映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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映画「ラビット・ホラー3D」公式サイト

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【12-012】DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女 たちは傷つきながら、夢を見る ★★★★☆
category: 2012年の映画レビュー | author: moeru-movie
DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女 たちは傷つきながら、夢を見る

長い。長いよ、このタイトル・・・。というAKBのドキュメンタリー第二弾です。

昨年の第一弾ドキュメンタリーでは、主要メンバーへのインタビューと、「個&チーム」を中心とした構成でした。
そんな第一弾を見た当時の自分は、「正規メンバーは半分〜3分の2くらいは名前が分かる」という程度のにわかヲタでした。
それが1年経ち、今や11期生までは完ぺきに名前と顔は分かり、12期や13期の研究生も半分くらいは分かります。
(そう言いながら、舞台挨拶に出てきた岩田華怜がすぐに分からなかったのが甘すぎる)

そんな程度の違いはあれど、「お前はAKBヲタなのか?アンチなのか?それとも興味が無いのか?と聞かれれば、間違い無くヲタに入る部類の人種でしょう。
この映画も、そんなヲタ向け、又は「AKBに興味あります」という人向けです。
AKBに興味が無かったり嫌いな人は、間違いなく見ないでしょう。
そういう意味では、この映画の採点は意味が無いとも言えます。

さて、そんな映画は、まさしく「2011年のAKBドキュメンタリー」という全うな作りです。

まずは3.11の傷跡が深く残る被災地への訪問から始まり、以降も各月の被災地訪問の模様が挟み込まれる。
いきなり被災地の模様を映してあざといと思うかもしれない。アンチは「偽善だ」と言うかもしれない。
でも、画面は真実を映し出している。
普通のイベントでは考えられないが、客席の子供はみんな写メ撮りまくり。一緒に記念写真も撮っている。
そして、サインをもらおうと差し出すものは、くたびれたノートの1ページ、あるいは単なる紙の切れっ端だったりする。
恐らく、家も流されて色紙なんてとても買えず、何とか調達した紙切れだったんだろう。
でも、そんな紙切れにサインしてもらう子供やAKBと一緒に踊る子供たちは皆満面の笑みを浮かべているのだ。
着の身着のままで毎日大変だろうに、中には肉親が被害に合った子供も居るだろうに。
でも、AKBを見る子供の目はみんな輝いていたよ。
俺たちにあの子供たちを笑顔にする方法があるのか?
まさにAKBならではの被災地へのエールと思いました。

その3.11絡みの場面で何度も登場するのが12期研究生の岩田華怜。
実際に3.11を仙台で被災した13歳の研究生です。
ある意味、この映画で一番「推されている」(と言うと語弊があるが)という感じです。

次いで総選挙の舞台裏。
麻里子さんの胸で大泣きする2位の優子と、泣き崩れる前田敦を抱きしめるたかみな。
優子も色んな思いがあった事が分かる。
ってか、ぶっちゃけ相当悔しかったんだろうな。来年は優子推しファン頑張れよ!(←他人任せ)

そしてチーム4の結成話(まだ大場の事件が起こる前まで)をはさんで西武ドームだ。
やすすに「AKB史上最低」と言われた初日のグダグダ感や、それを受けての2日目以降。
ハッキリ言って、猛暑という事もあって、かなり劣悪な環境だ。
もうちょっと何とかならんのかね?とも思うが、ボロボロになりながらも頑張る彼女たちの姿が良く分かる。

「そういう苦労や頑張りは表立って見せるもんじゃない」「そんな状態でステージに上がるな」という指摘もあるかもしれない。
でも、彼女たちの死にもの狂いな所を見て、自分も頑張ろうって思う人も居るでしょう。
だいたい、こういった姿や格好悪い姿を見せるのもAKBたる所以でしょ。

そして大場の例のアレの後のチーム4と、レッスンに復帰した頃の大場と島田。
個人的には、この場面が一番印象に残ったなぁ。
と言うのも、大場の復帰はまだしも、即キャプテン復帰にはちょっと疑問な印象を持っていたからだ。
島田はどう思うだろう?かなり複雑・・・っていうか、ぶっちゃけ「面白くない」と思っているだろうな・・・と勝手に思っていました。
本当にあれが100%本音なのか?
カメラが入っているからこその画ではないのか?
邪推はできますが、色々考えさせられました。

映画はこの後、じゃんけん大会の模様を経て、11月の被災地訪問、そしてレコ大までを見せて終わります。
ま、ぶっちゃけ何度も泣けましたよ。
よくもあそこまで頑張れるなとも思います。
冒頭でも書きましたが、AKBファンならたまらない映画なんじゃないでしょうか?
ただ、例えば指原や北原、柏木やまゆゆ、小嶋、秋元あたりの出番は少なめです。
河西や増田、倉持や平嶋、多田や咲子師匠に至っては、ほとんど出てきてません。
(何度か見切れる程度)
逆に、優子や前田敦の出番が多いのは当然として、大場、岩田の2人は出番が多かったな。
これはやっぱり推されているという事なのか・・・・

と言う事で、ヲタの血が流れている自分の評価は甘めです。

しかし、そんな公開初日の夜に、平嶋・米沢のスキャンダル発覚・脱退というのはどういう事なんだ・・・(; ̄Д ̄)

◆パンフレット:A4判・40頁・700円

AKB48

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DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女 たちは傷つきながら、夢を見る 【上映前】舞台挨拶レポ
category: 2012年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
当ブログ史上、最も長いタイトルの記事になってしまいましたが、行ってきましたAKB。
社会人ゆえに、1回目の16:55上映後舞台挨拶は無理!
当然、2回目しか行けないわけですが、「いち早プレリザーブ」でまさかの落選も、プレリザーブで良席が当たりました。胸熱!
マスコミが入らず、報道されない2回目の舞台挨拶の模様を超速でアップします。

■会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ(スクリーン7)
■座席:F列(A列まで開放)
■MC:伊藤さとり
■登壇者:前田敦子、大島優子、柏木由紀、篠田麻里子、小嶋陽菜、高橋みなみ、板野友美、宮澤佐江、高城亜樹、北原里英、峯岸みなみ、河西智美、横山由依、岩田華怜、高橋栄樹監督

え〜っと、皆さんが並んだ瞬間、自分の席の位置の前には見慣れぬ子が立っていました。
知ってるんだよ。知ってるはずなのになぜ分からんかったかなぁ、岩田華怜・・・。
(事前告知には無く、『太めの小野恵令奈』に見えちゃったんだもん←)

そんな前置きはさておき、まずはたかみなの挨拶から。
「去年2011年の1年を追ったドキュメンタリーです。2011年は5作のシングルがオリコンでミリオンを突破し、レコード大賞も受賞しました。これも皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます。一方で、3.11の震災と共に歩んだ1年でした。AKBとして何が出来るかを考えた1年でもありました。被災地への支援、握手会は今後も続けたいです。映画の方は、アイドルとしては『どうなの?』という場面もありますが、飾り無い姿も知って頂ければと思います」

(それでは監督からもお願いします)
「ごゆっくりご鑑賞ください」
(せっかくなので、もう少し・・・www)
「彼女たちのプレッシャーをフィーチャーしましたが、編集して出来た第1弾が8時間くらいあって、それから少しずつメンバーの素を残して厳選しました。(8時間強って)ロード・オブ・ザ・リングみたいですよ!」

(西武ドームの時の気持ちはどんなものでしたか?)
前田「がむしゃらでした。負けず嫌いなので、あの1日目があって2日目が出来ました。1つの事を頑張るって素敵な事です」
大島「ホラー映画ではありませんwww。カメラを意識せず、素の表情を出してます。今回の映画は二弾目だけど、またもや撮られたという感じです。これがAKBだという新感覚を味わってください」
板野「普段見せているAKBじゃない所がある。それも合わせて好きになってくれれば」

(会場のお客さんに、西武ドームに行った人や総選挙を見に行った人を聞くと、多数の挙手が!)
たかみな「こんなにたくさん嬉しいです。裏舞台は壮絶で、ホラー映画・・・それに近いがむしゃらな所があります。それよりも、さっきから言いたかったんですが、ポスターの円陣の私の顔が酷いですねwww。口を尖らせて、どのタイミングだ!?」
大島「キャプテンらしい。いつもあんな感じですよww」

(総選挙の時のお話を聞かせてください)
小嶋「総選挙は本当に緊張して、今も話そうとしたら手汗が止まらないんですww。総選挙はファンとの繋がりを感じます。総選挙の裏も凄い事になってます」
宮澤「(さえちゃーーん!!と複数の声援を受け)おっ!珍しいww。いっぱいありがとう。(総選挙は)私が楽屋でどんだけリラックスしてんだという所と、終わった後の温度差・・顔も違うので、分かって頂けると思います。あっちゃん・・横山由依!のシーンはポップコーンが進まない。飲み物も氷が解けてしまうと思います」
高城「総選挙の日は朝から緊張してて、その日の事を覚えてる方じゃないんですが、映画を観てメンバーの優しさを実感するシーンがあります」
横山「本当に応援してくれる皆の気持ちが数字に表れるので大事です。メンバーを見守るメンバーの眼差しも見所です」

(チーム4など若い世代も出てきていますが?)
柏木「前回(の映画)の時はまだ作られていないんですが、今回は結束力もあって、(私も)経験があるので分かるんです。チーム4のメンバーとは、良くご飯も一緒に行くんです。意外でしょ!?彼女たちが頑張ってるので感動しました!」
北原「チーム4の内側が見れる。こんな風だったと私も研究生だった者として分かります。一緒に成長したいです」
河西「私のお姉ちゃんがフレッシュレモンの市川美織ちゃんが好きなんです。4の子は色んなファンが増えて凄いなと・・・。・・・・何話したらいいかと・・・www」

(そして12期生で、3.11被災の経験もある岩田さんです)
岩田「私は本来なら大先輩とこのような場所に立たせて頂けないんですが、3.11を体験した者として来ました。私は前回の映画を観てAKBを受けようと思いました。2回目の映画にたずさらわさたら・・(グダグダ噛みまくり)・・」
たかみな「大丈夫!」
岩田「携わらせて頂き、嬉しいです。光栄です」

(そしてじゃんけん大会ですが・・・)
篠田(喋ろうとスタンバる)
(まずは峯岸さんから)
篠田(がくっ!!www)
峯岸「私は3位という好成績でしたが、勝ち進むと、強い気持ちが崩れてくるんです。『勝ったらやべーぞ!』という葛藤が描かれています。3位は時間の都合で、裏で決めたんですが、『こんな感じで決まったんだ』と思います」
篠田「ドキュメンタリー映画の中でじゃんけんを見れて嬉しい。勝つとは思わなかったので、最初は(選抜に)入った事が無いメンバーに巡るようにと思ってました。でも選抜まで入ると、『1位を取るしか無い!』と思ったらトントン拍子に勝って、嬉し涙を久々に流しました」

という事で、人数も多いので、一回りしたらもう最後です。
締めはキャプテンから。
たかみな「じゃあ、最後に公開を記念して円陣やります!」←円陣&かけ声をお客さんと一緒に実施。

はい。これにて終了です。
去年のAKBの舞台挨拶もそうだったんですが、人数が多いので、一部のメンバーは、ほとんど「居た」という記憶が残らないくらいの印象でした。(誰とは言わないが)

と言う事で、あきちゃ、島田、こまりこが出演のANNを聞きながら「投稿」ボタンをポチッとな。

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【12-011】三丁目の夕日’64 ★★★★★
category: 2012年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日の三丁目の夕日’64を鑑賞。

昭和39年。三丁目の住民たちは皆、オリンピック開催を楽しみにしていた。
鈴木オートの社長、則文(堤)も大きなカラーテレビを買い、近所の人を集めて得意顔だ。
長男の一平のエレキギターには頭が痛いが、従業員の六子(堀北)は仕事の腕をめきめきと上げ、一家は順風満帆に見えた。
そんな時、六子に思いを寄せる男性が現れた。六子が火傷で治療を受けた病院の医師、菊池(森山)だ。しかし、菊池には悪い噂があった…。


まず最初に、この映画、舞台挨拶回ではありません。。。。
非ジャニーズなのに抽選に外れました。(非ジャニで外れたのは記憶にない)
と言う事で、フリーパスで無料鑑賞です。おっと、時間の関係で3D鑑賞になったので、無料じゃないか。

このシリーズは、過去2作共に劇場で見ており、1作目は4つ星、2作目も4つ星と安定ながらも、2作目のレビューでは「詰め込み過ぎて深さが足りない」なんて書いちゃってます。

その前作から5年経過し、既に原作を離れた感がある今回の3作目。
物語の柱は、六ちゃんの恋愛と結婚、そして淳之介の「秘密」と別れである。
細かな枝葉はあるが、この2本の柱に絞り、じっくりと描かれた今作は自分的にはとてもいい構成だったと評価しています。
2本柱と言っても、両方とも「実の親子でない家族の愛情と別れ」という共通したテーマもあり、基本的にベタベタ展開なんだけど、この映画を観る人って、「三丁目ワールド」をある程度分かって、その上で予定調和を楽しみたいと思うのですよ。
そうやって、薄々どうオチるのか分かっていながらも、2つの柱の両方で涙が溢れてしまうというというのは、こりゃもう認めざるを得ない。

まあ、いくらなんでも善人しか出てこない!とかケチをつけようと思えば幾つかつけられるだろうよ。
でも、暴力とか重い話とか残酷とか、そういう映画を良く見る自分としては、たまにこういった善人ばかりの人情劇を見ると、心が洗われてしまうわけです。
ベタ上等!綺麗事もOK!それが三丁目の世界でしょう。

そしてそして、「続」のレビューで書いた事と同じ事を今回も書いておこう。
それは「薬師丸ひろ子」だ。
多くは語るまい。
「優しいお母さん役がよく似合ってる!」
それだけです。素晴らしいです。

あ、そうそう。
3Dで見たと書きましたが、全体的には3Dで見る意味は薄かった印象です。
冒頭の東京タワーを上から見た画は「飛び出し感」が満載でしたが、他はどうでも良かったです。
なので、2Dで見ても、採点は変わらないものと解釈ください。

と言う事で、若干盛ったけど、今回は5点満点です。まあいでしょ。

◆パンフレット:A4判・52頁(プラス「三丁目の思い出」小冊子綴じ込み)・700円

3丁目の夕日64

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【12-010】忍道 -SHINOBIDO- ★★★★☆
category: 2012年の映画レビュー | author: moeru-movie
2月4日公開の忍道 -SHINOBIDO-の完成披露試写に行ってきました。

忍の壊滅を企てる黒羽衆の情報を収集するため、偵察を命じられた女忍のお甲(佐津川)。
町の見回り役に成り済ます黒羽衆の侍、東五郎(ユキ)をお甲は見張っていたが、やがてお甲と東五郎は思いを寄せ合うようになる。
しかし、任務を遂行せねばならないお甲は、族長の鳥八(長谷川)に東五郎の殺害を誓うが……。


えーっと、非常にいい加減な採点基準になるが、自分はこの映画について「佐津川愛美の忍者アクションが見たい」という単なる「さっつんファン」としての鑑賞動機しかなく(AKBきくぢの出演はオマケ的な印象)、そういう面から見ると、非常に満足度は高かったのです。
「佐津川愛美出演映画」としては、第2位に置いてもいいかな(1位は「渋谷」)と思うくらいです。

町の居酒屋で正体を隠して働く姿はあか抜けないけどかわいい娘(これはそれほど高まらない)だが、忍者姿になっての、特に「目つき」がすごく良いわけです。
殺意に満ちた目、悲しい目、涙を流す目。そのどれからも魂を感じました。
ラストで「ある人」を刺すのだが、刺した瞬間の(さっつんの)顔形は全く映らず、刺した相手が倒れるとさっつんの顔が出てくるという見せ方において、刺した相手が崩れ落ちた後にさっつんの顔が大映しになるであろう事が予期できた自分は、「ここで氷のような冷たさと静かな怒りを込めた目線だったら星4つにしよう」と瞬間的に感じたら、まさにそんな感じの目のさっつんが映りました。痺れたよ!!!満足!!!

と、さっつんベタ褒めなんだが、映画の方は残念所が散見される作品でした。

まず、女忍さっつん&侍ユキさんの関係の背景となる「忍者と侍」の対立構造が意味不明なのだ。
黒羽衆は何で忍者を狩ろうと必死なのか、また忍者も何でノコノコ町に出かけていくのか、黒羽衆とどんな因縁があるのかといった背景がまるで描かれていないのです。
このため、澄乃(さっつん)と東五郎(ユキ)が「決して結ばれてはならぬ関係」だという運命的なモノの見せ場がすっかり弱くなってしまっている。
その為か、東五郎の女房が忍者に殺された(東五郎を殺すはずが女房が殺されてしまった)という設定が加えられたものの、それも結局「そもそも忍者は何で東五郎を狙うのか?」という疑問に行き着いてしまう。
忍者を皆殺しにしようとする一族の侍だから殺そうとしたのであれば、侍側に忍者を壊滅させるだけのハッキリとした動機がないと不十分だと思ったのです。
忍者が素性を隠して町で行動する様は、さながらスパイ映画みたいだし、「結ばれてはいけない運命」なんてのもベタではあるが、安心して見られる筋書きなだけに、その背景をきちんと見せて欲しかった所です。

そして、次の残念所は殺陣シーンだ。
いやね、殺陣がダメだったわけじゃない。むしろ殺陣は良かったんですよ。
でも、それを撮るカメラが手ブレ映像と来たもんだ。
個人的に手ブレ映像が大嫌い(見づらいだけで臨場感なんて感じません)な事もあるが、なんできちんと殺陣を撮ってあげないのか、不思議でしょうがない。

更に、最高の見せ場となるべきさっつんの1カットでの殺陣。これをスローで見せている事も不満だ。
何か日本のアクション映画って、例えば武田梨奈の空手映画もそうだけど、肝心な見せ場になるとスローを使いたがるけど、何でなんでしょう?
確かにスローだとじっくり見られるというメリットはあるものの、当然の如くスピード感は全て失われてしまうわけです。
激しい殺陣なんて、スピード感も大事だと思うんだよね。。。
それまでノーマルスピードで斬りまくってたのに、肝心のクライマックスだけスローじゃあ、完全に拍子抜けしてしまったのです。
ノーマルスピードだと、何かボロが出ちゃう(思ったほどのスピード感も無く、見栄えがしない)とか、何か理由でもあるのかなぁ。。。

という事で、不満を垂れ流しながらも星4つ付けるという適当なレビューなんですが、佐津川ファン、及びきくぢ贔屓の方は必見です。
2/4の初日も、「荒川アンダー ザ ブリッジ」次第だが、もしかしたらまた行くかも・・・

◆パンフレット:本日は未発売なので、封切られたら確認して再掲します。

忍道
チラシも格好いいね!

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忍道 -SHINOBIDO- 【上映前】舞台挨拶レポ
category: 2012年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
17日(火)という平日ではあるが、夜に行われた忍道 -SHINOBIDO-の完成披露試写に行ってきた。

■会場:ワーナー・マイカル・シネマズ板橋(スクリーン2)
■座席:D列(A列未開放、B列プレス席)
■MC:なかむら・りえ(誰?)
■登壇者:佐津川愛美、ユキリョウイチ、菊地あやか(AKB48)、研ナオコ、長谷川初範、森岡利行監督

それではまずはご挨拶から。

佐津川「今日は足を運んで頂きありがとうございます。やっと観て頂けると思うと、朝からそわそわしてました」
ユキ「撮影から1年以上経ちますが、やっとスクリーンに映されると思うと感無量です」
菊地「暮松役を(と言いながら噛み噛み)やらせて頂きました菊地あやかです。このように、今、緊張しています。今日は精一杯喋りたいです」
研「皆さんの足を引っ張らないように、それだけを心掛けていましたが、引っ張ったかもしれません。スミマセン」
長谷川「一丸となって忍者映画を作りました。殺陣は初めてでしたが、じっくり観て下さい」
監督「初めての時代劇ですが、魂を込めて作りました。応援よろしくお願いします」

(それでは、今の心境は??)
佐津川「本当に嬉しい。いつも思うんですが、この作品は自分にとっても大きい作品で、たくさんの人に観て欲しいです。今日は観て頂ける最初の機会なので、どんなふうに感じてもらえるかが楽しみです」

ユキ「とっても嬉しいです。すごく大きいスクリーンで観れるのはロマンがある事。合宿しながら作ったものが今日初めて映されるのは不思議なのと嬉しさとゴチャゴチャです」

菊地「初の時代劇です。今までホラー映画の出演が多かったので、今回嬉しく思います。新しい菊地をお見せできれば」

研「私は監督じゃないけど、世界中の人に喜んでもらえると思う。日本の文化や忍びのものは興味を惹くと思う。客観的に見て、すごく良くできてて心打たれました」
(タイから取材が来てるらしいよ)←長谷川さんのツッコミ。
研「日本語分かりますか?(タイ記者無言)・・イングリッシュ??・・(タイ記者OKポーズ)・・あ〜・・・(続かずww)」

長谷川「何でしたっけ?ww忍者映画っておじさん世代には良くあったんですが、僕の友人に忍者が居て、彼は忍術5段なので殺陣の事とか電話でやりとりして映画のアドバイスをもらいました。殺陣がリアルであるので、少しでも多くの人に観て欲しいです」

監督「3.11の前に撮ったんですが、江戸村も大変な事になりました。この撮影の内容を楽しんでもらえる事を祈ってます」

(事前準備などはされたんですか?)
佐津川「アクションがあったので、前から大丈夫かな?と思ってました。新体操をやってたので動くのは得意で、ショートフィルムではアクションはやったけど長編では初めてで、忍者の動きはどんな?と不安でした。練習期間も少なく、刀を握る練習をした方がいいと言われ、子供のオモチャ・・光る剣みたいなのを常にバッグに入れて触ってました。あとは江戸村に行って、撮影しながら練習してました」

ユキ「侍役なので、常にやってる事なんですが、車に乗っても飛行機に乗っても正座してました。正座すると侍目線で見れる・感じられ、侍の心に近付ける気がしたので、正座ライフを送っていました」

菊地「稽古が大変で、初めての手裏剣、刀で難しかったです。監督からは立ち姿がヒョロっとしてると言われ、キメるのが大変でした。自分では「おっ!」と思うけど、ヒョロっとしてるみたいです」

研「私は何の準備もしてませんでした。殺陣も無いし、台詞も言った事無い言い回しで独特の口調なので、覚えられないの!現場で監督と相談して、試行錯誤しながら・・・。映画でも動かないので、みんなより楽をしたようで申し訳ない・・。みなさんの殺陣が格好いいので注目してほしいです」

長谷川「僕は柔軟体操をしてました。僕の所は1シーン1カットなので、それを踏まえて観て下さい」

監督「僕も初で、前にNHKで時代劇を2回降ろされてるんですよ、脚本でね。今回は江戸村の人が教えてくれるから大丈夫で、ユキさんもいるし撮影は楽でした。菊地も佐津川も運動神経がいいので、しごいてないですよ。研さんも台詞は完ぺきでした。大丈夫ですよ」

(撮影時のエピソードなどは?)
佐津川「衣装合わせの時に、監督が『最後のアクションが1カットで撮れたら格好いい』という話をしていて、私が『やります』と言ってしまって・・。完ぺきとは思ってなかったんですが、その頃、個人的に元気が無かった時で、縁を感じました。全てを賭けてやろうと課題を持ってやるのがプラスになりました。ラストの殺陣は1カットで決まってましたが、朝練で練習して殺陣を覚えました。合宿してみんなで作り上げたんです」

ユキ「佐津川さんのアクションは、1つの背骨になってる。今までに無い殺陣の世界を作りたいと思い、チャンバラでない一振り一振りにドラマがあってリアリティを追求しながらもエンタテインメントとしても見れるものを目標にしました。過酷な課題を目の前に置いて、実際もの凄くがんばってました。アブにも刺され、過呼吸にもなりながらちゃんと形になりました」
佐津川「痛いんです!血が出て病院に行ったんですっ!」

監督「引きで1カットを撮る所、もしかしたら寄りも要るかもと思い、2回やってもらいました。そうしたら過呼吸でハーハーしてたので、知らないフリしてもう1回やってもらいました。長谷川さんとユキさんの殺陣は、人を殺すにはどう斬ればいいか、普通の時代劇に無い「押して斬る」という殺すような殺陣をやってますので、そこを観て下さい」

(ここでワーナーマイカルではよくある「劇場スタッフから花束贈呈」という1クッションを挟み、最後に見所を語って頂きます)
監督「魂込めて作りました。何故殺し合うのか?という所を見てください」
長谷川「映画はその時その時を刻む記録です。みんなその時の表情が素晴らしいので顔を見てください」
研「時代劇とか忍者ものって観た事ある?今までに無い忍びの映画で、殺陣や刀の捌きが素晴らしい。忍びも人間なんだなと、最後の方であーっていうのがあるので、そこを感じて下さい」
菊地「初の時代劇で殺陣のシーンと、初のカツラも見てください。体張ってますので、最後まで観て下さい!」
ユキ「生き残らなければならない忍びと、それを狩る侍というマイノリティ同士の悲しい宿命と生き様を観てください」
佐津川「・・・(涙を溜めて、泣くのを堪えながら)・・私はこの映画をアクション映画とは思ってません。アクションだけでなく、そこまでの気持ちと『なぜ戦うか?』という感情の部分が鮮明に出ていると思います。こんなに涙が止まらなかった現場は初めてでした。何か1つでも皆さんの心に残れば」

という事で終了となりました。

最後に「アクション映画とは思ってない(`・ω・´)キリッ」と言い切ったさっつんは格好良かったぞ!
それにしても、さっつんは舞台挨拶で感極まリ易いタイプですね。
そして菊地はかなり緊張してたな。終盤になって調子が出てきたが、いきなり噛んでたからね。

しかし、今日のMC。
登壇者の名前を間違えるという有り得ない失態(佐津川愛美を「あいかわ」と間違え、森岡監督を「森監督」と間違える)は頂けない。進行も上手くなかったし、喋りの素人なのか!?

なお、本日入場時に配られたチラシ(ホチキス留め)にて、初日舞台挨拶の告知チラシも入っていました。
2/4(土)銀座シネパトス10:50の回上映後と12:30の回上映前、及び立川シネマシティ(時間未定)にて、登壇者はさっつん、ユキさん、きくぢ、監督、そして今日は登壇しなかった尚玄さんといわまゆが登壇予定だそうです。

忍道・初日舞台挨拶告知チラシ
こんな片面カラーコピーチラシ(しかもホチキス穴あり)じゃあ希少価値もなさそうだ・・・

◆ORICON STYLEの舞台挨拶記事
◆芸能ニュースラウンジの舞台挨拶記事
◆エンタメ〜テレ最新映画ナビの舞台挨拶記事
◆日刊アメーバニュースの舞台挨拶記事
◆リアルライブの舞台挨拶記事

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【12-009】はさみ hasami ★★★☆☆
category: 2012年の映画レビュー | author: moeru-movie
フリーパスで某邦画を見ようと思ってたが、あまりもの評判の悪さに躊躇し、代わりに はさみ hasamiを鑑賞。

東京都中野区にある理容美容専門学校出身の久沙江(池脇)は卒業後、教員として母校で若手の育成に努めている。
多くの生徒たちが通う学校では悩みを抱える者も少なくなく、彼女は日々心を尽くして彼らに接していた。
そんな久沙江の目下の心配の種は、ハサミが思うように扱えずカットでつまずいた美容科の弥生(徳永)だった。


美容師さんのタマゴたちが壁に当たって挫折しそうになりながら、先生たちの励ましで立ち直るみたいな話です。
内容的には、特に目新しくもなく、中野区の協力のもと出来上がった手作り感がある(エンドロールで美容学校生徒役エキストラの名前が延々と出る事からも分かる)ベタ映画ですよ。

でもですね、何でこう毎回同じような感想になってしまうのか分からないのだが、この映画も起承転結の「転」が激弱なんだよね。
「転」は何かというと、ドロップアウト寸前だった生徒2人(窪田正孝、徳永えり)が思いとどまって、また学校を頑張るという、文字通り「転機」の部分です。
男の方は、赤ちゃん抱いたら急にやる気になっちゃったの?女の方は、商店街で美容院の人とすれ違ったら何かが変わったの?(綾野剛との絡みも、結局どういう影響を与えたのか、今イチ分からず)
う〜ん、この2人って、結局は中盤過ぎまでグダグダとダレてたり(徳永ちゃん)、意味もなくキレてたり(窪田くん)というキャラだったので、この急なキャラ変が理解しづらかったです。
逆に、夢半ばで・・・というアンハッピー的な流れになったなんしぃチャンのエピソードの方が、分かりやすくてグッときましたよ。

そして、この「転」の弱さに拍車をかけたのが、久沙江先生のパーソナリティです。
「とにかく手を動かせ」「一生懸命」「続ける事」と、言ってる事は実は根性論的な土臭い事なんだけど、その土臭い発言の裏にある人間像が見えないので、説得力があまり感じられません。
たかが1人の生徒が「辞める」と言っただけでだいぶ凹む所を見ると、今まで色々落ちたり上がったりの連続だったんでしょう。
でも、何で先生を続けているのか、そもそも何で先生になったのか?という所と、一連の励まし発言が結びつけば、深みも出たんじゃないかと思います・・・

という事で、惜しい所があったが故に辛口になってしまいました。
長回しを良く使ったりするのは個人的には好きなんですが、無言(無音)シーンが多めなのはちょいマイナスだったかも。

それにしても池脇千鶴。
気が付けば、もう30歳を迎えてたとは驚きです。
ちょっとポッチャリの童顔は、童顔で有名な永作博美を思わせ、制服着込んだらマジでJKでも通用してしまうのではないかという可愛さは「大阪物語」(1999)、「金髪の草原」(2000)の頃とほとんど変わってないような気がします。
とは言え、最近の出演作では素晴らしい脇役っぷりだった彼女も、主演となると荷が重いか。。。
(だから単館公開なのも頷ける)

◆パンフレット:B5判・12頁・400円(パンフ本体には「500円」って書いてあるんだが・・・??)

はさみ

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【12-008】ヒミズ ★★☆☆☆
category: 2012年の映画レビュー | author: moeru-movie
AKB前田&峯岸も初日から見たらしい(ぐぐたす情報)ヒミズを同じく初日に鑑賞。

住田祐一、茶沢景子、「ふつうの未来」を夢見る15歳。
だが、そんな2人の日常は、ある"事件"をきっかけに一変。 衝動的に父親を殺してしまった住田は、そこからの人生を「オマケ人生」と名付け、 世間の害悪となる悪党を殺していこうと決めた。 自ら未来を捨てることを選んだ住田に、茶沢は再び光を見せられるのかー。


いつも胸熱にさせてくれる園監督作品ですが、今回ばかりは「頂けないな・・・」と感じました。

「冷たい熱帯魚」と同じく、今作も暴力シーンが多いです。
グロ描写こそ少ないけど、今回は中学生相手(あるいは中学生自ら)の暴力シーン。
それも、住田と茶沢両家庭とも、クズ大人が中学生の子供に向かって肉体的・精神的な暴力でいたぶります。
「熱帯魚」では、きちがいじみた大人たちの沸点を超えた猟奇っぷりに何故かアドレナリンが出ましたが、今回は早々に嫌悪感を感じてしまい、カタルシスを得る事も無くなりました。
そうやって早々に嫌悪感を抱いてしまったためか、その後の数々のシーンでも、何か納得が行かないという感情ばかりが先走り、楽しむ事無く映画は終わったという印象です。

東北大震災の被災地を全面的にロケ地にした意味は何なんだろう?
泥や絵の具を塗りたくる描写に何の意味があるのだろう?
実際は晴れてるにも関わらず、わざわざ雨を降らせる事に何の意味があるのだろう?
「ヴィヨン詩集」など、何やら哲学的でありながらストーリー的にはあまり意味をなさない長台詞は、単に「愛のむきだし」のコリント書の下りのセンを狙っただけではないのか?
やたらと住田が通り魔に遭遇するのは、何か意味があるのか?世の中狂ったやつだらけとでも言いたいのだろうか?

絵の具については、「恋の罪」でのピンク色のペンキに続いてのサイケな演出(?)なんだけど、何かもう作風とかそういうのは全く関係なく、単に絵の具シーンを入れてドヤ顔したいだけなんじゃないかとすら思えてきます。

そして、多くの人が思ったであろう「園作品の出演者勢揃い」だ。
渡辺哲、吹越満、神楽坂恵、渡辺真起子、黒沢あすか、でんでん、吉高由里子、西島隆弘・・・・。
でんでんは「熱帯魚」とキャラ丸かぶりだし、黒沢あすかの狂いっぷりも然り。
そして、神楽坂に至っては、あのホームレス集団の中に居る事自体が極めて不自然で、端から見てると「自分のオンナを無理やり出演させている」と思えてしまいます。

そしてこの映画、途中から「もしかして被災地激励映画なのか!?」とも感じました。
何もかも失い、明日をどう生きるのかも分からなくなった絶望の底からどう這いあがるか?という問いを提示されたような気がしたのです。
それに対する答えが納得の行くものであれば評価も変わったんですけど、「頑張れ」連呼と来たので、「何じゃそりゃ」とガッカリしてしまいました。
別に被災地の方々へのメッセージとオーバーラップ・・・という見方自体がトンチンカンだったのでしょうか・・・

キャストの方は、主役の2人はまずまず頑張ってたと思います。
二階堂ふみチャンは、「愛のむきだし」の満島ひかり同様にパンチラまで見せて、全身で表現していました。

「むきだし」「熱帯魚」を頂点に、「恋の罪」で少し下がり、今作で(自分の中では)平均以下まで下がってしまった園作品。
何でもかんでも暴力やグロ、理不尽や変な色彩で包めばいいってもんじゃない。
次回作は、また違った形で予想を裏切り、再浮上してほしいものです。

◆パンフレット:B5判・36頁・700円

ヒミズ

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ヒミズ 【上映前】舞台挨拶レポ
category: 2012年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
フリーパスがあるので、見ようかどうしようか散々迷った挙句、TOHOシネマズデイにも関わらず「特別料金」という事で2000円だった舞台挨拶回を何となく見てしまいました。

■会場:TOHOシネマズ川崎(スクリーン7)
■座席:A列
■MC:下元あきら
■登壇者:染谷将太、二階堂ふみ、園子温監督

それではご挨拶から。

監督「初日に駆け付けて下さり感謝します。日本映画としては変わった映画だと思いますが、皆に支えられて成立しました」
染谷「今日はありがとうございます。この日を迎えられて幸せです」
二階堂「革命が起きると思う。楽しんで行ってください」

(初の原作モノですが、心がけた事は?)
監督「原作の持つスピリットに忠実でありたいと思いました。●●(聞き逃し)に似た人を探すのでなく、同じキャラを持った人を探しました。原作モノは初めてでしたが、原作をこねくり回して違うものにするのでなく、そのまま再現するようにしました」

(初の園作品出演ですが、演出については?)
染谷「けっこう全てに於いて驚きました。リハーサルをけっこうやったんですが、本番をやるとリハを超える・・・違う事になるんです。何が起こるか分からない。1シーン通しで撮るので、繰り返しとかあまり無いです。自由にやらせて下さるので、見て頂くと分かると思います」
二階堂「怖い監督と聞いていたのでビビってたんですが、ものすごく優しくて・・・」
監督「本当の事言っていいよ」
二階堂「愛があって・・。でも、集中すべきシーンの前に追い込まれてると、園監督と染谷さんがふざけた事をやり始めました」
染谷「2日目くらいかな?(監督は)仲良くしないという伝説を聞いてたので、身構えてたけど仲良くなりました。ふみちゃんの集中力の隣で、嫌がらせじゃないんだけど、若干こっちに戻してあげた方がいいと思ってやりました」
監督「『よぉっ!』って言ったくらいで、大した事ないよ」

(このお二人についてはいかがでしたか?)
監督「演技がいいとか悪いとか超えた所にパーソナリティを持ってる。歌が上手いとか下手とか、聞く人はそんなに聞いてない。『その人の声』が聞きたくて聞いてるんだよ。2人はその声を持ってるので聞かせたかった」
(オーディションで選んだとか?)
監督「そういう事にしましょう。現場でやりたいようにやらせたら、ガーって来たんです。それがオーディションの時に見えてました。(二階堂ふみは)岐路に立ってた。迷ってたので、(役者を)やるべきか聞かれました。やめた方がいいと思いましたが、やっぱり彼女はやった方がいいと・・」

(何か撮影時のエピソードは?)
監督「二階堂さんは、和気あいあいとやったと脳内チェンジしてますが、僕たちの間では泣いてた」
二階堂「泣いてないです!」
染谷「初日に入って緊張してて、園さんの現場が初めてなので想像つかなくて。中学生の役でしたが、撮影の時は18歳だったので不安でした。でも学ラン着たら意外と慣れるなと。そこにエキストラの中学生が来たら、本当の中学生で、明らかにおかしいんです・・」
監督「これは日本映画に対する批判ですねww。25歳くらいの俳優に学生をやらせるという。でも、ヒミズは大人に見えるんです。内面の顔は大人顔なんです。その内面の比喩としてあの顔がある。そこは漫画と映画とを移し替えるといい。魂を置き換えないとね」

(学校のシーン等で15歳として心がけた事は?)
染谷「あまり・・・。15歳ぶろうとすると嘘くさくなるので意識しませんでした」

(ベネチア国際映画祭新人賞を受賞しましたが、今後の構想は?)
監督「ここ何年か真剣に作り過ぎたので、インドのミュージカル映画でも作って老後はゆっくりしたい。ミュージカル・ラブ・ピースとか楽しいな。。。」

(2012年に挑戦したい事は?)
染谷「いや、あまり・・・・」
監督「彼女を作る事だろ。志が低いのか?」
染谷「健康に生活したいです」
監督「2人に通じるけど、いい映画を作りたいっていう事しか無いんですよ。大河ドラマとか野心が無い。"普通に生活"という事と"俳優"をかけ離れたものにしない。堅実な俳優になりますよ」
染谷「そういう俳優になりたいです。いい作品に携われれば幸せです」
二階堂「私は、宇宙宇宙と言ってたんですけど、飽きちゃったので、ガーデニングとか・・・。でも庭が無く、今までベランダで枯らしてたんです。今年は胃腸炎で始まったので、花から始めてみようかと思います」

(それでは最後に一言)
監督「真剣に作りました。2人はシャイなのではぐらかしてたけど、現場では真剣です。それは映画を観れば分かる。今日、「フィルム」から「映画」になりますのでよろしくお願いします」

という事で終了しました。
監督も言ってる通り、染谷&二階堂は「口下手」でした。
その分、監督が一人で喋っていましたね。

さて、今度はいつ園作品を見る事ができるのでしょうか?
インド映画じゃない事を願います・・・

◆映画.comの舞台挨拶記事
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ロボジー 【上映後】舞台挨拶レポ
category: 2012年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
2012年最初の「チケットぴあ特別抽選販売」も良席が当たり、朝から六本木に馳せ参じました。

■会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ(シアター7)
■座席:C列(A列は未開放)
■MC:フジテレビ 笠井信輔アナ
■登壇者:五十嵐信次郎、吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジン・チャン川合)、川島潤哉、矢口史靖監督、ニュー潮風

それではまずはご挨拶の言葉から。

監督「この映画は、台本は2006年から書き始め、それからロボットとお爺ちゃんの取材をコツコツと、部品を積み重ねるようにしてようやく出来ました。ニュー潮風のデザインにも深く関わり、大好きな映画になりました」

五十嵐「ホントにクソ寒い中来て頂き、ありがとうございます。73歳の新人・五十嵐信次郎でございます」
(五十嵐名義は、この映画だけ?)
五十嵐「そうです。監督の言うとおりに、ミッキー・カーティスではダメだと言われ・・・」
監督「言ってないです!大御所のロカビリー歌手なんですが、ある年齢から上の人しか分からず、外人さん?と思われるので、謎の日本人という事にしたらどうか?と言ったら乗ってきたんです」
五十嵐「どうせ漢字にするなら五十嵐にしてくれと・・」

吉高「遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。2012年、ロボジーからスタートできて幸せです。楽しく撮影できましたが、今日は楽しんで・・??・・お後がよろしいようで・・・着地点を見失いました・・・ww」

浜田「右も左も分からない73歳の新人俳優が居たので撮影は大変でしたが、公開できて嬉しいです」

川合「俳優の川合正悟ですww。初めての演技で緊張の連続でしたが、濱田くんが僕をずっとつねったりして緊張をほどいてくれました。今も足を踏まれてます。惚れてまうやろ!!」
(それは衣装?)
川合「初めてストールを巻いたんですが、暑い!」
吉高「暑そうですね・・・」
五十嵐「散髪も行ったんだよな!?」
川合「襟足を切りすぎました」

川島「見ての通り、ヨゴレ担当です。初日なので、他の方々にもスクリーンを通して出会えれば」

(この中で、年男・年女は?)⇒浜田&吉高が挙手
吉高「ねえ、岳くん!」
浜田「振ってきた!」
吉高「好きだよね?」
浜田「待ちに待った年男。寝ても覚めても年男」
(五十嵐さんとは50歳違うんですね)
浜田「50違いに全然見えない」
吉高「こんなクソガキ相手にありがとうございます」
監督「若いんですよ。スマホも使ってるし、ツイッターも使ってる」
浜田「面白いアプリがあると言われ、画面に向かって息を吹きかけろというから吹いたら、スカートが捲れるアプリだったww」

(ロボットに入れたら面白い人は誰でしょう?)
五十嵐「監督を閉じ込めてみたい。大変でしたし、寒かった。30キロくらいあるんですが、それは大丈夫なんだけど、風が吹くと凍りました」
監督「嫌です!!」
浜田「爺さん入れるのが快感みたいですww。ロボットの中から73歳の方の『頸動脈が・・』という声が聞こえて、あれほど焦った事はありません」
五十嵐「吉高ちゃんを入れましょう!静かになるかも」
監督「より制御不能になるww」
川合「ロボット戦争映画になりそうだ!」
吉高「チャンさん!マスコミいるからっ!!」
浜田「考えたくもないですね」
監督「この後出てくるのでネタバレするけど、くす玉が用意されてたんですが、吉高さんはさっきそこで割っちゃいましたww」
吉高「やっぱり条件反射というか・・糸が垂れてると引っ張りたくなるww」

ここで、村田製作所の「ムラタセイサク君」が登場して、小さいロボットの実演デモ。
更に、劇中でも登場した数体のロボットのデモがけっこうな時間を取って行われました。
このロボットの動作を見た「ニュー潮風」は「おてもやん」を披露。すると、本物のロボットから「かないません」的な言葉が発せられます。
監督「段取り通り」(とご満悦)
吉高「50年後、100年後が楽しみ!」
監督「その頃には五十嵐さんはもう居ない・・・あ、言い過ぎました・・」

と、ここでフォトセッションになります。
今日は、入場時に珍しく「プレスシート」が配られました。
それもそのはず、プレスの最終頁はロボジーのお面になっており、それを撮影時にかざして下さいというリクエストでした。

そして、そのフォトセッションのあと、五十嵐⇒吉高と一言コメントを発し、その後でお客さんが「わーーー!」と盛り上げるという画を撮るとの事。
その画は、本日1/14夜のインディ・ジョーンズの放映直後にオンエアされる(あと30分!)らしいです。

それも終わって、最後に監督コメントです。
「今日はありがとうございます。ようやく完成し、初日に観て頂いて嬉しいです。吉高さんの魅力、これが本当の吉高さんです。五十嵐さん、川合さん、岳くんの魅力もあります。ぜひ面白かったと伝えてください」

という事で終了です。
ロボットのデモがけっこう時間取ったので、50分近い舞台挨拶だったでしょうか。
それにしても、相変わらずの吉高ワールド、且つカワイイです!
C列センターだったので、この後のオンエアで映ってしまっているかも・・・・
※追伸:オンエアを見たら、微妙に照明が当たってなかったおかげで映ってなかった。良かった・・(何故か安堵)

◆ロボジー公式サイトNewsの舞台挨拶記事
◆ORICON STYLEの舞台挨拶記事
◆映画.comの舞台挨拶記事
◆シネマトゥデイの舞台挨拶記事
◆ウオーカープラスの舞台挨拶記事
◆まんたんウェブの舞台挨拶記事

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【12-007】ロボジー ★★★★☆
category: 2012年の映画レビュー | author: moeru-movie
フリーパスがあるけど、舞台挨拶を見に、六本木でロボジーを有料(但しTOHOシネマズデイで安価)鑑賞。

家電メーカー、木村電器の落ちこぼれ社員、小林・太田・長井の3人組は、ワンマン社長から、流行の二足歩行ロボットの開発を命じられていた。
しかし、ロボット博を目前に、制作途中のロボット「ニュー潮風」が大破!窮地に追い込まれた3人は、ロボットの中に人間を入れて急場をしのぐ計画を立て、73歳のジイさん・鈴木が選ばれた。
しかし、この鈴木がとんでもないジイさんで…。さらには、ニュー潮風に恋をしたロボットオタクの女子大生・葉子も巻き込み、事態はあらぬ方向へ―。


「ハズレが無い監督」と思っているので、安心して鑑賞しました。
うん。まあまあ面白かったですよ。
面白かったんですけどね。何かちょっぴり物足りない感じもする。
それは安定の矢口監督に対するハードルが無意識に上がっているという事なのかもしれない。

ロボットに人を入れるという発想は、比較的すぐに思いつく事。(実際、過去にもあった)
でも、その中に爺さんを入れるという発想は面白い。
だけど「爺さんならでは」のハプニングや笑い要素は少なかったんじゃないかな。
それも含めて、笑いの沸点は、今作に於いてもさほど高くない。
エレベーターでオナラとか、今さらなネタだったりするからね。

これって、前作の「ハッピーフライト」あたりから特に感じてたんだけど、昔の「ひみつの花園」(自分的に矢口作品ベスト)や「ウォーターボーイズ」のような馬鹿馬鹿しさというかチープさというか、とにかく「下らない」ところ(コメディに下らなさは必要でしょ?)が少なくなっているような気がするのです。
「ハッピーフライト」は、実際のCAネタだし、今回のロボットについても、実際にロボット工学やら二足歩行ロボットを開発しているという事を鑑みて、ふざけたり茶化したりし難い部分があると思うのです。
そんな事もあって、下らない所は影を潜め、比較的お行儀のいい笑いが並んでいる感じです。

まあ、笑いが多少上品でもいいんですが、この映画の減点ポイントは、「盛り上がりに欠ける脚本」じゃないでしょうか?
何せ、起承転結の「転」が弱い。
「転」が弱いから「転」に向かう展開も勢いが無いんです。

この映画の「転」は何なんだ?と考えると、やっぱりロボットの素性に疑惑が持ち上がり、記者会見する事になるという展開部分なのかな?
でも、記者会見も急に決まるし、その記者会見でどうしようか?と困ったり考えたりする場面が弱いと感じてしまいました。
「動画を見たアメリカの人から『おかしい』という指摘が・・」みたいなシークエンスもあったような気がしたけど、あれだけフィーバーしたロボットの記者会見にしては、場所もマスコミ規模もショボすぎる。
「結」は個人的には「そうまとめたか。なるほど・・・」と、どこか「んなアホな」と思いながらも満足しただけに、中盤〜終盤の盛り上がりに欠ける展開がちょっと残念です。

キャストは概ね面白かったです。
ミッキーさん(五十嵐信次郎名義にて出演)も面白かったし、木村電器の面々もまずまず。
だけど、個人的には、吉高ちゃんの見所はちょっと弱かったかな・・・
(リクルートスーツ姿に何故か萌えてしまったが)
あ、あと、爺さんの孫娘役の安田聖愛ちゃんかわいい!

最後に、エンディングの「MR.ROBOT」。
自分のような40を遥かにオーバーしている世代には懐かしい曲ですが、これをミッキーさんがカバーしています。
これがなかなかイイ!!
ぜひ最後まで聞いてほしいです。

◆パンフレット:B5弱変型・32頁・600円

ロボジー

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