映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【16-098】サウスバウンド ★★★☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
今日もホラー秘宝祭りからサウスバウンドを鑑賞。

ストーリーが書きにくいです。
簡単に言うと、ショートストーリーを何本か繋げた感じ(要するにオムニバス形式)ですが、1つの話から次の話に行くと、微妙にちょっと繋がっており、最後の話が終わると冒頭シーンに戻ると言う面白い作りです。

最初のエピソードは,SFチックな話で、人気の無い荒野の真ん中にあるガソリンスタンド兼カフェ・・・と思いきや、その外には得体の知れない「宙に浮く殺人クリーチャー」みたいなのが幾つも居ます。
そこを訪れた顔面に血を滴らせている2人の男が、最終的にそのクリーチャーにやられるって話です。

次は女3人(バンドか何かやってる)が荒野の真ん中で車のパンクで立ち往生。
そこに通りかかった人のいい夫婦の車で家まで案内されるが、何か住人がヘンで、振る舞われたものを口にした女2人が泥のようなゲロを吐いておかしくなる話。
「悪魔のいけにえ」のすごくライトなやつみたいです。

次が脇見運転で女を撥ねてしまったおっさんが、瀕死の女を病院に運ぶも無人。
でも電話か何かで指示を受けて自ら治療するが、メスで開腹しろとか、そこから手を突っ込んで肺を圧迫しろとかテキトーな指示を守ったおかげで女は死亡・・・みたいな変な話。
各エピソードの中でも割とグロ目な感じです。

んでもってその次は、とあるバーに男が乱入し、妹を助けようとする。
でも、最終的に白塗りのキモいオヤジに囲まれて・・・・というある意味「気味悪い」感が高いエピソードです。

最後は一家3人を襲う覆面の暴漢の話。
一家の娘が可愛くて、何とか助かろうと頑張るけど・・・・

といった感じで、各エピソードのテイストはけっこう異なる所もありますが、最後の覆面暴漢のうち2人が覆面外して逃げた先が冒頭のカフェって事ですよ。
自分はこの「繋がってる」って事を事前に知らなかったので、途中(エピソード2⇒3のあたり)でようやく「あれ?これって繋がってるのか!?」と気付くポンコツっぷりを発揮してしまいました。
繋がってると分かって観てると、もっと細かい繋がりが分かって面白かったかもしれません。
※観終ってから「くそー!もうちょっと集中して観ておくんだった!」と後悔。

他のホラー秘宝祭り新作と同じく、この映画も尺は90分未満なのでサクッと楽しめます。
凄く怖いとかグロいというよりもサスペンス色も濃いので、あまり「ホラーか・・」と身構えずに気軽に観てみてはどうでしょうか?

◆パンフレット:販売無し

サウスバウンド
この映画はチラシが出ておりません。

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【15-126】杉原千畝 スギハラチウネ ★★★☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
【フリーパス6本目】
正月映画にしては地味で、フリーパスじゃ無ければ観なかったであろう杉原千畝 スギハラチウネを鑑賞。

1935年、満洲国外交部勤務の杉原千畝(唐沢)は高い語学力と情報網を武器に、ソ連との北満鉄道譲渡交渉を成立させた。ところがその後彼を警戒するソ連から入国を拒否され、念願の在モスクワ日本大使館への赴任を断念することになった杉原は、リトアニア・カウナスの日本領事館への勤務を命じられる。同地で情報を収集し激動のヨーロッパ情勢を日本に発信し続けていた中、第2次世界大戦が勃発し……。

鑑賞に際して、「杉原千畝」という人を調べたら、過去に何度かドラマや舞台化もされていたんですね。
自分はそんな人が居た事は全く知らなかったが、この映画を鑑賞するにあたっては、そんな事は大した問題じゃない。
問題は、自分が歴史(特に世界史)に疎く・・・というか嫌いで、戦争が背景だったりすると、更に分からなくなる事だ。
何たって、第二次世界大戦は、どことどこの国が手を結んで、敵はどことどこなのかとか全く分かりません。

そんな自分でも、再三アメリカ映画で描かれているのを見ているので、ユダヤ人への差別とか迫害された歴史を持つことは知っています。
そんな時代に、リトワニアから出国するのに必要なビザを乱発行した所が山場となっているようだが、まず日本政府がユダヤ人にビザを発行しないように決めた背景や、その決定に背いてまで「センポ」がビザの発行を決めたのか、実際にビザが発行され、日本にユダヤ人が一時的にでもなだれ込む事になった事でどのような弊害があったのか・・という事が全く分かりません。
※まあ、日本政府が同盟国であるナチスドイツに気を遣ってユダヤ人に手を貸さない事にしたんだろうな・・と漠然と理解してますが。

恐らく、自分の頭が悪過ぎる事が最大の問題なんだろうけど、何か「そんな事なら、最初からビザ発行しておきゃよかったのに」という結果論で片づけられそうな話に見えてしまいます。

結果論だろうが何だろうが、杉原千畝という人のおかげで多くのユダヤ人の命は救われました。
それは本当に美談なのでしょうか?
そのユダヤ人は、後に原爆の製作に関わり、その原爆は広島の人の命を大量に奪ったのではないのか?
そう考えると、何かやりきれない思いも残ります。
もちろん、世界史嫌いの自分が少し調べただけの情報なんて当時の各国の状況や杉原千畝という人の行いや動機のほんのわずかな事かもしれないし、知らない(隠蔽されている)事実もあるんでしょうが、少なくとも映画を観た限りでは、単に「国の命令に背いてまで大量のユダヤ人を救った杉原千畝は偉い!」みたいな方向に意図的に傾けているような気がして、何か釈然としませんでした。

何か映画の出来と言うよりも、その映画の中に描かれている事実への疑問がそのまま採点に反映されてしまった形ではあるが、こういう戦争中の出来事や人物を描くノンフィクションって、描かれている事が全てじゃないですからね。
絶対に「その裏」もあるはずなので、どうせ長めの尺で上映するなら、杉原千畝と対極に居るもの(例えば日本政府とかドイツ軍の日本人を見る目とか)からの視点も交えた上で杉原千畝の行動と結果を見せて欲しかったな・・・。

でも、この映画を観ている皆さんは、当時(第二次世界大戦当時)の日本、及び関係する各国とのお付き合いの状況とか、日本人が置かれた立場とか、ユダヤ人となどういう存在だったのか、そういうのをほびお理解した上で観てるんですかね?
だとしたら、自分から見ると、みんな歴史に詳しいんですね。
「お前が馬鹿なだけだ」と言われても返す言葉がありませんが、やっぱり歴史は難しいよぅ・・・。

◆パンフレット:A4判・40頁・720円

杉原千畝 スギハラチウネ

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【15-125】母と暮せば ★★★☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
【フリーパス5本目】
観客層がジジババ多数なので、若者気分で母と暮せばを鑑賞。

1948年8月9日、長崎で助産師をしている伸子(吉永)のところに、3年前に原爆で失ったはずの息子の浩二(二宮)がふらりと姿を見せる。あまりのことにぼうぜんとする母を尻目に、すでに死んでいる息子はその後もちょくちょく顔を出すようになる。当時医者を目指していた浩二には、将来を約束した恋人の町子(黒木)がいたが……。

2015年鑑賞映画なのにレビューが年越ししてしまいました。ごめんなさい。

さて、この映画。
実は観た後に知ったのだが、2004年に原田芳雄/宮沢りえ主演で公開された『父と暮せば』にインスパイアされて作ったような対極に位置するような作品だそうな。
なるほど、『父』の方は広島原爆で死んだ父が娘の前に現れる話だが、この『母』の方は長崎原爆で死んだ息子が母の前に現れるという事で色々と正反対になっている感じだ。

いずれにせよ、こういった話だと、どうしても『ゴースト −ニューヨークの幻−』を思い出してしまう。
要するに、何か少し心残りがあって現世に戻ってきた霊が最終的には成仏して「あっちの世界」に帰って行くと言う話ね。
もう最初っからそういうつもりで観ておりました。

話の方は、少しの波風がありながらも、全体的には日常を淡々と描いている印象。
と言っても、吉永母の事ばかりかと言うとそうでもなく、たびたび登場するのが黒木華扮する町子ちゃん。
いずれ浩二と結婚するはずであったであろう娘の黒木華と、夫婦の母となったであろう吉永さん。
浩二亡き後でも続く「母と義娘の関係」がとても興味を惹かれる。

「そうなると、町子ちゃんに新しい男ができて、浩二くんは成仏するのかな?」と予想してましたよ。
確かにそんな感じの展開になりましたよ。
町子ちゃんは、浩二に申し訳ない、お母さんにも顔向けできないというような後ろめたさをどこかに感じながらも新たな一歩を踏み出します。
対する吉永母の気持ち。
口では「いつまでも浩二の事を引きずっていないで、新しい人を見つけて幸せになりなさい」と言い、現実にそうなったとしても、どこか寂しい心理。
実際に、半分は町子ちゃんを祝福してはいるものの、「何であの娘だけ幸せに?」「これで浩二の事も少しずつ忘れて行くんだ」という事を思うと、寂しくて涙に暮れてしまう。
ここは切ないねぇ・・・・・。

そしてそして、色々と賛否が分かれるラスト。
自分はこれを「ハッピーエンド」と評価しました。
だって、あれで浩二くんが成仏して去って行ってしまったら、完全に母一人孤独人生じゃないですか。
そうなるくらいなら、亡き夫や子供が居るあの世に旅立つ方が幸せなんじゃないかなと。
そりゃあ浩二くんは死神って事になっちゃうけど、あんな母を置いていけないでしょ。
と言う事で、各所に評価すべき見所はあったのですが、やはり全体的に平凡で冗長と感じた事もあり、平均点に落ち着きました。

しかし黒木華って人は本当に昭和(特に戦時中)が良く似合う。
正直、今の時代の20代中ごろの娘さんとは思えない地味顔で、一部で「ブス」とハッキリ書かれているようだけど、女優としては内面外見問わず存在価値は高いでしょう。
まあ、どこか蒼井優とキャラが被ってる感じもしますが、自分はこの人のお芝居は好きなので、これからも活躍して欲しいです。

最後に・・・・この映画の最後の合唱の画は何なんだ!?
何か分からんが、とても異様な画に見えたんだが・・・・??

◆パンフレット:A4判・60頁・820円

母と暮せば

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【15-124】orange-オレンジ- ★★★☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
【フリーパス4本目】
舞台挨拶が外れたので、フリーパスを待ってorange-オレンジ-を鑑賞。

高校2年生の高宮菜穂(土屋)に、10年後の自分から手紙が届く。そこには、26歳になったときに後悔していることが数多くあること、転校生の翔(山崎)を好きになるが、彼が1年後に死んでしまうことがつづられていた。当初はイタズラだと思った菜穂だったが、手紙に書かれていることが現実に起こり始める。菜穂は後悔しないため、そして翔を救うために行動を起こす。

まず、「過去の自分から手紙が届く」ってのはどういう原理だ!?などと言うのは野暮ってもんでしょう。
そこは「そういう設定」と言う事で割り切る事はできます。

問題はその先です。
どうしてもこの手の話だと『バタフライ・エフェクト』を思い出してしまう訳です。
過去に戻って、「あの時こうしていれば」という所をちょっとやり直して現代に戻ると、事態は更に悪くなっていたり予想もしない状況になっていたりする。
その部分について、この映画では、「過去を変えても、自分が居る現在は変わらない。その代わりにパラレルワールドが出来て並行して別の時空となる」みたいな講義と言う形で説明される。
まあ、パラレルワールドについては、タイムスリップものではつきものの話だし、それも良しとしましょう。
そうなると、10年後の菜穂と須和は、何で10年前の自分に手紙を出して翔を救おうとしたかって話になるわけです。
別に過去を変えても、自分たちがいる世界に翔が復活する訳ではない。
あくまでも、別の世界が出来て、そのパラレルワールドでは翔と菜穂はよろしくやって欲しいという意味なのでしょうか?

ちょっと待て!!

10年後の世界では、菜穂はちゃっかり須和と結婚してかわいい赤ちゃんまでできているリア充夫婦じゃないか。
一方の翔は、死ぬほど苦しみ悩み、そして最終的に死を選んだ。
そんな人を死なせずに生きさせようとする。
そんな事をしても、自分たちが居る世界に翔が戻ることは無いのにだ。
特に須和に至っては、好きだった彼女と結婚して父親になって幸せいっぱいなのに、嫁が元彼と幸せになるために尽くすなんて、いい人にも程があり過ぎませんかね?

はい。ここまで書いて自分でも分かってます。そんな能書き垂れずに友情ストーリーを素直に楽しみやがれってね。
でも、例えば「ソフトボールで代打を断らずに引き受けろ」とか、そんな細かい後悔はどうでもよくねーか!?とか、お昼に渡そうと思って渡しそびれた弁当を放課後に渡してたけど、それって傷んで無いのか!?大丈夫か??とか、リレーは全然走れてないのに、なんでちゃっかり優勝してんだ?(他の走者の走り方がやる気無さ過ぎ)とか、些細な事まで気になってしまう始末です。
あ、翔がトラックに跳ねられる寸前の場面もおかしいよね?「そんな道にそんなトラック通るかいっ!!」って突っ込みたくなるような場面(それが証拠に、トラックが過ぎた後は自転車一台通らないし、道の真ん中で男女6人が泣き合っちゃってるという異常な場面になってる)だよね??

あぁ・・・ダメですね。元は少女マンガなんだから、そういう見方をするのは本当にナンセンスな事なんですけどね・・・。
でも、結果として、この映画の結末に爽快感というか、スッキリしたものが残りましたか?自分には残らなかったなぁ・・・。

配役ですが、公開前に劇場で無料配布してた試し読みの小冊子をみた限りでは、土屋太鳳以外はイメージにあってると感じました。
特に萩田役の桜田クンは相当似せてきてましたね。
あとは、この映画の唯一の「悪役キャラ」と言ってもいい上田先輩役の真野ちゃんがいいスパイスになっていて、役柄的にはオイシイと感じました。
TOHOシネマズではお馴染みの紘菜嬢がロングヘアーでイメージを変えて出てきたのはいいけど、ちょっとキャラとしては弱かったのが残念でした。

それにしても、この話がなぜ「orange-オレンジ-」というタイトルなのか、分かりづらいですね・・・・。

◆パンフレット:B5弱変型・36頁・720円

orange−オレンジ−

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【15-123】ギャラクシー街道 ☆☆☆☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
【フリーパス3本目】
もうすぐ終わってしまう映画を観る企画の2本目はギャラクシー街道です。

西暦2265年、木星のそばに位置する人工居住区「うず潮」は、「ギャラクシー街道」と呼ばれるスペース幹線道路で地球と結ばれている。以前はにぎわった街道も開通して150年がたち、老巧化が問題視されてきた。そんな街道の脇で営業している飲食店には、さまざまな星からそれぞれに事情を抱えた異星人たちが集まっており……。

はい。
この映画は酷い出来だとネットでも散々叩かれている事は知っていました。
でも、そんな世間の評価とは裏腹に、何故かまだ続映しているので、怖いもの見たさで観てきました。
結果ですが・・・・・

確かに酷い!酷過ぎる!!つまらないにも程がある!!!

という出来でした。

もうね、なんて言うんだろ。
「つまらない」以外の言葉が出てこないくらいつまらない。
突っ込み所も無く、ただただ「つまらない」んです。
群像劇であるはずが、その全てのエピソードがつまらなく、そんなクズ描写を群像化してるので、ただただクソっぷりが増幅しているだけという有様。

自分なんかは「ああ。香取くんは、元カノが優香で、現嫁は綾瀬はるかか。って、ただの巨乳好きか!?」っていう事くらいしか突っ込む気力もありませんでした。
下ネタも多いけどさ、何か全てが笑えない下らない下ネタなんだよね。
辛うじて、隊長と小栗くんとのトイレ個室のシーンは苦笑いくらいはするけどさ、笑えない下ネタほど気まずいものは無いよね。

タダで観ておいて言うのも何だが、この映画を未見の方に言いたい。
これぞ『ベスト・オブ・つまらない映画だ』と。
レンタル代すら払う価値もありません。
もし地上波の深夜ででも放送されたら、「どれどれ、本当につまらない映画とはどんなもんかな」という気持ちで観てください。

いや〜、しかし良くこんな企画が通ったもんだ。
良くこんな映画を試写で見せられても全国のシネコンでの配給を決定したもんだ・・・。

◆パンフレット:買ってないので分かりません。

ギャラクシー街道

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【15-122】レインツリーの国 ★★☆☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
【フリーパス2本目】
もうすぐ終わってしまいそうな映画を優先的にフリーパスで観ようということでレインツリーの国を鑑賞。

高校時代に夢中になって読んでいた本「フェアリーゲーム」について、何となくインターネットで検索をしてみた伸行(玉森)。「レインツリーの国」というブログに書かれた「フェアリーゲーム」の感想に興味を持った彼は、その管理人を務めるひとみ(西内)にメールを送付する。それを機に、メールをやりとりするようになる二人。実際に会って話がしたいと考える伸行だったが、ひとみはその申し出を拒否し……。

いや〜、こういうジャニ系アイドルが主演のラブストーリーって書き辛いなぁ。
そもそも、ターゲット客層は明らかにジャニ好き女子なわけで、それをおっさんが真面目に観て語っちゃうってのもおかしい訳です。
主人公(ジャニ男)がちょっとしたきっかけで障がい者と出会い、ぶつかりながらも彼女との恋を成就させるって話なんだから美談ですよ。胸キュンでしょうよ。
しかし、冷静に客観的に観ると、かなりのトンデモ話だよね?ジャニ好き女子も薄々気づいてるよね???
って事で、所々突っ込みながらレビューしてみましょう。

物語の発端は、家で本を整理していたら、昔好きで読んでいた「フェアリーゲーム」の下巻だけが無い事に気付く。
それで何の気なしにネットでこの本のレビューを検索(このツールとしてiPadがしつこいくらいに登場して大活躍)して巡り合ったのが「レインツリーの国」と言うサイト。
そこに出ていたレビューが胸に刺さった伸行は、そのサイトの管理人にいきなり熱いメッセージをメールで送りつける。

いやね、この掴みも突っ込み所満載でしょ。
そもそも「フェアリーゲーム」も下巻が無い事に気付かないくらい長らく読んで無くて、話も忘れてるじゃん。
だからレビューサイトに行き着いたわけだけど、そのレビューを読むと急に色々思い出したのか、いきなり「メール」ですよ。
おいおい、管理人とのコンタクトがメールですか?スパムとかヘンなサイトへの転載とかヤバいでしょ。普通はコメント欄でしょ・・・という所ですが、相手が何者かも分からずに凄い行動力ですね。
「どないしよう、気持ち悪がられたら・・・」って、本人にも自覚有るみたいだけど、客観的に観たらキモいでしょ?
どうですか?これが玉森くんだから成立するけど、おいらがやったらメール拒否されますよwwwww。
でも、さすが玉森くん。顔は見えなくても、きっといい奴だという事が伝わったのか、順調に文通で親密度を上げて行きます。
「熟成させればさせる程うまくなる。リミットは9時」とか訳の分からない恋愛論(だいたいハズれてる)をうそぶく先輩をよそに、イタいメールを連発させながらも「会いたい」っていう返事をもらっちゃいます。
おいおい、会っちゃうのかよwwww警戒心薄いなぁ・・・と言うのは余計な心配です。
経理部のチャラいお姉ちゃんとの「懇親会」(と言う名の合コン)をしながらも、なぜかまだ見ぬサイト管理人の事で頭がいっぱいの伸行くんは、電車の中でもiPadを見つめてブツブツと何かいいながらメールチェックに余念がありません。
いやいや、これってやっぱり客観的に見たら異常にキモい男でしょ。玉森くんだから成立してるけど・・・。

一方の管理人の「ひとみ」ってのは、実は「人見」っていう苗字の女だそうな。
いや〜、苗字でも何でもいいけど、西内まりやで良かったね、玉森クン。
もしかしたら人見さんっていうムサいおっさんだったかもしれないし、「ひとみ」を名乗るネカマだったかもしれない。
でも西内まりやですよ。さすが玉森くん。引きが強いです。

で、この2人はめでたくオフラインの世界で会う事に。
待ち合わせは、本屋の「フェアリーゲーム」のコーナーです。
もう新刊でも何でも無い感じなんだけど、コーナーがあるのか?と思いながらも、無事出会える2人。
こんなイイ男とイイ女が出会えるって、ネット社会って素晴らしいですね。
そして続けて初デート。
食事をするにも「騒がしい所より静かな所がいい」と言う時点ではまだ何も気付かなくても仕方ありません。
しかし、その後の映画で頑なに字幕を主張する利香っていう所で何か気づきそうなもんだけど、鈍感男は気付きません。
ってか、せっかくiPadで上映スケジュール調べたなら、その場で座席指定しろよ!何劇場まで余裕かましてんだよ!!おかげで満席になって残念な事になってるじゃねーか!!!まるで劇場のオンラインチケットシステムの宣伝だぞ!!というツッコミ所をはさんで、つまらない字幕映画を観て悶々としたままエレベーターに乗って帰ろうとする2人。
すると重量オーバーになったので、降りようとしても全然降りない利香ちゃん。
思わずキツ目に手を引っ張って下ろして、いきなりブチ切れて罵倒しまくりです。
いやいや、どっちかというと鈍感なおいらでも何か変だって気付く所なのにブチ切れ伸行は気付きません。
これって客観的に見たら、許せない男でしょ!?優しさの欠片も無いDV予備軍のダメ男でしょ。玉森くんだから観れても、どうなんですか!?こういう男は。

結局、難聴という事が分かってLINEで修復を試みる伸行くんだけど、何気に利香ちゃんの返信が辛辣で戦慄させられます。
それもそのはず。利香ちゃんの職場(旅行代理店)では、利香ちゃんは「障がい者枠で入社してきた邪魔者」的な扱いで、先輩らしき女社員から有り得ない酷い対応を日々食らっていて、そりゃあストレスも溜まるわって話です。
そんな利香ちゃんに出したLINEが「喧嘩するならちゃんと喧嘩しよう。その達成目標はリベンジデートだ!」っていう訳の分からぬ自己中なもの。
どうなの?これって・・・・。客観的に見たら、ふざけんなって話でしょ。玉森くんだから成立してるけどさ・・・。

そんなこんなでリベンジデートに出掛けりゃ出掛けたで、いきなりバカップルに「邪魔なんだよ!」って突き飛ばされて転倒させられる利香ちゃん。
いやいや、どう見ても普通に歩いてる女の子にあんな暴言は無い。有り得なさすぎる。
しかも、バカップル女の方も、「弁償すりゃいいんでしょ」だってwwww。もう有り得なさ過ぎて笑うしかない。
そんなバカップルを見た伸行くんは「彼女が難聴だからってふざけんな」と公衆の前で彼女が聴覚障がい者である事をブチ切れ発表。
「みんな見てる前でやめて!!」って悲しむ利香ちゃんの反応も当然です。
まあね、バカップルが有り得ない事を差し引いても、やっぱり客観的に見て伸行ってダメ男でしょ。玉森くんだから成立してるけどさ。
自分も父親が病に倒れて、その後遺症で家族の中で自分の事だけを思い出してくれないからどうのこうのという不幸話を披露するも、もはや言い訳にしか聞こえません。
そして転倒した利香ちゃんの破けたストッキングを買いに行かせたスキに現場から居なくなる利香ちゃん。
何気にベンチに伸行のバッグを残したまま消えるってのもなかなか陰険ですね。

そんな傷心の利香ちゃんだけど、さすが有り得ないブラック職場です。
委託の人と言う事で何故か職場に配属となったエロジジイが、利香ちゃんは口もきけないと思っていきなり残業時間帯に職場で押し倒してエロい事をしますが、別に声は普通に出せる利香ちゃんに騒がれて、あえなく警備員に連行されます。
普通なら「あのエロオヤジ最低よね。大丈夫!?」って心配する所だけど、さすがブラック旅行代理店。
件の先輩女は「何も警察に突き出す事は無い。酷い」と陰口を叩き、上司も「もう残業しなくていいよ。空気読んで定時で帰りやがれ」という事を遠回しに指示します。
凄い!!凄すぎる!!こんな職場辞めちゃえよ、利香ちゃん・・・・。

そんなブラック会社の生活とは裏腹に、伸行くんは例の合コンで知り合ったチャラいミサコさんとも接触。
う〜ん、正直言って、障がい者は抜きにしても、陰気な利香ちゃんよりもチャラいけど可愛くて、胸もボリューミーでやらせてくれそうなミサコさんの方がいい(←俺も最低だなwww)と思うんだけど、何故か最後の一線は超えません。

そんな感じで色々とありながらも、結局は仲直りデートにこじつける伸行くん。
彼女をいきなり大阪の実家(母親が美容院を営んでいる)に連れて行って髪をバッサリ切らせちゃいます。
まあ利香ちゃん自身も切りたかったような事は言ってたけどさ、いきなり大阪の普通の街中の庶民的な美容院に連れていかれて髪を切られちゃうってのは女子としてどうなんだ!?
と言う心配をよそに、出来上がりは短めのボブになってかわいいです。高畑淳子母の腕がいいのか、西内まりやと言う素材がいいのか、そこはどっちでもいいでしょう。
その後ですが、髪型に似合う服を買おうって事で、利香ちゃんを洋服屋に連れ回し、あれ着せてコレ着せてと着せ替え人形状態です。
どうなんですか?女子的には。
あんな一方的に自分好みの服を着せ替えさせられるって、客観的に見たらやっぱり嫌でしょ。玉森くんだから成立してるけどさ、普通の人だったら嫌でしょ。
でも、ここでもさすが西内まりや。結局は可愛く似合ってしまいます。
まあ、そんな感じで仲直りした2人は当然ハッピーエンド(原作とは違う終わり方らしい)って事です。

このラスト以外は原作に忠実だという事だけど、自分としてはやはり「キレ易く自己中に見える伸行という男」と「あまりにもブラック過ぎる利香ちゃんの勤め先」ってのがもう受け入れられ無さ過ぎてダメでした。

利香ちゃんの耳もさ、いちおう低音は静かな所なら聞こえる感じで、全く聞こえない訳じゃ無い。
(それが証拠に、伸行が手話で会話を試みるシーンは確か1つも無かったはず)
外見だって補聴器が付いてるだけでしょ。
自分も聴覚障がい者と関わった事もあるし、補聴器を使用している知人もいるけど、何かこの映画を観てると、ことさら聴覚障がい者を不幸者扱いしているのが気になっちゃったかな。

そんなわけで、恐らく玉森くん目当てで観た女子たちは満足したんだろうなと思いながらも、自分は「客観的に見たら有り得ないシーンやキャラ」の違和感が最後まで拭えず(そう言いながらも、内心では突っ込みまくってそれはそれで楽しかったんだけど)、この採点となりました。

もう公開から日が経ってるので、お客さんの数は少な目でしたが、それでも場内からはすすり泣く女子の声も聞こえました。
色々レビュー記事を見ると、まずまず採点も高めなようです。
ホントに!?・・・・やっぱりおじさんには合ってないんでしょうね・・・・。

◆パンフレット:買ってないので分かりません。

レインツリーの国

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【15-121】クリード チャンプを継ぐ男 ★★★☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
【フリーパス1本目】
今月はフリーパスに備えて鑑賞を控えてましたが、ここで解禁という事で、まずはクリード チャンプを継ぐ男を鑑賞。

ボクシングのヘビー級チャンピオンであったアポロ・クリードの息子、アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)。さまざまな伝説を残したアポロだが、彼が亡くなった後に生まれたためにアドニスはそうした偉業を知らない上に、父との思い出もなかった。それでもアドニスには、アポロから受け継いだボクシングの才能があった。そして父のライバルで親友だったロッキー(シルヴェスター・スタローン)を訪ねてトレーナーになってほしいと申し出る。

『ロッキー』シリーズは終わったはずなんですが、スピンオフなのかリブートなのか、またしてもロッキー登場です。
と言っても、さすがに主役ってわけではなく、言ってみれば「ロッキー」での老トレーナーのミッキー的な役割です。
そしてロッキーに当たる役どころが「アポロ・クリードの息子」で、デビュー早々なのに、拳銃の不法所持でムショ入り前のダーティチャンプのコンランと対戦する。

?????

そうです。ストーリーはほぼ「ロッキー」を踏襲している形になります。
自分としては、「ロッキー」踏襲も然りだけど、リアルおじさんにとっては「あしたのジョー」を重ねて観る所もあるよね。
って、ここでロッキーや矢吹丈とアドニスを比べるのは酷なのかもしれないが、とにかくアドニスの生き様っていうかボクシングへの熱いものとか、上昇志向・ハングリー精神・野良犬根性みたいなのが薄いんだよね。
アドニス自身は子供の頃からいわゆる少年院的な所でも問題児だった事は描かれており、野良犬精神はあるはずなんだけど、アポロの本妻(アドニスは愛人の子らしい)に引き取られてからは牙を抜かれたライオンのようにジェントルマン且つビジネスマンになっちゃう。

それでもボクサーを目指して仕事を辞め・・・という動機も分かり難いし、そこからコンラン戦に至るまでのプロセスも何だか甘く無いっすかね??
階下の女とのロマンスなんて要る??
「地獄の特訓」なんてあったっけ??
それに加えて、ジェントルマンなのかと思ったら、突然ブチ切れて素人を殴っちゃうとか、何か掴み所が無い印象です。
掴み所が無いって事は、それだけ感情移入もし難いってもんです。
故に、最後の終わり方(まあ『ロッキー』と同じだけど)も、高揚感が今イチ高まりませんでした。

あと、ボクシングシーンは相変わらずの大味ですね。
普通ならライトヘビー級のあんなパンチを1発もらっただけでKOでも不思議でない(というか、むしろKOされる方が自然)のに、ダウンもしないし、したとしても立ち上がる。
まあ、リアル試合みたいにしっかりとガードを構えて・・・みたいな事を映画でやっちゃうと画が持たないからそれは仕方ないか。
むしろ、レオとの1戦において、2RでKO勝ちするまでの戦いをノーカットらしく見せて(実際はカットを割っているのだが)しまう迫力はなかなか良かったかな。

一方のロッキーの方だけど、初老といいながらもさすがは元ボクサーらしい風格は残しつつ、体も衰えて病気も見つかり・・・という晩年の姿はロッキーファンから見たら複雑な気持ちになるだろうが、映画の中の存在感としては良かったと思っております。
でも、この映画で描かれたロッキーの「その先」までは、わざわざ映画で見せてくれるなよとも思っております。

しかし、「ロッキー」の公開からもう40年近くも経つのか・・・・。
そりゃあスタローンも衰えるわな・・・。

◆パンフレット:A4判・40頁・850円

クリード チャンプを継ぐ男

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【15-120】スターウォーズ フォースの覚醒 ★★★★☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開から3日間は入場者にのみプレミアムパンフが売られるという事で、3日目にスターウォーズ フォースの覚醒を観た。

反乱同盟軍は新共和国へと再編され、ファースト・オーダーが帝国の後継者として台頭。銀河系は再び戦争の時代を迎える。
レイア・オーガナ将軍は新たなる脅威に立ち向かうため、レジスタンスを設立。
しかし、彼女の兄でジェダイの唯一の生き残りであるルーク・スカイウォーカーは、新たなジェダイの育成を担当していたものの、ジェダイが暗黒面に落ちてしまい、その責任を感じて姿を消してしまう。
ルーク・スカイウォーカーを探すため、居場所が書かれた地図を求め、レイアはレジスタンス軍のエースパイロット:ポー・ダメロンに砂漠の惑星ジャクーへの派遣を指示。
ポーは、ルークの居場所が記された地図を手に入れるが、そこにファースト・オーダー軍が襲撃。
ポーは、地図をアストロメク・ドロイドのBB-8に託すが、ファースト・オーダー軍に捕まってしまう。


え〜、わたくしは「大作シリーズものはあまり観ない」と言う人なんです。
ハリー・ポッターも、ロード・オブ・ザ・リングも、パイレーツ・オブ・カリビアンも観てません。
でも、ターミネーターとか猿の惑星とかインディ・ジョーンズのような「男向けシリーズ」はまあまあ観てるか。

で、このスターウォーズですが、もはや観たのか観てないのか自分でも分からないくらいの状態です。
劇場1作目のEp.4は観てるし、その次のEp.5も観た覚えはあるが、Ep.6の記憶ははっきりしないし、Ep.1〜3に至っては「観てない」とハッキリ言えます。
そんな「超ライト級スターウォーズ鑑賞歴」の自分が、いちおう全作のストーリーは復習した上で鑑賞に臨みました。

結果、予想よりも楽しめました。
良くも悪くも無難にまとまっており、自分のようなライト層ならあまり違和感無く観る事ができるのではないでしょうか?
話としては、「スターウォーズ」の冠を付けながらも「戦争映画」的な要素や、「地図を求めて敵味方が行方を追う」というアドベンチャー的な要素もあるし、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルというオリジナルキャストも登場すると言うノスタルジック要素(これは他にもちょいちょいある)もあり、深い事考えなければ、さほど飽きも来ない(といいつつ、個人的には中盤ちょっとタルんだ所があったが)内容でした。

特にコアなスターウォーズマニアになればなるほど「こうなるのがSW」「SWの世界観とはこうだ!」という思いが強すぎるが故に、それとズレたものを見せられる事で拒絶反応が出てしまうのは仕方が無い。
でも、だからと言って全否定みたいに過剰な反応になるのも行き過ぎと言う気もする。
特に今回は、「お祭り騒ぎ」みたいな雰囲気もあるし、想定の範囲内で意外性も少ないけど、とりあえず「新章」って事で様子見でもいいじゃん!というのが自分のスタンスです。
だって、色々と謎が残り過ぎだし(特にレイちゃんの正体とか)、最後の終わり方も「そこで終わるのか!気持ち悪過ぎる!!早く次見せろ!」とも思うよね。
まあ、それはそれで製作側の思うつぼなので仕方ないのかも。

そんな感じで割と寛大に捉えているが、主要キャストのキャラについては不満はある。
前述のレイちゃんは、きっと意外な血筋の人なんだろうけど、廃品回収で些細な収入を得るだけのひもじい女子にしては謎の戦闘能力だし、逆にポーは主役級と思ったら途中は全然出てこないし、殺陣の見せ場も無し。
フィンもヘタレなのか男前なのかはっきりしないし、コレと言って突出した何かがあるわけでもない。
そして極めつけはカイロ・レンが情緒不安定ですぐにブチ切れてモノに当り散らすし、意外と戦闘能力も低いポンコツ要素が高いお兄ちゃんだという事。
あの人とあの人の子と言う抜群の血統なのにこの気性難は何だ!?というどっかの競走馬みたいな話になっちゃってるのは残念です。

はい。いずれにせよ、この「ディズニー版SW」は、今回はご祝儀的に甘い採点を付けますが、次作が正念場でしょう。
あまり早々に続きが公開されるのも何か違うし、かと言って何年も待たされるのも困る。
次作は2017年5月26日公開(全米)と言われているが、間隔としては若干短い気もするけど、まあ程良い加減では無いでしょうか。
とにかく、次作を待ってみる事にします!

◆パンフレット:A4判・76頁・1000円

スターウォーズ フォースの覚醒

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【15-119】デスフォレスト 恐怖の森3 ★☆☆☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
何度つまらないB級ホラーを見せられようとも繰り返し観てしまうM気質が出てデスフォレスト 恐怖の森3を観る事に。

義父からの暴力におびえ、友人たちと家出をした女子高生の内田真由(宇野)。叔父であるフリージャーナリストの一輝(川岡)のいる東京へ向かうバスに乗り込もうとするが、不気味な老婆に邪魔をされて徒歩で峠を越える羽目に。一方の一輝は、巨大な顔の怪物ヨシエの正体を調べていたが、真由の家出を知って捜索を開始する。彼女の足取りを追うと、何かに食いちぎられたような人体の部位と真由の携帯電話を発見。その中に残された、真由らしき人物とヨシエが写った写真を目にして驚く一輝だが……。

1作目:デスフォレスト 恐怖の森(2014年12月) ★☆☆☆☆
2作目:デスフォレスト 恐怖の森2(2015年3月) ★☆☆☆☆
こう来たら、普通はもう観るか!ってなるんだけど、前作「2」の記事の結びでも『第3弾があってもどうしようかな・・・(結局行きそうな気がするが)』と書いた通り、クソだダメだと分かっていながらも何故か観てしまうというバカスイッチが入って観てしまうある意味恐ろしい作品です。

そんな3作目ですが、案の定と言うか・・・・いつもと同じ感想なんです・・・・・
・今回は、もはや「恐怖の森」ではなく、都内近郊になっちゃってる。
・でもタイトルが「恐怖の森」なので、強引に森っぽい寂しい所で話を進める。
・例のバーサン(何故か夜遅くにそこらへんをノソノソと徘徊している。ボケてるの?)にちょっとぶつかっただけでターゲットになっちゃう不運な主人公たち。
・その若者たちは、4人も5人も群れて、集団家出状態でちゃっかり川岡クンに世話になろうと言うトンデモ行動。
・そして定番の「ヨシコさんとの鬼ごっこ」。
・実はこいつらの方が風貌は怖い「白塗りのオッサン」と出会うが、動きが遅いので緊迫感は薄い。
・ヨシコさんに一口で食われて即死っていうブック(設定)だと思ってたが、都合よく死なずに生きてるクソ展開。
・何人か居なくなった人はそのまま行方不明。ヨシエの正体も謎を残しているが、短尺のまま何となく終了。

う〜ん、既に前2作も文句を言いながらも一応観ている身としては、「またこのパターンか・・・・つまんねーな」というのが率直な感想です。
もっとも、「このパターン」こそがデスフォレストとも言えるので、それが気に入らないなら観なけりゃいいって事になっちゃう。
そうなんですよ。要するに、このシリーズは自分には合ってないと言う身も蓋も無い結論に行き着くのです!

すみません。偉そうに下らない結論で満足しています。
恐らく、もう4作目は観ない・・・・と言いたいですが、上映されるとしたら、まだギャラの安い次世代女優(または売れないグラドルとか)が主役でしょうから、誰がキャスティングかによっては観るかも??(優柔不断)

しかし、あの「ヨシエ」ってのに恐怖感を覚える人なんて居るんですかね?
自分は苦笑しつつ最近は「カワイイ」とまで思ってしまうんですが・・・・変??

◆パンフレット:販売無し

デスフォレスト 恐怖の森3

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【15-118】サンタクロースズ ★☆☆☆☆
category: 2015年の映画レビュー | author: moeru-movie
渋谷ユーロライブでのみ上映と言う事で、これは劇場公開作と言えるのか?という気持ちを持ちながらサンタクロースズを鑑賞。

クリスマスも近い12月22日。風間亮(小川)は都内の大学に通う大学生。一見、普通の大学生だが、ほんの少し皆と違うところ、考えを持っていた。それは、「サンタクロース」の存在を信じているところ。当然ながら友人カップルにも、恋人の由希子(岩田)にも変な目で見られてしまう。
しかし、そんな日に限って亮には変なことが起き始める。欲しいものや願い事を言う姿や声が聞こえ始めたのだ。そして、亮の背後に現れた『サンタクロースズ』の三人(島田・市來・菊池)。彼らは有無を言わさずに亮をハイエースに乗せた。飛び上がるハイエース!ハイエースは『サンタクロースズ』が使う空飛ぶソリだったのだ!一気に大空へと飛び立つハイエース。その飛ぶ姿は、『サンタクロース』を信じる者には天翔けるトナカイに見え、大人には何も見えないのだった。


こういうレビューはとても書き辛いです。
ストーリーは一見して「ハートウォーミング」で「希望」がテーマで「信じる心」もテーマで、「子供たちに夢を与える」っていう映画ですよ。
監督も出来栄えにはご満悦だし、出演者も口を揃えて「いい映画だ」と言い、れなりんヲタも「良かった」なんて呟いちゃってる。

別にね、捻くれてるつもりは無いんだけど、ここで感情に背いて提灯記事書いてもしょうがない。
ハッキリ言って、自分には何も響きませんでした。あくまでも「映画として」だが、全く面白くも無いし感動もしませんでした。

まずね、単に見ず知らずの子供たちに辺り構わずプレゼントをばら撒きまくってる集団(と言っても3人だけど)に見えちゃったのよ。
「そのプレゼントはどこから調達したんだ?」「金はどーした」なんて野暮な事は言わないけど(いや、けっこう大事な事か?)、そりゃあ子供は歓ぶでしょうよ。でも、それって単に一時的な物欲を満たしてるだけでしょ?
急に天からプレゼント降ってきて、「わーいわーい」って子供はそれを手にして喜ぶっていう姿が果たして「心温まる話なのか?」って事です。

それに、凄く偏った見方をすれば、そのバラ撒きって実際のサンタさん(もちろん親御さんね)の顔を潰してるでしょ!?って言う風にも考えちゃったわけですよ。
ありきたりだけど、身寄りのない施設の子とか、難病で病室から出られない子とか、その他の理由でサンタさんなんて無縁の状況に居る可愛い子供だけを対象にプレゼントを贈るっていうだけでもいいでしょ。(超ベタだけど)

で、プレゼントを渡す方と渡される方に何ら絆も信頼関係も無いので、「プレゼント渡したら喜んでた。良かったね」だけで終わっちゃってて、全然心に残らないですよ。偽善にすら見えます。
唯一、この物語の中心なのが「お母さんが目の病気で盲目なので、娘の願いをかなえて目が見えるようにしてあげよう」っていう「親子愛」ですよ。
しかし、せっかくピックアップしたこの親子のエピソードが薄い。最終的にサンタクロースズの面々を集めて奇跡を起こしてやろうとするターゲットなんだから特別な何かをこの家族のエピソードにしておかないといけないのに、そういうものが無いので、奇跡が起こってもカタルシスが得られないのです。

すんません。そういうリア充の人には分からない世界を描いたファンタジーと言う事は分かってます。
自分にはもう一生サンタクロースズもハイエースも見えません。しょうがないです。

あと、この映画って、ちょっとした盛り上がりっぽいシーンになると必ず「挿入歌」が流れるのです。
それもシーンごとに違う歌がひっきりなしに流れる。
エンドロールを見ても「何曲挿入してるねん!」というくらいの挿入歌の嵐。
まあ何か大人の事情でもある気もしますが、何でもかんでも挿入歌を被せちゃうのは自らの作品を壊す事になっていると感じましたね。

最後に、この映画のキャストの芝居ですが・・・・正直言って下手です。まだまだこれからです。
序盤で「きゃー素敵!」みたいな台詞が「ザ・最強棒読み」だった(誰の台詞かは忘れた)事を皮切りに、何だかむず痒い芝居でした。
れなりんも自分に中には爪痕が残りませんでした・・・。良くも悪くも優等生芝居なんだよね。。。。
まあ、この映画のテイストで個性を出すのは厳しいかな。

はい。重ね重ね酷評ですみません。
でも、これが偽らざる「ザ・マイレビュー」なので勘弁ね。

◆パンフレット:A4判・12頁(薄っ!)+市來玲奈専用設定台本(サンタになるきっかけの設定という本編に無い話の台本)付き・1000円(高っ!)
 ※50部限定で出演者サイン入り。(サイン無しでも値段は同じ)

サンタクロースズ
※右側が直筆サイン入りパンフです。サインは左から岩田陽葵、小川啓太(上)、菊池勇輝(下)、市來玲奈

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