映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【141】ファニーゲーム U.S.A(ネタバレあり) ★★★★☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
今日はファニーゲーム U.S.Aを鑑賞。

夏の休暇を湖の別荘で過ごそうと車を走らせる一家3人。
別荘に着き、食事の準備をするアン(ナオミ)をピーターという男が訪ねてくる。
隣家の遣いで、玉子をもらいに来たと言うピーターに玉子をあげるが、帰り際にその玉子を割ってしまう。
再度玉子をあげるアンだったが、今度は犬に飛びかかられたという理由でまた玉子を割ってしまう。そうこうしているうちにポールという男も合流。気味が悪くなったアンはピーターとポールを追い返そうとするが、突如男たちは残忍な本性を現し、一家3人を監禁。「12時間後にあなたたちが生きているか死んでいるか賭けをしよう」などと言いはじめる。。。。


映画には色々な効果があります。
感動させたり笑わせたり怖がらせたり。。。。。
この映画は何かというと、見ている人を不快にさせる映画です。
いやね、ハネケ監督の「ファニーゲーム」(オリジナルの方)での悪評(映画に対する悪評というよりも、映画の中で展開される内容に対する不快感)は知っていたのよ。
でも、どんだけ不快なのか体験したくて見てみたら、確かに不快でした。

とにかくキ○ガイ2人が理由もなく親子3人を蹂躙しちゃうんだから堪らない。
普通なら死亡フラグが立ちにくい動物・子供といったあたりから殺されちゃうっていうのも極悪だ。
更に、普通なら途中で形勢逆転して悪人を痛い目に合わせる場面があってもいい所なのにほとんど無し!
唯一そういうシーンがあるが、映画としては考えられないような邪道な手段でアレしちゃうのは絶句しました。
物語の前半で、これ見よがしに映し出される「船に忘れたナイフ」も結局は何の伏線にもならず、見ているこっちも心底ガッカリ脱力します。
そんな絶望的なシーンに限って長回しでじっくり見せるもんだから、本当に見ていて痛々しくて胸糞悪い。
(本当に延々とワンカットで続く画は見ていて辛い)
が、実は直接的な暴力シーンは殆ど画面には映し出されない。
ナオミ・ワッツが裸にされるシーンも、○○が射殺されるシーンも、画面には映らないんよ。
なのにこの不快加減は何という事なのだろう。。。。。

この映画を見て「いったい監督は何を訴えたいんだ!」と思っても不思議ではない。
わざわざ人が不快になる話を不快になる演出で撮るなんて、真性のサドじゃね?と思ってしまうが、よくよく考えると、この映画を見て不快に思えば思うほど「ああ、自分はきっと正常なんだ」と安心したりする。
これが何も感じなかったり、犯人側視点で「もっとやれ!」みたいに思っちゃったら危ないです。
なーんて言う事を考える間もなく不快感のみが包み込むので、正直言ってフツーの映画好きの方にはオススメできません。
ラストも「また繰り返し」パターンだし、エンドロールに至っては何の音楽も効果音も無し。
無音でスタッフロールが流れ、「少しは救われるオチがエンドロール後にあるに違いない」という期待もアッサリと裏切られます。

大多数の人が不快に思うであろう話をゲーム感覚という演出で見せきったハネケ監督には参りました。
もう勘弁してください。。。。。

ファニーゲーム U.S.A

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【140】悪夢探偵2 ★★★☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
さて今度は悪夢探偵2も見る事に。

他人の夢に入るという能力を持つ京一(松田)の元を雪絵(三浦)という女子高生が尋ねてきた。
悪夢を見て眠れないと訴える雪絵は、異常に怖がりの菊川(韓)という同級生を友人ら3人で体育館倉庫に閉じ込めてしまい、それ以降菊川は不登校となる代わりに雪絵の悪夢に現れるようになったという。
最初は相手にしなかった京一だったが、雪絵と共に菊川を虐めた2人の女子高生が相次いで変死し、更に菊川の部屋を見た京一は、そこに自殺した母と同じものを感じ取り、雪絵の夢に入る事を決心する。


この映画、いちおう「ホラー映画」という分類になるのだろうが、更に影沼京一とその母との幼い頃の出来事を軸とした「母子ドラマ」的な要素も絡めている。
ホラーとして見ると、少なくとも視覚的な怖さというものは少なく、「悪夢」を土台とした心理的なジワジワ来る怖さを見せる格好だ。
とは言え、夢を土台としたホラーと言えば「エルム街の悪夢」がすっかり有名なだけに、インパクトという意味では今イチ。

で、京一の母とのエピソードを交えた展開だが。。。。。う〜む、ちょっと分かりにくかったかも。
貞子ふうの「白い服の女」やら「バス転落事故の被害者」やら溺死寸前描写、首吊り、菊川の悪夢、顔に亀裂が入った人たち・・・・と、色々な描写が紡ぎ出されては消え、夢だか現実だか、夢なら誰の夢なのか、ちょっと整理が付かない所がありました。

そして更に気になったのが、たびたび使われる手ブレ映像。
この手ブレ、何の意味があってやっているのか分かりませんが、個人的にはただただ見づらいだけで必然性を感じませんでしたよ。。。。

キャストの方は、松田龍平はイメージにも良く合っておりGoodです。
そして雪絵役の三浦由衣ちゃん。
まだ無名だけど、成海璃子に似たシャープな美形顔は非常に印象に残りやすいです。今後の活躍に期待。
そしてそして不気味な菊川役は韓英恵ちゃん。
この子は無表情キャラが多いので、こういったホラー系幽霊的キャラはなかなか似合ってます。

という事で、J−ホラーにしては珍しい「泣けるホラー」とも言える1本。
果たしてあなたは泣けるのか!?劇場で試してみては??

悪夢探偵2

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【139】ノン子36歳(家事手伝い) ★★☆☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
年末の仕事も終わり、バタバタしていたがようやく映画を見る時間が取れました。
まずはノン子36歳(家事手伝い)を見る事に。

36歳バツ1で戻りで実家の神社に居候しているノン子(坂井)。
そんなノン子の前にマサル(星野)という男が現れる。神社で行われる祭りにヒヨコ売りの店を出したいという。
少しずつ距離を縮めるノン子とマサルだったが、そんな時、ノン子の前の亭主(鶴見)が現れる。


ズバリ最初に言い切りましょう。
主人公らに全く共感できず、見ているのが苦痛でした。

まずノン子。
いい歳してやる気も無く、ダラダラしながらプチ迷惑行為なんぞも行うバカ女にしか見えませんでした。
父親からは半ば勘当気味に接せられ、妹からは小馬鹿にされるのも頷けるってもんです。
そしてマサルの方も、前半こそ気のいい兄チャンと思わせるも終盤になると自己中で馬鹿な上にハチャメチャな逆ギレを見せてしまいます。
そんな馬鹿な大人2人のグダグダな何気ない生活を延々と見せられるのは本当にしんどかったよ。
ついでに前夫も調子いいだけの馬鹿な男で、これまた不快指数が高いです。

いったいこの映画を通じて何を訴えたかったの?何を感じれば良かったの?
馬鹿な奴らでも、そこから何かしらの希望や可能性が見出せればまだいい。
しかしノン子やマサルからは「自己中」「世間知らず」「人の迷惑顧みず」という個性以外の何かが感じられませんでした。これはいただけない。
ラストも何かが収束するというオチでもなく、ノン子(や他のキャスト)の何かが変わるというわけでもなく(少しはノン子の何かが変わったのかもしれないが、それは感じ取れず)また元のグダグダ生活に戻るだけなのでしょうか。

そんなノン子を演じた坂井真紀は役には合っていた。
半分女捨ててるような感じとかグータラな所とかね。
そして「最後にしたの、いつだっけ?」というコピーとは裏腹に、劇中では2回の濡れ場を演じているが、これもまたエロい。
最初の鶴見辰吾との濡れ場では全裸になるも「アッーーーー、あのお膳の角がぁぁぁぁぁ!!!」と絶妙な隠し具合がもどかしいです。

という事で、40代半ばの男が全く共感できなかった話ですが、この映画を見た30代半ば(バツ1ならなお良)の女性の意見を聞きたくなるそんな1本でした。

ノン子36歳(家事手伝い)

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【138】ソウ5 ★★☆☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
見逃していた映画を回収する週間の最後はソウ5だ。

九死に一生を得たFBI捜査官ストラム(スコット・パターソン)は、ほぼ無傷でゲームを生き抜いたホフマン刑事(コスタス・マンディラー)こそがジグソウ(トビン・ベル)の後継者なのではないかと疑い始める。一方そのころ、密室になったとある部屋のコンクリートの床の上では、犬の首輪をはめられた男女5人が目覚めていた。

え〜っとですね、「ソウ」シリーズは「3」までは劇場で見たものの、「4」は前売りを買っていたにも関わらず券を紛失したために未見なのです。
で、今回「5」を見た訳なのですが。。。。。。

何だか良く分からなくなってます!!
だいたい、ストラム捜査官って「4」からの登場人物なんだよね?分からん!!

いやね、「5」単独で何とか楽しめる部分もあるのだが、「1」〜「3」あたりの「ソウ」が持つ世界観みたいなのがこの「5」では少し薄れているような気がしましたよ。
何というかゲーム的というか心理戦みたいな胃が痛くなるような緊張感が薄味に思えました。
(それでも少々のグロシーンはあるけど)

結局、ジグソウ亡き後もシリーズを続けるという点で、少し無理が生じ始めているのか、「5」までの謎を解決しようとしている事が新たな謎(なのか、単に辻褄がどんどん合わなくなってる?)を呼んでいるのかという事でいっぱいいっぱいになってねーかい?と感じるのよね。
「ソウ」シリーズの熱狂的なファンは以前の伏線が少しずつ解明される事で満足はできるだろうけど、逆に一見さんには少しずつ敷居が高くなってきているんじゃないかな。

この後も「6」はもちろん、それ以降も続くみたいだけど、う〜ん、どうなんだろ。もうそろそろいいかなぁ。。。。それとももう一度「1」〜「4」までを復習した上で「6」以降に備えるのがいいのか、迷う所です。
(でも、今作のあの「箱の中身」は気になるし。。。)
とりあえず、いつも特典で付くストラップ(ジグソウがモデルになる事が多い)欲しさにまた前売り券は買ってしまうのだろうな。
そしてせっかく買ったのだから見てしまうのだろうな。。。。。
(結局見るんじゃん!)

ソウ5

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【137】泣きたいときのクスリ ★★★☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
劇場公開は09年1月10日の泣きたいときのクスリの先行上映を鑑賞。

ある日の夕方。
電車の中で号泣しているおじさん(中村)がいた。それを見つめる5人の乗客――
ある理由を抱えて「泣き薬師駅」に降りた龍一(大東)、仕事中のエリカ(戸田)、駅員の竹野(袴田)、学校帰りの綾(佐津川)、仕事帰りの洋介(遠藤)。
恥じらいもなく人前で泣くことに違和感を感じた彼らにも、泣きたい事件が迫ってくることに・・・


「泣く」という事をテーマに、「泣きたくても泣けない」「泣きたくなるのを我慢している」「泣くなんてみっともない」みたいな思いを抱いている人をそれぞれ交互に見せていく群像劇というかチェーン・ストーリーである。

まあ終わってみれば、この映画で描かれる「泣きたいコト」なんて珍しくもない良くある事だったりするのだが、割とコンパクトにはまとまっていました。
ただし、発端となる「オッサンの号泣」の理由まで大した事が無いのはどうなのでしょうか。。。。
その大した事無い理由はここには書きませんが、まああの程度の事でも「電車内で号泣してしまう」⇒「泣きたい時には泣けばいいじゃん」という結びにはなるので、まあいっか。

という事で、話は特に心打たれるものでもなく、主役のはずの大東クンは女の子と手をつないであちこちに出没し、「いろんな泣きたい人」を俯瞰しているだけ(彼個人の話も少しある事はありますが)というのも少々物足りない。
でも田舎ののどかな風景には癒されるし、全体的にまったりした感じなので、特に泣きたいときでなくても、ボンヤリと時間を過ごすには最適か。

キャストの方だが、まず戸田菜穂が劇中のキャラとイメージが良く合っていてGoodです。
そして佐津川ちゃんがカワイイです。
顔のパーツが中央に密集したお人形さんのような造りは神がかってますね(大袈裟か?)
その親友役の北浦愛(愛と書いてあゆと読みます)は、台詞の棒読みっぷりが印象的。っつーか意識的にやってるのか?それともアララなのか??
他に印象的なのは、ファミレスのウザいウエイトレス役の中村麻美と、戸田さんの飼い犬PONTAです。
PONTAはけっこうちゃんと芝居しているように見えました。
また、出番が少ない脇役にも、微妙にウザい感じの変なキャラが数名居るのも見所なのか??

最後にこの映画、エンドロールの後に1シーンあるのですが、意味が分かりませんでした。。。。もう1回見ないといかんか!?

泣きたいときのクスリ

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【136】デス・レース ★★★★★
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
今日は見逃していたデス・レースを鑑賞。

2012年。アメリカの経済は破綻し、犯罪率も上昇。そして刑務所で囚人を収容しきれなくなり、民間で刑務所が運営されている。
ここターミナル・アイランドでは刑務所内を舞台に繰り広げられる「殺人レース」を生中継されている。
その刑務所に、元レーサーのエイムズが妻殺しの容疑で収容されてきた。
彼は謎の男に殺人犯に仕立て上げられ、ここに連れてこられたのだ。
刑務所所長から、先のレースで命を落としてしまったスターレーサーのフランケンシュタインとしてレースに出場する事を依頼される。
レースに勝てば自由、負ければ死。エイムズの戦いが始まる。


ブレイク前のスタローンが出演した「デス・レース2000年」のリメイクだが、既に2000年は過ぎているので「デス・レース」である。
これをポール・W・S・アンダーソンと、あのロジャー・コーマンがB級中のB級映画に仕上げたハイパーバイオレンスアクションといった所か。

こういう映画は、とにかく理屈抜きに派手に楽しませる事が大事だが、その通り面白かったです!

色々小ネタはあるものの、要するに「レースに出て、相手をブッ潰してしまえば勝ち」というゲームは単純明快。
そしてそのレースは、かなりハチャメチャに面白いです。
コース中にある武器の絵とか盾の絵を踏むことで、それらが使えるようになるという趣向は「マリオカート」そのもので分かりやすい。
で、武器と言っても、機関銃をブッ放したり煙幕吹いたりオイル撒いたりとこれまた分かりやすい。
そんなレースばっかりじゃあ男臭くて堪らないと見るや、ナビゲーターとして女囚人を同乗させる。
この姉ちゃんたちが無駄にオッパイぷるぷるのエロエロなのよ。そのへんもB級テイスト全開。

そんなレースの視聴率を高める為にあらゆる悪事を働く女所長が極悪すぎる事からオチはだいたい想像付くが、そんな予定調和も見ていて安心です。
エイムズを支援する「一見デ・ニーロみたいだが、良く見るとだいぶくたびれている」オッサンや、全く極悪人に見えない小デブの兄ちゃんらもいいキャラしてます。
一方、オリジナルでスタローンが演じた「マシンガン・ジョー」はちょっとキャラ的には弱い感じがありましたが、レースシーンではなかなか弾けてました。

とにかくB級エンタテインメントの見本とも言えるこの映画、深い事考えずに派手な殺戮ショーとしてとても楽しめました。
エンドロールでは「この映画は安全に配慮してプロのスタントマンがやってるので決して真似しないように」とスーパーが出るのだが、恐らく見ていた人の8割くらが「ンなこと真似するかい!!」と突っ込んでいた事でしょう。

もうかなりの劇場では上映が終了していますが、まだ近くで上映している所があったら、ぜひ!!
頭カラッポにして「何か分からんがスゲー!」と楽しめますよ。
※この単純明快な痛快B級っぷりに5つ星を進呈します!!

デス・レース

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【135】口裂け女0 ビギニング ★★☆☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
単館レイト上映が今週末で終わってしまう口裂け女0 ビギニングを見た。

弥生(遠藤)と美里(折山)は美しく仲の良い姉妹。しかし、美里は幼いころ顔に負った火傷のために容貌にコンプレックスを抱えていた。病院からの帰り道、森の中を彷徨い歩く2人は口論になり、誤って美里が転落し、偶然、骸骨死体を発見してしまう。怪我をした美里は、山で草刈りをしていた夫婦に病院まで運んでもらう途中、行方不明になってしまう。翌朝、森の中で刃物にメッタ刺しにされた夫婦の惨殺死体が発見される。行方不明の美里には疑いの目がかかり、弥生は刑事の沢田と奥山から事情聴取を受け、婚約者からは別れを告げられ、世間から冷たい仕打ちを受ける。

まあ「口裂け女」も「口裂け女2」もそれなりに「口裂け女誕生の秘密」を描いたような作品だっただけに、いまさら「ビギニング」と言われてもピンと来ないが、まあいいやと思って見ました。
「2」が個人的には結構イイ出来だったので、それ以上は無いと思いましたが、さて結果は。。。?

まずホラーなんで「怖いのか、怖くないのか」がポイントですが、「まあまあ怖かったかな」という印象。
と言っても、終始効果音のような音楽のような音で怖がらせている面も大きく、画&演出の方はやや単調だったかな。(ややグロのシーンはあり)

で、話の方なのだが、ハッキリ言って「口裂け女」の意味があまりありません。
やれ怨霊(幽霊?)やら教授に口裂け女にさせられた妻やら精神分裂気味な妹(折山)やらを色々絡め、それぞれのキャラにむりやり口裂け女を当てはめただけの感じ。
その場その場は怖いような気がしても、良く考えると意味不明だったり「結局あれは何?」というシーンも少なくなく、全体的に散漫でグダグダした話でした。
前述の通り、音や色(全体的に原色を落としてセピア調にしている)はやりすぎなくらい怖がらせモード全開なんだけど、主人公姉妹が住む家は、どことなく「呪怨」っぽし、後半の怖がらせ所ではモロに「リング」をパクっているのもオリジナリティが無く減点です。

そんなgdgdな(でもちょっと怖い)話の中心は遠藤舞ちゃん。
カワイイ顔して服装は地味。しっかりした「お姉さん」のイメージにはピッタリでまずまず頑張ってました。
全然知らない娘でしたが、「アイドリング!!!」の娘だったのですね。
(と言っても「アイドリング!!!って何?」状態なんですが。。。)
婚約指輪を投げられても全然怒らないという描写には無理があるのだが、この娘が演じると究極のおっとり系に見える容姿が幸いして、意外と無理が無く見えるような気がする。。。???
一方の妹役の折山みゆちゃん。
失踪したり縛られてたりと今イチ出番が少ない事が災いして舞ちゃんほどのインパクトは残せなかった感じです。

と言う事で、遠藤舞ちゃんファンは満足できるかもしれませんが、それ以外の方は。。。。。まあご自分で判断ください。

最後にこの映画、渋谷のシアターイメージフォーラムでのみの上映なのですが、おかしいんです!
何がって、絵と音が微妙にズレてるんです。
劇場のミスなのか元のフィルム?プリント?が悪いのか分かりませんが、口の動きと台詞が合ってないのが気になってしまい、なるべく喋ってる人の口元を見ないように(そうすればズレに気づかないので)する始末です。
ごく稀にこういう事に遭遇する(主に単館系にある事故)が、どこが悪いのか知らんが、しっかりして欲しいです!

口裂け女0 ビギニング

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【134】K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 ★★★☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
初日から行ってきましたK-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝

1949年・架空都市の帝都。富裕層と貧困層が極端に分かれる中、富裕層が所有する骨董品や美術品を盗む「怪人二十面相」が世間を賑わせていた。
明智小五郎(仲村)との挙式を控える葉子(松)の元にも予告状が届くが、その羽柴家の挙式の様子を写真に撮って欲しいという依頼を謎の男から受けたサーカス曲芸師の平吉(金城)は羽柴家のある高層ビルに忍び込む。
が、カメラのシャッターを押した瞬間、爆発が起こり現場は大混乱。平吉は二十面相と間違われて逮捕されてしまう。。。


まあですね、とにかく色々な映画のエッセンスが詰まっております。
全体的な世界観は「ダークナイト」的であり、二十面相の容姿はバットマン、紐をつかって移動する姿はスパイダーマン+YAMAKASHIだし、松たか子は「ローマの休日」、國村準は007のQ。お宝を盗む所はミッション・インポッシブルっぽくもあるか。

そんな中、荒唐無稽なストーリー展開で話は進むが、う〜む、つまらなくは無いのだが、何か今ひとつ足りない印象だったかなぁ。
こういう映画は、目の前に出てくるシーンを深く考えずに楽しめば勝ちなんだろうが、序盤から小さな疑問等が引っかかってしまったために、100%没頭できませんでしたよ。
何で平吉が「偽二十面相」に選ばれたの?(曲芸師で身軽というだけ?)、結局、鹿賀丈史は何者?何で二十面相コスチューム??(あれは二十面相の二重変装なのか?)、松たか子はお嬢様の割には子供たちに炊き出しを振舞っていたが、本当のお嬢様なら箸より重いものなんか持った事無いよな!?とか。。。。
個人的には、もっと単純に「お金持ちをターゲットに物を盗む二十面相」と「明智&小林少年」という図式にまとめても良かったのでは?と思いましたね。

そして宣伝コピーにもなっている「二十面相は誰か?」についてですが。。。。
ネタバレ厳禁なようなので書きませんが、あれは自分には受け入れ難いオチでした。
「それをやっちゃあイカンだろ。。。」ってね。

各キャストに関しては。。。。
金城:滑舌に若干難があり、台詞が聞き取りづらい所があるのが減点。
松:もっと弾けてもよかったかも。
仲村:まずまず適役。
國村:自分が思う源治のイメージとはちょっとズレがあるかな。
本郷:もっと元気で子供っぽい方がいい。

で、Yahoo!映画のレビューでは、現時点でけっこう高評価なんですね。。。
確かにお正月映画らしくスケールも大きくてとりあえず楽しめるとは思います。
細かい事を気にせずに、大きなスクリーンで「わぁ〜!」と入り込んじゃえばいいんです。
しかし、途中で違和感を感じてしまうと、2時間20分弱という長めの尺がキツくなり、ある意味邪道なあのオチを受け入れられないと楽しさは激減します。
もうちょっと二十面相の盗みっぷりやら少年探偵団の活躍やらを見たかったけど、それを入れると3時間コースになっちゃうから止む無しなのかな。

K-20 怪人二十面相・伝

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【133】1408号室 ★★★★☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
今日は1408号室を鑑賞。

娘を亡くし、頑なに現実しか信じられなくなったオカルト作家マイク・エンズリン(キューザック)の元にニューヨークのドルフィンホテルから一通の葉書が届く。そこには「絶対に1408号室に入ってはいけない」と書かれていた。その後マイクは"1408号室に宿泊した56人の客が全員一時間以内に死亡"という事実を知る。ホテルに向かい、支配人(サミュエル・L・ジャクソン)の忠告を無視して1408号室の扉を開けるマイク。。。

いちおうホラーです。
で、怖かったのか!?と言うと、うーむ、怖いと言うよりもかなりビックリ系のお化け屋敷(アトラクション)的な畳み掛けるようなショッキングな展開でした。
とにかく効果音もふんだんに使って次から次へとと言う感じなので、客観的に安全な所から見ているだけの自分にとってはけっこう楽しめましたね。
カーペンターズの陽気な曲がどことなく不気味に思えてしまうのも面白かったです。
そして見た人なら分かると思いますが「郵便局のシーン」が個人的にはかなり「おぉぉぉ!」と絶賛したい名シーンでした。

物語の大半は1408号室内のキューザック1人芝居なのだが、難しかっただろうに、よく演じています。
逆にサミュエル・L・ジャクソンは出番は少なく少々ガッカリ。

で、この話は終わってみると結局何がどういう事だったのか今イチはっきりしません。
1408号室での出来事は幻覚だったのか、それとも最後の最後のシーンから現実だったのか?マイクに葉書を出したのは誰?などなど。
同じS・キングの「ミスト」や最近の「ブラインドネス」でも書いたが、こういうハッキリと全てを明らかにしない映画は大体賛否が分かれる。
そういうハッキリしない所を「こういう意味なのか?」「そんな事はどうでもいいや」とあれこれ考えながら見るのも楽しみの1つだと思うんだけどね。

終盤、話が終わったかのように見せておいてまた・・・という流れは面白くもあり、くどくもありという感じですが、お化け屋敷感覚でホラーを楽しみたい方はどうでしょうか?
グロいシーンも無いですし、安心ですよ。

1408号室

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【132】252 生存者あり ★★★☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: moeru-movie
初日はパスしたが、1日遅れで252 生存者ありを見た。

関東に直下型地震が発生して数週間後、都心の機能は回復しつつあったが、地震の影響で海水温度が急上昇し、史上最大規模の巨大台風が発生する。元ハイパーレスキュー隊員の祐司(伊藤)は、娘の誕生日を祝うために、妻(桜井)と銀座で待ち合わせをしていたが、突然巨大な雹(ひょう)が降ってくる。地下に逃げ込む祐司だが、今度は東京湾の高波が湾岸を襲い、地下にも濁流が押し寄せる。その頃、新橋から地下鉄に乗ろうとしていた妻子もパニックに巻き込まれて離れ離れになってしまう。

まあ邦画のパニックものと言うとやたらと災害が連続して、それでも奇跡的に脱しちゃうというのが王道。この映画もそのセオリー通りです。
地震シーンは描かれないものの、その後も雹だ津波だ洪水だ台風だと次から次へと畳み掛けるので、いちおう退屈はしません。

地上では雹が降り、津波も来ると言うのに銀座線が普通に新橋駅に到着するシーンあたりから突っ込み所の予感はありましたが、それも楽しみの1つとして捕らえてました。
だいたい「海猿」とほとんど同じテイストで、「陸猿」と言ってもいい作りと言う所からして突っ込み所なんですが、当の「海猿」を作ったテレビ局を序盤で東京湾に浮かべてしまう所なんて笑う所なんですよね??

そんな災害の中、旧新橋駅に逃げて生き残った5人。
仙崎祐司(伊藤)は娘と奇跡的に出会い、その娘を守ってた韓国人ホステスは結構深い傷を負ってます。
あとは大阪の商売人のキム兄と研修医の山田孝之。
この2人はけっこうピンピンしてるのだが、注目すべきは山孝。
「こんな時にそんな態度の奴いねーよ!」っていうくらい滅茶苦茶態度の悪いスーパーヒールです。
だいたいこういう悪役は最後に「イイ人」になって死んでいくのかな?と思わせますが、はたしてどうでしょうか。

この祐司は元レスキュー隊、そして研修医もいるし大阪商人の持ってた商品(試作品)が思わぬ活躍をするといった「いかにも」な展開はご愛嬌。
その祐司の兄が現役のレスキュー隊員という事で、そこらへんもソツ無くドラマに絡めています。

邦画の場合は、基本的に中心人物が死なないのがセオリーなので安心して見つつ、その後の展開を予想しておりました。
そしてラスト前までは星4つくらいの出来だと思っていましたが。。。。

あのラストはありません!見た人はきっと全員突っ込んでます!!

ここで突っ込み所を羅列したい所ですが、あえて書きません。
「は??」と口ポカーンな状態になる事間違い無しなので、ぜひ劇場でご確認下さい。

さて、キャストの方だが、伊藤英明は前述の通り、どうしても「海猿」に見えてしまうのは悲しい宿命。
山田孝之のヒールっぷり、木村祐一の大阪人も違和感無し。
主題歌も歌うMINJIはインパクト薄いが、娘役の大森絢音ちゃんはかわいいし泣かせるし不死身だし(笑)かなり美味しいです。
が、地上組の中では内野聖陽は終始難しい顔をしてて内面が見えないし、それ以上にアララなのが香椎由宇だ。
この子って美形なんだけど表情に変化が無いんだよね。
能面のようにクールな顔を崩す事無く淡々とした演技が機械的に見えてしまうが故に、芝居にも身が入ってないように見えてしまうのは残念なところ。
逆に桜井幸子は今まで以上に感情込めまくり、というか取り乱しっぱなしで激しい感じが共感できました。

とにかく、無駄に中心人物が死んだりしませんので、安心して楽しんで突っ込んでみてください。
特に新橋駅をよく使う人には状況が分かって面白いですよ。

252 生存者あり

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