映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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舞台『幕が上がる』観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
だいぶ更新間隔が空いてしまいました。

当初観る予定は無かったのですが、公演3日目の金曜に休暇が取れ、空席を見たところ辛うじてS席が少しだけ残ってたので、急遽幕が上がるを観劇する事にしました。
※チケットを取った直後、ちょうどその回が配信されると聞いてちょっと残念な気持ちに・・・。

ある地方の高校演劇部を指導することになった女性教師が部員らに全国大会の出場を意識させる。
高い目標を得た部員たちは恋や勉強よりも演劇ひとすじの日々に。
演劇強豪校からの転入生に戸惑い、切磋琢磨して一つの台詞に葛藤する役者と演出家。
彼女たちが到達した最終幕はどんな色模様になるのか。


「幕が上がる」と言えばももクロメンバーが出演しての映画・舞台が先発で、自分も映画の方は観ていたが、既にどんな内容かをほとんど忘れてしまっていたので、割と新鮮な気持ちで観ました。
テンプレートとしては、映画の方のレビューでも書いたけど、いわゆる「スポ根」ものの流れです。
もちろん主題は「演劇」なのでスポーツでは無いですが、大した成績も収めてなかった演劇部が新顧問を得て大会を勝ち進んで行くが、最初は上手く行かず・・・と言う流れや、やっと波に乗って、さあ大舞台!という直前で思わぬ事が起きて士気が下がってしまう・・・という流れはスポ根の王道的な流れです。

全体的に、この舞台は「演劇部」という「群」を対象に描かれており、あまり1人1人を掘り下げているとは言えない所が特徴です。
個人的には、主人公のさおりの掘り下げ(例えば大会には演者でなく演出に専念して欲しいと言われた時の心境や、脚本がなかなか書けない苦悩とか)も観てみたかった気もするが、あまり「個」に尺を使うとバランスが悪くなるからね。全体の群像劇と言うのなら、それはそれで良かったと思います。

で、やっぱり映画のレビューでも書いたけど、「銀河鉄道の夜」がどんな話なのか、ざっくりとでも知っていた方が劇中劇に対する入り方がだいぶ変わってくるんじゃないのかな?と感じました。
自分はほぼ銀河鉄道を知らないので、劇中劇にはあまり入り込めなかった事が残念です。

しかし、この芝居を観たのはそういう事が主目的ではありません。
日向坂46の森本茉莉が何と主役で、同期の山口陽世(2人とも誕生日が一緒)も出演するというのが観た動機です。
まだぱる(山口)はドラマ『声春っ!』で演技を見た事はあったが、まりぃに至っては演技経験ゼロ。
それがいきなり舞台劇の主役って言うんだからびっくりしつつ「大丈夫かよ」と思ってしまったのは当然でしょう。
でも、既に各方面で絶賛されているが、予想の100倍以上も驚愕するような圧巻の内容でした。
とにかく台詞量が多い。しかもほぼ出ずっぱり。
そして主役ゆえに、まりぃの芝居を中心にして進むシーンも多く、まりぃが「回している」と言っても過言ではありません。
あの台詞量を覚えるってのは至難の業。更に舞台全体の流れや自らの動きもしっかりしないと舞台が締まらなくなるところだけど、大きなミスも無く、途中なだぎ武のアドリブのぶっこみ(スマホの液晶を割って、そこを楊枝でグリグリしてプニプニした所までいじった話)を食らってもしっかりと芝居に戻ってたし、正直言って「激ヤバ」「アイツ」と呼ばれて弄られまくるまりぃとは大違いで本当にびっくりさせられました。
ああ見えて、影ではすごく努力して頑張ったんだろうなと言う事が分かる(でも、本人はそれがキツイとか辛いとかは全く言わない)が、本当に格好良かったです。
一方のぱるも、良い意味で目立っておらず、芝居に溶け込んでいました。
何と言うか、ぱるの芝居は割と落ち着いて観られるんですよ。(正直、まりぃは最初の方は心配だったが)

劇が終わると、スタンディング・オベーションで拍手喝采です。
うんうん。それにふさわしい舞台だったと思います。自分も「観て良かった」と思えました。
まりぃ/ぱる推しはもちろん、おひさまは観て欲しい舞台です。
DVDを購入するか、もしどこかで配信される事があれば、ぜひ観てみてください。
「出来る女まりぃ」が観られますよ。

◆特典(クリアファイル付き)の券が1万円オーバーだったので、グッズは買いませんでした・・・・。

幕が上がる

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舞台『フラガール』観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
日向坂46の潮紗理菜が主演と言う事で、「初日の初回」でフラガールを観て来ましたよ。

閉山の相次ぐ福島県いわき市にレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」のオープンが決定。
施設の目玉となるフラダンサーに応募した紀美子らは東京から来たまどかにダンスを習い始める。


「フラガール」と言えば、何と言っても映画版。
2006年の公開作なので、けっこう経つが、当時はかなり自分的高評価で、2回も劇場に観に行ったほど。
舞台挨拶も観ており、主演の蒼井優こそ不在だったが、他のフラガールズの皆さんによるフラダンス(実際はタヒチアンダンス)の実演も観られて、大満足した記憶があります。

そんなフラガールの舞台版は、既に何度も披露されています。
2008年に初めての舞台が披露された後、2019年は乃木坂の井上小百合主演、2021年は同じく乃木坂の樋口日奈が主演。そして今回は日向坂の潮紗理菜主演と言う事で、最近はもっぱら坂道メンバーの舞台とも言えます。

話は大筋で映画と同じです。
今回の舞台では、兒玉遥の役が舞台オリジナルと言う以外は登場人物も同じです。
プロットとしては、以前の映画版のブログ記事でも書きましたが、「スポ根もの」のテンプレートです。
未経験者ばかり集めてスタートし、紆余曲折ありながら上達しつつも、色々な事があってチームが壊れかけたけど、遂にお披露目の日!という「ウォーターボーイズ」「スイングガールズ」「チア☆ダン」etcと幾らでもあるお話の流れと同じで、非常に分かりやすく、且つ泣かせ場面も多くて、全く退屈しません。
まだ始まったばかりで、映画すら観てない方も多いと思うので、内容については細かくは語りません。
映画は映画でかなり気に入っている自分も、この舞台版は舞台版で、舞台ならではの良さも多くて満足した事だけ書き留めておきます。

でも、この話って、台詞はコテコテの福島弁(正直、冒頭とかは何言ってるか分からない)と言う事と、何と言っても実際にダンスをクライマックスで披露しないといけないと言う意味で、練習しなければいけない事も多くて大変だったと思いますが、その甲斐あって、映画ではダンスを観ている常磐ハワイアンセンターのお客さんの拍手喝采と言うシーンも、舞台ではリアルお客さんの拍手喝采に包まれるという事で、臨場感抜群の大迫力の体験をする事ができます。

このタヒチアンダンスですが、とにかく特徴的なのは腰使いです。
ヘソから上は動かず、腰だけを激しく動かす踊りは見ようによってはかなりエロい(下衆くてゴメン)ですが、フラガールズの皆さんと、まどか先生役の矢島舞美の踊りは迫力ありました。
※名前分からんけど、潮紗理菜の後ろで踊ってた子のうちの1人が、素晴らしいくらいの激しい腰振りを見せていたのが特に印象に残っています。
矢島舞美はこれまでの舞台でもずっとまどか先生役を続けて来ている事もあり、「掴み」のダンスシーンでお客さんが魅了される事必至です。

と、キャストの話に変わって来たので、何人かピックアップします。
主演の潮紗理菜は、台詞も聞きやすかったし、歌唱シーン、ダンスシーンもソツ無くこなしており、とても良かったです。
(矢島舞美と並ぶと、小っちゃいのが分かるのが微笑ましいです)
劇中、まどか先生から「センターで踊るという意味」みたいなやりとりがあるのですが、折しも先日『真夜中の懺悔大会』(6/1発売シングル『僕なんか』カップリング)で初めてセンターに抜擢された潮本人の境遇と重なって、とても胸熱になります。

その主人公をダンスに誘う早苗役が、元NMB48の太田夢莉。正直、NMB時代の事はほとんど知りませんが、この舞台では可愛らしいし、芝居も上手で良かったと思います。
映画では遂にダンスを披露する事は無かったけど、舞台では少しだけ披露する場面もありました。
前述の通り、舞台オリジナルキャラだった兒玉遥は、やはり役柄的に「取って付けた」感がありました。
本人は頑張ってましたが、見せ場は少なかったのは残念です。
映画では南キャンしずちゃんが演じた小百合ですが、しずちゃんはもうナチュラルにあの体系なので説得力が凄かった。
その小百合役は舞台女優の大串有希さん。
服の下に色々詰め込んで肥満体形を表現していましたが、元が普通体形なだけに、ちょっと苦しかったかな。
そして再度のピックアップになりますが、矢島舞美のまどか先生は全く違和感無く、そのダンススキルと共に申し分無いです。
気が付けば矢島舞美ももう30歳になっていた事に全く気付かないほど容姿も相変わらず美人さんです。

この回は、1回目だからと言うわけでは無いと思うが、最後はスタンディング・オベーションで大喝采でした。
そうなるような話の展開&演出&素晴らしいダンスなので、恐らくこの後も同じ光景が繰り返されると思います。
繰り返しになりますが、とにかく笑って泣ける感動的な実話ベースの話なので、誰でも楽しめます。
これから観る方は、ぜひお楽しみに!

#ファンクラブ先行で席が取れたけど、だいぶ後方でした。でも、十分良く見えます
#ファンクラブ先行は特典が付くのをすっかり忘れてて、危うくブロマイド貰い損ねる所だった
#グッズ購入列が凄まじく長くて焦った(ギリギリ開演には間に合った)
#この日行われたGirlsAward 2022に出演した日向坂46の『誰よりも高く跳べ』のイントロダンスはフラダンスでした

フラガール

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舞台『ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE O』観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
毎回観ているお気に入りの作品ですが、今年のナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE Oも観劇です。

まず最初に、自分が観たのは1/11(月・祝日)です。
当然、緊急事態宣言が出ています。
主催者からは、来場を控えた人には払い戻しすると告知がありました。
正直迷いました。会場の博品館劇場を含め、舞台劇の席というのはあまり余裕は無く、密になり易いです。
でも、最終的には自分の席は通路側+後ろも通路になっており、密度は多少薄かったので、当然マスクで完全防備の状態で観に行きました。
ちなみに、座席は間引きとかはされておらず、密集している所はギチギチな所もありました。

前置きが長くなりましたが、この舞台、2018年5月に乃木坂の絢音ちゃん目当てで観に行ったら面白くて、続く2019年5月の時も観に行きました。
この劇の基本的な流れは、スポ根ドラマだと思ってるんですよ。
クイズの大会に出場し、予選を勝ち上がって行って決勝でライバルと対決。その過程でチーム内に起こる様々な出来事をピックアップして演じて行く。
特徴として、その「過程」に重きを置いている為、肝心の最終決戦については、どこが勝ったとかは一切描かれません。
でも、自分は予選からのクイズバトルも楽しみの1つだったし、劇が終わった後の出演者によるガチンコクイズ大会も楽しみでした。
と書くと、劇そのものよりも、単にクイズが好きって事になっちゃうんですが、まあそれもまた真です。

今回の劇も、基本はスポ根系なんだろうと思っていましたが、今回は違いました。
心を鬼にして書いちゃうと、ハッキリ言って今回はつまらなかったです。
まず、肝心のクイズバトルのシーンがほぼ無くて、ダイジェスト的にちょっとだけ挟み込まれるだけです。
では、何に一番尺を取っていたかと言うと、深見兄妹でもなく、越山くんでもなく、笹島でもなく、ハッキリ言ってサブキャラ(もっと言うと端役)とも言えるアキトとその実家が営む飲み屋でのグダ話に終始され、「いったい今回の劇はどこに着地しようとしてるんだろう」と思わせる流れからの、「結局ちゃんと着地しないまま、良く分からないうちに終わった」という印象でした。
「今回でクイズSQUAREも最後」とか「深見兄も最後」みたいな設定がありながらも全く生かされていない上に、アキトがクイズ好きの人を集めて部活として活動しよう(その過程で、弓木奈於をスカウトしようとする)という流れはあるが、肝心の大会は既に始まっちゃってるので、特にどこかの大会に出場するでも無く、そもそもちゃんと部活として開始するにも至っていない感じで、筋書きの「柱」が何なのかが全く分かりませんでした。

更に、劇の後のガチクイズ大会。
これが一番盛り上がってたように見えたのは皮肉ですが、そのクイズが地味に難易度が高めだったので、観ている方としては今いち乗り切れない感じもありました。
(そんな難易度高めの問題でも正解していた出演者はクイズの勉強してたのかな?なかなか凄かったです)

今回も安定の絢音ちゃんを目当てに行ったんですが、ハッキリ言って出番は少な目で、絢音ファンの人からしたら少々ガッカリだったんじゃないかな・・・・。
もう1人の乃木メンから今回初参加の弓木については、まあ芝居はソツ無くこなしていたと思いますが、最後のガチクイズ大会後に、けっこう突拍子もない事をし始めて会場の笑いを取ってたという逸材っぷりを確認できた事は数少ない収穫でした。
どうやらラジオ(沈金)でも、ちょっとぶっ飛んでる逸材っぷりが認知され始めているみたいですが、いやいや、この子はヤバいですよ。
ノギザカスキッツとかでは今の所まだそれほど目立ってませんが、そのうち弾けそうです。

オリジナルはコミックのこの作品。
今回は舞台オリジナルストーリーらしく、それが今までの作風から変わってしまった要因なのかな?とも思えますが、さあ果たして来年以降も続くようならまた観に行くかどうか・・・それは自分にも分かりません。
ちなみに、今回の劇ではYAC(吉田綾乃クリスティー)、向井葉月、阪口珠美がゲストで登場する回もあったんですが、ちょっと気付くのが遅れたため、取れませんでした。
※YACはコロナで陽性になったので出演が見合わせになり、代わりに向かい&阪口が出演となった回はかえってお得でしたね。

今回はちょっと辛口になってしまいましたが、またバリバリのスポ根系のクイズ話に戻る事を期待しておこうと思います。


ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE O

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舞台『飛龍伝2020』観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
久々の舞台です。
今回は、欅坂46の菅井友香主演の飛龍伝2020です。

春、駿河台方向から聞こえてくるシュプレヒコールの中、一人の少女が進学のため愛と希望を胸にいだき上京した。
四国高松から上京した神林美智子(菅井友香)である。
しかし、時代は学生運動の真っ只中、やがて美智子は、全共闘作戦参謀の桂木純一郎(味方良介)に出会い、その理想と革命に燃える姿に憧れ、恋に落ちる…。
やがて、美智子は全共闘40万人を束ねる委員長に、まつり上げられてしまう。
11・26最終決戦を前に、作戦参謀部長の桂木の出した決断は、美智子を、女として機動隊員の部屋に潜入させる事であった…。
そして、その機動隊員とは、四機の狂犬病の山崎こと、山崎一平(石田明)だった…。
革命の夢と現実と、美智子を愛する者達に翻弄されながら、11・26最終決戦の日は近づいてくる…。


この主人公・神林美智子は、過去7人の女優が演じてきた。
初代-富田靖子、2代目-牧瀬里穂、3代目-石田ひかり、4代目-内田有紀、5代目-広末涼子、6代目-黒木メイサ、7代目-桐谷美玲。
そして8代目が菅井友香である。

話の内容としては、1970年代前半の学生運動をテーマにしたもので、平成の若者たちにはピンと来ない話では無かろうか。
自分はその時代に生まれてはいるものの、学生運動が何たるかを理解する年齢には程遠いクソガキ時代ゆえに、もっぱら映画やドラマでその内容を理解しているクチだが、その最たるものは「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」でしょう。
実際、この舞台でも「総括」という単語も出てくるし、暴力的な場面は無いものの、内容自体は人の生死が多く描かれるシュールなものです。

そんな内容ですが、舞台自体はちょっとした時事ネタ(桜を見る会とか東出とか)を織り交ぜた笑いのシーンや殺陣のシーン、そして菅井様による歌唱シーンもあり、飽きさせない構成にはなっています。
東京公演は千秋楽を迎えていますが、まだ大阪公演が残っていると言う事で内容に関するネタバレは極力控えて感想を書いていきます。

今回、もちろん菅井目当てで観に行った訳ですが、いやいや、とにかく男優陣の熱量がハンパ無かったです。
この上演劇場は、「新国立劇場 中劇場」という立派な劇場で、自分の席は「5列目センター」でした。
しかし、実際に席に向かうと、5列目が最前列で、舞台は目の前。
そんな中で観劇したわけですが、主役級のノンスタ石田/味方良介をはじめ、多くの男優は皆汗びっしょりになって演じているんですよ。
場内、暖房で蒸し暑いと言う事もない環境だし、多少の殺陣は間に入っても、終始激しいアクションという事でもないのにあれだけの汗というのは、よほど全力で台詞(またこの台詞の量が凄いし、それを早口で捲し立てる場面も多い)に力を入れてたかが分かります。
もうね、最前列で見ていたせいか、汗やらツバやらが大量に吹き出しまくる迫力はただただ圧巻です。

そんな激熱の男優陣に対する菅井友香。
けっこうえげつない下ネタをも浴びせられる場面もありますが、心配された滑舌も大丈夫で頑張っていました。
正直、男優陣の圧が凄いので、声質の細さや表現力の違いはありましたが、何よりも感情は思いっきり入っており(時おり涙を浮かべているように見える場面も数度)、そういう意味では色んなものが伝わっては来ました。
例のシーン(乳揉まれたり、キスシーンがあったり)が話題にはなっていましたが、話の流れからは非常に自然なもので、その場面だけが悪目立ちすると言う事もありませんでした。

◆◆以下、少しだけネタバレあり。注意!◆◆
全2時間10分の舞台でしたが、ハッキリ言って結末は超がつく程のバッドエンドと思えるので、決して後味は良くありません。
終わってみれば、やはり菅井の芝居よりも石田の熱演ばかりが印象に残った感じでしたが、自分の頭が悪いのか、ちょっと時間軸に納得が行ってません。
冒頭から「11.26最終決戦」に向けてのドラマになっているんですが、その過程で神林は出産してるわけですよね?
最初は目標の11.26って、せいぜい数か月先と思ってたんですが、出産やそれに至る時間、及び子供が少し育つ時間を入れると、2年はあるわけですよ。(実際、台詞でも「2年」という言葉があったと思う)
そんな期間(妊婦・出産・産後)をはさむと、普通に考えたら何十万人もの学生の頂点に立つ委員長どころじゃ無くなると思うのですが、そこはあまり深く考えない方が良いんですかね・・・??
◆◆ネタバレ終わり◆◆

そんなわけで、欅の冠ラジオ番組の公開録音会場に引き続き、最前列と言う至近距離で菅井さんの芝居を観られて、高い料金(S席9,500円)を十分クリアする程の満足感は得られました。

しかし、ノンスタ石田は、同じつか作品の「熱海殺人事件」で元欅坂の今泉と共演に続いて菅井ですか。羨ましい・・・。


菅井様の歌唱シーンもちょこっと観られます。


飛龍伝2020

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舞台『ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE ROUND2』観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
ちょうど昨年のGW明けに『ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE』を観て、とても面白かったのですが、その続編とも言えるナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE ROUND2が上演という事で行ってきました。

この作品、前作では乃木坂46の鈴木絢音が出演と言う事で「ナナサンシート/鈴木絢音特典付」というチケットを取りました。
今年の舞台は、引き続き絢音ちゃんが出る事に加え、新キャラとして乃木坂から向井葉月、阪口珠美、吉田綾乃クリスティーが出演と言う事で、密かに乃木坂3期の中で珠ちゃん推しの自分は「ナナサンシート/阪口珠美特典付」を買っていきましたよ。
但し、前作は前めの真ん中という絶好のポジションでしたが、今回はかなり後ろの方(ハッキリ言うと後ろから2列目)だったので肉眼ではちょっとキツイ所(なのに双眼鏡持っていかなくて失敗)でした。

内容のほうは今回も幾つかのチームがクイズ大会の勝ち抜けを賭けて戦いつつ、それぞれのキャラ掘り下げも加えた形になっております。
と言っても、前作ではかなり尺を取られていた越山識とか深見真理(絢音ちゃん)の描写はかなり無くなり、その代わりに乃木坂3人を含めた麻ヶ丘女子高校の面々のエピソードが増えた感じです。
特に向井葉月は、この手の話にありがちの「チームより自分」みたいなやさぐれヒールのキャラとして尺を取っていました。
逆にお目当ての珠ちゃんはそれほど目立たずといった感じ。
綾ティーは、最初「今回乃木坂で出るのは、珠ちゃんと・・・あ、あれは葉月そのものだな。あと1人誰だっけ?」という感じで全然頭に無かったんです。
で、クイズ研究会部長の苑原がメンバーっぽい事まで分かってはいたのに結局誰か分からないまま舞台が終わり、上演後にそれが誰だったかを知る有様でした。綾ティーごめんよ。でも芝居は良かったよ。

で、今回の舞台ですが、まず冒頭はお客さんによるクイズ大会です。
各座席にあった〇×のうちわみたいなのを手に、2択問題に答える形です。

第1問:5月5日はこどもの日。こどもの日に食べる柏餅も粽も、由来は中国の故事にある、〇か×か?
 ⇒客席の8割くらいは〇でしたが、自分は「柏餅は違うだろ」と自信を持って×を出し、見事正解で2問目に進みます。

第2問:5月5日は、有名な香水シャネルNo.5が発売された日である、○か×か?
 ⇒なんとこコレ、私は知ってました。自信を持って答えは〇で正解。3問目に進みますが、残ってる人はかなり少ないです。

第3問:仮面ライダークイズ、という仮面ライダーが存在する。○か×か
 ⇒知らない!けど、普通に考えたら「無さそうで有る」という事で〇と思ったのですよ。でも、自分は裏の裏をかいて「×」を出したら、正解は「〇」でした。
 問題はここでおしまいですが、全問正解者には・・・・特に何も無かったようです(; ̄Д ̄)

本編に戻って、今回も本選出場をかけた戦いまでがメインで、肝心の本選で誰が勝ち上がるのか・・という所までは描かれません。
あくまでも「これから本戦スタート」という所で話は終わります。
ただ、舞台自体はまだまだ続きます。
というよりも、ここからがお楽しみとも言える「ガチクイズバトル」ですよ。
前作でもあった「出演者による台本無しのガチクイズ大会」という事で、7問正解勝ち抜けが出るまで続けられます。
これがけっこうな尺で、30分以上やってたんじゃないかな。
詳細は省くけど、野球問題に関する葉月のボケ回答とか、珠ちゃんも綾ティーも回答したりと盛り上がりつつ、優勝は意外なチーム(非乃木坂)でした。

ハッキリ言って、ストーリーで魅せる舞台ではありませんが、スポ根系のお話+クイズものという自分好みの要素を掛け合わせた内容なので、自分はとても楽しめました。
コメディ系の話として観ても、ちょいちょい笑える所はあるので、退屈感はありません。

ここまで来たらまた来年も乃木坂メンバー入れて(もちろん絢音ちゃんは継続必須)再々上演してほしいものです。
どうか来年も見せてください!


ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE ROUND2

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舞台『ザンビ〜THEATER'S END〜』 TEAM YELLOW観劇
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前作「ザンビ」に続いて、今回の新しい方のザンビ〜THEATER'S END〜にも行ってきたですよ。

今回はYELLOWの他にBLACKとGREENがあり、キャストはそれぞれ
TEAM“BLACK”
伊藤理々杏(乃木坂46)
石森虹花(欅坂46)
潮 紗理菜(けやき坂46)

TEAM“YELLOW”
阪口珠美(乃木坂46)
織田奈那(欅坂46)
松田好花(けやき坂46)

TEAM“GREEN”
岩本蓮加(乃木坂46)
渡辺梨加(欅坂46)
佐々木久美(けやき坂46)

となっております。
自分はファンクラブ先行でYELLOW(11日)とGREEN(千秋楽)を申し込みましたが(予算の関係でBLACKはパス)結局当たったのはYELLOWだけ(その後別の日の平日のGREEN一般発売を狙ったがやっぱりダメ)となりました。
でもいいんです。実はYELLOWが一番見たかったんです。
欅(またはけやき)派の自分ならオダナナ?と思う所ですが、このTEAMに関しては「珠ちゃんが観たい」だったのです。
乃木3期の中では珠ちゃん推しなのでねぇ・・・。

で、まあ話の方はまた友達同士とも言えたり、どこか微妙な関係も見られる3人がまた絶望的なシチュエーションの中、どう行動し、何を選択するか・・みたいなドラマ仕立てで、前作同様にあまり「ゾンビもの」のホラー描写は個人的には控えめだったと思っています。

それよりも今回の舞台は、前作よりもより「観客参加型」の色を濃くしています。
・開始早々は客席後ろの扉から入り、通路で芝居。
・その後、坂道3人が客席に着席するシーンあり。
 (自分が見た時は織田+珠が舞台下手前方サイドブロックの通路そば、松田このが舞台上手側前列右端くらい?の所で着席してましたが、上演毎に座る位置は少し変えてるとか)
・客席からザンビの疑いのある客が連れ去られる(もちろん役者が客のふりして座ってる)
そして・・お客さん全員がザンビチェックを受けるのが最大の「参加」かな。
チェックと言うのは、舞台上に置かれた大鏡の前を通るってだけなんだけど、この時もちょいちょい「ザンビっぽい怪しい奴」がピックアップされて牢屋に入れられたりします(しつこいけど役者の仕込みです)

そんな感じで上演自体は1時間30分程度でしたが、何だか3分の1くらいはザンビチェックに費やされていたみたいでした。
※坂道メンバーが観劇しに来てた時は、やっぱりザンビチェックを受けてたそうな。

まあ、この「観客参加」の要素はとても面白かったですよ。
でも、やっぱりザンビチェックに時間を取り過ぎてますよね・・・・。
と、そんな事ばかりが印象に残り、今イチ本編は頭に残ってないのですが、1つ残念だったのは上演終了後、館内に貼られたQRコードを読み込んで観られる動画がちょっと舞台の続きっぽいのですが、自分は面倒くさがってQR読みこまなかったんだよなぁ。。。残念。

そんな舞台が終わっても、今回はアフターライブはありません。
坂道3人のショートトークだけです。
しかしこの日のトークの盛り上がり所は松田好花でしょう。
「けやき坂46改め、日向坂46の松田好花です」という初めての挨拶だったのです。
※この11日が改名発表の日で、「がな推し」オンエアでも流されたように、12時からBLACK(潮)、17時からYELLOW(松田)という事で、公演の合間に潮&松田でSHOWROOM見て改名を知り、松田はその後すぐ出演となったのでした。
会場に来ているファンもけっこう改名を知っている人が多く(自分も時間の都合でSHOWROOMは見てませんでしたが、改名ニュースは知ってました)、暖かい拍手が飛んでいました。

そんな「ザンビ」ですが、まだやるのかなぁ。。
けっこうこの舞台って1万円近くかかるからダメージあるんだよね。
と言いつつ、欅の2期とか出るなら喜んで観に行っちゃうんだろうな・・・。

てなわけで、半分だけ続編を期待します。

◆パンフレット:1500円(今回はチーム別で別々に作られてはおらず、共通版1種類だけです)

ザンビ〜THEATERS END〜

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舞台『ザンビ』 TEAM RED 千秋楽観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
初日のTEAM BLUEに続いて、こちらは欅坂ファンクラブ先行で当たったTEAM RED千秋楽の千秋楽を観てまいりました。

今回は
 ・乃木坂 46:与田祐希、山下美月
 ・欅坂 46:土生瑞穂、小林由依
 ・けやき坂 46:齊藤京子、小坂菜緒
と言う布陣ですが、まあ内容的には、ライブビューイングもされていたので、観た方も多いかと思いますし、あまり語る事はありません。当然ですが、基本的にはBLUEと同じです。

そんな事よりも、BLUEの記事にも少しだけ書きましたが、今回の席ですよ、問題は。
今回の舞台は、実質の最前列は6列目なんです。
そして自分の席は5列目。
これはどこかというと、舞台の脇なんです。
脇だから正面を観ても何もありません。そこは壁です。舞台を観るには横を見ないといけないんです。
舞台の横ですからね。反対側の端に行かれると殆ど見えないし、舞台最前方の方に立たれると後姿を見る事になります。
ハッキリ言って、これまで色んな舞台を観てきましたが、ワーストの席位置ですよ。これでS席とは酷すぎます。
(いわゆる「見切れ席」扱いでもいいくらい)
それでも自分はまだ5列目だったから少しはマシだったかもしれません。1列目とかだと、舞台奥のセットの模様なんかは死角になって見えなかったんじゃないかな?

と、そんな環境だったからという事とBLUEで観てると言う事もあって、あまり内容が新鮮な感じで頭に入ってくるという事は無く、ひたすら「見えねぇ〜・・」という思いばかりになって集中できなかったのです。
これは演者さんに責任は無く、ひたすら設営の問題でしょう。観る方も観られる方もお互い不幸なだけでした。

そんな演者さんの極めて客観的な感想は・・・
・与田:久保と比べると・・という所はあるが頑張ってた。最後の歌が震え声じゃねーか!と思ったらガチで泣きながら歌ってたみたい。
・山下:まずまず安定・安心の芝居。梅澤とは違った感じでこれはこれで良かった。
・土生&ぽん:驚くほど印象が薄い。土生は声がカワイイのがキャラと合って無い。ぽんは見せ場はあったのか?
・京子:声ガラガラで痛々しかったが何とか歌は頑張ってた。万全の状態で観たかった。
・小坂:芝居は毒にも薬にもならない出来だが、ひたすらカワイイ。それだけで十分。

そんなわけで、「こんな事ならライブビューイングで良かった」と後悔するばかりの千秋楽でした。
舞台後は簡単な挨拶のみでアフターライブはありません。
抽選で10名様に当たるサイン入りポスターが当たるはずもなく、すごすごと帰ってきました。
でも、また坂道グループで何か舞台でもイベントでもやって欲しいですね。
今度はひらがなの見せ場ももっと多いといいな・・・


ザンビ

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舞台『ザンビ』 TEAM BLUE 初日観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
坂道グループ(乃木坂、欅坂、けやき坂)のメンバーが共演しての舞台『ザンビ』TEAM BLUEの初日公演に行ってきました。

まず、今回観たBLUEは、坂道からは以下が出演者です。
 ・乃木坂 46:久保史緒里、梅澤美波
 ・欅坂 46:菅井友香、守屋茜
 ・けやき坂 46:柿崎芽実、加藤史帆

もう1つのREDは以下の出演メンバーとなっております。
 ・乃木坂 46:与田祐希、山下美月
 ・欅坂 46:土生瑞穂、小林由依
 ・けやき坂 46:齊藤京子、小坂菜緒

この舞台は、舞台本編以外に「日替わりイベント」というものがありまして、アフターライブとかお見送り会とかがオマケとして付いてきます。
今回、最初は欅坂46ファンクラブ先行で、「11/18(日)日替わりイベント=【“ザンビ”アフターライブ 菅井・守屋(欅坂)】」に申し込んだのですが、何とハズレ。
一般発売でも11/18は早々に売り切れだったので、そこから急遽初日に方向転換し、何とかS席が取れました。
(この日の日替わりイベントは【“ザンビ”アフターライブ 柿崎・加藤(けやき坂)】でした)

まあ、さすがに売り切れ間近のS席だけあって、2階バルコニーのややサイド側となってしまい、出演者の顔は双眼鏡で無いと見えません。
ただ、ある意味、少し高い位置からステージ全景が見渡せるので、見易いっちゃあ見易いとも言えます。

そんな舞台ですが、まだ公演中なのでネタバレは避けますが、話はタイトルの通り「ゾンビもの」です。
「体感型ホラー」「お客さんも一緒に参加する内容」と言う触れ込みですが、3万円のザンビスペシャルシートはまだしも、他のお客さんはほとんど「体感」とか「一緒に参加」という場面はありませんので、過度な期待をしない事が必要です。
話の内容も、ゾンビ映画を嫌と言うほど大量に観てきた自分から言わせると、何の捻りも無い普通のゾンビ話です。
ホラー耐性の無い方は、一部ドキッとする所はあるかもしれませんが、全くグロい所はありませんのでご安心ください。
舞台の本編自体の尺は約1時間20分程度とコンパクトな事もあり、自分としては満足度は低めと考えております。。。

そして、もうズバリ言っちゃいますが、「坂道合同舞台」と銘打ってはいますが、3つのグループ公平に見せ場があると思ったら大間違いです。
自分の感覚としては「乃木坂=6.0/欅坂=2.5/けやき坂=1.5」くらいのウエイト配分でした。
元々ザンビの話自体が乃木坂から出てきたものだからね。ウエイトが高くなるのは当然と言えば当然なのかもしれません。
ゾンビものなので、死ぬメンバーも複数居ます。
誰が死んで誰が生き残るか、それはお楽しみに。

芝居の方ですが、巷で言われている通り、久保が圧倒的に良いです。
凄く上手いというよりも、本当に自然で「芝居やってます」「頑張ってます」感が良い意味で感じられません。
台詞も聞きやすいし、言う事はありませんね。
次いで梅澤。
今回の役どころは、ショックな事がトラウマになってオドオドビクビクしている弱い感じの女の子であり、何となく抱く梅澤のイメージとは対極にあると言えますが、これがどうして割としっくり来てました。
欅とけやきですが、欅は前述の言葉を借りれば「頑張って台詞言ってます」感が思いっきり出てました。
菅井様はちょっとやさぐれた感じの役柄(けやき坂のドラマ「Re:Mind」で言う所の京子キャラ)でしたが、やっぱりしっくり来てない(そういうイメージじゃないので仕方ない)所がありました。
守屋も含め、やはりこの3グループの中では一番舞台経験が無いぶんレベルが落ちるのは仕方ないでしょう。
けやきの2人は無難にこなしていましたが、いかんせん出番が少な目だったのが残念です。

そんな本編はまずまず綺麗に(?)オチた後にアフターライブです。
この日のセトリは・・・
・もう少しの夢 加藤史帆ソロ
・100年待てば 柿崎芽実 ソロ
・ハウス!
・ひらがなで恋したい
の4曲で、時間にして15分〜20分だったでしょうか。
としちゃんがソロの序盤でいきなり歌詞が飛んだり、その後も何度か間違いがあったのはご愛嬌。
それにしても「ハウス!」が一番盛り上がったのは、乃木坂の偉大さを感じさせます。

と言う事で、想像してたよりも自分的には今イチ上がりきらずに終了となりました。
REDの方は千秋楽取れているのでまた行ってきますが、今度はアリーナ・・・と思いきや、どうやら舞台脇の見えにくい所みたいなので、あまり期待せずにまた行ってきます・・・(-_-メ)


ザンビ

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舞台『ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE』観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
土曜日にけやき坂46チームハーモニカの「あゆみ」千秋楽を観劇し、翌日はチームカスタネットの千秋楽・・・と思っていましたが、けやきの舞台発表前に既にこのナナマル サンバツ THE QUIZ STAGEのチケットを押さえていたのでした・・・・。

と言う事で、今回の「ナナマル サンバツ」ですが、原作はコミックです。
タイトルの通り、クイズ研究会を柱にした青春スポ根系のお話です。
(クイズはスポーツじゃないけど、まあ最近は百人一首とか、純粋なスポーツじゃないスポ根ものもあるので、広義のスポ根って事でね)
タイトルの「ナナマル サンバツ」と言うのは、「7問先取で勝ち抜け、3問不正解で失格」と言う意味です。

文蔵高校の新入生、越山識は、読書好きで引っ込み思案な「本の虫」。
彼はひょんなことから、クイズ研究会による<新入生早押しクイズ大会>に参加させられてしまう。
クラスメイトの競技クイズ経験者・深見真理の圧倒的な早押しに戸惑うばかりの識だったが、読書から得た知識と推理によって、見事、難問に正解する。
はじめて体験した「正解する感動」が冷めやらぬなか、持ち前の知識を見込まれ、真理から他校との合同クイズ大会に誘われる識。
そこで《競技クイズ》の熱く厳しい世界を目の当たりにした識は、次第にクイズの魅力に惹かれていく・・・・・・。


ねっ。完全に展開は「あさひなぐ」とかと一緒でしょ。
と、ここで乃木坂を持ち出しましたが、この舞台のヒロイン深見真理を演じるのが乃木坂46の鈴木絢音ちゃん。
まあ、「絢音ちゃんが出る」ってだけだと「この舞台観よう」というにはちょっと弱かったんですが、話が面白そう(そもそも自分は大のクイズ好きだし)という事で、通常料金よりも割高な「ナナサンシート/鈴木絢音特典付」で観劇しましたよ。(おかげで8800円の出費・・・)

この舞台は新宿の「全労済ホール/スペース・ゼロ」という所で行われましたが、分類としては「小劇場」と言える感じ(ゆえに演者はマイク使わず地声)でしたが、比較的座席は余裕がある(小劇場だとかなりキツキツの所も多い)のは良かったです。
そんな小劇場での座席は「6列目のほぼ真ん中」でした。
正直、舞台の場合はこのくらいが一番見やすい位置なんじゃないかと思える最高のポジションでした。
前の方だと出演者が間近で観られはするものの、近すぎて観辛いという難点もありますが、このくらい後ろに下がると、舞台全体が無理なく視界に自然に収まり、且つ出演者の表情もかなり細かく観る事が出来ました。

で、話の方は、かなりの割合で「クイズ大会」の場面でしたが、まあシンプルで分かりやすく、テンポも良く、とても楽しめました。
しかも、ただクイズ大会してるだけじゃなく、ちゃんと部員同士の繋がりとかライバルとの描写、兄妹の関係とか色々と人間ドラマっぽい描写もあり、単調で飽きちゃうという事はありません。
そして一通りの物語が終わった後は、台本無しの「主要出演者によるガチのクイズ大会」(ルールはナナマルサンバツです)で締めくくられます。
ここはオールアドリブなので、舞台劇と言うよりもイベントを観てるみたいな気分になります。

と言う事で、舞台全体としてとても楽しめましたが、ここで絢音ちゃんですよ。
ズバリ!贔屓目抜きにして、とても自然に上手に演じてたと思います。
絢音ちゃんと言えば、個人的には全握で2回握手してるし、舞台も「じょしらく」観てる事もあって、「絢音ちゃんは本当はハキハキと良くしゃべる子」というのは分かってました。(乃木ヲタならみんな知ってる)
この舞台でも、決して棒読みと言う事も無く、クイズ好きの今時のJK感が良く表現できていましたよ。
※この舞台のガチクイズでは、全体的に「絢音無双」だったらしいけど、この日は残念ながら優勝できず。

まあ、8800円も払ってどうなのよ!?って思ってたけど、終わってみれば満足している自分が居ます。
迷いに迷ってDVDの先行販売には手を出しませんでしたが、これからの絢音ちゃんに期待します。

ナナマルサンバツ

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舞台『あゆみ』(チームハーモニカ)観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
4/30のチームカスタネットに引き続き、今度はチームハーモニカの舞台を観劇です。

カスタネット:柿崎芽実、影山優佳、佐々木美玲、高本彩花、金村美玖、河田陽菜、小坂菜緒、富田鈴花、丹生明里、濱岸ひより。
ハーモニカ:井口眞緒、潮紗理菜、加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、高瀬愛奈、東村芽依、松田好花、宮田愛萌、渡邉美穂。

カスタネットは、ほぼ中日で、且つ座席が「3列目のかなり端」という事で、まだ芝居は発展途上な上に席からの視界もあまり良くありませんでしたが、今回は「千秋楽」且つ「2列目ほぼド真ん中」という事で、色々な面で今回のハーモニカの方が心に刺さりました。

もちろん話の内容、台詞に至るまでカスタネットもハーモニカも全く同じ演目なんですが、演者が違うだけでだいぶ印象の違う役柄もありました。
しかし、今回大きかったのは、カスタネット観劇後、シナリオを何度も復習し、自分なりに理解を深めて観劇した事でした。
ハーモニカのレビューにも書きましたが、途中までは主人公の「中野あみ」について、年代に沿って生い立ちが綴られていく訳ですが、終盤の登山のあたりから時系列がおかしくなってくる為、ちょっと「?」と感じる所が出てきます。
自分なりの解釈としては、登山から先は「回想」と「あみさんの脳内アナザーストーリー」なんだと思っていますが、まあその辺は観る人の解釈で良いと思います。

もうカスタネットの千秋楽も終わったので書きますが、ラストであみが尾崎さんに謝るシーンが最大の山場になります。
良く聞いてると、あの場面の台詞から察するに、もう時系列はぐちゃぐちゃです。
尾崎さんを置いて先に帰っちゃったことを心から何度も詫びるあみ。
でも、その会話中「コロは老衰で死んじゃった」「病気と思ってた尾崎さんのお母さんは実は出産入院だった。それで生まれた弟は今はアメリカに居る」「あみが食べちゃったリンゴの種が砂場に捨てられた公園は、今はリンゴ公園と呼ばれている」と言う「相当な年月が経っている」事を思わせる台詞を続けながら、その会話の最後には「宿題終わった?」「あとちょっと」という会話が続いている。
ここが「現在(もう老人になったあみ)の思い」と「当時の風景」を重ねた「あみ脳内アナザーストーリー」ゆえの時系列乱れと感じ取ったのです。
そう考えると、そんな歳になるまで尾崎さんへの申し訳なさ(それがたとえ些細な事であったとしても)を気にして気にして生きてきて、最後にどうしても謝りたいという気持ちからの妄想だとしたら、とても切ないじゃないですか。
何かさ、そういう幼い頃の些細な後悔って、大人になってもどこかずっと引っ掛かってるって事ってあると思うんですよ。
それもまた「中野あみ」らしさと思えて切なかったのです。

そんな場面で全力で中野あみの謝罪シーンを演じたのが渡邉美穂。
もうその前のシーンからずっと感情入って涙目なんですよ。
そんな状態で全力で繰り返し心から謝るシーンを演じるもんだからもう途中から感情崩壊しちゃってました。
ある意味、あそこまで素になって涙流しちゃうのは舞台俳優としてはマイナスなのかもしれませんが、いやいや、美穂の熱演という事で観ているこちらも目頭が熱くなりましたよ。ってか、もらい泣きしましたよ。あれはあれでいいと思いましたよ。

と、とりあえず美穂だけをピックアップする形になってしまいましたが、ハーモニカの方が「お姉さん組」且つ「千秋楽」という事もあり、割と落ち着いて観られました。
もちろんカスタネットはカスタネットの良さと言うものがあったので、どちらが良いとか悪いとかはありません。
それぞれ個性が出てて良かったと思います。
まあ、誰とはいいませんが、台詞回しがかなり「棒」なメンバーも自分認定で2名ほど居ましたが、そこも生暖かく見守りました。

ここまで来たら、もう1回カスタネットの千秋楽を観てみたかった気もしますが、それは叶いません。
このまま公開される事無く封印されるのはもったいないので、円盤化は無理でも、ネット配信するとか(もちろん有料で可)、一番いいのは割高になってもいいので「けやき坂46」のアルバムのCD特典(限定受注生産でBD付属が良い)として世に出して欲しいです。

千秋楽と言う事もあってカーテンコールではスタンディングオベーションになった(まあ事前にツイッターとかでもそうしようという声が上がってた事もありましたが)事で、何人かのメンバーは涙を流して喜んでました。
最後は短めのコメントで締めて終了となりましたが、メンバー全員怪我も無くやり終えて良かったです。お疲れさんでした。

最後に・・・評判だった「松田好花犬」は、確かに可愛かったわ!!


あゆみ(ハーモニカ)

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