映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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RECOMMEND
【17-118】あなた、そこにいてくれますか ★★☆☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
プレゼントチラシ目当てであなた、そこにいてくれますかを鑑賞。

医師のハン・スヒョン(キム・ユンソク)は医療ボランティアとしてカンボジアに行った際に、乳児の手術の感謝の気持ちだと、願いがかなうという10錠の薬をもらう。
彼の願いは30年前にこの世を去った当時の恋人ヨナ(チェ・ソジン)と再会することだった。まさかと思いながら薬を飲んだ彼は、1985年にタイムスリップし、若き日の自分(ピョン・ヨハン)に遭遇する。


人間誰もが「あの時に戻ってあれをやり直したい」と思う事が1つや2つじゃないでしょう。
ましてや、今は存在しない「好きな人」の元に帰れるのなら、そりゃあ彼女の命を何とか繋ぎたいというのは映画としてはベタなネタです。

そんなタイムスリップものですが、この映画を観た人の多くは「バタフライ・エフェクト」を思い出したんじゃないかな。(「アバウト・タイム」を思い浮かべる人の方が多いかも?)
「バタフライ・エフェクト」は自分も大好きな1本だが、過去に戻って不幸の元を解消して現代に戻ると、別の何かが不幸になっている。それを解消としようと過去に行って歴史を変えてから戻ってくるが、また上手く行ってない・・・。という展開がとても面白かったんです。

対するこの映画ですが、現代では彼女はこの世に居ないんです。でも、そんな女を生かそうとしたら当然歴史が変わるでしょう。
主人公男には可愛い娘も居る訳なんですが、普通に考えたら、過去に戻って歴史を変えて彼女を生かしたら、現代も変わっているはずなんです。
実際、微妙に変わっている所もあるんですが・・・・・・何とこの映画、すべてを強引にハッピーエンドにしやがった。
この手の映画で細かいタイムパラドックスを突っ込んでもしょうがないとは思いますが、それ以前に「過去を変えても、自分にとって都合の良いもの(変わってほしくない歴史)は一切変わって無い」という話には全く賛同できません。
もうちょっとなぁ・・・「何かを失ってでも彼女を助けたい」という流れの方がやっぱりしっくりくるのは、自分が元々、特にラブストーリーについて「大団円」で終わるのが大嫌いという捻くれた性格によるものでしょう。
※だから前述の「バタフライ・エフェクト」は、一番シュールなラストのディレクターズカット版が一番好きです。
韓国映画好き、且つ予定調和の大団円上等!という方はぜひどうぞ。
タイムスリップものだと色々突っ込んでしまいそうな方にはおすすめしません。。。。

◆パンフレット:B5判・24頁・700円

あなた、そこにいてくれますか

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【17-31】恋と嘘 【上映後】舞台挨拶レポ
category: 2017年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
今日はマスコミの入るTOHOシネマズ新宿でなく、近所の川崎の方に行ってきましたよ。

■会場:TOHOシネマズ川崎
■座席:L列(A列未開放)
■MC:相沢りんな
■登壇者:森川葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子、阪本奨悟(楽曲)、古澤健監督

それでは、もう舞台挨拶から1週経ってしまった事もあるので超ダイジェストで。

【撮影裏話、又はタイトルにちなんで最近ついた嘘は?】
森川「この前の舞台挨拶は上映前なのでネタバレしないはずなのに・・・」
北村「お墓って・・・www」
監督「あれは長野の山奥なんですが、『アイツ、あんなとこに墓立てて・・』とか『あー、死んでる死んでる』とか言ってた」
森川「寒くて・・・雨降るし。司馬くん何で!?って・・。でも、すごい画がキレイじゃない?」
田辺「私が印象的だったのは、小夏(浅川)が指輪をもらう所。葵のは高いのに・・・」
浅川「私のは安い!葵ちゃんのは高いwww」
森川「何か、ホントに高くてイイやつを・・・」
田辺「触るなって言われましたよ」
浅川「私のは!?ってワクワクして聞いたら安いってwww」
北村「僕は寛太の思い出しかない。朝7時に車の中で小学生みたいな話して・・」
佐藤「仲良くなりたくて・・・でも、ほぼ嘘だった」
北村「ホントにしょうもない低レベルな話で、あれで盛ってたら酷いですよ!」
阪本「僕は撮影には参加してないんですが、葵ちゃんが・・」
森川「PVに出てます」
阪本「主題歌は初だったので、僕自身の青春を思い出して書きました」
※実際はクロストーク的なわちゃわちゃした話だったので、文章にすると脈略がなくなってます。あしからず。

【それではここで客席から質問を受け付けます】
(指されて「キャー!」と大興奮の女子が少し冷静になるまで待ってから質問を受けます)
「大変だったシーンは何ですか?」←興奮しまくって考え抜いてソレかよwwwとズッコケました。

北村「空港のシーンは大変でした」
森川「人も止められないし、時間も無いので大変でした」
田辺「私・・・意外とスムーズでしたが、クラスで話してる時に非現実感をどう無くすかを考えました」
佐藤「僕はアナタのお墓ですよ・・(と北村を見る)」
監督「役者が大変だと思いました。短い期間だったしベンチで1人で泣く感情芝居とか、大変だなと思って見守ってました」
森川「1人で泣けるか心配でしたが、監督がサプライズで撮影が無かった司馬くんを呼んで高千穂くんの台詞を言ってくれて・・。来てくれた事に泣けました」
北村「リハで泣き過ぎなんですよ。それで本番で涙が出なくなってた」
森川「匠海くんがいろいろ言ってくれて助けられました」
監督「ぶっ込んでいい?皆で緊張して観てるのに、寛太が『このシーン観ていいッスか!?』って来て・・」
北村「すげー邪魔!!www」
監督「2人の芝居を勉強したいって言ってたけど・・」
佐藤「怒られましたwww」

【それでは最後にご挨拶】
森川「半年くらい頑張ってきました。少しでも多くの方に観て頂きたい。皆さんがその先を描いて完成します。大事な人と意見交換してくれれば」

と言う事で終了です。
割と脱力感のあるリラックスした感じの舞台挨拶でしたね。

ところでこの舞台挨拶、見慣れぬ女の子が司会だなと思ってたら、これがまた自分史上最強のド下手司会。
舞台挨拶終盤は、スタッフらしき男にマイクを奪われ、そちらで進行されてすっかり空気になっていました。
「何だこれは・・・」と思って帰ってから調べると、こういう事だったんですね・・・。
大人気マンガの実写化!映画「恋と嘘」初日舞台挨拶の司会者大募集!
いやいや、やっぱりド素人さんだったですか。おかしいと思ったんですよ・・・・。
それも気になったけど、相変わらずこの川崎の舞台挨拶は照明が暗い!!!!
いちおうスポットライト当ててたみたいだけど、めっちゃ光量が弱く、自席からではほとんど見えなかったのが残念です・・・。

◆MAiDiGiTV提供の舞台挨拶動画



◆モデルプレス:森川葵、佐藤寛太の“失念”エピソード暴露「ビックリした…」
◆映画ナタリー:「恋と嘘」森川葵と北村匠海が“とにかくうるさい”ムードメーカー佐藤寛太に感謝
◆コミックナタリー:森川葵、“政府通知”は「知れば知るほどいい制度」と「恋と嘘」舞台挨拶で語る
◆iLIP:北村匠海のキレキレなツッコミに、ムード―メーカー佐藤寛太 “仲良しさ”絶好調なほのぼの初日舞台挨拶
◆MOVIE Collection [ムビコレ]:森川葵、北村匠海、佐藤寛太らが登壇!『恋と嘘』初日舞台挨拶
◆M-ON!Press:TOPM-ON! MUSIC NEWS“超・少子化対策法”を巡って映画『恋と嘘』のキャストたちが持論を展開!「芸能人と結婚できるかも」(浅川梨奈)
◆otoCoto:スパガ浅川梨奈「(左手に指輪を)つけてくれる人が早くいればいいなぁ」
◆ウォーカープラス:森川葵「運命の相手に出会えている可能性は低い」
◆映画.com:森川葵、佐藤寛太の“悪行”を暴露!?キスシーンの「撮影日を忘れられていた」

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【17-117】恋と嘘 ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
公開初日の恋と嘘を早速鑑賞。

未来の日本では、政府が国民の遺伝子情報を分析し、最適な結婚相手を通知する超・少子化対策法が施行されていた。
通知が来るのを心待ちにしていた高校生の仁坂葵(森川)だったが、幼なじみの司馬優翔(北村)から好きだと告白される。
彼の思いを知って戸惑う中、政府通知の相手である高千穂蒼佑(佐藤)が現れる。
通知と同時に、自由な恋愛は禁止される決まりだったが……。


「好きな人が居る」「だけど、もっと大きな力によって望まぬ相手とくっつけられる」ってパターンは、言ってみれば「ロミオとジュリエット」みたいな話です。
この映画でも、口にこそ出さないけど、幼馴染のイケメンくんが本当は大好きなのに、「政府婚」という制度との間で葛藤し・・・という話なのかと思っていました。

こういう話の場合、「政府婚」というものがよほど強制力が強いか、または圧倒的な有利条件かという状態でないといけないはずなんですが、劇中では政府婚というのは強制ではなく、「政府婚をすると色々手当がもらえるよ」程度なのです。
その程度なのに、葵の友達なんかも「政府婚最高!」とか「私も〜!」とか舞い上がっているのがそもそも分かりません。
少なくとも、映画を観る限りは、そんなに素晴らしい制度には見えないんですよね・・・・。

そんな政府の通知が葵にも届き、幼馴染に心ひかれつつも不愛想イケメン(しかも病院御曹司)という玉の輿にウキウキして・・・って、いやいや!明らかに幼馴染に心向いてるのがバレバレでしょ。
挙句の果てにはデートにその幼馴染クン同伴とかwww。
そりゃあ御曹司からしても「相手の心には自分は居ないな」と気付きますよ。
とは言え、その御曹司クンも政府婚には興味が無い様子。
ここまで来ると、この三角関係は何でダラダラとこんな半端な事を続けているのか訳が分かりません。

そうこう言ってるうちに、不愛想だった御曹司クンは少しずつイイ奴になってくるし、しかも幼馴染男(実は重い病気)のために親父(大病院の院長)に頭下げてるし、何でそんな心変わりしたのかも今イチ描写不足です。
そしてイイ奴になったのが少しは功を奏したのか、葵はまだ高校生在学中に見えるにも関わらず結婚へと進みます。

しかし!

この時点で誰もが「いやいや、結婚式当日に幼馴染の所に戻るパターンだろ!」と思うはずです。
そうしたら、案の定ですよ。
むしろ御曹司クンの方から「彼の元に戻りな」みたいな事を言っちゃう。
だからそのキャラ変は何なんだっての!

で、結婚式場を抜け出した葵は、何故か空港そばの道路を走って彼の元へ向かいます。(彼は病気の治療のために海外に行く寸前です)
ここで「ちょ!葵さん!!アナタ何でそんな所を走ってるんですか!?」と思ったのは自分だけでしょうか。
※スカイライナーも成田エクスプレスも使わず何故走る!?って思っちゃうのはナンセンスですかね?

そんな感じで、色々と説得力の無いシチュエーションが重なったおかげで、全く感情移入できませんでしたよ。
むしろ、葵と言う子がとても無神経で自己中心的で空気も読めず、人の気持ちも平気で傷つける最悪な女(だけど見た目はとりあえずカワイイ)というネガティブな感想しか抱きませんでした。

と、ここまでならあまりのもベタすぎて下らない話ゆえに2つ星でしたが、エンドロールの後に続きがありました。
まあ、あのままベタベタで終わるよりも少しはマシかな?と思えたので、オマケで少し点をアップしました。
少しはマシかどうかは別として、エンドロール後まで退場しない事をお勧めします。

なお、この映画では「浅川梨奈」が葵のクラスメート役で出てますが、ハッキリ言って空気でした。
むしろもう1人のクラスメートの「田辺桃子」の方が少しは印象に残ります。
あろ最後に・・・・「あんな所で長い事クレープ屋の出店やってる温水はキモい」です。(「そこじゃ売れないだろ!」と突っ込みましたよww)

◆パンフレット:やや小型ジャケットサイズ・28頁・720円

恋と嘘

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舞台『見殺し姫』観劇
category: 舞台 | author: moeru-movie
ここ1年で観てる舞台(と言っても数本だが)は、何だかんだと乃木坂がらみばかり。その流れで、乃木坂3期生総出演の見殺し姫を観劇。

舞台は平安末期。都の外れには、誰も立ち入ることが許されない塀に囲まれた屋敷に12人の若き姫たちが暮らしていた。
彼女たちは都に集められた各地の豪族の人質であるが、幼い頃からその環境で育った本人たちは、その事情を分かっていない。
この屋敷には時折“おとど”と呼ばれる女主人が訪ねてくる。
彼女は時の権力者であり、姫たちを人質として都に幽閉している張本人である。しかし彼女たちは、そんなおとどの正体を知らず、彼女を実の母親のように懐いている。

ある日、おとどは病に倒れ、徐々にその死が近付いていること、そしてそれを好機と喜ぶ反乱者たちの存在を知る。
おとどの焦りに気付き始めた姫たちは、初めて互いに結束し、おとどのための親衛隊「赤兎」を結成する。彼女たちは、おとどの世に不満を持つ者、反乱を企てるものをあぶり出し、見せしめとして残酷なやり方で制裁していくが、おとどの身体はだんだんと病に侵され、反対勢力の勢いは増すばかり。
『赤兎』の彼女たちも、その哀しき世の波に次々と飲まれていくのだった・・・。


これはレビューが難しいです。
個人的な意見ですが、この舞台の内容自体は決して「面白い!」と言えるものではありません。
どこか陰湿で、どこか暗くて、そして何よりも「救いようがない」と思える内容です。
ズバリ!シュールなんです。

乃木坂のシュールな舞台と言えば、昨年観た「墓場、女子高生」もそうだったし、「すべての犬は天国へ行く」なんかもどこかダークだった。でも、「面白かった」と言える所もたくさんありました。
でも、この「見殺し姫」は、ほとんど笑える所も無く、歌唱シーンは少しあるけど、それは全く乃木坂とは融合しない世界観なんです。

「早い話が、つまんなかったって事なのか?」と突っ込まれそうですが、つまんないかというと、そこまではひどくは無いんだけど・・・・何なんだろ?演出なのか、自分が興味のない「時代劇」という枠内の話だからなのか、「入り込めなかった」というのが正直な感想です。

さて、肝心の乃木坂3期ちゃんたちの演技ですが、まあ全体的には頑張ってたとは思います。
でも、あえて厳しめに書いちゃうと、やはり演技力にはかなりバラつきが見られます。
その中で、特に素晴らしいのは久保ちゃんです。その芝居力の裏付けがあるためか、出番も多めで見ごたえありましたよ。何よりも台詞が聞き取りやすいのはGoodです。

次いでは山下かな。
その独特なヘアメイクでどこに居てもすぐ分かるのはプラスだし、個性も豊かでこれも見応えアリです。
そして演技力というよりも容姿の映え方がハンパなく高く感じたのが梅澤です。
今回、8列目だったんですよ。前が通路なので足がゆったりできて良いけど、肉眼では辛うじて細かな表情が見えるかどうか・・・という微妙な位置だったにも関わらず、どこに居ても一発でその美しい容姿が目を惹くオーラがありました。

その他は・・・ってなると全員書かなくちゃいけなくなりそうだが、Wセンター様+αだけ追コメントしておこう。
・与田:声は良く出ていたが、すまん。「与田ちっちゃいな・・」という印象が強い。
・大園:ハッキリ言おう。あの擦れ声では舞台はダメだろ。
・向井:元気すぎる。でも男みたいなキャラは合ってて良い!

ここまでで名前が出てこないその他メンバーについては察してください。。。(; ̄Д ̄)

そんなわけで、1時間50分くらいの舞台でしたが、終演後は、大して高揚する事も無く、みなさん淡々と帰路に向かっていたように見えました。
やっぱり自分は現代劇(しかも、できればコメディタッチ)の舞台がいいなぁ・・・。

なお、この舞台は、完全な「身分証確認アリ」だったようです。
いいぞいいぞ。その調子で乃木坂も欅坂もチェック強化して転売ヤーを踏み込ませないようにして欲しいものです。


見殺し姫
チラシが欲しいよ〜と思ってたら、終演後の出口で配布してて良かったです。

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【17-116】ナラタージュ ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
絶対的な落選率にハマって舞台挨拶を逃したので、生中継付き上映(1回目)でナラタージュを鑑賞。

大学2年生になった泉(有村)のもとに高校時代の恩師・葉山(松本)から、演劇部の卒業公演に出ないかと電話がくる。
泉にとって葉山は、高校時代に学校になじめなかった自分に演劇部に入るように勧め、救ってくれた人物だった。
卒業式の日の葉山とのある思い出を心に封印した泉だったが、再会を機に抑えていた気持ちが膨らんでいく。
葉山もまた、泉への複雑な思いを抱き……。


良く言えば「一途な恋」。悪く言えば「結局また不倫かよ!」というお話です。
「また」と書いたのは、まあドラマでも映画でも昨今問わず不倫話が多いし、特に映画では、上戸彩の「昼顔」とシチュエーション(主人公男が先生)が酷似している事もあり「またか」感が出たという事です。

これねぇ・・・・泉は、それこそ「気づいたら片想い」から始まって、「先生と生徒」「相手に奥さんが居る」というアンモラルな状況でありながらも、少なくとも劇中では、今風に言えば「一線は超えない」という形でクリーンなイメージを抱かせます。
そして、相手の心の一部は自分に向いていながらも、決して全て自分のものにはならないという虚しさを紛らわせるが如く、別の男と付き合ってしまう。
何だか薄幸な女感満載なんですが、愛しちゃいけない男を愛しちゃったんだから仕方ないのか?女的には共感できるのか?と、やっぱりオッサンには理解できません。

その「別の男」を演じる坂口健太郎ですが、まあ映画を観ている最中は「何だこのクソ男は!」と思わせるキャラですよ。
泉目線では、女の携帯を見せろと迫るわ、変な男に尾行(?)されて、怖くて電話すりゃあ「迎えに行ったらもっと好きになってくれる?」と聞くわ(「どういう意味!?」と返す泉の反応は当然です)、先生の所に戻るって言ったら「手付いて謝れ」「靴脱いでいけ」(その靴は彼の手作り)と言うわ・・・。けっこうな不快感ですよ。

しかし!

映画を観終わって冷静に考えると、不思議な事にほんの少しだけ同情心が芽生えてしまったのです。
きっと彼は純粋に泉の事が好きなだけなのに、そして遂に自分と付き合ってもらえたのに、当の泉の心の中に自分は居ない事に最初から気づいていたのでしょう。
それでも何とか自分を彼女の心の中に置きたくてもがくけど、表面上は自分を向いているように見えても、やっぱり本心は先生に行ってる。
それが積もればイライラもするでしょう。つい心にも無い態度を取っちゃう事もあるでしょう。そうした直後に我に返ってすぐに謝るけど、また別の場面ではやっぱりキレちゃう。
これも彼の「一途」が巻き起こすエピソードなんだと思うと少しだけ理解出来ちゃったんです。これって変ですかね?

そして松潤演じる先生です。
ズバリ!こいつこそ最大のゲス野郎だと思いました。
人畜無害そうな顔をして、女の子をその気にさせながらも一線は超えず、一途と思いきや結局は奥さんがいる身で若い子とも適度に付き合う・・・ってゲスいやん!これって松潤が演じてるから観れるけど、好感度低い人が演じたら炎上でしょ!?
風邪ひいて寝込んでる所に訪ねてきてお粥作ってくれて林檎擂って(一人暮らし女でおろし金なんて持ってるものなの!?)食べさせてもらった日には、そりゃあ惚れてまうがな。
なのに・・なのにやらず抱かずって、何なんねん!お前はホモセクシャルなのか!?とすら思います。
こういう誰にでも優しい男って、どこか罪な所がありますよね。

そんな色々と屈折してる3人の、純愛に見えて実は屈折してるラブストーリーが淡々と延々と(尺は140分と長めです)続きますが、物語的には決して抑揚があるとは言えません。
※演劇部女子の自殺騒動がありますが、何か全体的なストーリー展開の中では異質でハマってない気がしました。
主役3人がゲスい所もあるので、序盤で入り込めないとただただ退屈な時間を過ごす羽目になるでしょう。
自分としては、文中でも書いた通り「一線を超えない」という美学(?)で通すのかと思いきや、「奥さんの所に帰る」と言ったそばから結局やっちゃう節操の無さに脱力したものの、何とか観終える事ができたというのが正直な所です。
あ、ちなみにそのベッドシーンも含めて有村架純の露出は全然大したことありません。少しパンツが見えるくらい。
でも、座位で男に腰振らせる所を見せるストレートな演出はジャニの一線級主役にしてはずいぶん思い切った描き方だなとも思えます(何の話しとんねんww)

最後に、上映前のクレジットチェックで、この映画には「伊藤沙莉」が出ている事を知っていながら本編のどこに居たのかが分からなかった!
何なんだ!!俺様の目の節穴っぷりに腹が立つわ!
きっとJK役としてどこかに居たんだよね!?あー残念すぎる・・・・。

◆パンフレット:A4判・40頁・720円

ナラタージュ
※一番右のロケ地マップは入口手配りでもらいました。

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【17-115】チェイサー ★★★★☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
ファーストデー2本目は、都内唯一の上映館がお台場というチェイサーを選択です。

シングルマザーのカーラ(ハル・ベリー)は、公園で一瞬だけ目を離したすきに、息子のフランキーを何者かに連れ去られてしまう。
彼が乗せられた車を追い掛けたが見失い、犯人が誰なのか全くわからず、地元の警察もまともに取り合ってくれない。それでもカーラは、たった一人で息子を取り戻すことを決意する。


いかんいかん。平日多忙&休日は体調壊してダウン・・と更新が滞っているぞ。

と言う事で、鑑賞から1週以上経過しての更新ですが「チェイサー」です。
原題は「KIDNAP(誘拐)」というストレートなものですが、その誘拐された子のお母ちゃんを主題にした「チェイサー」という邦題も出涸らしですが物語の中心は捉えております。

ものすごく簡単に言ってしまうと、「目前で我が子が連れ去られるのを見つけた母親が執念、また執念で犯人に迫っていく」というもの。
序盤はカーチェイスから始まり、途中で離されたり見失ったり、車を乗り換えられたり・・・と色々な状況変化(それが無いとあまりにも一本調子になっちゃうからね)を経ながらも、恐るべき動物的な勘と映画ならではの予定調和によって最終的には犯人たちの家まで突き止めて・・・というお話。

「娘の為なら地の果てまで追いかけるお父さん」が「96時間」のリーアム・ニーソンなら、「息子のためなら地の果てまでも」のハル・ベリーお母さんですよ。
細かく観ていくと、ちょいちょい突っ込みどころはありますよ。
でも、そこを気にせずに見れちゃうのは、犯人一味が割とポンコツな所もあるジャンキー風の初老のオヤジ&超デブはオバサンという「あいつら相手なら何とかなりそう」的な奴らだからでしょうか。
これが極悪非道で強そうで、武器なんかもガッツリ装備してる奴だったりすると、単なるお母さんが1人で相手にするのは無理無理ってもんですが、この「何とかなりそう」感が意外と緊張感を持続させます。

そんなわけで、最後もちょっぴりスリリングな展開もありながら、落ち着くところに落ち着きます。
お母ちゃんすげーよ。
そして「子供誘拐」「人身売買」みたいなダークな一面もさりげなく描かれ(途中立ち寄った警察署にある行方不明の子供の張り紙の多さが怖い)、まさに他人事では無いと恐怖心を覚える親御さんもいるのでは?と思います。

はい。尺も割とコンパクトな事もあり、スッキリと楽しめたので4点評価です。
強いて言うと、子供がもう少し可愛ければ・・・・と思ったのは自分だけでしょうか。
まあ、さほど頭を使わずに見られるので、ぜひ「お母さんと子供(男の子)」という親子で鑑賞してみて欲しい作品です。

◆パンフレット:販売無し

チェイサー

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【17-114】亜人 ★★★☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
めっちゃ舞台挨拶行きたかったけど案の定外れたため、仕方なくファーストデー(でもTCX+プレミアボックスシート)で亜人を鑑賞。

2017年の東京。研修医の永井圭(佐藤)はトラックと衝突し死亡するが、その直後、肉体が回復し生還。不死身の新人類“亜人”であることが発覚する。
圭は追われる身となり、亜人研究施設に監禁されるが、“帽子”と呼ばれる亜人のテロリスト・佐藤(綾野)に助けられる。
しかし、佐藤は国家転覆計画に加担しない圭を敵視。圭は佐藤の暴走を止めるために立ち上がる。


このお話の原作は漫画なのは知ってますし、既にアニメ映画が製作・上映されている事も知っています。
でも、いずれも全く内容については知らないため、本当に「いちげんさん」の映画初見状態なのです。

こういった「人間のようで人間でない何か」と人間との戦いみたいな話は、「寄生獣」とか「東京喰種」とか、コミック(実写映画)では割と見かけるシチュエーションです。
今回、掴みは「亜人を人体実験に使う人間」という構図で、どちらかと言うと「人間こそが邪悪」というテーマで引っ張るのかと思いました。
そういう「放っておいても害は無いはずなのに、人間と違うから排除しとこう」みたいな考えは、個人的には隠れた日本製SF佳作の「ブルークリスマス」に通ずる所があると言えます。

で、そんな不死身の亜人さんたちがのっけからハイスピードでアクションをこなす展開はなかなか引き込まれます。
あまりにもアクションが派手で、けっこう継続するもんだから、ハッキリ言って映画を観終わった後は話の内容は忘れててアクションしか思い出せなくなるほどです。

しかし!

個人的には「黒い幽霊」(?)がバンバン出てくる頃から何か心が冷めてきてしまいました。
いやね、あの「黒い幽霊」同士が戦ってるのを観ると、もう人間でもなんでもないCGの怪物同士のバトルなだけで、そこにはワクワク感や凄みは感じられませんでした。
原作がどうだか分からんけど、あれはちょっと「黒い幽霊」を出し過ぎじゃね?と思うんだが・・・。
もっとも、亜人同士の戦いだけで通すのもワンパターンになっちゃうし、変に人物深掘りに尺を取ると全体的なスピード感が失われてしまうリスクもあるだけに、ある意味仕方のない選択とも言えます。

そんなわけで、「何か分かんねーけど派手でスゲーな!」という感心はあっても、こと話の内容となると「ん〜、良く分かんないや」と投げやりな気持ちになります。
実際、原作も何も知らない人にとっては、「内容理解」という意味ではハードルが高いよね?と思います。
ま、アクションとか佐藤&綾野の無駄に素晴らしい体(あれはガチなの?CG入ってるの?)が見所という映画と言う事でいいんじゃないでしょうか。

その他ですが、特筆したいのは川栄李奈が思った以上に重要な役&アクションもたくさんの役処でビックリしました。
もちろんアクションは吹き替え交じりとは思いますが、自分でやってると思われる所もちょいちょいあって、けっこう動けてる所も含めて「女優・川栄李奈」株が上がりました。
そしてこの子に触れないわけには行きません。「浜辺美波」です。
いやいや、またしても病人役なんですが、またしても可愛いです。
浜辺美波
この三つ編み風の髪型がまた堪らんぜよ!!くぅぅぅ〜(やばい。単なる変なオヤジになってまうがな)

最後に、劇中で亜人の色々な行動を報道する女子アナ(役)が複数人出てくるんですが、その中の1人が「梅宮万紗子」という事に気が付けなかったのが無念です・・・・。

◆パンフレット:A4判・44頁・720円

亜人

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【17-113】ソウル・ステーション/パンデミック ★★☆☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
『新感染 ファイナル・エクスプレス』が面白かった事と、109シネマズのポイントが貯まってた事もあり、ソウル・ステーション/パンデミックを無料鑑賞です。

風俗店から逃げ、恋人キウンと同居するヘスンだったが、彼はへスンの体を売ることでしか金を得ることができなかった。このことが原因でケンカし、家を飛び出したへスンは一人で夜の街をさまよう。
一方、ソウル駅では死んだはずのホームレスが生き返って人を襲い、襲われた者はゾンビと化し犠牲者が激増していた。
キウンは、彼女と彼女の父だという男を捜し……。


正直、それほど期待はせずに観たのですが、その低いハードルすらクリアできないほど退屈な映画でした。
「(感染系)ゾンビ映画」として観ると、良くも悪くもテンプレート通りで、独自性や意外性はほとんど感じません。
登場人物も極めて少ない上に、「感染者からひたすら逃げる」に終始している感じで、緊張感が持続しません。

「格差社会」
それがこの映画のテーマの1つになっているとは思うんです。
ホームレス、娼婦、その娼婦のヒモ、風俗店の男・・・そんな底辺で生きる人たちがメインですが、そうであれば上流に居る人も混ぜて、緊急時にその図式が崩れる様を描かないと面白くないと思うんですよね。
結局、底辺に生きる奴らがただただギャーギャーと言いながら逃げてるだけで、「さすが下流人間。もうちょっと頭使えよ」と思ってしまう始末です。

で、何より「新感染」の前日譚に全然なってないというのも不満の一つです。
てっきり主役の女の子が「新感染」冒頭で電車に乗り込んできた女の子・・と言う形でリンクするのかと思ったらそうでもない。
更に「最初の感染者はどこでどう発生した?」的な謎解きも無い。映画が始まったら既にホームレスのジジイが血だらけでハァハァしている所から始まっているので、起源もなにもありません。

そして最後にアニメのクオリティ。
やっぱり日本アニメは偉大だなという事をアニメに詳しくない自分でも再確認させられる出来でした。
まあ、ピクサーとかディズニーとかジブリとか、その辺と比べるのは酷ってもんですね。
唯一、ミニスカの主人公女が終盤はパンツ見せまくりで逃げる姿をちゃんと描いているのは好感持てました(何じゃそりゃww)

と言う事で、無料鑑賞のくせに不満タラタラですみません・・・・

◆パンフレット:B5判・20頁・600円

ソウル・ステーション/パンデミック

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【17-112】あさひなぐ ★★★★☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
5月に観た舞台版に続いて、今度は映画であさひなぐです。

二ツ坂高校に通う1年生、東島旭(西野)。中学校では美術部員だった彼女だが、なぎなた部のキャッチコピーに興味を抱き、入部することにする。
練習に打ち込む旭は、剣道経験者の八十村将子(桜井)、背が高いことにコンプレックスを抱く紺野さくら(松村)、高い実力を持つ先輩の宮路真春(白石)らと一丸となって、インターハイの全国大会を目標に日々鍛錬を重ねる。


金曜初日だった&仕事多忙ゆえに舞台挨拶は逃しましたが、本編は楽しみにしておりました。
内容自体は、基本的には舞台と同じはずなので、リラックスして観る事が出来、割と退屈せずに「えっ!?もう終わり??」って感じで好感触だったんですよ。
うん。好感触だったんです。観終わった瞬間は5つ星あげちゃおうかなと思ったんですが、その次の瞬間から色々と「ちょっと待てよ!?」と引っかかる事が続出してきてしまったのです。

話は典型的なスポ根もの。これは舞台も同じです。
部員それぞれ個性的で、幅広くスポットも当たって人間模様としては面白いと思ってたんですよ。
この手の話だと、主役にばかり話が固まって、周りは空気ってパターンもあるからね。そういう面ではまあまあ・・・・と思ったんだけど、やっぱり薄いんですよ。
と言いながら思ったのは「映画の方が舞台に比べてだいぶ尺が短い(舞台は2時間30分近くで、映画は1時間45分)ので、全体的に広く浅くの感じになってるな」という事。
その薄さが究極的に露呈しているのが旭のなぎなたスキルです。
「完全な運動音痴で全くダメだった旭が強い相手に勝つ」という過程が殆ど描かれていないと言えます。
やった事と言えば「井戸水汲んで階段登る」と「真春先輩から教わったスネ打ち」だけなんです。
井戸水は一生懸命何回もやってたけど、肝心のなぎなたの練習ってほとんど見せてないんだよね・・・・
思えばこの映画の監督(英監督)は、この間観た「トリガール!」でもあまり「上達過程」を見せておらず、それがゆえに悲願達成した場面での感動が薄味になっている感じです。

更に、これは舞台版でも思ってた事なんだけど、「敵方」である一堂寧々がほとんど掘り下げられていないのも残念です。
こういうスポ根ものでは、敵には敵の生き様や「勝利」に対する取り組みがあり、それが大一番でぶつかるから高揚するところなんですが、なぎなたの腕前はもちろん、そのやさぐれた性格の裏になにがあるのかも分からず、そんな我がままな大将に文句も言わずついていっている他部員も何だかしっくり来ません。
もっとも、そのクライマックスの大一番も「練習試合」ゆえにあまり緊張感が高まって無い側面もありました。
更に更に、ちょっとルールが分かりにくかったよね?1本取ったら終わりかと思ったら何か続いてる場面もあったような気がする反面、旭がまぐれ当たりで1本取って勝っちゃうとか、何かわけワカメでした。

とは言え、最初に書いた通り、観終わった瞬間は満足度は高かったし、やはり乃木ヲタなので少し贔屓目になっちゃう所もあって採点は4点です。
あとは雑感をいろいろ書いてみます。

【西野名場面】
・露出狂の股間をガン見するにゃー(そして「変態」と真春先輩に呼ばれてしまう)
・両方の鼻の穴に詰めたティッシュを飛ばすにゃー
・風呂上りバスタオルのみのにゃー
・寺の合宿で寝るシーンのみメガネ無しになるにゃー

【その他ワンポイント】
・優里&中田の出番は序盤のみで終了です。
・生ちゃんと同じ画に収まる柚ちま(樋口姉)が微笑ましい。
・そんな生ちゃんが負けてふくれっ面する所はたまらなくカワイイ。

【比べちゃいかんと思いながらも舞台版とキャスト比較してみる(左が映画、右が舞台】
・旭:〇西野/◎飛鳥 :やっぱり「小柄貧乳」という面でのハマり具合も含めて僅かに飛鳥に軍配
・真春:◎白石/◎若月:これは甲乙付けがたい。どちらも格好良くて凛々しい。
・八十村:〇桜井/△井上:比較で言うと桜井だが、荒ぶったキャラのハマり度で行くとちょっと不足気味
・紺野:◎松村/〇新内:新内も良かったけど、キャラ立ちという面では松村の方が上
・野上:◎万理華/△生駒:これは圧倒的に万理華。出番がやや少なめなのが残念。
・一堂:◎生田/△堀:これも圧倒的に生ちゃん。
※トータルで見ると、キャスティングは映画の方が上って事になりますね。

最後に、「あさひなぐ」の発音なんですが、乃木ヲタ的には「衛藤美彩」と同じイントネーションと言えば分かりやすいはず。
ヲタじゃない方は「広瀬すず」と同じイントネーションにすればバッチリです。
「旭、薙ぐ」だからね。

◆パンフレット:A4判背綴じ・44頁・1000円

あさひなぐ

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【17-111】ナミヤ雑貨店の奇蹟 ★★☆☆☆
category: 2017年の映画レビュー | author: moeru-movie
ユリゴコロと時間がカチ合ったので舞台挨拶をパスした(どうせ外れてたと思うが)ナミヤ雑貨店の奇蹟を初日から鑑賞。

2012年、古くからの友人たちと悪事をした敦也(山田)は、かつて悩み相談を請け負っていた「ナミヤ雑貨店」に身を隠す。
敦也は廃業しているはずの店の郵便受けからした音に気付き調べてみると、32年前に書かれた悩み相談の手紙があり、さらに郵便受けは1980年につながっていた。
三人は困惑しつつも店主に代わり返事を書くと、また手紙が投函され……。


自分は小説も実写映画(ドラマ)も東野圭吾原作って好きなんですよ。実際、文庫も何冊も読んでるし映画も多数観てます。
そしてこの映画のコピーは「東野圭吾作品史上最も泣ける」ですよ。そりゃあハードルは上がってましたよ。
でも、結果的にほとんど泣けませんでした。というか、泣く以前に全く入り込めませんでした。
何が入り込めないって、色々な設定・エピソードが、いちいち「何でそうなの?」「無理あるんじゃね?」と感じてしまうんです。
フィクション&ファンタジーな話なんだから、そういう事を気にしては楽しめないのは分かっているんですが、それでも冷めちゃってダメでした。
もう「何だそりゃ」モードになっちゃうとダメな典型的なパターンです。

例えば「強盗に入った後にクソボロい空き家に隠れる」っていうのも不自然だし、ましてや不良どものくせに、ふいに投げ込まれた手紙に返事を書いちゃうっていうのも全く不自然。
そして肝心の「店主没後32年後に返事募集」っていうのも、「1985年と現代とを結ぶことありき」という設定にしか見えない(10年後とかならまだ分かるが・・)事とか、門脇麦がカリスマ歌手に全然見えない(歌は頑張ってたと思う)とか、とにかく引っかかっちゃってダメだったんです。

極め付けがラストの「白紙の手紙です」
たかが白紙を「素晴らしい難問」って受け取ってああいった返事を書いちゃうのも凄いが(どんだけ想像心が高いのよ!と思った)、それを読んで泣いちゃう悪ガキにも「??」しか出ません。
いや、回答としては素晴らしい内容だとは思うんですが、白紙送ってあんなにクソ真面目で重い返事が返ってきたら、普通ならああいった頭の悪そうなイカれたガキなら「何だこれwww超ウケるwww」とか言って投げ捨てるパターンでしょ。

まあ、唯一ちょっとグッと来たのは、JK門脇&自殺失敗山下リオ(久々に見た気がする)の病室でのやりとりでしたね。
※その後メジャーデビューした門脇のマネージャーとしてちょっとだけ映ってるシーンを見逃してはいけません(しかも、自殺未遂の後遺症か、まだ少し足を引きずっていたような気がする・・)。
そして西田敏行の芝居も圧巻の一言。
成海璃子の存在はあまり必然性を感じませんでしたが、死を目前にした老人の凄みも感じます。
あと1人、子役の「鈴木梨央」も安定の高レベル芝居です。
過去、『僕だけがいない街』のレビューでも自分の目に激しく止まったので、これからも注目したい所です。

そんなわけで、あくまでも「自分には全然合わなかった」という事ですが、割と高評価を下している人もいる(もしかしたらジャニオタの提灯レビューかもしれんが)ので、ぜひ自分の目で確認してみて頂きたいです。

◆パンフレット:B5判・36頁・720円

ナミヤ雑貨店の奇蹟

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