2024.03.08 Friday/00:28 |
【24-011】ハンテッド 狩られる夜 ★★☆☆☆ |
category: 2024年の映画レビュー | author: moeru-movie |
自分が大好きな『ハイテンション』『ヒルズ・ハブ・アイズ』のアレクサンドル・アジャ製作と聞いてハンテッド 狩られる夜を観てみた。
製薬会社フィンザーでSNSマーケティングを担当するアリス(カミーユ・ロウ)は、不倫中の同僚との逢瀬を終えて、夫の待つ家に向かって車を走らせていた。
人里離れたガソリンスタンドに立ち寄ったアリスと不倫相手は、従業員の姿がなかったことから店を出ようとするが、その瞬間にどこからか銃弾が飛んでくる。
腕とスマートフォンを撃たれ、彼女が戻らないのを案じて店内に入ってきた不倫相手も射殺される。助けを呼ぶすべもない中、アリスは謎のスナイパーから逃れようとする。
アジャ作品を観るのは、2019年の「クロール −凶暴領域−」以来かな。
やっぱり冒頭で記した2作品がホラーとしては実によく出来ていると自分は評価しているだけに、恐怖度やグロ度も一定レベル以上を期待していました。
が!
結論から言うと、かなり期待を下回る残念な出来に感じました。
「夜中に人気の無いGSで何者かに急に狙撃されて身動きが取れない」というワン・シチュエーションのホラー(というかサスペンス寄り)です。
誰が狙撃してるのかはもちろん分からないし、ターゲットの女の不倫相手は速攻で射殺。
こうなると「どうにかして逃げる」か「犯人を倒す」というオチが普通ですが、この手のシチュエーションものだとオチよりもオチに向かう過程をどこまで緊張感持って引っ張れるかだと思うんですが、その過程がダレて感じたというのが残念と感じた要因です。
開巻早々にして狙撃される掴みは良いんですよ。
でも、そこからなかなか事態は進展しないし、途中で第三者が何人か件のGSに立ち寄るんだけど映画の起伏に貢献する事無くやはり速攻で射殺されてしまう。
更に中盤以降は犯人が色んな事をベラベラと喋りまくる始末。
こういう展開だと、「犯人はダンナ」に落ち着かせるか、「全くどこの誰か分からない」と言う「激突!」的なオチにするかであり、結果的に後者だったわけですが、それならあの喋りはあまりストーリーとは関係無く、自分は完全にこの後半で飽きてしまいました。
クライマックスは狙撃を免れた女の子と合流した主人公が遂に狙撃犯と対峙する(何のために犯人がGSまで入って来たのかも今イチよく分かりません)わけですが、まあ詳しくは書きませんが「ん〜、そういう終わり方・・・」と一応は腑に落ちたようなモヤっとするような結末でした。
って言うか、あのラスト前の刺された時点で犯人致命傷じゃ無いの?急にジェイソン化しちゃった?とやっぱりモヤっとする。
主人公女も不倫女なのでどこか因果応報みたいな感じで共感は感じにくいのもマイナスかなぁ。。。
今回、アジャは「製作」って事だったので、ぜひ今度は「監督」の作品を観てみたいものです。
別に必要以上にグロくしてくれとは言いません。面白ければいいので・・・。
◆パンフレット:600円
先着特典チラシ(右)配布があると言う事を完全に見逃していた(シネマート新宿は土曜で終わったらしい)が、普通に日曜にイオンシネマセンター北で観てチラシもらえてラッキーでした。
よろしければポチっと投票お願いします。⇒
製薬会社フィンザーでSNSマーケティングを担当するアリス(カミーユ・ロウ)は、不倫中の同僚との逢瀬を終えて、夫の待つ家に向かって車を走らせていた。
人里離れたガソリンスタンドに立ち寄ったアリスと不倫相手は、従業員の姿がなかったことから店を出ようとするが、その瞬間にどこからか銃弾が飛んでくる。
腕とスマートフォンを撃たれ、彼女が戻らないのを案じて店内に入ってきた不倫相手も射殺される。助けを呼ぶすべもない中、アリスは謎のスナイパーから逃れようとする。
アジャ作品を観るのは、2019年の「クロール −凶暴領域−」以来かな。
やっぱり冒頭で記した2作品がホラーとしては実によく出来ていると自分は評価しているだけに、恐怖度やグロ度も一定レベル以上を期待していました。
が!
結論から言うと、かなり期待を下回る残念な出来に感じました。
「夜中に人気の無いGSで何者かに急に狙撃されて身動きが取れない」というワン・シチュエーションのホラー(というかサスペンス寄り)です。
誰が狙撃してるのかはもちろん分からないし、ターゲットの女の不倫相手は速攻で射殺。
こうなると「どうにかして逃げる」か「犯人を倒す」というオチが普通ですが、この手のシチュエーションものだとオチよりもオチに向かう過程をどこまで緊張感持って引っ張れるかだと思うんですが、その過程がダレて感じたというのが残念と感じた要因です。
開巻早々にして狙撃される掴みは良いんですよ。
でも、そこからなかなか事態は進展しないし、途中で第三者が何人か件のGSに立ち寄るんだけど映画の起伏に貢献する事無くやはり速攻で射殺されてしまう。
更に中盤以降は犯人が色んな事をベラベラと喋りまくる始末。
こういう展開だと、「犯人はダンナ」に落ち着かせるか、「全くどこの誰か分からない」と言う「激突!」的なオチにするかであり、結果的に後者だったわけですが、それならあの喋りはあまりストーリーとは関係無く、自分は完全にこの後半で飽きてしまいました。
クライマックスは狙撃を免れた女の子と合流した主人公が遂に狙撃犯と対峙する(何のために犯人がGSまで入って来たのかも今イチよく分かりません)わけですが、まあ詳しくは書きませんが「ん〜、そういう終わり方・・・」と一応は腑に落ちたようなモヤっとするような結末でした。
って言うか、あのラスト前の刺された時点で犯人致命傷じゃ無いの?急にジェイソン化しちゃった?とやっぱりモヤっとする。
主人公女も不倫女なのでどこか因果応報みたいな感じで共感は感じにくいのもマイナスかなぁ。。。
今回、アジャは「製作」って事だったので、ぜひ今度は「監督」の作品を観てみたいものです。
別に必要以上にグロくしてくれとは言いません。面白ければいいので・・・。
◆パンフレット:600円
先着特典チラシ(右)配布があると言う事を完全に見逃していた(シネマート新宿は土曜で終わったらしい)が、普通に日曜にイオンシネマセンター北で観てチラシもらえてラッキーでした。
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