的なスイーツな人も居るんでしょうが、普通に映画として観ると意味が良く分からないです。
何たって台詞が極めて少ないんですからね。
自分はこの映画を「何かの曲のPVだろ」と思っていましたよ。
全編通じて何か不気味で、でも海の中とか幻想的な映像美もある。しかし台詞が無いので環境ビデオを観てるみたい。
そうこう言ってるうちに、話はある種「SFホラー」的な方向に進んでいるのも分かるんだけど(ちょっとクローネンバーグ風味で、アレの形状とかはちょっぴり「スプライス」っぽい)、いったい何故?とか意味の分からない所は観る人の脳内で自分が補完するしかない感じです。

う〜む、この手の映画を全否定はしませんが、やはり自分は普通に分かりやすい映画がいいです。
特にこの子守歌のような幻想的な雰囲気の映画をレイトショーで観させられるとかなり辛いです。睡魔との戦いです。
とにかく「観る人を選ぶ」という類の映画だと思うので、心してかかるのだ!

そしてこの映画は短尺(81分)という事もあり、上映前にネクターという18分の短編映画(もちろん同じ監督の作品)も併映されます。
こちらも台詞の無い「女王蜂とメイド蜂」の話です。全裸の女(特徴ある付けまつ毛が印象的)の全身からハチミツをスプーンみたいなので掬うとか、やっぱりどこか幻想的でどこか難解です。

「エヴォリューション」は「ヒトデ」で、「ネクター」は「蜂」。
何か意味ありそうなんだけど・・・・うーむ、頭の弱いおじさんには難し過ぎる・・・(; ̄Д ̄)

◆パンフレット:ハードカバー1000円(高かったので買ってません。Amazonでも買えます

エヴォリューション

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【16-132】疾風ロンド ★★★★☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日の疾風ロンドを鑑賞した。

大学の研究施設の違法生物兵器「K-55」が盗難に遭い、さらに国民を人質に身代金3億円を用意するよう脅迫メールが届く。
残された時間は4日間、主任研究員の栗林和幸(阿部)はひそかに兵器を探索するという任務を依頼されるも、手掛かりはゼロ。
そんな折、犯人死亡というまさかの事態にぼうぜんとしながらも大惨事を回避すべく、犯人の遺品をヒントに国内屈指の規模を誇るスキー場へと向かう。


「東野圭吾原作」で、上記のような粗筋を見ると、本格的な犯罪サスペンスを思い浮かべるが、劇場で予告編を1度でも観た事があれば、この映画は「本格的サスペンス」ではない事は分かります。
いちおうはサスペンス的な流れを持ちつつも、どこかコメディ混じりで緊迫感は無い印象でしたが、果たして本編は・・・?

はい。やっぱり「サスペンス映画」という風に観るのは無理がありました。
けっこう地球規模のヤバい話(細菌兵器に侵されて大変)なのに、緊張感は殆ど無く、非常に限られた範囲の素人たちの間でのみ話が進みます。
まあ「犯人は早々に死亡」という事もあって、「犯人探し」ではなく「最近はどこに隠されているか?」というところが前半の焦点です。
この探し物にあたるのが阿部&大倉、そして優子も少々という感じですが、研究施設の側にも内通者が居たり、スキー場にも阿部をマークする男が居たりと若干のミステリー要素は加わっています。

そんな「細菌探し」という話とは別に、もう1つの柱が「親子愛」(どっちかというと、子供から親に向けた感情)です。
阿部父子、スキー場の食事処の母子といったあたりの親子話が少し細菌話に絡んできていますが、ん〜・・・まあまあギリギリ見られる話でしたが、ちょっと無理があった所もあり、さほど入り込めずと言った所でしょうか。
そしてもう一つの見所は、「スキーアクション」でしょう。
日本映画で本格的なスキーアクションってあまり観た事が無い印象ですが、この映画はまあまあ頑張っています。
特にスキーよりスノボのスピード感はなかなか新鮮でした。

そんなこんなで、話は最終的には綺麗にオチますが、繰り返しですが「真面目なサスペンス」として観ると不満いっぱいでしょう。
自分はこの映画を「コメディ交じりの有り得ない超フィクション」として割り切って観てたので、さほど腹も立たずに退屈する事無く観終える事ができました。
もっとも、コメディ要素は思ったほど大した事がなかった点は不満が残りますが・・・。

さて、役者(主に女性陣)ですが・・・・
・優子は少なくともオリンピックレベルのアスリートには見えない。そこまで役キャラを大きくしなくても良かったのでは?
・育美ちゃん役の久保田紗友ちゃんは可愛いね・・・と思ったら、「僕は友達が少ない」の舞台挨拶で見てたのか!覚えてねぇえぇ!!
・育美ちゃん以外の中学生たちの芝居はもう少し何とかならなかったのかな??
・野間口さんが出番少ないながら非常にイイ味出してる!
・柄本明の芝居は鬱陶しすぎる。やり過ぎ。

そしてエンドロール。
意外と言っては失礼だが、B'zの主題歌はなかなかハマってて良かった。最後に少しテンション上がりました!!

と言う事で、あくまでも気楽に観ましょう。
「何だコレ、テレビドラマでもいいじゃん」と思いませんように・・・

◆パンフレット:A4判・36頁・720円

疾風ロンド

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【16-131】ホラーの天使 ★☆☆☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
別の映画の舞台挨拶と被ったので観るのを止めようと思ってたけど、果敢にも意地で初日からホラーの天使を観てみた。

現在はスタジオとして使用されている廃校。そこでは、いじめられていた女子生徒が地下室に監禁されたまま姿を消したという事件が起きており、それ以降“アザミの呪い”と呼ばれる怪奇現象が続発していた。
ある日、映画の撮影で2人の若手女優(葵&恒松)が廃校を訪れる。その場にいたアイドルユニットの3人(水谷&矢倉&藤田)、芸人コンビを巻き込むようにして、恐ろしい出来事が次から次へと彼らに襲い掛かってくる。


いやいやビックリしました。大好きな「放送禁止」シリーズの長江俊和監督だし、大当たりじゃ無くてもハズレは無いと思っていたのに、こんなに大爆死するとは思いませんでしたよ。

舞台は廃校(を利用したスタジオ?撮影用の施設?)みたいなところ。
ここに「JK女優2人だけ(他に同行者無し?)」「芸人2人(これは野郎だから2人でもいいか)」「アイドル3人だけ(こちらも同行者無しの自主トレみたい)」がそれぞれ部屋にこもって練習したりしている。
要するにこの廃校にお化けが出るって話なんだけど、本当に「お化けが出る」だけなんです。
正直言って、文化祭の出し物レベルだと思ってしまいました。

まあ、シチュエーションが有り得ない(特にアイドル3人組は、3人だけでダンスレッスンをし終ると、夜はさっさとその廃校にザコ寝という無茶苦茶なシチュエーション)のはご愛嬌としても、かなり無理のあるPOV描写もあり、色んな意味で「やっつけ仕事にも程があるな・・・」と唖然茫然としながらも、あまりもの退屈な展開に、睡眠十分で行った割には早々に眠気に襲われてしまい、何とか頑張って観てましたが、一向に盛り上がらない展開に、遂に終了前に半分意識を失いかけました・・・・。

あのー、私はホラー感覚が完全に麻痺してるので、一般人が普通に怖いと思うレベルじゃあ全く怖がらないんですが、この映画は普通の人は怖いんですか?
って言うか、そもそもこの映画を観た!って人は何人居るんでしょうか?
自分は結局初日の初回をイオンシネマ港北ニュータウンで観たんですが、観客数は余裕で10人以下でしたよ。
そんなお客さんは、90分弱の短い上映時間が終わっても皆無言。
う〜む、何か本当は自分が気が付かないとてつもない面白要素があるとか、そういう異次元の映画なのか、もう1度確かめたい(別の意味での「怖いもの見たさ」)気もしてきました(嘘)。

はい。正直言って1点は「アイドルの水谷果穂ええやん!」というどうでもいい理由です。
まあ女の子たちは全体的にカワイイので、矢倉のふうちゃんをはじめ出演者のファンの方ならプロモーションビデオのつもりで観てもいいかもしれません(但しコスパは度外視せよ)

ちなみに、池袋であった舞台挨拶は「写真撮影OKタイム」があったようですね。
う〜ん、水谷果穂を撮りたかった・・・・(もはや本編レビューになってない)

◆パンフレット:販売無し

ホラーの天使
左側は沖縄映画祭(兼前売り購入特典)A4チラシ。右は通常版。

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【16-130】溺れるナイフ ★☆☆☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
初日舞台挨拶はパスし、大ヒット御礼舞台挨拶は見逃していたので普通に劇場で溺れるナイフを鑑賞。

東京で雑誌モデルを務める望月夏芽(小松)は、急に父親の郷里である浮雲町に転居することになる。
彼女は都会とはかけ離れた田舎での地味な生活に幻滅してしまうが、長谷川航一朗(菅田)と出会ったことで人生が一変する。
彼は田舎町で有名な神主の一族の出身で、夏芽はひねくれ者で一風変わった航一朗に強く惹き付けられる。


「こりゃあ、主人公がガンで死なない『恋空』か!?」というのが観終っての素直な感想だ。
とにかく色々と薄っぺらいし有り得ないんだけど、原作はコミックである事に加え、そのコミックの描写ですらバサバサと切り捨てた(切らないと尺に入らない)せいで結果的に薄っぺらくなっているのも鑑賞後に見たレビューで何となく分かりました。
だから、ここから書く事は、当たり前だけど「この映画」のレビューであり、「溺れるナイフ」って話全般的に否定しているわけではありません。
原作には原作の良い所があるのだと思いますが、それは自分は知らないので、この際度外視です。映画オンリーです。

それで主人公のカワイ子ちゃんは、売れっ子モデルなの??
でも、家庭の事情とは言え、引っ越すからってスパっと辞められるのかね?(事務所とかモデルの契約があるだろうに。単発でも仕事は続けられるんじゃね?)と思ったけど、原作では小6の頃に引っ越しなんだね。
小学生なら引越しも止む無しだけど、既にJKくらいには見えちゃう容姿故に「引っ越しだから仕事続けられない」という掴みが今イチしっくりきませんでした。
そして立ち入り禁止区域で出会った金髪の悪そうな兄ちゃんと一目会ったら惹かれちゃう。(「恋空」もそうでした)
あんなのが急に岩場の影から出てきたら、普通逃げるでしょ。なのに惚れちゃう。そのへんも非常に薄っぺらいんだよね・・・・。

そんな中、「夏芽を撮りたい」といって訪れる有名カメラマン。
名前を聞くと、皆が「あの広能昌吾!」なんて言うんだけど、カメラマンなんて篠山紀信とか加納典明とか、そのへんクラスじゃないと一般人が名前を知ってるって事は無いと思うんだけどなぁ・・・・
って、それはいいとしても、その有名カメラマンとやらが持ってるカメラがどうしようもないオモチャみたいなカメラなのには爆笑しそうでしたよ。何アレ!?

そうやって適当にモデル活動も続けながらコウちゃんともヨロシクやって幸せな夏芽だけど、この手の映画のお手軽定番アイテム「レイプ」ですよ。
この犯人、内心やる気満々なくせに「違うんだよ」「誤解だよ」とか言いながらやっぱり襲っちゃう(笑)
まあ未遂に終わったとは言え(露出もゼロです)、この事件をきっかけに疎遠になってしまう夏芽とコウ。
それもそのはず、あれだけいきがって悪ぶって突っ張ってたくせに、普通のキモいレイパーに返り討ちにあってみすみす夏芽を見殺しにしちゃうんだからね。以外とヘタレだったとかwww

そこに食い込むのが、コウの何倍もナイスガイな大友くんです。
どう考えても大友くんの方が良さそうなのに、ますます不良化した悪いコウが忘れられません。
で、結局コウちゃんとヨリを戻そうかという事になったらまたしてもレイパー登場とかwwwww。

最後もどこまでが本当でどこまでが夢(妄想)なのか、もやっとしたまま終わる感じで、何か呆気にとられました。
夏芽のキャラもねぇ・・・・売れっ子モデルの割には、お祭りに出掛けても誰も振り向かない、誰も騒がない(完全に地元民に同化している感じ)ほどオーラが無いし、やたらとカバン投げちゃうし、やたら海とか川とかで水浸しになるし(但し下着が透ける事はありません)、全く掴み所がありませんでした。
自分がおっさんで話が理解できない点を差し引いても、これは「やっちゃった」系の映画じゃないでしょうか・・??

最後に・・・・音楽と本編が合って無くないッスか??

◆パンフレット:B5判・40頁・720円

溺れるナイフ

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