2011.12.31 Saturday/18:50 |
【11-140】タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 ★★☆☆☆ |
category: 2011年の映画レビュー | author: moeru-movie |
2011年最後の鑑賞作は、タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密です。
ある日、タンタンは、ガラスケースに陳列されていた帆船の模型に魅了され購入する。ところがその直後から、彼は見知らぬ男たちに追いかけ回されるハメになる。何とその船は17世紀に海賊の襲撃によって消息を絶った伝説のユニコーン号で、模型のマストにはある暗号が記された巻物が隠されており……。
12月1日に封切られたスピルバーグ作品、それも子供にも楽しめそうなCGアニメで冒険活劇。
そんな映画なら、大晦日の今でもヘビーローテーションしててもいいはずなのに、何でこんなに上映回数が少なくなっているのか?
既に観た人から聞いた評判も決して高くはなく、地雷臭が漂ってはいたが、先入観を持つ事無く観る事にしました。
結果として、スクリーンの中で色々派手に盛り上がっている割には、それを観ている自分は全然高まらず、正直言って退屈でした。
次々と見せ場が訪れ、それを切り抜けていく・・・ちょうど前日観た「MI4」はあんなに面白かったのに、こちらは全然面白くないのは何故なんだ?アニメだからか??
何というか、まずベースがもろに「インディ・ジョーンズ」的でしょ。
そして、そんな話をCGアニメだからって更に荒唐無稽にしても、何だか置いてけぼり感を感じて、どんどん冷めてきちゃったのです。
それなのに、画面は相変わらず「何かアクシデント発生」→「対処」→「解決」が比較的早いサイクルで回るばかりなので、派手に動いてる割には退屈だったのです。
何だかなぁ、この感じ。どういう事なんでしょ?
「目まぐるしく見せ場が訪れ、息もつかせぬ展開」と感じずに「何度も同じ事の繰り返し?何だか散漫」という方向に自分の意識が向いてしまった時点でもうダメだったのかもしれません。
そんなダメだった要因の1つに、主人公タンタンのキャラがあります。
何歳なのか得体の知れない設定に、ユニコーンの暗号に拘るモチベーションも今イチ理解不能。
そして、髭もじゃの酔っ払いオヤジに半分くらい見せ場を持っていかれ、更に犬にも美味しいところを持っていかれている中途半端な主役度。
変にCGで実写に近い分、「アニメの中のフィクション」と感じきれない点も却ってマイナスなような気もします。
重ね重ねなんですが、映画は見所が多く、一見飽きさせない作りなんです。
でも、矛盾しているんですが、退屈と感じてしまったのです。何だ?このおかしな感情は・・・??
結局、「仏作って魂入れず」の映画なんじゃないっすかね?
少なくとも、自分にはこの映画から何らかのメッセージは届きませんでした・・・
うーむ、何だかモヤっとしたまま終わる2011年・・・残念(-_-;)
◆パンフレット;ジャケットサイズ・32頁・600円
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ある日、タンタンは、ガラスケースに陳列されていた帆船の模型に魅了され購入する。ところがその直後から、彼は見知らぬ男たちに追いかけ回されるハメになる。何とその船は17世紀に海賊の襲撃によって消息を絶った伝説のユニコーン号で、模型のマストにはある暗号が記された巻物が隠されており……。
12月1日に封切られたスピルバーグ作品、それも子供にも楽しめそうなCGアニメで冒険活劇。
そんな映画なら、大晦日の今でもヘビーローテーションしててもいいはずなのに、何でこんなに上映回数が少なくなっているのか?
既に観た人から聞いた評判も決して高くはなく、地雷臭が漂ってはいたが、先入観を持つ事無く観る事にしました。
結果として、スクリーンの中で色々派手に盛り上がっている割には、それを観ている自分は全然高まらず、正直言って退屈でした。
次々と見せ場が訪れ、それを切り抜けていく・・・ちょうど前日観た「MI4」はあんなに面白かったのに、こちらは全然面白くないのは何故なんだ?アニメだからか??
何というか、まずベースがもろに「インディ・ジョーンズ」的でしょ。
そして、そんな話をCGアニメだからって更に荒唐無稽にしても、何だか置いてけぼり感を感じて、どんどん冷めてきちゃったのです。
それなのに、画面は相変わらず「何かアクシデント発生」→「対処」→「解決」が比較的早いサイクルで回るばかりなので、派手に動いてる割には退屈だったのです。
何だかなぁ、この感じ。どういう事なんでしょ?
「目まぐるしく見せ場が訪れ、息もつかせぬ展開」と感じずに「何度も同じ事の繰り返し?何だか散漫」という方向に自分の意識が向いてしまった時点でもうダメだったのかもしれません。
そんなダメだった要因の1つに、主人公タンタンのキャラがあります。
何歳なのか得体の知れない設定に、ユニコーンの暗号に拘るモチベーションも今イチ理解不能。
そして、髭もじゃの酔っ払いオヤジに半分くらい見せ場を持っていかれ、更に犬にも美味しいところを持っていかれている中途半端な主役度。
変にCGで実写に近い分、「アニメの中のフィクション」と感じきれない点も却ってマイナスなような気もします。
重ね重ねなんですが、映画は見所が多く、一見飽きさせない作りなんです。
でも、矛盾しているんですが、退屈と感じてしまったのです。何だ?このおかしな感情は・・・??
結局、「仏作って魂入れず」の映画なんじゃないっすかね?
少なくとも、自分にはこの映画から何らかのメッセージは届きませんでした・・・
うーむ、何だかモヤっとしたまま終わる2011年・・・残念(-_-;)
◆パンフレット;ジャケットサイズ・32頁・600円
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