映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【094】デイ・オブ・ザ・デッド ★★☆☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: 燃えムー管理人
さっき見た「死にぞこないの青」の隣でやってたデイ・オブ・ザ・デッドも見てみた。

アメリカ・コロラド州レッドヴィルで24時間の検疫隔離演習の命令が下され、ローズ大尉(ヴィング・レイムス)率いる州兵が道路封鎖を開始する。この街出身のクロス伍長(ミーナ・スヴァーリ)は町内の巡回に出かける。実家に立ち寄った彼女は、母親が高熱を出しているのを知り病院に連れて行くが、ロビーは診察を待つ人々でごった返していた。

「DAY OF THE DEAD」と言えば、あのロメロ監督のゾンビ3部作の最終章である「死霊のえじき」の原題と同じで、この映画はそのリメイクと言われている。
が、一部の設定を除いては、ほとんどオリジナルストーリーと言って良く、「死霊のえじき」のリメイクとはとても思えない内容です。
むしろ、内容としては「バイオハザード」そのものだったりします。

本国アメリカでは劇場公開されずにビデオスルーとなってしまっただけあって、あまり期待はしていませんでしたが、まさにその予感が当たってしまい、何だか普通のゾンビ映画でしたね。

他のゾンビ映画と一味違う何かを期待していたのですが、やたらとすばしっこく(恐らく、生前の人間の時よりも素早くなってる)、壁は伝うわ建物の2階や3階からワラワラと飛び降りてくるやらといった所が見所。。。。と言いつつ、それは「28日後...」のようだったりもします。
(しかも、すばしっこいシーンは単にコマを早送りしてるだけです)

もう感想として書くネタが無いほどに普通(常道)の展開で、ゾンビ映画を数多く見ている自分としては、むしろその普通さ加減が退屈すぎて睡魔に襲われる始末です。

ハッキリ言って、ゾンビ映画マニアでも見なくてもどうでもいい1本です。
主役級を演じたニック・キャノンという男がマライア・キャリーの旦那だという事が予告編でもフィーチャーされてますが、せいぜいその辺が見所か?

ま、シアターN渋谷やパトスでかかるレベルなので、そういう系(B級・C級)のホラーだと思って過度な期待をせずに見れば、暇潰しとしては満足できるかもしれません。。。。。

デイ・オブ・ザ・デッド
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【093】死にぞこないの青 ★★☆☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: 燃えムー管理人
昨日から公開だった死にぞこないの青を見た。
※ちゃんとした公式サイトは無いようです。

気の弱い小学6年生・マサオ(須賀)は、生き物係りを決めるできごとがもとで、新任教師・羽田(城田)に嫌われてしまう。それ以来、羽田は何かにつけマサオを攻撃し、クラスメイトたちも、マサオいじめに興じ始める。みんなからゴミ扱いされ、一人ぼっちになったとき、マサオの前に現れたのは、全身真まっ青の不気味な少女・アオ(谷村)。傷だらけで、片目方耳はつぶれ、白い拘束服着たアオは、やがて教室中を恐怖に陥れていく。

「教師による生徒イジメ」が背景になっている話だが、マサオくんがイジメの標的になる理由も今イチ説得力に欠けるし、それまでは普通にクラスに溶け込んでいたマサオくんを急にイジメたり無視したりする描写も何だかピンと来ないんだよねぇ。

まあ、それでもイジメは着々と進み、教師のイジメも一向に止む気配も無いのだが、須賀くんの我慢ぶりの芝居も今イチなんだよなぁ。
いい子の役は上手いんだが、こういう重い芝居はまだまだこれからなのかも。

で、本来は、理不尽なイジメが重なって、我慢と怒りが極限に達した所でアオ登場っていうのがセオリーなような気がするが、マサオくんのストレス具合もまだ序の口(に見える)段階で早々にアオ登場となってしまうので、アオの存在意義がこれまた今イチ良く分からない。
最初はマサオくんに「死ね」って言ってみたり、次は友達を襲ってみたり、先生を殺せと煽ってみたり、アオがマサオくんの「心のダークサイド」を擬人化したものなのだろうが、その立ち位置が若干不明確なのもマイナス。

そのアオを演じるのが映画に良く出る谷村美月。
メイクはグロっぽくしているものの、やはり谷村美月なのでカワイイのが大きなマイナスだ。
最初は片目は潰れ、口も半分縫われているのだが、徐々に普通っぽくなっていく意味も今イチ分からない。

といった具合に、あちこちで「?」な所があるので、最後まで集中できませんでした。
ただ、城田くんの「嫌な奴」っぷりはなかなか見ごたえがありました。
イイ男なのに、やる事が姑息で本当にムカついたよ。
(あくまでも役としての羽田先生がですよ)

で、この映画って、いちおう「ホラー」なんですかね。。。?
ホラー系と思って見たんですが、全く怖くなかったです。
言ってみれば「世にも奇妙な物語」系か?

死にぞこないの青
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20世紀少年 舞台挨拶レポ
category: 2008年の舞台挨拶 | author: 燃えムー管理人
20世紀少年は、日劇2での舞台挨拶付きを見ました。
1回目(上映終了後の挨拶)は、朝8時15分開演という事で早過ぎるため、2回目(12時5分〜。上映前挨拶)のほうにしました。

まずはMCの日テレ豊田順子アナが登場。
次いで登壇者の唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宇梶剛士、佐々木蔵之介、堤幸彦監督が登場です。

それでは皆さんに順番に話してもらいます。まずは監督から。
「(さかんに送られる声援に)今日のお客さんはノリがいいですね。映画は2時間20分あるので貯めておいて下さい。お正月から撮って来て、やっと公開になりました。この後2・3と続けて見てください」

次は唐沢さん。
「オタクの皆さんこんにちは。ちょっと気になる事があるんですけど、あのオツマミみたいな人(最前列で待機していた坊主のスタッフを指差し)何ですか?」
とボケから入ると、すかさず横から石ちゃんが「でんろく豆?」と突っ込みます。
「この作品に参加できて誇りに思います。残念なのは、豊川さんが友民党に入っちゃった事(例のマークの入ったTシャツを着た豊川を指差し)」
とまたボケます。
そんなボケにさかんに声援が飛びますが、たまに男からの声援が混じると「男はいい。ゴメン」とまたボケ倒します。

次はイジられた豊川さん。
金髪のロン毛が決まってます。
「2・3全部見ると5000円くらいかかりますが、その価値はあると思います」

次は常盤さん
「1章の公開ですが、楽しみで怖いです。これから3の撮影があるのですが、友民党のTシャツ・バッチなど売店でお買い求めくださり、輪を広げてください」と何故か販促活動です。

次は香川さん
「バッチとTシャツを買うと8000円しますけど、お買い求めください」とまたしても販促コメントのみで「終わり?」と周りに突っ込まれてコメントを続けます。
「ヨシツネは気が弱いんですが、唐沢くんが下らない事で笑わせるので役作りが大変でした。でも同世代を生きてきた俳優が集まれて良かったです」

次いで石ちゃん
「デブ専のみなさん、こんにちは。ロボット役の石塚です。口から墨汁吐いてます。あー、太ってるとシルエットも太ってるんですね〜(と、スポットライトを浴びた自分の影を見ながら)売店では、なんとかかんとかベジタブルサンド(詳細失念。期間限定で発売中のサンドイッチみたいなの)もお買い求めください」とお約束の販促ネタです。

次は宇梶さん
「3章から成る作品が今から始まると思うとワクワクします」と手短なコメント。

そして佐々木蔵之介さん
「さっきも唐沢くんがたけしさんのモノマネとかやってて、とても楽しい現場でした。お祭りのように盛り上がってください」

と、一回りして、更に質問が。。。。と思ったら、これで終了です。短っ!

1回目の回はプレスも入って、入場者には「ともだち」マスクが配られてたようですが、2回目はかなりアッサリでした。

豊田アナより「この後、唐沢さんと常盤さんは24時間テレビのほうに」と言われましたが「行きたくなくなったらどうするの?」とか絡んでいました。

全体的には短くてやや不満が残りましたが、久々に見たのが常盤貴子さん。
実は1994年にオンエアされた「チャティ」のCM撮影現場を偶然にも見た事があったのです(その時の仕事の勤務地の近くでやってたので、仕事をほっぽりだして見に行きましたよ)
今から14年前なので、まだ20歳少し過ぎた頃の常盤サンは、そりゃあもう美しく可愛くオーラがありました。
今や30半ばを過ぎましたが、チャティ当時とはあまり変わってない印象。
う〜む、美しいです。
劇中のユキジも、常盤さんが演じると綺麗過ぎて「男勝りに強い」という印象が薄れそうです。

◆ORICON STYLEの舞台挨拶記事(1回目)はこちら
◆バラエティ・ジャパンの舞台挨拶記事(1回目)はこちら
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【092】20世紀少年 ★★★☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: 燃えムー管理人
原作漫画が人気の20世紀少年を早速見た。

全部で3部作となるうちの第1作目となるわけだ。

20世紀少年

姉が置いて出て行った幼い娘カンナを背にコンビニで働くケンヂ(唐沢)。
世界では謎のウイルスによるテロが起こり始めていたが、小学校の同窓会の場で、ケンヂが小学生当時に書いた「よげんの書」の通りに起こっている事を聞かされる。
そして「ともだち」と名乗るカルト教団による不穏な動き。
ケンヂと小学生当時の仲間たちは、「ともだち」から世界を救うべく立ち上がる!


原作はけっこう有名みたいですが、自分は読んでいません。
こういう漫画原作ものって、知ってれば知ってるで自分のイメージと合わないとか嫌われ、知らないと何だか分からないと言われ、結局嫌われるケースが少なくありません。
この作品も、事前の評判を聞く限りは、賛否両論といったところ。

結論から言うと、思ったより楽しめました。

原作を読まないまでも、大まかな話は予習しており、現実離れした空想話という事も分かってましたのでリアリティを求めるつもりは始めからサラサラなかったです。
1970年代前半に少年時代を生きた主人公たちは、自分とさほど離れておらず、その昭和のレトロな感覚が心地よかったねぇ。

そんな70年代の小学生時代と2000年直前の現在とを交互に描いていますが、まあ下らないっちゃあ下らないんだけど、小学生時代の男の子って、似たような事を考えてたんじゃないかな。
基地作ったりした気持ちは良く分かったよ。

で、現代になると、けっこうおぞましいテロの描写(L Change the Worldよりもよっぽどテロっぽい)もあり、サスペンスっぽく進みます。
原作の幾つかのエピソードは割愛されてるようだけど、原作を知らない自分が映画として見ると、ちょっとこの現代シーンに中だるみ感があったかな。
何せ2時間20分オーバーだから、ちょっとしんどかったです。

各キャラクターも、ずいぶん原作には合わせたキャスティングだったようだけど、一部の人物については掘り下げが浅くて印象に残りませんでした。
(が、これが第2章への布石かも!?)

最後はロボット(?)まで出てきて凄い展開だけど、いい所で「続きは2章で」となってしまった感じ。上手いというかもどかしいと言うか。。。。
最後の最後では、第2章以降で中心人物となるであろうカンナ(平愛梨)も1シーンだけ登場。これがまたカワイイんだ!

その第2章は09年1月31日公開。
この1作目がアララだったら見るのは止めようと思ってましたが、これなら行きます!
その前に、漫喫でも行って原作読破しておくか!?

なお、この映画、何気にチョイ役で色んな人が出てます。
たまたま先週に日テレでやってた宣伝番組を見て知ってたのですが、ピンクのウサギのヌイグルミを被ったケンヂとすれ違うギャル軍団の1人が木下優樹菜だった事に気付いた人は果たしているのでしょうか?

あ、あとエンドロール後には第2章の予告が流れますので、さっさと帰らないほうが良いと思います。
長いのでお尻が痛くなってると思うけどガマンですぞ!
(でも、その長さもマイナスに働き、星は3つです)

20世紀少年
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落語娘 舞台挨拶レポ
category: 2008年の舞台挨拶 | author: 燃えムー管理人
「落語娘」は、シネスイッチ銀座での舞台挨拶付きを見ました。
自分が見たのは2回目の方ですが、当日でもチケットには余裕があった模様。
舞台挨拶がある事を知らない年配のお客さんが「あんまり前の方の席しか空いてなかったら嫌ねぇ〜」などと話している風景が可笑しかったです。

MCは日テレの小倉淳アナウンサー。
この映画には日テレは製作に絡んでいない(絡んでいるのはテレ東)のに何故でしょうか?
そして登壇者のミムラ、津川雅彦、中原俊監督が登場です。

まずは一言づつ挨拶から。
ミムラ:こんなにも一杯のお客さんを見て、ホッとしています。
津川:ここは「寝ずの番」を封切った劇場。落語に向いていますね。
監督:ここは銀座の真ん中でモダンな所。映画もモダンになってます。

次に、主演のミムラに色々聞きます。
(撮影から1年経ってますが?)やっと来たなという感じ。ドキドキワクワクします。
(落語との組み合わせが意外だが?)
寄席にも一度も行った事がありませんでした。
喬太郎師匠(落語監修)のを見たのですが、何て面白い!と思いました。
毎日嬉しく・楽しくできました。

ここで「それでは何か1つやって頂きましょうか」という事で、壇上で「寿限無」の一説を披露する事に。
「寿限無寿限無、五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末、雲来末 風来末、食う寝る処に住む処、やぶら小路の藪柑子、パイポパイポ パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助・・・」というお馴染みの演目を高速な早口で披露しましたが「後半までやろうと思ったのですが、頭の中が真っ白になっちゃって、同じ所を2回やっちゃいました。。。」と反省しつつ「でも劇中ではちゃんとしたのが入ってますので」とフォロー。

次に津川さんにも聞きます。
「よくやるよなー(笑)落語ってーのは難しくて嫌な物です。それを挨拶でまで。。。。。落語は日本の伝統芸ですが、歌舞伎とか噺家は色々「着る」もので、役者は全部「脱ぐ」もの。そこが違う。役者は色々誤魔化しが利くけど、噺家は誤魔化しが利かない。色々な事を身に付けておきながら身に付いていないように見せるのが難しい。こんな難しい事を最初は断ろうかと思ったんですが、その日に「ロッキー・ザ・ファイナル」を見まして、60過ぎて片手で腕立て伏せとかしてるんですよ。もう泣けちゃってね、60過ぎても挑戦って凄いよね。で、津川・ザ・ファイナルやろうかと決心しました」とゆっくりとした口調でじっくり聴かせてくれました。
役柄については「たぶん立川談志の事なんだろうけど」という解釈を示しつつ「不満があったら言って下さい。100円か200円なら返します」と謙虚なコメント。

そして監督
「スタローンに感謝します。さっき津川さんは「脱ぐ」とおっしゃってましたが、津川さんは脱いでます。そこも見所。あとは末広亭の楽屋を細かく再現した所も見所です」

他にも色々監督からコメントはありましたが、メモは割愛して、最後の一言に飛びます。
ミムラ:「この作品に参加できて勉強になりました」
津川:「師弟愛を描いてますが、下心いっぱいの師弟愛です。「していない」のに「師弟愛」です(苦笑)最初から最後のオチまでで落語映画です」
監督:「オリンピックの見過ぎで頭が固くなってたらこの映画で柔らかくしてください」

という事でマスコミのフォトセッションを経て終了となりました。
津川さんはお洒落でした。ミムラはてっきり和服で出てくるものと予想してましたがミニでビックリ。監督はそこらへんのオジサンみたいでした。

◆cinemacafeの舞台挨拶記事はこちら
◆バラエティ・ジャパンの舞台挨拶記事はこちら
◆シネマトゥデイの舞台挨拶記事はこちら
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【091】落語娘 ★★☆☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: 燃えムー管理人
昨日から公開の落語娘を見た。

子供の頃から大好きだった落語の世界に飛び込んだ香須美(ミムラ)だが、憧れの三松家柿紅(益岡)に弟子入りするも断られ、今は金と女にだらしない平佐(津川)の元で前座をこなしている。
が、ある日、「禁断の落語」と呼ばれる「緋扇長屋」に平佐が挑むと言う噂が。
「緋扇長屋」とは、作者が執筆直後に亡くなり、その後も演じた噺家が次々と亡くなるという曰く付きの怪談話なのだが。。。。


結論から言うと、この作品は自分には合いませんでした。

タイトルが「落語娘」ゆえに、日本の古典芸能であり且つ「男社会」とも言える落語界での娘の面白可笑しいエピソードを期待していたのですが、それも前半のみで、中盤は「緋扇長屋」をめぐる話になり、終盤は平佐師匠による演目シーンが中心となり、すっかり香須美の影は薄くなってしまいました。

では、終盤の平佐師匠の演目はどうだったのか。
確かに津川雅彦の噺家っぷりは目をみはるものはあったが、その大半を「劇中劇」という形で表してしまい、肝心の平佐の噺が少なめだったのは大いに不満が残る。
そりゃあ落語シーンを延々と映すだけだと「落語」になってしまうし、映画なんだから映像で見せようとする気持ちは分かる。
が、仮にも「落語娘」という映画のクライマックスが演目の劇中劇では締まらないなと感じてしまいました。

更にこの映画の見所の1つでもある「師弟愛」だが、劇中では香須美と平佐の関係は「だらしない師匠と、それに振り回される弟子」は描かれているものの、その根っこにあるお互いの尊敬・信頼といったものの描写が希薄な為に、香須美が平佐についていく事になった意味が伝わらず、感動できないという展開は非常に残念。

劇中では、少し笑えるシーンはあるものの、「緋扇長屋」という演目が怪談話なために少々重苦しくなってしまい、落語っぽい軽快でテンポ良い面白さも失われ、中盤は少々ダレ気味になってしまったのも非常に残念でした。

役者さんは、津川雅彦は言う事無しの名演技です。本物の噺家さんみたいです。
ミムラも頑張っていましたが、ちょっと影が薄い。
それよりも、幼少時代を演じていた藤本七海ちゃん(「子猫の涙」「奈緒子」)の相変わらずの名演技っぷりにビックリでした。

と、辛口な感想が多くなってしまいましたが、本物の落語ってどんなもんなんだろう?と言う興味は少し持ちました。
(今までナマの寄席を見た事はありません)
いつか一度は見てみたいですね。

なお、この映画、開巻早々から「めくら」やら「乞食」といった放送禁止用語を使う噺が登場するので、民放でオンエアできないかもしれませんね。

落語娘
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【090】闇の子供たち ★★★☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: 燃えムー管理人
気になっていた闇の子供たちをようやく見た。

日本新聞社のバンコク支局駐在の南部(江口)は、東京本社からタイの臓器密売の調査を依頼される。同じころ、恵子(宮崎)はボランティアとしてバンコクの社会福祉センターに到着する。彼女は所長から、最近顔を見せなくなったスラム街出身の少女の話を聞くが、実は彼女は父親に児童性愛者相手の売春宿に売り飛ばされていた。

テーマが「児童売買春」「臓器密売」といった内容だけに、非常にコメントしづらい1本。
とにかく、全編通じて重くて胸が締め付けられる作品だ。

タイの買春ツアーなんて言葉を聞いた事もあるが、この作品のどこまでが現実でどこからが演出なのかは分からない。
いや、それとも現実はもっと悲惨なのかもしれない。
その闇の部分に、江口洋介扮する南部を中心に切り込んで行くわけだが。。。。

「映画」として見てしまうと、江口洋介・宮崎あおい・妻夫木聡といった中心人物の描写が薄いので、今イチ感情移入はしづらい。
ゆえに、妻夫木くんの写真に対する思いや南部の意外な内面が明らかになるラストがあまり心には響かなかったかなぁ。
まあ、この作品の場合は中心人物の人物像よりも、タイの子供たちが置かれた境遇を中心に描いているだけに、日本人キャストの掘り下げはアッサリ済ませたのも無理ないところか。

が、ストーリー展開のほうは、何故レックだけが殺されてナパポーンは無傷なのか、寝返った男が集会で狙うのも何故か警官で、またまたナパポーンは狙われずといった展開は「?」だったし、組織摘発のオチも意外とアッサリした感じがして拍子抜けでした。

とは言え、この「現実」は目を背けずに見つめなければいけないもの。
日本人男性が子供をスーツケースに入れて「お持ち帰り」し、陵辱した挙句、その模様をネットにアップするシーンは見ていて吐き気がします。
決して他人事ではなく、一部の日本人がまさしく行っている結果である事を自問自答し、自らの道徳心に問う問題作。
映画としての成否は別としても、ぜひ見ておかねばならぬ1本なのでは。。。。?

闇の子供たち
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【089】ダークナイト ★★★★☆
category: 2008年映画レビュー | author: 燃えムー管理人
話題沸騰のダークナイトを見てみた。

治安が悪化するゴッサム・シティでは今日も銀行強盗が発生し、その犯人らを皆殺しにして金を独り占めにするジョーカーが悪の限りを尽くしていた。
一方、街には新任地方検事のデントがバットマン支持を打ち出し、徹底的な犯罪撲滅を誓っていた。


え〜、わたくし今までバットマンシリーズを見た事が1度も無いバットマンビギナーです。
とても評判が良かった「ビギンズ」も、最近TVでオンエアされていたにも関わらず見逃してしまい、この作品で初めてバットマンを見る事になったのです。

で、そんなビギナーから見たバットマンですが、うん。確かに面白かったよ。
オープニングからかなり全開で、終始飽きさせないストーリー展開は本当に満足できました。
バットマンって、特殊能力があるわけでもなく、限りなく普通の人に近い存在なので、素のブルース・ウェインに戻ってからの葛藤(このまま非合法な処刑人みたいな事を続けていていいのか?とか)も上手く描かれていたと思いますよ。

しかし、それ以上に単純に楽しめてしまったのがジョーカーのキ○ガイっぷり。
ヒース・レジャーは大熱演でした。
この姿がもう見れないと思うと、本当に残念でなりません。

と、更にそれ以上に「おぉぉぉっ!」と超興奮してしまったのが「バットポッド」です。
いや、あのマシンは凄い。格好いい!登場シーンから爆走シーンやら何から何まで、アタシはバットポッドの虜になってしまいました。
あれ欲しいんですけど。。。。。。ポッドで日本の公道を走ったら違法ですか?

内容の方は、やはりハリウッド大作系の派手なドンパチがあるのは想定の範囲でしたが、やはりビギナーからすると、なぜバットマンはジョーカーを殺っちまわないのかが「?」でした。
後は、後に悪党としてバットマンと対峙する「トゥー・フェイス」がこの作品ではかなりグロい感じで描かれてましたね。
他には、やたらと登場する「二者択一」がなかなか面白かったです。

個人的には、1つだけ難点を挙げると、「ちょっと長い」という事かな。
見終わって、かなり疲れました。
いや、退屈というわけでは無いのだが、文字通りダークな内容と、休み無く訪れる見所の数々に、体がついていきませんでした。。。。(弱っ!)

と言う事で、恐らく「ビギンズ」を見た後なら、もう少し面白さも膨らんだかもしれませんが、ビギナーの鑑賞にも充分に耐えられる1本だと思います。
と言いつつ、細々と挙げませんが、突っ込み所も少々あった事も差し引いて、残念ながら満点とは行きません。
洋画の採点は辛め傾向になってしまうのは何故だか自分でも良く分かりません。。。。

ダークナイト
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同窓会 舞台挨拶レポ
category: 2008年の舞台挨拶 | author: 燃えムー管理人
さて、今日の「同窓会」も舞台挨拶を見に、シネマート新宿まで行ってきました。

MCは、映画にも本人役で出演している兵藤ゆき。
登壇者は、サタケミキオ監督(=宅間孝行)、永作博美、鈴木砂羽。
今日の永作さんは、髪を引っ詰めて、可愛い顔が全開です。

まずは一言ずつ挨拶を。
宅間:初日からたくさんの方に来て頂き、感激です。
永作:今日はぜひ楽しんでいってください。
鈴木:(以前、挨拶なのにガラガラだった事があると言われ)今日はいっぱいで嬉しいです。

この舞台挨拶は2回目(上映前)という事でどうしましょうと、のっけからグダグダな進行になってしまいます。
永作さんは「面白い話の1つでもと思うんですけど、それが出来ない」とこぼし「兵藤さんもちょっと出てるんですよね。他にもちょっと出てる人がけっこう豪華です」と何とか繋ぎます。

そして宅間さんには役者さんのオファーについて聞きます。
(自分で交渉したの?という問いに)「自分で交渉というのは後々良くない・しないでくれと言われてました。でも、鶴瓶師匠だけはお願いしたんですが、「ギャラはいらん」と言って下さいました。粋でいなせな落語家さんです」と話すと、「鈴木砂羽さんは?」と聞かれ「飲み屋で見かけたので。。。」

次いで鈴木砂羽さんにも色々聞きます。
「宅間さんの舞台は、「歌姫」を見に行ったんですよ。そしたら後ろの席の人が凄く泣いてて、それが気になって。。。。」と語ります。

次に永作さんに「サタケ演出」について聞きます。
「もう全部決まってるっていう感じでした。指示も的確で、音も頭の中で決まってるような感じ?」

と、他にちょこちょこと雑談めいた会話があったのですが、最後の締めの挨拶へ。
宅間:リラックスして見て頂ければと思います。
   ネタバレを避けながら、口コミをお願いします。
永作:見終わって気持ち良く帰れます。安心して薦められます。
鈴木:コレを見た後、同窓会を「やりたくなった。同窓会を見て同窓会やろーー!

という事で、MCがゆき姉という事もあってか、進行が今イチで、ややグダグダ気味な挨拶でした。
何と言うか、普通に質問を投げて登壇者が答えるというよりも、成り行き任せで思い付きのコメントで繋がれた感じで、メモを文章に起こすのも一苦労です。。。。

ところで、監督・主演の宅間さんって、大河内奈々子と結婚した相方だったんですね。知らなかったよ。。。。

◆ORICON STYLEの舞台挨拶記事はこちら
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【088】同窓会 ★★★☆☆
category: 2008年映画レビュー | author: 燃えムー管理人
今日から公開の同窓会を見た。

映画プロデューサーの克之(宅間)は、年下女優との不倫関係もあり、高校時代の恋を実らせて結婚した妻の雪(永作)と離婚する。
雪は地元の同級生で親友のえり(鈴木)を心の支えに新たな一歩を踏み出そうとする。しかしそんな雪の体に異変が起こる…。


監督・脚本/サタケミキオ、主演/宅間孝行という2面性(要するに同じ人)を用いて撮った1本。
80年代に高校時代を生きた男女の淡い恋心の成就と、失ってから分かる彼女の愛情という視点はベタなところではある。

この作品、冒頭で「勘違いは人生最大の悲劇であり喜劇である」というコピーが映し出される。
そのおかげもあってか、この映画の肝心の「勘違い」がかなり高い確率で観客にバレバレになってしまったのが非常に残念でした。

<以下、ネタバレにつき、文字色を変えます>
「入院」「3ヶ月」という言葉から、てっきり「余命3ヶ月」と思い込んだ克之だが、それが「妊娠3ヶ月」の間違いである事に気付かない人は少なかったんじゃないかな。
よって、ラストシーンの感動がかなり薄まってしまったのが残念だよね。

それと、永作博美演じる雪の側からの描写が薄かった事も残念な事の1つ。
中垣くんの事を好きだったと思っていた雪が、実は克之の事が好きだったという勘違いはいいのだが、ならば離婚届にアッサリ判を押す心理とか、その後に子供が出来た事を何故黙っているのかといった所がどうも気になってしまって感情移入できなかったなぁ。

そして、「3ヶ月」という告知(?)から幾らも経っていないと思われる時期の出産(回想シーンでは、かなり臨月のようなお腹になっていた)というのも「???」だったよ。

<ネタバレ終わり>

しかし男っていうのは、都合のいい時に不倫し、奥さんと別れたくせに、また自分の感情で元サヤに収まろうとする自分勝手な生き物だねぇ。
女性から見たら、ちょっと腹が立ったんじゃあないかな??
(そんな所を美化せずに堂々と描いてしまったのも、ある意味立派です)

と、それはそうと、印象に残ったのが、永作博美の高校時代を演じた尾高杏奈ちゃん。
永作博美とは似てないのだが、その可愛らしい笑顔が永作博美のコケティッシュな笑顔と良く似ており、とても印象に残る。
この尾高杏奈ちゃんの女友達(後の鈴木砂羽など)も良く似ているし、克之を取り巻く男友達らも、イメージが良く似ている者ばかりで、全く違和感無く楽しめたのはGoodでした。

最近はちょっと変わった役柄が続いていた永作さんは、この作品では本当に可愛い普通の女性だったのも印象的です。
克之との結婚当初の、何の洒落っ気もない安っぽい服装も、永作さんが着ると貧相に見えないからね。

そんな普通に可愛い永作さん&尾高杏奈ちゃんを見たい人にはオススメしますが、そうでない方は。。。。うーむ、微妙だ。。。。。しょんぼり

同窓会
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