2023.07.25 Tuesday/01:01 |
舞台『幕が上がる』観劇 |
category: 舞台 | author: moeru-movie |
だいぶ更新間隔が空いてしまいました。
当初観る予定は無かったのですが、公演3日目の金曜に休暇が取れ、空席を見たところ辛うじてS席が少しだけ残ってたので、急遽幕が上がるを観劇する事にしました。
※チケットを取った直後、ちょうどその回が配信されると聞いてちょっと残念な気持ちに・・・。
ある地方の高校演劇部を指導することになった女性教師が部員らに全国大会の出場を意識させる。
高い目標を得た部員たちは恋や勉強よりも演劇ひとすじの日々に。
演劇強豪校からの転入生に戸惑い、切磋琢磨して一つの台詞に葛藤する役者と演出家。
彼女たちが到達した最終幕はどんな色模様になるのか。
「幕が上がる」と言えばももクロメンバーが出演しての映画・舞台が先発で、自分も映画の方は観ていたが、既にどんな内容かをほとんど忘れてしまっていたので、割と新鮮な気持ちで観ました。
テンプレートとしては、映画の方のレビューでも書いたけど、いわゆる「スポ根」ものの流れです。
もちろん主題は「演劇」なのでスポーツでは無いですが、大した成績も収めてなかった演劇部が新顧問を得て大会を勝ち進んで行くが、最初は上手く行かず・・・と言う流れや、やっと波に乗って、さあ大舞台!という直前で思わぬ事が起きて士気が下がってしまう・・・という流れはスポ根の王道的な流れです。
全体的に、この舞台は「演劇部」という「群」を対象に描かれており、あまり1人1人を掘り下げているとは言えない所が特徴です。
個人的には、主人公のさおりの掘り下げ(例えば大会には演者でなく演出に専念して欲しいと言われた時の心境や、脚本がなかなか書けない苦悩とか)も観てみたかった気もするが、あまり「個」に尺を使うとバランスが悪くなるからね。全体の群像劇と言うのなら、それはそれで良かったと思います。
で、やっぱり映画のレビューでも書いたけど、「銀河鉄道の夜」がどんな話なのか、ざっくりとでも知っていた方が劇中劇に対する入り方がだいぶ変わってくるんじゃないのかな?と感じました。
自分はほぼ銀河鉄道を知らないので、劇中劇にはあまり入り込めなかった事が残念です。
しかし、この芝居を観たのはそういう事が主目的ではありません。
日向坂46の森本茉莉が何と主役で、同期の山口陽世(2人とも誕生日が一緒)も出演するというのが観た動機です。
まだぱる(山口)はドラマ『声春っ!』で演技を見た事はあったが、まりぃに至っては演技経験ゼロ。
それがいきなり舞台劇の主役って言うんだからびっくりしつつ「大丈夫かよ」と思ってしまったのは当然でしょう。
でも、既に各方面で絶賛されているが、予想の100倍以上も驚愕するような圧巻の内容でした。
とにかく台詞量が多い。しかもほぼ出ずっぱり。
そして主役ゆえに、まりぃの芝居を中心にして進むシーンも多く、まりぃが「回している」と言っても過言ではありません。
あの台詞量を覚えるってのは至難の業。更に舞台全体の流れや自らの動きもしっかりしないと舞台が締まらなくなるところだけど、大きなミスも無く、途中なだぎ武のアドリブのぶっこみ(スマホの液晶を割って、そこを楊枝でグリグリしてプニプニした所までいじった話)を食らってもしっかりと芝居に戻ってたし、正直言って「激ヤバ」「アイツ」と呼ばれて弄られまくるまりぃとは大違いで本当にびっくりさせられました。
ああ見えて、影ではすごく努力して頑張ったんだろうなと言う事が分かる(でも、本人はそれがキツイとか辛いとかは全く言わない)が、本当に格好良かったです。
一方のぱるも、良い意味で目立っておらず、芝居に溶け込んでいました。
何と言うか、ぱるの芝居は割と落ち着いて観られるんですよ。(正直、まりぃは最初の方は心配だったが)
劇が終わると、スタンディング・オベーションで拍手喝采です。
うんうん。それにふさわしい舞台だったと思います。自分も「観て良かった」と思えました。
まりぃ/ぱる推しはもちろん、おひさまは観て欲しい舞台です。
DVDを購入するか、もしどこかで配信される事があれば、ぜひ観てみてください。
「出来る女まりぃ」が観られますよ。
◆特典(クリアファイル付き)の券が1万円オーバーだったので、グッズは買いませんでした・・・・。
よろしければポチっと投票お願いします。⇒
当初観る予定は無かったのですが、公演3日目の金曜に休暇が取れ、空席を見たところ辛うじてS席が少しだけ残ってたので、急遽幕が上がるを観劇する事にしました。
※チケットを取った直後、ちょうどその回が配信されると聞いてちょっと残念な気持ちに・・・。
ある地方の高校演劇部を指導することになった女性教師が部員らに全国大会の出場を意識させる。
高い目標を得た部員たちは恋や勉強よりも演劇ひとすじの日々に。
演劇強豪校からの転入生に戸惑い、切磋琢磨して一つの台詞に葛藤する役者と演出家。
彼女たちが到達した最終幕はどんな色模様になるのか。
「幕が上がる」と言えばももクロメンバーが出演しての映画・舞台が先発で、自分も映画の方は観ていたが、既にどんな内容かをほとんど忘れてしまっていたので、割と新鮮な気持ちで観ました。
テンプレートとしては、映画の方のレビューでも書いたけど、いわゆる「スポ根」ものの流れです。
もちろん主題は「演劇」なのでスポーツでは無いですが、大した成績も収めてなかった演劇部が新顧問を得て大会を勝ち進んで行くが、最初は上手く行かず・・・と言う流れや、やっと波に乗って、さあ大舞台!という直前で思わぬ事が起きて士気が下がってしまう・・・という流れはスポ根の王道的な流れです。
全体的に、この舞台は「演劇部」という「群」を対象に描かれており、あまり1人1人を掘り下げているとは言えない所が特徴です。
個人的には、主人公のさおりの掘り下げ(例えば大会には演者でなく演出に専念して欲しいと言われた時の心境や、脚本がなかなか書けない苦悩とか)も観てみたかった気もするが、あまり「個」に尺を使うとバランスが悪くなるからね。全体の群像劇と言うのなら、それはそれで良かったと思います。
で、やっぱり映画のレビューでも書いたけど、「銀河鉄道の夜」がどんな話なのか、ざっくりとでも知っていた方が劇中劇に対する入り方がだいぶ変わってくるんじゃないのかな?と感じました。
自分はほぼ銀河鉄道を知らないので、劇中劇にはあまり入り込めなかった事が残念です。
しかし、この芝居を観たのはそういう事が主目的ではありません。
日向坂46の森本茉莉が何と主役で、同期の山口陽世(2人とも誕生日が一緒)も出演するというのが観た動機です。
まだぱる(山口)はドラマ『声春っ!』で演技を見た事はあったが、まりぃに至っては演技経験ゼロ。
それがいきなり舞台劇の主役って言うんだからびっくりしつつ「大丈夫かよ」と思ってしまったのは当然でしょう。
でも、既に各方面で絶賛されているが、予想の100倍以上も驚愕するような圧巻の内容でした。
とにかく台詞量が多い。しかもほぼ出ずっぱり。
そして主役ゆえに、まりぃの芝居を中心にして進むシーンも多く、まりぃが「回している」と言っても過言ではありません。
あの台詞量を覚えるってのは至難の業。更に舞台全体の流れや自らの動きもしっかりしないと舞台が締まらなくなるところだけど、大きなミスも無く、途中なだぎ武のアドリブのぶっこみ(スマホの液晶を割って、そこを楊枝でグリグリしてプニプニした所までいじった話)を食らってもしっかりと芝居に戻ってたし、正直言って「激ヤバ」「アイツ」と呼ばれて弄られまくるまりぃとは大違いで本当にびっくりさせられました。
ああ見えて、影ではすごく努力して頑張ったんだろうなと言う事が分かる(でも、本人はそれがキツイとか辛いとかは全く言わない)が、本当に格好良かったです。
一方のぱるも、良い意味で目立っておらず、芝居に溶け込んでいました。
何と言うか、ぱるの芝居は割と落ち着いて観られるんですよ。(正直、まりぃは最初の方は心配だったが)
劇が終わると、スタンディング・オベーションで拍手喝采です。
うんうん。それにふさわしい舞台だったと思います。自分も「観て良かった」と思えました。
まりぃ/ぱる推しはもちろん、おひさまは観て欲しい舞台です。
DVDを購入するか、もしどこかで配信される事があれば、ぜひ観てみてください。
「出来る女まりぃ」が観られますよ。
◆特典(クリアファイル付き)の券が1万円オーバーだったので、グッズは買いませんでした・・・・。
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