2007.12.31 Monday/22:09 |
スマイル 聖夜の奇跡(ネタバレあり) |
category: 映画感想(〜2007年) | author: moeru-movie |
2007年も今日で最後。
見納めに選んだのがスマイル 聖夜の奇跡だ。
クリスマスは過ぎちゃったけど、まあいいでしょう。
話のほうは、未だ1勝もできない弱小アイスホッケーチームの監督を引き受けちゃった先生(森山)がチームを率いて1勝を、そして優勝を目指すというスポ根ストーリーが中心。
Yahooレビューでは、なかなか高得点だったが、いきなり結論から書いてしまうと、この映画、自分はダメでした。。。。。
アイスホッケーという題材は凄く良かったのよ。
スピード感あるし、格闘技的な激しさもあるしね。
で、1勝もした事が無いチームがあれよあれよと初勝利⇒大会で勝ち進むという展開、それもそれほど激しい練習を繰り返した訳でもないのにというのも大目に見ます。
それよりも、とにかく序盤から気になってしまったのが、森山監督のタップだ。
膝の怪我でタップダンサーの夢絶たれたという事だが、何かにつけてタップ。
試合中も始終タップを踏みっぱなしというのがとにかく鬱陶しくて仕方ない。
アイスホッケーとタップの関連も強引だし、要するに主役に抜擢した森山がタップが得意だから取り入れただけなんじゃね?という心地悪さが抜けないのよ。
この映画に限らないが、序盤で「何なのよ、これ!?」と思っちゃうともうダメです。
映画のほうは、時折ギャグを織り交ぜたお笑いシーンを挟むが、はっきり言って面白くない。。。。
自分にとっては滑りまくって(アイスホッケーだから滑らしたのかと思った程)大袈裟な演出のみがこれまた鬱陶しい。
そして出ました。
同じリンクで練習するフィギュア少女が白血病だという事。
「また白血病かよ。いい加減、病気をお手軽に使うなよ」と思っちゃう。
ここ最近だけでも「恋空」「Little DJ」と白血病ネタが続いた後だけに不運というか何というか。。。。
で、試合のほうは強力チームとの決勝戦。
第2ピリオド終わって4対0で負けている。残るは1ピリオド。
(ちなみに、少し前に強力チームの2軍と戦って惨敗しているくらい力の差がある)
---------以下、ネタバレにつき色を変えます-----------
インターバルで白血病少女からの手紙を読まされたチームは突如強くなります。
何故か客席ではモリクミがオペラを歌い出したりして何でもありです。
そして第3ピリオドでは1点、また1点と返し、ついに同点に。
しかし、選手が2人も反則で引っ込んじゃうという絶対的な不利に追い込まれる。
ところがさすがベタ映画。
見ていて恥ずかしいような「残り1秒で逆転」で優勝しちゃいます。
いくらなんでも「残り1秒」ってベタベタ過ぎやん!
それはまだ許せるが、許せないのが白血病少女を結局死なせてしまう事。
病気の子を死なせて涙を取ろうという展開はもうウンザリです。
「聖夜の奇跡」なんだから助けてあげなよ、ホントに。。。。。
ラスト、原田夏希扮する女性が白血病少女の生まれ変わりかと思わせるシーンも、ハッキリ言って「天国から来たチャンピオン」のパクリでしょ。
------------------- ネタバレ終わり ---------------------
という事で、普段あんまり映画を見てない人がこのベタ映画を見ると、ハマれる可能性も大きい反面、嫌と言うくらい難病ものの映画を見ている自分のような人は全然ダメダメに感じるかもしれません。
陣内監督は、自分の撮りたいように撮りまくっているようで、それはスッキリしたでしょうね。(原作も陣内さんだし)
でも!とにかく自分には合いませんでした。
1年の最後で後味の良い1本にならずに残念です。。。。。
見納めに選んだのがスマイル 聖夜の奇跡だ。
クリスマスは過ぎちゃったけど、まあいいでしょう。
話のほうは、未だ1勝もできない弱小アイスホッケーチームの監督を引き受けちゃった先生(森山)がチームを率いて1勝を、そして優勝を目指すというスポ根ストーリーが中心。
Yahooレビューでは、なかなか高得点だったが、いきなり結論から書いてしまうと、この映画、自分はダメでした。。。。。
アイスホッケーという題材は凄く良かったのよ。
スピード感あるし、格闘技的な激しさもあるしね。
で、1勝もした事が無いチームがあれよあれよと初勝利⇒大会で勝ち進むという展開、それもそれほど激しい練習を繰り返した訳でもないのにというのも大目に見ます。
それよりも、とにかく序盤から気になってしまったのが、森山監督のタップだ。
膝の怪我でタップダンサーの夢絶たれたという事だが、何かにつけてタップ。
試合中も始終タップを踏みっぱなしというのがとにかく鬱陶しくて仕方ない。
アイスホッケーとタップの関連も強引だし、要するに主役に抜擢した森山がタップが得意だから取り入れただけなんじゃね?という心地悪さが抜けないのよ。
この映画に限らないが、序盤で「何なのよ、これ!?」と思っちゃうともうダメです。
映画のほうは、時折ギャグを織り交ぜたお笑いシーンを挟むが、はっきり言って面白くない。。。。
自分にとっては滑りまくって(アイスホッケーだから滑らしたのかと思った程)大袈裟な演出のみがこれまた鬱陶しい。
そして出ました。
同じリンクで練習するフィギュア少女が白血病だという事。
「また白血病かよ。いい加減、病気をお手軽に使うなよ」と思っちゃう。
ここ最近だけでも「恋空」「Little DJ」と白血病ネタが続いた後だけに不運というか何というか。。。。
で、試合のほうは強力チームとの決勝戦。
第2ピリオド終わって4対0で負けている。残るは1ピリオド。
(ちなみに、少し前に強力チームの2軍と戦って惨敗しているくらい力の差がある)
---------以下、ネタバレにつき色を変えます-----------
インターバルで白血病少女からの手紙を読まされたチームは突如強くなります。
何故か客席ではモリクミがオペラを歌い出したりして何でもありです。
そして第3ピリオドでは1点、また1点と返し、ついに同点に。
しかし、選手が2人も反則で引っ込んじゃうという絶対的な不利に追い込まれる。
ところがさすがベタ映画。
見ていて恥ずかしいような「残り1秒で逆転」で優勝しちゃいます。
いくらなんでも「残り1秒」ってベタベタ過ぎやん!
それはまだ許せるが、許せないのが白血病少女を結局死なせてしまう事。
病気の子を死なせて涙を取ろうという展開はもうウンザリです。
「聖夜の奇跡」なんだから助けてあげなよ、ホントに。。。。。
ラスト、原田夏希扮する女性が白血病少女の生まれ変わりかと思わせるシーンも、ハッキリ言って「天国から来たチャンピオン」のパクリでしょ。
------------------- ネタバレ終わり ---------------------
という事で、普段あんまり映画を見てない人がこのベタ映画を見ると、ハマれる可能性も大きい反面、嫌と言うくらい難病ものの映画を見ている自分のような人は全然ダメダメに感じるかもしれません。
陣内監督は、自分の撮りたいように撮りまくっているようで、それはスッキリしたでしょうね。(原作も陣内さんだし)
でも!とにかく自分には合いませんでした。
1年の最後で後味の良い1本にならずに残念です。。。。。