2010.12.30 Thursday/23:00 |
【10-134】バーレスク ★★★☆☆ |
category: 2010年の映画レビュー | author: moeru-movie |
今日もフリーパスでバーレスクを鑑賞。
バーレスク・クラブ、それはセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のためのエンタテインメントクラブ。
アリ(クリスティーナ・アギレラ)は歌手になる夢を追いかけて、テス(シェール)が経営するロサンゼルスのバーレスク・クラブで働きはじめる。
やがてアリの抜群の歌唱力と突出したダンスの才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていく―。
元々あまりミュージカル(及びミュージカル仕立て)の映画は好んで観ないのですが、フリーパスがあったからという理由で鑑賞。
これって、一応は「サクセス・ストーリー」なのかしら??
映画の方は、「バーレスクのステージに立ちたい」というアリの夢が実現に向かって行く過程を軸に描かれて行く。
そう、まさに典型的なサクセス・ストーリーの展開。
しかし、物語半ばにして、この夢は早々に実現できてしまう。
まあね、あまり挫折とか壁とかに当たらず、比較的スンナリと(ハプニング的ではあるが)「自分が主役のショー」を行う事がどうなのよと思いながらも、この前半はかなり惹き込まれていましたよ。
アギレラの歌唱も迫力満点だし、シェールも素晴らしい。
じゃあ後半はどうなったのか?
日本的ベタドラマ展開だと、一旦どん底まで落ちるんだよね。
それが色恋沙汰だったり、ライバルからの僻みによる人間関係の崩壊だったり。
あるいは、「バーレスク」よりももっと大きな舞台への誘惑とかね。
この映画でも、そういう要素は当然あったし、更に店の存続の危機という「見せ場の部品」もあった。
実際、バーテンの兄チャンの家に居候している分際で、散らかすわ他の男とフラフラするわでアリが「嫌な奴」化していく過程を見るにつけ、人間関係で落ちて行くと思ってましたよ。
でも、それほどドロドロした所もなく、波乱度合いとしては極めて薄い感じで最後まで進んでいっちゃった。
この薄味な後半の展開は、自分にはちょっと物足りなかったです。
バーレスクの他のダンサーたちもキャラが立ってる人が少なかったし、ショーだってアリ1人じゃあ成り立たない訳なんだから、もうちょっと他のダンサーさんたちとの絡み(人間関係が壊れたり、友情みたいなもので助けられたり)があっても良かったんじゃないかなぁ。。。
(ある意味、「アギレラ中心」に絞ったが故の結果なのかも)
という事で、自分的には、「前半4点/後半失速して2点」という感想です。
キャストの方だが、まずはクリスティーナ・アギレラ。
歌手としての彼女の活躍は、自分はほとんど知りません。
でも、少なくともこの映画の中では、歌唱シーンはもちろん、演技面においても充分満足できるものでした。
彼女の歌声は力強さもあって、映画館の大画面&大音響でより映える感じです。
そしてシェールは貫禄あるね。
もう64歳になってるのもビックリだけど、画面上はそれを感じさせない。昔とほとんど変わってない。歌も素晴らしい。
レビューを見ると、割と好評価が目立ちますが、ミュージカルをあまり好まない自分だからこそという採点になってしまいました。
ただ、1つ言えるのは「この映画は映画館で観た方がいい!」って事だね。
やっぱり迫力が違いますよ。
◆パンフレット:A4版・38頁・600円
よろしければポチっと投票お願いします。⇒
バーレスク・クラブ、それはセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のためのエンタテインメントクラブ。
アリ(クリスティーナ・アギレラ)は歌手になる夢を追いかけて、テス(シェール)が経営するロサンゼルスのバーレスク・クラブで働きはじめる。
やがてアリの抜群の歌唱力と突出したダンスの才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていく―。
元々あまりミュージカル(及びミュージカル仕立て)の映画は好んで観ないのですが、フリーパスがあったからという理由で鑑賞。
これって、一応は「サクセス・ストーリー」なのかしら??
映画の方は、「バーレスクのステージに立ちたい」というアリの夢が実現に向かって行く過程を軸に描かれて行く。
そう、まさに典型的なサクセス・ストーリーの展開。
しかし、物語半ばにして、この夢は早々に実現できてしまう。
まあね、あまり挫折とか壁とかに当たらず、比較的スンナリと(ハプニング的ではあるが)「自分が主役のショー」を行う事がどうなのよと思いながらも、この前半はかなり惹き込まれていましたよ。
アギレラの歌唱も迫力満点だし、シェールも素晴らしい。
じゃあ後半はどうなったのか?
日本的ベタドラマ展開だと、一旦どん底まで落ちるんだよね。
それが色恋沙汰だったり、ライバルからの僻みによる人間関係の崩壊だったり。
あるいは、「バーレスク」よりももっと大きな舞台への誘惑とかね。
この映画でも、そういう要素は当然あったし、更に店の存続の危機という「見せ場の部品」もあった。
実際、バーテンの兄チャンの家に居候している分際で、散らかすわ他の男とフラフラするわでアリが「嫌な奴」化していく過程を見るにつけ、人間関係で落ちて行くと思ってましたよ。
でも、それほどドロドロした所もなく、波乱度合いとしては極めて薄い感じで最後まで進んでいっちゃった。
この薄味な後半の展開は、自分にはちょっと物足りなかったです。
バーレスクの他のダンサーたちもキャラが立ってる人が少なかったし、ショーだってアリ1人じゃあ成り立たない訳なんだから、もうちょっと他のダンサーさんたちとの絡み(人間関係が壊れたり、友情みたいなもので助けられたり)があっても良かったんじゃないかなぁ。。。
(ある意味、「アギレラ中心」に絞ったが故の結果なのかも)
という事で、自分的には、「前半4点/後半失速して2点」という感想です。
キャストの方だが、まずはクリスティーナ・アギレラ。
歌手としての彼女の活躍は、自分はほとんど知りません。
でも、少なくともこの映画の中では、歌唱シーンはもちろん、演技面においても充分満足できるものでした。
彼女の歌声は力強さもあって、映画館の大画面&大音響でより映える感じです。
そしてシェールは貫禄あるね。
もう64歳になってるのもビックリだけど、画面上はそれを感じさせない。昔とほとんど変わってない。歌も素晴らしい。
レビューを見ると、割と好評価が目立ちますが、ミュージカルをあまり好まない自分だからこそという採点になってしまいました。
ただ、1つ言えるのは「この映画は映画館で観た方がいい!」って事だね。
やっぱり迫力が違いますよ。
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