映画感想を中心とした管理人の戯言です。
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【16-097】ライト/オフ ★★★★★
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
またしてもジェイムズ・ワン関連の作品と言う事でライト/オフを鑑賞。

電気を消して暗闇になると現れるという不気味な何かに恐怖を抱く弟マーティン(ガブリエル・ベイトマン)を守るため、異父姉のレベッカ(テリーサ・パーマー)は久々に実家に帰ってくる。
二人はたくさんのライトを用意して夜を迎えるが、次々に明かりが消え暗闇からえたいの知れない何かが迫ってくる。
狙われる理由もわからぬまま不安な時を過ごす中、レベッカの一家に隠された秘密が明らかになり……。



とりあえず、まずは予告編を観てみてください。

とりあえず予告編の出来としては素晴らしく怖く出来てていい感じです。
この映画のきっかけとなったのは、3分弱の短編でしたが、YouTubeで爆発的にヒットして、それが今回81分と言う劇場用映画としては尺が短い長編となって公開に至りました。


こちらがオリジナルの短編です。


どうですか?予告編の時点でめっちゃ怖く出来てると思うのです。
「暗い」というのは、人間としては本能的に「怖い」と感じるものだし、「暗い中に何か居る?」という経験は、実際に「あるある」と言える話で、リアル感が高いです。

「明るいうちは何も見えないけど、暗くすると出てくる」というアイデアはこの映画が初めてと言う訳ではありませんが、リアルな怖さがあるだけに見せ方が問われます。
この映画で印象的なのは「音」です。
まあ、要するに暗い中から何か見えた!出てきた!こっち来た!!って時に、かなり大きな音でビックリさせます。(予告編もそんな感じ)
厳密には、これって「怖い」んじゃなく、「驚く」であり、単発の飛び道具だと思うのです。
音だけで驚かせても特にジワジワとした恐怖感には繋がらないもんです。
しかし、この映画では音は本題で無く、きちんと「暗い中に出てくる主」が居ます。
まあ、普通に考えると「霊」って事になるんですよね。実際、この主も実は既に死んでいる人なんです。
しかし、終わってみてば「あいつ」は霊ではありませんでした。
「お母さんが小さい頃に付き合いがあった皮膚に病気がある子」がその正体なんですが、うつ病を発症して病んでいるお母さんの精神状態が生み出した幻想が実体を持ってこの世に現れたというか・・分かりますかね?

で、その「あいつ」ですが、けっこう凶悪です。攻撃力高めです。
そして見た目ですが、「普段は見えない」という所も合わせて、自分的には「こいつはもはやプレデターだな」と感じておりました。(又は「バイオハザード」の「リッカー」とかね)
自分としては、あまりにもエイリアン化した敵にすこし引いてしまった所はありますが、霊じゃないのでギリギリセーフでしょう。
そんな感じで、凶悪な「動」の恐怖に加え、じっとしてる時でも爪で床を引っ掻いたりして(自分の名前を木の床に爪で彫ったりしてる)、そのガリガリ音も「静」としての恐怖があります。

そして、電気が消えると現れるので、当然電気を付けっぱなしにしてますが、そんな時になると停電ですよ。
懐中電灯とか蝋燭とかダークライトとか使いますが、照らせる範囲が限定的なので完全防御は無理。
そんな状況で姉弟が戦うんですが、当然の如く全く歯が立ちません。
一緒に居たお姉ちゃんの彼氏がいち早く外に脱出していますが、一人でとっとと車で逃げ出しちゃう始末。
と思ったら、少し経って彼氏は警察を呼んで戻って来ました。ここは「お!チャラそうな感じだけど彼氏やるじゃん!」と思わせます。
しかし、この手の映画で警察がアテにならないのがテンプレートです。
かなりアッサリ警官も餌食になり、いよいよ打つ手が無くなったと思ったら、最後に精神崩壊しちゃってるお母さん登場です。

ここから先のネタバレは控えておきますが、後から思えばありがちな展開だけど、観てたその場は哀しくて切なくて泣きそうになってしまいました。
滅多にお目にかかれない「泣けるホラー」の1本にカウントしてもいいと思いました。
まあ、それまでどこかおかしかったお母ちゃんが最後は何であんな冷静な判断が!?と思えますが、まあそれはそれ。
それまでも普通だったり不調だったりと精神的な波は激しかったので、ちょうど我に返った時だと解釈しました。

そんなわけで、決して「ハッピーエンド」ではありません。
しかし、「精神病の母を置いて家を出てしまった娘」「おの娘の異父弟との意外と良好な関係」「出て行った娘を快く思っていないけど、どこか寂しい母親」「お母さんおかしくなっちゃって怖いけど、僕が守らなきゃと健気な弟」といった様々な家族間の絆もしっかりと見せ、純粋なホラーと言う意外に家族愛まで感じさせる良作と評価しました。

この映画は前売券も無く当日券のみで、特にTV宣伝もしておらず「ライト/オフ」というインパクトの弱いタイトルもあって客入りを心配していましたが、日曜夕方(18時くらい)の回で半分以上はしっかり入ってました。(横浜ブルク13ですが)
なかなか良く出来た作品だと思うので、上映館は少ないですが、この暑い夏にゾクっとしたい方はぜひ観てみてください。

◆パンフレット:B5判・20頁・720円

ライト/オフ

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欅坂46 2ndシングル『世界には愛しかない』発売記念 個別握手会@パシフィコ横浜
category: 欅坂46 | author: moeru-movie
デビューシングルのジョリティーは菅井・志田・米さんの3人と個別握手会で握手して来ました。
そして2nd。今回はだいぶ手広く申し込んでみたところ・・・・

・今泉佑唯(1次応募・応募数2個/当選数1個)
・織田奈那(1次応募・応募数1個/当選数1個)
・佐藤詩織(1次応募・応募数1個/当選数1個)
・長沢菜々香(1次応募・応募数2個/当選数2個)
・守屋茜(1次応募・応募数1個/当選数1個)
・渡辺梨加(1次応募・応募数1個/当選数0個)
・長濱ねる(追加分3次応募・応募数2個/当選数1個)

と言う事で、計6人・7回分が当りました。
べりかはダメだったけど、それ以外は分母が最小限だった事を考えると思ったより当たった方かなと思いました。
但し、上記のうち今泉・守屋が2部で、それ以外は3部という事で、時間内にさばけるか若干不安がありました・・。

【2部】
・今泉:お見立て会の時(自信が無いと言って泣いてた)から今や謎の自信満々キャラになってる事をイジって終わる。
    「時間でーす」と言われたので離れようとしたが、やはり手をなかなか離さない釣りっぷりはさすがです。
    この日はニットのトップスを着てたので、ずーみんのずーみんが目立って(以下、下品になるので自粛)
・守屋:2ndの個人PVでダンスが上手くなってる事を褒めるととても喜ぶ。
    まあポーズかもしれんが、喜んでもらえるとこっちも気分はいい。
    そして、たしか「みるきーテクニック」だったと思うが、離れ際に手を少し強めにギュッと握ってから離れると言う小技を見せる。こちらもさすがの釣り師。

【3部】
・ねる:個人PVの不思議な踊りをいじるも反応はやや薄い。剥がしも早めで特に印象は残らず。
    これなら一発猿腕でもやってもらえばよかったと後悔。(それもどーなのよ!?とは思うが)
・佐藤:座ると小っちゃくなっちゃう(=足が長すぎる)ところを褒め&いじる。
    しかし、ちょっとこっちが喋り過ぎた感があり、反応はイマイチ。
    (でも、思った以上のべっぴんさんに感動)
・織田:「カワイイ」と褒め、「みんな言うでしょ?」と振ると、「ん〜、そうですね!」と肯定すると言う思い通りの返し。
    それを受けて「さすがラクダ界No.1のかわいさ!」とボケると、「嬉しくな〜い」と返される。
    (う〜む、「ラクダじゃないわ!」みたいなツッコミを期待していたが、ちょっとハズレ)
    と、ここまででゆうに5秒以上経過してたのに全く剥がされない。
    「??まだいいのか?」と思いながらもネタを用意しておらず、かなり慌てました。
    咄嗟にちょっとした声掛けするとやっとそこで剥がされました。(10秒近くあった気がする)
    ※当初は服をイジろうと思ってましたが、浴衣姿でけっこう可愛かったので急遽ネタを変えました。
・長沢:(1周目)ブログで自宅(寮)のキッチンが写ってた事について振り、誰が撮ったかを聞いた所、案の定「梨加ちゃん」という答えでした。(仲いいんですね)
    剥がしの声がかかってもなかなか手を離さない(でも、ずーみんよりは少し甘い)テクを駆使して来ました。
    (2周目)当初はネタを考えてましたが、ジョリティーの時の米さんと同じ事が起きました。
     またしても首から下げてたチケットホルダーに入れてた菅井トムの写真に食いついて来たのです。
     まあ、そんな事もあろうかと、トムに食いつかれた時の返しを用意した「プランB」の会話で終わりました。
     本当は卵(だっしー)とかグリーティングカードの話をしたかったのだが、それはまたの機会に・・・。

はい。3部は14:30開始で15:30受付終了でしたが、14:20くらいに入って最初にねるの所に並んだらかなりの列の長さで時間をとられたおかげで、最後の長沢くんの2周目で15:30ギリギリでした。
(間に合いそうになかったら長沢くんは2枚出しで終わろうと思ってたけど何とか1枚×2で行けました)

全体的な印象(可愛さ度・釣りテクニック等の個人的総合評価)は・・・・
 今泉=守屋>長沢>>織田>>>佐藤=長濱 といった所でしょうか。
まあ、この1回だけじゃあ判断しきれないし、こっちのネタ振りの良し悪しにも左右されるので、あまり気にせず今後も機会があれば行きたいと思います。
ただ、もうチケットホルダーに菅井トムの写真は止めた方がいいのかな・・・・
(特に誰推しとか無い自分は、「イチ推しは菅井トムなんです」って事にしておくと誰も傷つかなくて済むと思ってるんですが)

そんな事を言ってる間に、次週はメッセで全握です。
ミニライブに行こうかどうしようか(行ったらけっこう過酷な1日になりそう・・・)、握手はひらがなけやきに行ってみようかどうしようかと迷って決めていませんが、おじさんはまた性懲りもなくあまりキモくならないテンションで行ってこようと思います。

しかし、本日一番の謎は、オダナナの剥がしの甘さでした。
そんなに過疎ってたわけでもないのに、何であんな10秒前後も話せたのか・・・・

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【16-33】鷹の爪8 吉田くんの×(バッテン)ファイル 【上映後】舞台挨拶レポ
category: 2016年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
川崎で舞台挨拶があり、森川葵ちゃんが来ると言うので、チケット発売から少し経っていたが前の方が取れた事もあり近場の川崎(この日はららぽーと横浜でもあったので、どっちにしようか迷ったが)に行ってきました。

■会場:TOHOシネマズ川崎キネカ大森
■座席:C列(A列未開放)
■MC:江口文治郎プロデューサー
■登壇者:森川葵、松本梨香、戸塚純貴、モン吉。

う〜ん、またしても「照明もスポットライトも無し」で壇上に登場なので、かなり薄暗いです。

それでは、全体的にアッサリ目にレポしてみます。

森川「台風の中(注:地際はまだ台風は来てない)来て頂けて嬉しいです。大人の方ばかりでビックリww」
松本「ナスカリー役ですが、ヤギもやりました」
戸塚「宇宙人のグレイ役です。初の宇宙人を楽しくやりました」
モン吉「主題歌と謎の宇宙人をやりました。今日はありがとうございます」
森川「宇宙人がエンドロールの上の方にも出てるんですよね。アルバムの写真と似てます」
松本「宇宙人顔って事?www」

(出来上がりを観ての感想は?)
森川「私の感想より、何なら誰かの感想を聞きたいです」
松本「言いたい人居ますか!?(ここで壇上と客席の間が少し空いてる事が気になって)さっきも1回やったんですが、狭かったので、今回はこの間が寂しい」
森川「アニメの声優は初めてでしたが、自分がアニメ好きなので、2次元の女の子に自分の声が当ってるのがモヤっとしました。大丈夫かなと・・・」
松本「顔は可愛いけど行ってる事はキツイwww。ハ〜ゲ、ハ〜ゲとかねwww」
森川「使われるからって言われて、ずっとハゲって言ってましたwww」
松本「いつも男の子役なんですけど。ポケモンで『ゲットだぜーッ!』とか。今回はキレイなイイ女の人を等身大でやらせてもらいました。鷹の爪は大好きなので10周年に参加できて光栄です」
戸塚「鷹の爪が好きで、大スクリーンで映される前から知ってました。FROGMANさんと一緒に声を合わせて夢みたいです。でも、10分くらいで終わってしまい、こんなものかと・・。上手くハメ込まれて良かったです。梨香姉が明るくて凄かった。曲でスキップもできるって・・・」(以下、スキップ話が3人で続けられましたが割愛)
(戸塚さんの服はハワイで買ったんですか?)(注:真っ赤なアロハシャツを着用してました)
戸塚「ハワイで買ったけど・・・オチは無いので・・。これはハワイでは正装だって知ってました?でもこれで歩いてたら白い目で見られました。ハワイにおぼれてる日本人だ、みたいな。
(では感想に戻って・・)
モン吉「最後のエンディングで曲を使ってくれて、(EDの)左端に居るのはオレなんですよ。不思議な気持ちでした。TVの時から10年くらいの付き合いなんですが、長く携われて有難いです。

と言う事で、だいぶ端折ってますが、こんな感じで進んだ後は、最近けっこう多くなってきた「お客さんフォトセッションOK」の時間です。
今回はC列なので近めなはずなんだけど、やっぱりスマホでは無理があるのか自分が下手過ぎるのか、またしてもまともな画が撮れていません・・・・。

鷹の爪8 FS
※く・・暗い・・・。そして特に梨香姉がブレてる・・・。

鷹の爪8 FS
※明るくなったら今度はモン吉がブレてる・・・ってか、全体的にブレてる(; ̄Д ̄)。

鷹の爪8 FS
※最後は客席中央の通路付近でも撮影に応じます。こっちの方が明るくてよさそうな・・・
 (皆さんが立ってる通路は、G列とH列の間なので、C列から振り返って撮ったのではだいぶ距離があります。だから背景のモザイクなみに不鮮明でごめん)


この後、梨香姉の締めのコメントがありましたが、それは省略します。
(なぜか『ゲットだぜーッ!』と合唱して終わりました)

はい。すみません。ホントはもっと森川葵ちゃんを可愛く撮らなきゃいけないのに。早く新しいデジカメ買います。

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【16-096】鷹の爪8 吉田くんの×(バッテン)ファイル ★☆☆☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
観るつもりはなかったけど、舞台挨拶があったので鷹の爪8 吉田くんの×(バッテン)ファイルを観てみた。

「呪いのビデオ」解決の鍵を子供時代の吉田くんが握っていることを知った、世界連邦捜査局・X(エックス)捜査課のモレルダー捜査官とナスカリー捜査官。
二人は当時の島根県吉田村へタイムトラベルして、吉田くんや友人の和夫らと会う。彼らは、オーパーツやUMAなど不思議な現象に次々と遭遇し……。


鷹の爪も、生まれてから10周年。この映画が8作目だが、劇場公開は6作目です。
面倒臭いので調べてませんが、劇場版は全部(もしくはほぼ全部)観ております。
この作品が面白いかどうかは、個人的には「下らなさ」で決めると言っても過言ではありません。
大爆笑は要りません。小ネタがあちこちにあり過ぎるのがいいんです。

そんな鷹の爪。
今までの7作目までのタイトルは、全て007のタイトルから拝借しておりました。
そして2作目くらいからは露骨なタイアップ(製作費を得る為)をタイトルにも組み込んでおりました。
それがこの作品ではありません。007タイトルもタイアップもありません。
そして内容の方も、ハッキリ言って今までの鷹の爪とは全然違います。
何が違うって、話が「吉田くんの子供時代の話の回想」であり、総統もフィリップもレオナルド博士も菩薩峠くんも冒頭にちょこっとしか出て来ません。
デラックスファイターに至っては全く出で来ず、当然大家さんも出てくるはずもありません。

そんな回想は、「呪いのビデオ」(及び「祝いのビデオ」)をめぐるすったもんだなんですが、ハッキリ言って中途半端にマトモに作っているので、持ち味の「馬鹿馬鹿しさ」が薄く、退屈な感じでしたよ。
モレルダーとナスカリーってのは癖が無いし、敵役の宇宙人たちも特徴が無い。
そしてタイアップ無しのおかげか、バジェットゲージも無く、終始絵が雑なままです。
(バジェットゲージ自体は前作の7作目も無かったが、7作目は入場無料だったから仕方が無い)
真壁&本間の「本人登場」も、それほど挽回材料にはならず(コレ、一般の方は分かる人少ないよね)、特に何も感じる事無く話は終わりました。
う〜ん・・・宇宙に行ったり、この映画のように全く別の話にするよりも、内輪でバカ話を展開してくれて結構なんだけどな〜。やっぱり劇場公開だとそれなりに風呂敷広げざるを得ないのかなぁ・・。

そういうわけで、辛口ですが、入場料とのQPを加味してこの点数です。
上映後の舞台挨拶終了後、舞台挨拶回限定でコフィーちゃんのオマケ短編「葬り去れ詐欺」が上映されましたが(5分くらいだったかな?)こっちの方がクソ下らなくて面白かったです。
(「あぁぁ!中の人がぁぁぁ!!」ってのがツボwww)

この調子で9作目が出来ても、舞台挨拶にカワイイ子が出てこない限りは鑑賞ナシかな・・・。

◆パンフレット:小型ジャケットサイズ・32頁・720円

鷹の爪8

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【16-095】青空エール ★★★★☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
最近少女コミックの実写映画化が続いていたのに避けていたんですが、青空エールは観てみる事にしました。

甲子園のスタンドで野球部の応援にいそしむ吹奏楽部にほれ込み、名門・白翔高校に入学した小野つばさ(土屋)は、野球部の山田大介(竹内)と出会う。
互いに甲子園を目標に頑張ろうと約束を交わすが、トランペット初心者のつばさはなかなかうまくいかず、くじけることもしばしば。
そんな彼女を励まし、同じクラスでもある大介にいつしか惹かれていくつばさだったが……。


偏見かもしれませんが、この手の映画は所詮「お花畑」なベタドラマだと思っています。
美男美女が思い合ってるのに上手く行かないとか、最終的にはしっかりとくっつくとか。
そしてこの映画は、いわゆる「スポ根的なドラマ」の要素も多分に入っています。
そちらも「スポ根的なベタ展開」ってものがあるじゃないですか。最後の大一番前にトラブルが発生して・・・とか、下手な主人公がちゃっかり上手くなってるとか。
この映画も、結果としてベッタベタなドラマでした。
でも、それがけしからんとは言いません。予定調和上等じゃないですか。コミックや映画の世界だけでもそうやって願いが叶う展開っていいですよね・・・。
と言う事で、この映画は「土屋太鳳と吹奏楽部の青春ストーリー」+「竹内涼真と野球部の青春ストーリー」×「土屋太鳳と竹内涼真のラブストーリー」ですよ。

同じ高校に入学して同じクラスになった太鳳&涼真。ちょっとした事で早々に「両想い」みたいな感じになりますが、1年の時に出場した夏の県大会決勝で自らの悪送球(この手の野球モノにしては珍しく主人公の守備位置はキャッチャーです)でサヨナラ負けをした事で「部活に集中する」と太鳳を振る形になっちゃいます。
あ、どうでもいいけど、見た目の印象と違ってけっこう小さい(155cm)太鳳とデカい(185cm)涼真の組み合わせは当然として、友達として松井愛莉(170cm)を持って来ちゃうというのはどうなんでしょうか。
太鳳自体は「小っちゃくてカワイイ」というキャラじゃ無いだけに、単なる公開処刑に見えてしまいます。

そんな2人は、「太鳳は吹奏楽部」「涼真は野球部」に打ち込む事にします。
「太鳳を甲子園に連れて行く」「甲子園で涼真の応援でトランペットを吹く」みたいな目標を持ってお互い頑張りますが、1年の時からベンチ入りして試合にも出ている涼真とは対照的に太鳳はラッパ初心者。
野球部も吹奏楽部も共に全国大会常連の名門と言う設定故に、涼真はまだしも太鳳がコンクール出場メンバーに選ばれる事は普通なら考えられません。
実際、映画でも1年の時は全く戦力外です。
鬼のように厳しい上野樹里先生(サックス吹いたりピアノ弾いたりと楽器には縁がありますが、今回は指揮者になります。とにかく素晴らしいイケメンっぷりです)と、これまた厳しい小島藤子部長とも深い絡みは見られません。

その代わりと言っては何ですが、前半の大きな見所は、腱鞘炎でメンバーを外されてやさぐれてしまう志田未来と部活に戻って欲しい部員との熱い絆ストーリーでしょう。
この映画のクレジットを見た時に、志田未来のポジションが低めだったのが気になったのですが、映画ではその演技力・存在感は圧倒的です。ハッキリ言って泣けます。
冷たい印象だった小島藤子も素晴らしいです。彼女の代表作の1本にしてもいいくらいの素晴らしい芝居です。
「1年の時、一緒に普門館行くって約束したじゃんか!みんなあんたと行きたいんだよ!!」で多くの観客の涙腺は壊れたでしょう。
※でも、必勝を期して臨んだコンクールではまさかの銀賞でまた大泣きと言う・・・。

そこから突如2年後に話は飛んでしまいます。
出会った時(1年の時)、いつもうつむいてしまう根暗な太鳳のために涼真が上履きに書いてあげたニコニコマークが2年経ってもまだ残ってるのはご愛嬌。
太鳳もいつのまにか後輩を指導する立場になっていますが、コンクール出場メンバーは1年生に奪われてまさかのメンバー落ち。
一方の涼真は主将として甲子園を目指しています。
ここから終盤は、ウェイトとしては涼真の野球ストーリーが中心となります。

まあ、ここまでそれほど大きな事件も無く(映画的な枝葉エピソードは色々あったが)ここまで来たものの、この終盤では「涼真が足首骨折」という大きな出来事が。
夏の大会に間に合うのか?と心配させながらリハビリに励む涼真ですが、経過も良くないみたいで普通なら復帰不可能な状況になります。
既に諦め気味でやさぐれちゃう寸前の涼真のために太鳳が吹奏楽部のみんなにお願いして病院の外で応援の演奏をします。
折しも吹奏楽部内も大会を前にして太鳳のちょっとした事をきっかけにバラバラになりかけていた所でしたが、この応援演奏のおかげで涼真の怪我もミラクル回復し、吹奏楽部も一丸となれると言う所がまさにミラクルな予定調和ですよ。
この一件で部員が一丸となる事に貢献したためか、太鳳もコンクールメンバー入りしてウキウキです。

と言いながら、話はあっという間に夏の県大会。
当然のように決勝に進んでいて、決勝の相手は2年前にサヨナラ負けを喫した強豪校。
しかし、涼真はスタメン出場はしていません。やっぱり足の具合が万全ではないのでしょうか??
試合の方は2年前と同じく投手戦で、8回終わって0−0。しかしついに9回に1点取られてしまいますが、そこから出場した涼真が失点を最小限に食い止めて最後の攻撃。
するとトップバッターが出塁して涼真に打順が回ります。
これ、ガチで野球の事を言っちゃうと、100%絶対に送りバントしないといけない場面です。
足の状態が万全でないと思われる涼真を打たせてゲッツー取られるリスクよりもスコアリングポジションにランナーを進めてまず同点を狙うのがマストです。
しかし「1点差負け」「バッターは主人公」「最終回」という要素が揃えば、導き出される答えは「サヨナラホームラン」しかないでしょう。
カキーン!・・・打ったぁぁ!!・・・入ったぁぁ!!。まさに絵に描いたような劇的なサヨナラホームランで甲子園行きを決めます。
凄い。ベタすぎる・・・と唸ってしまいます。
そして最後は30cmの身長差が凄い2人のかわいいキッスでエンドロールが・・・・

って、おい!!!吹奏楽部のコンクールはどこ行ったん!!??

と思ったら、エンドロールの背景にコンクールの場面が流れ始めます。
しかし、指揮者のイケメン上野が振りかぶってさあ始まる!という所で画は途切れ、次の瞬間はもう結果発表。
まあ、こちらも見事な予定調和で見事金賞受賞です。
しかし・・・・こちらは全く感動する事も無く、完全にやっつけ仕事になっちゃってます。

この作品の完成版の尺で既に2時間を少し超えてるので、これ以上増やすとキツいのは分かります。
でも、個人的には吹部の結末もちゃんと描いて欲しかったよ。
ただでさえ野球部の甲子園エピソードは皆無なのに吹部まで尻切れっぽい終わり方ではがっかりでした。
ベタドラマと分かって観てたので満足度は高かっただけにこの終わり方にマイナス1点という残念な点を付けたいと思います。

さて、若手女優陣ですが・・・・
土屋太鳳:まあちょっとオドオドしてる所がありつつも大介くんにはしっかり告白するという面もある役を無難にこなしていたと思います。
志田未来:前述の通り、さすがの一言。もうJK役はギリギリだけど、その後のJD役も出番少ないながらも良かったよ。
小島藤子:これも前述の通り。これで彼女の芝居の存在感がもっと認知されるといいなぁ。
松井愛莉:とにかくカワイイ。チアガール姿まで観られて最高です。
平祐奈:涼真&太鳳に割って入るスパイスになるかと思ったけどそれほどでもなかった。でも充分カワイイ。

と言う事で、原作がどんなものか全く知りませんが、単純に「青春のベタドラマ」としては十分に楽しめます。
大丈夫です。自分のようなおじさんでも楽しみましたから。若い子ならもっと大丈夫です。
とにかくオススメは「志田未来の挫折と部員からの励ましストーリー」です。
涙腺が緩い人は注意してね。

◆パンフレット:A4判・36頁・720円

青空エール

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【16-094】THE ROOM ★★☆☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
キネカ大森のホラー秘宝祭りからTHE ROOMを鑑賞。

東京にあるマンションで恋人と暮しているユミ(伊藤)。恋人は出張でニューヨークへ渡り、2人はその間、スカイプで連絡を取り合うことに。
しかし、ネットでのやり取りを続けるうちに、2人の間に溝ができてしまう。また、ユミは恋人の部屋に幽霊が存在すると信じていたが、その幽霊の存在が事態を思わぬ方向へと進めて行く。


これ、この間観た「アンフレンデッド」に似た作風で、まあ映画の殆どは「Skype画面」なんです。
アンフレンデッドは複数人で、画面も完全にパソコンの表示ししていたのに対してこちらの作品は「パソコンの画面」というわけではありません。
但し、アングルは「パソコンカメラ」のもので、終始定点カメラに向かっての芝居(実質独り芝居)で押し通します。

最初は男女の何でもないSkypeなんだけど、とにかくこの女がイライラする。
何かあるとすぐ男につっかかる(何してたの?誰と居たの?どこに居るの?とうるさい)し、言ってる事は自己中だし、かまってちゃん状態でもあるし、「うわ〜、面倒臭ぇ女だな」と思った時点でその後のホラー描写に身が入りませんでしたよ。

この女が、ニューヨークに仕事で出張してる彼氏の留守をにその彼氏の部屋で過ごす(彼氏のPCでSkypeもしてる)んだけど、まあホラー描写ってのが、要するに「その部屋に何か居る」ってやつです。
だけど、とにかくこの映画は「音で驚かせる」のが多くて辟易します。
男に部屋に何か居るっていうのは、どうやら元カノが関係しているらしい・・・って展開なんだけど、終盤部屋に呼ばれた彼氏の友達とのいざこざにより、肝心の話の方は完全に「男女の痴話喧嘩」なだけになります。
もうね、短尺の映画なんだけど終盤になると「早くこの面倒臭い女は死んでくんねーかな」と思うありさまで投げやりな気落ちになります。
彼氏の方も彼氏の方で、どうやらニューヨークに居るってのは嘘で、何かいけない事をしているらしいのです。
(ウザ女の「女の勘」ってのが凄いのだけは認めてあげよう)

結局、最後の最後に「それらしいもの」がちょっとだけ映って映画は終わるんだけど、冒頭では「押収した映像は加工した形跡がある」「未だに謎」みたいな事を言っていただけに、全く何が何だかスッキリしないで終わります。
ほとんど一人で出ずっぱりで芝居し続けた伊藤歩さんはご苦労さんでしたが、すみません。映画は面白く無かったです。
ホラー慣れしていない人は、突如出る大きな音にビクビクして緊張感があるかもしれませんが、ホラー麻痺してる馬鹿な私には通用しません。
アイデアはいいと思うんだけどねぇ・・・(それでも「アンフレンデッド」の後だと、パクリ呼ばわりされてもおかしくない)

ほぼ残酷描写は無いので、BSで放送されるとかDVDでも借りたるか!と言う方はそれでいと思います。
※TCGメンバーズカード使って1000円で済んだのが自分的には救いでした・・・

◆パンフレット:販売無し

THE ROOM

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【16-093】復活の日 ★★★★★
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
角川映画祭にてDVDを持っているにも関わらず復活の日を鑑賞。

「突っ込み所満載」「トンデモ映画」と嘲笑される事も多々あるこの映画ですが、ズバリ!自分は大好きなんです。
もともとこういった「ウィルスもの」が好きな上に、ディザスター・ムービーも好きだし、リアリティは大して求めず、とにかく「面白けりゃいいや」というテキトーな所もある自分の好みにピッタリ合います。
だからこそ「劇場でもう1回観たい」と思い立ったわけです。

冒頭、すっかり壊滅してしまった東京の街を潜水艦からの望遠鏡で見るシーンから始まる。潜水艦の一行の中には、外国人に混じって日本人の吉住(草刈)も居ます。
そこから「何でこのように地球は滅びてしまったのか?」という形で話が遡って行きます。

それから2年前、アメリカのスパイがドイツから細菌兵器を持ち出そうとするも警備にバレていきなり銃撃戦に。ちゃっかり小型飛行機で逃げおおせた米軍スパイだが、案の定途中で墜落。ウィルスは地面に叩きつけられて世に放たれます。
まあ、この手の映画の定石通りですね。『カサンドラ・クロス』なんかもこのパターンでしたから。
このウィルスですが、ひとたびこの世に放たれると恐ろしい勢いで増殖し、毒性も高い超殺人ウィルスなんだとか。にもかかわらずワクチンも無い。そんなもの「細菌兵器」としても使えねーじゃねーか!(だって自分も死んじゃう可能性大なんだから)と思うんですが、とにかくこれをきっかけにして、しばらくするとソ連では家畜の羊が大量死。そして世界中でも「イタリア風邪」なる病気が大発生という形に進んで行きます。
日本でも患者が爆発的に増え、病院はてんてこ舞い。
字幕で世界各国の死者が出るんだけど、「ニューヨーク 死者740万人」とか、だいたい100万単位の死者なのに、日本だけ「東京 死者1000万人」と何故か桁違いです。
(但し、事前の説明では地球全滅規模のウィルスなはずなのに、「致死率は47%」とか言ってたのは謎)
それもそのはず。これだけの伝染病だというのに、病院では患者が隔離もされず押し寄せ、医師や看護婦も何の防備もせずに治療にあたっています。
おかげで医師は倒れ、吉住の元カノで妊娠中の看護婦(多岐川)は顔面くすんで目の下のクマも凄すぎな程の過労状態。そのおかげか、急に腹を押さえて苦しみ始め、あっという間に流産です。
正直言って、このへんのエピソードは完全に蛇足と感じました。
日本の映画ってすぐこういうエピソードを入れたがる。もう草刈正雄と多岐川裕美のエピソードそのものが要らないです。

一方のホワイトハウスでは、この有事に対してARS(全自動報復装置)を起動させるべしというタカ派の男(この映画のヒールとしていい味出してるヘンリー・シルバ)が騒いでいます。
ARSってのは、何か攻撃を受けると、それをソ連からの攻撃と決め付けて、自動的に報復の核爆弾をソ連に撃つと言う凄い装置です。
まあ、このへんの米ソ関係については、自分が凄くお気に入りの映画「未知への飛行」とも少し通ずる所があります。

そして南極昭和基地。こちらにも全国のウィルス情報が入ってきており、日本に対しても無線で発信するも応答が無い状態が続いています。
そこへ飛び込んできたのがトビーくんという幼子の声。
でも、スイッチを押したまま一方的に喋ってるので、こちらから声をかけても届きません。
「スイッチから手を放すんだ!」と必死な中、何故か「お父さんの銃がある」という実況が始まります。「やめろーー!!」と叫ぶ南極隊員の渡瀬恒彦。
「これで撃てば楽になる」みたいな事を言い出す幼子。そしてそのまま銃声がして静かになります。
ってか、この一連の流れを無線のスイッチを押したまま銃を手にして発砲して即死してんの?という詮索はナンセンスです。(苦しいなぁ)

一方の東京は、もはや病院も人が倒れてるだけの廃墟状態。
そこで何故か一人生き延びている多岐川裕美が無人で荒廃した街を歩いて辿り着いた先は、渡瀬恒彦の奥さんのところ。
既に息絶えている奥さんだったけど、何故か小学生の息子だけは生きてます。
「お父さんの所に行こう」と言って、何故かナース服のまま小型ボートに乗って東京湾を走ってますが、途中で「これ飲めば寒く無くなるから」とか言って謎の錠剤を飲ませます。
それっきり多岐川裕美も渡瀬恒彦の息子も出て来なくなります。
出て来なくなる間際に発した「お父さ〜ん」という声を聴いたような気がした渡瀬恒彦も、突然気がふれて極寒の外に飛び出してそれ以降出て来なくなります。
ちなみに、南極に居る日本人の千葉真一とか永島敏行とか夏八木勲とか、いつのまにか全然出て来なくなります。

そしてホワイトハウスも既に荒れ果てていますが、大統領が南極隊員に向かって「ウィルスは低温では毒性が無いので、そこで生き延びてくれ。誰も離れず、誰も入れるな」と言った後に死にそうになります。
そこへ現れたのが、何故かピンピンしているヘンリー・シルバ。
この期に及んでまだ「ARSを起動させろ」と迫ります。
大統領はそれを許可しないまま息絶えますが、邪魔者が居なくなったことを良い事に、勝手にARSを起動させます。

南極でも今後の事を話し合うって事で各国の隊員たちが集められますが、吉住たちが向かう途中でノルウェイ隊(何か知らんが皆おかしくなって殺し合って全滅してた)の生き残り女性を救助します。
ここで初めて登場のオリビア・ハッセー。見るとお腹が大きく、生まれる寸前みたいです。
このハッセーさんを置いて行けないと言う事で吉住は残りますが、その間に行われている南極会議も喧々諤々でちょっとヤバい感じ。

そんな中、ソ連の潜水艦が上陸許可を迫って来ました。聞くと、病人がいるとの事。
そりゃあ上陸させられませんよっていう当然の対応をするも、「嫌だ!上陸するもん!」と強行突破を目論むソ連軍。
そこへ現れたのが英軍潜水艦。彼らは一撃必殺ミサイルでソ連艦を鎮めると「じゃあな」と去って行こうとします。
あまりにも格好良過ぎる艦長はチャック・コナーズですが、そんな男前な艦長に「病人は居るか?」と聞く南極代表のジョージ・ケネディ。
「居ない」と答えると、これまた当然のように南極上陸を許可されます。

その後は「男855人対女8人」という状態でありながらも種の保存と言う名目でくじ引きで「種付け」の男が選ばれ、それなりに子供も生まれて行きます。
吉住も実はオリビア・ハッセーと交わりたいのにそれが出来なくてそわそわしています。(オリビアの方も草刈が気になる様子)
また、東京から採取したウィルスのサンプルを元にワクチンも細々と開発されております。

さあ、ネタがいいよ尽きたか?と思ったら、実は地震学者の草刈正雄が、近々ワシントンを直下型の大型地震が襲う事を予言します。
どんだけの信ぴょう性があるのか怪しさ満点なんですが、もしこの地震が本当に起こると、その衝撃は核爆発波と言う事も分かります。
核爆発??・・・!!!・・・そうです。この地震によりARSが「攻撃を受けた」と認識し、ソ連に向けて原爆を発射されてしまいます。
一方のソ連の方も、報復のARSは作動しますが、そのうちの1つがこの南極に向けて飛んでくると言う凄い展開。
偉いこっちゃ!とARSを止めに行こうとしますが、行先はワシントンDCです。
病気に感染するかもしれないので、ARSを止めに行くのは片道切符です。
この任務に赴くのがボー・スベンソンと吉住@草刈正雄です。
映画も2時間が経過してると言うのに、無駄に見せ場は止まりません。

気休めかもしれないワクチン(ギリギリで開発が間に合った)を打ってワシントンに降り立った2人だが、ちょうどいいタイミングで余震がグラグラ来ます。
「急ごう」と言ってホワイトハウスに入る2人。
途中、進行不能な所は爆破して先に進むんだけど、小型爆弾を取り付けて、さあ離れようと言うちょうどいいタイミングでまた地震が来たおかげで落下物に進路を遮られて逃げられなくなったボー・スベンソンが重傷を負って動けなくなります。
仕方なく草刈正雄1人でARSを止めに行きますが、やっとスイッチを見つけて、さあ押そう!と思った瞬間、ちょうどいいタイミングで本震がやってきたおかげであえなく原爆は発射されてしまいます。
「くそー!」と思って横を見ると、ミイラ化したヘンリー・シルバが。
そしてボー・スベンソンは瀕死の状態で草刈正雄に「Life is Wonderfulって日本語で何て言うんだ?」と聞き、「ジンセイハ、イイモンダ」という答えを聞いて死んでいきます。
「なぜ最後にそれなんだ?」というのは自分には良く分かりません。よっぽど「Life is Wonderful」って言葉に思い入れがあったんでしょうね。

それから数年後、南極に原爆が飛んでくることを見越して南米チリの辺りに移住していた女子供と少しの男たちだが、もはや食料も底をつき、絶望的です。
一方、何も無い荒野を歩く1人の人影。それはどこを目指しているのか良く分からない草刈正雄です。
(どうやらワクチンが効いたようで罹患しなかった模様)

途中、廃墟となった教会で見つけたキリスト像とテレパシーで会話したり、海辺で突如でっかい魚をつかまえて、それを地面に叩きつけて食料確保したりと結構元気です。
そして移住民の中に当然生きてるオリビア・ハッセーが外に出ると、遠くに人影が!
それを見た瞬間「ヨシズミー!」と言って走り出します。
対する吉住も、それまでヨボヨボの状態でやっと歩いてたのに、急に走り始めてしっかり抱擁。
「4年もホームレス状のやつによく抱きつけるなぁ」という心配はナンセンスです!
あと、今いち説明不足なので間違えてる人もいるようですが、草刈正雄は決してワシントンから南極まで歩いたわけじゃありません。(だいいち、物理的に不可能です)
もっとも、南米と言っても、あそこで出会える確率ってめちゃくちゃ低いですけどね。
「イッツナットゥ〜レェ〜イ、トゥスタータゲ〜ン」「トゥ〜ジュ〜ルゲモシェ〜ル」というジャニス・イアンの歌声に乗せてようやく映画は終わります。



いやですね、色々とツッコミ所はあるんだけど、良くも悪くも見せ場は盛りだくさんでしょ。
南極で本当にロケしちゃって、潜水艦もホンモノを使用というスケールも凄い。(おかげで製作費がかかって微妙な赤字に)
この手の映画では、突如ワクチンが出来て一件落着となるのが多いですが、この映画では世界を壊滅させてしまうという思いきった展開。
(但し、画ではそれはほとんど見せてない。ってか、それを見せると大変なスケールの映画になっちゃう)
それだけではなく、更にそこから米ソの原爆合戦で「世界を2度殺す」というもっと凄い展開。
リアリティがなかろうが、突っ込み所があろうが、娯楽映画としては面白かったと思うんですよね。

この映画が公開された1980年。
自分はTBS系で夕方に放送されてた「夕やけロンちゃん」という番組で鑑賞券プレゼントに応募したら当たったので、その券で劇場で観たんですが、まあ当時高校生の自分にとっては大興奮でしたよ。
ジョージ・ケネディ、グレン・フォード、ロバート・ヴォーン、チャック・コナーズ、オリビア・ハッセー、ヘンリー・シルバ・・・と言った「超一流とは言えないけど、名前は良く知ってる外国人俳優」が無駄に多数出演してたのも高揚感を煽りました。

もう一度言います。公開は1980年です。日本の映画です。角川映画です。深作欣二監督です。金はかかってるので「B級映画」とは呼べません。
日本映画らしい生ぬるい男女の小話があったりしますが、SFパニック映画です。
そんな娯楽映画が自分は大好きです。
あの頃の角川映画は良かったなぁ・・・・。
(そう思ったからこの映画を劇場で観たのです!)

ここまで来たら、次はブルーレイ購入かな・・・(爆)

◆パンフレット:角川映画祭パンフと言う事で文庫本サイズ・68頁・900円(コスパ悪し)

復活の日

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【16-092】へんげ ★★★★☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
2012年にシアターN渋谷で鑑賞済みのへんげをホラー秘宝祭りで再見した。

静かな住宅地に暮らす、ある若い夫婦が抱える悩み。それは夫を襲う奇妙な発作だった。
体を弓なりにしならせ、野獣のような咆哮をあげる夫の姿を見るたび、妻は言い知れぬ不安に襲われる。現代医学の力では“無数の蟲に意識を乗っ取られるような”病状は好転せず、ある晩ついに恐れていた事態が現実になる。
夫の身体が不気味に変態し始めたのだった。


この映画は初見時も4点という採点で、自分的には「当たり」でした。
その興奮をネタバレ全開でレビュー
したところ、そこそこのアクセスがありまして、公開規模の割には注目度は高めだったと思います。

内容の方は今さら書くまでもありません。先のネタバレ全開のレビューの通りなんです。
その面白さは今回も色褪せてはいなかったうえに、新たな発見がいくつかありました。
その最たるものは「森田亜紀さん、こんなにエロかったっけ?」って事。
冒頭、いきなり森田姉さんのオナヌーシーンから始まってますからね。
その後も何だか必要以上に胸が強調されるニットの服とか着ちゃってるし、そんなおっぱいドーンな上に「献身的に夫を支援する」ですからね。男はたまりません。

そして自分が高評価を与えた最大の要因でもある「クライマックスの怪獣化描写」ですが、上映後の監督&プロデューサーのトークショーで「予算は80万円だった」と聞き、更にぶっ飛びました。
チープなのは見ての通りでしたが、それでもウルトラマン系の特撮にはなっていたと思います。それをたった80万で!!とは驚愕です。
この映画と『シン・ゴジラ』を同列で語るのはナンセンスですよ!こっちは自主映画なんですから・・・・

そんなわけで、予算80万の低予算自主映画でありながらも内容的にはぶっ飛んでるぞ!という事で許容範囲を広く出来る方は今からでもぜひ観てみて欲しいものです。

なお、この上映の入場者にはチラシがもらえましたが、正真正銘の「公開当時のチラシそのもの」(館名も公開当時のシアターN渋谷だし)だったので、何を配ったか気にして居た方はご安心ください。
(自分はガッカリでしたが・・・)

◆パンフレット:この日の再販は無し

へんげ

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【16-091】EVIL IDOL SONG ★★★☆☆
category: 2016年の映画レビュー | author: moeru-movie
ホラー秘宝祭りから、この日2本目としてEVIL IDOL SONGを鑑賞。

藤崎佳奈(藤田)はグラビアをやりながらもシンガーソングライターとしても活躍する売れないアイドル。
プロダクションは歌手としては売れない彼女を業界のプロデューサーに枕営業させようとしている。
そして彼女は日々のストレスが原因なのか、黒い影につきまとわれる恐怖に怯えていた。次第に精神バランスを崩していく佳奈。
そんなある日、佳奈に1つのメロディが浮かぶ。それは聴いた者を殺す事の出来る禁断のメロディだった。
そして佳奈が発する歌声の刃は身近な人間に向けられていく。


この映画を観て思い浮かんでいたのは『キャリー』なんです。
何かの不満が頂点に達すると特殊な能力を発揮すると言うプロットが同じだと思いつつ、「人を殺す」という共通点はあるが「超能力」「殺人歌」という所は大きく異なる。
その能力が解放されるきっかけは、前者は「イジメ」、後者も「枕営業動画がサイトにアップされる」という形で似てはいる。

結論から言うと、その能力が爆発する事で得られるカタルシスは圧倒的に「キャリー」であり、この「EIS」ではさほど感じられませんでした。
最初の被害者は、枕営業を企てた事務所社長とプロデューサーなんだけど、本来であればこの2人さえ抹殺すれば他の人に牙を剥く理由は無いのです。
その張本人は歌を聞いて耳から血が噴き出すといったような『スキャナーズ』的な所もあるんだけど、そこから暴走していく動機がちょっと弱いと思うのです。

そして、さすが「へんげ」の大畑監督。この佳奈は遂には翼が生えて空を飛べるようになるというトンデモ展開。その上、けっこう不死身化していって、「んなアホな!」ってくらい銃を乱射する警察と対峙して被弾してもなかなか死にません。
最終的には、めっちゃ被弾しながらも殺人歌で警察やファンを殺して行く描写でカオスですよ。

まあ、実際にグラドル(及びシンガーソングライター)が売れる為に枕をやるのかどうかと言う点に関しては、後の「へんげ」でのトークショーでプロデューサーが自ら「やろうとすれば出来る。でも、実際は(リスクを)背負ってまでやる事はまず考えられない」と答えていましたので、「ゼロではない」くらいでしょう。
この映画では、露骨に「寝たもの勝ち」であり、普通にやってる子でもある日突然そのポジションを奪われると言う理不尽な所はかなり不満度が高いでしょう。
それに輪をかけて、当の枕相手から動画流されちゃったら、普通に考えたらもう人前に出てライブなんてできない。でも歌いたい・・・。そんなジレンマが能力開花のトリガーになる流れなんだけど、やっぱりもっと絶望的な何かがもう1つ欲しかったかな。
路上ライブの頃から付いてたファンがあっという間に離れるといった描写はよかっただけに、もう一息でした。

肝心な殺人シーンは、予算の関係からかチープなCG合成血飛沫だったのが減点ですが、そのおかげでR15+にならなくて済んでいるという功罪にもなっています。
デビルマンみたいな翼が出てきて・・・という画もチープなんだけど、自分としては全然OKです。
むしろ、造形とか話の内容とか、いっその事もっとぶっ飛ばしてくれた方がB級ホラーとしては個人的には楽しめたと思います。

主役の藤田恵名は、演技力は今イチなのは仕方が無く、肝心な歌唱力も特筆すべき点はあまり無い(下手と言う事は無く、かと言って凄く上手い訳でも無い)ので、結局「おっぱいインパクト」ばかりが頭に残ってしまいます。
藤田恵名のリアル歌手活動を見ても、その「おっぱい」という武器を積極的に使っているようなので、この先どうなるかは注目したいと思います。
ぜひこの後ブレイクして、この映画を観ていた事が貴重な体験だったと思わせて欲しいものです。

◆パンフレット:販売無し

EVIL IDOL SONG

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【16-32】EVIL IDOL SONG 【上映前】舞台挨拶レポ
category: 2016年の舞台挨拶 | author: moeru-movie
『「超」怖い話』の舞台挨拶回から『The ROOM』はお昼ごはん休憩のために参加を断念した後に戻ってきて再度の参戦です。

■会場:キネカ大森
■座席:F列(A列マスコミ)
■MC:岡崎弥生
■登壇者: 藤田恵名、木口健太、屋敷紘子、細川唯、牛丸亮、芦原健介、今泉ちえこ、後藤直樹、仁科貴、大畑創監督

それではご挨拶から。

藤田「演技初心者だけど、皆さんに支えられてできました。監督とも喧嘩したけど・・」
木口「今日はありがとうございます!僕はまだ観てないんですけど・・」
屋敷「私も観てないんだけど面白いと思います」
今泉「藤田さんのファン役です。自分が出てる事を忘れて応援しに来た気分です」
芦原「こんなに多くの人に集まって頂きありがとうございます」
後藤「プロデューサー役をやらせて頂きました。楽しんで頂ければ」
細川「恵名ちゃんの後輩役です。実際はアイドルの少し先輩です。今、『シン・ゴジラ』の(尾頭)ヒロミさんのイラストが流行ってますが、この中で絵が上手い人が居たら悠衣ちゃん(役名)を書いて欲しいです」
牛丸「普段は悪役ですがアイドルはけっこう好きです。今回は暴力的ではありません」
仁科「ホームレスの役をやってます。歌で人を殺すと言うのは大畑さんらしいアイデアです。昨年に続いて今年も挨拶できて嬉しいです」
監督「さっきまだ観てないと言ってましたが、まだ観た人は2〜3人くらいしか居ません。今回が最初のお客さんなので緊張します。低予算で過酷なのに無理してやってもらったので、そこを加味して観て下さい」

(企画の成り立ちは?)
監督「藤田さんが出てた去年のオープニングムービーがきっかけでした。藤田さんが歌でやっていきたいと聞いて、この人なら歌で人を殺せると思いました。この映画が終わってから生き残っていけるか楽しみです」
藤田「監督から『ライブで人死んでない?』って聞かれるんですが、死んでたらここに立ってないし!ww。有り得ない事を有り得るように歌を作りました。監督からは『そんなんじゃあ人は死なない』と言われながら作りました。この歌で歓喜に溢れて死んでほしいです」

(初主演ですが?)
藤田「演技自体が初めて。舞台には出てたけど、2時間のうち2分くらいだった。演じたか記憶に無いのでほぼ初めてです。皆さんの作品を観て凄いなと思いました。迷惑かけたけど貴重な体験をしましt。映画ってこうやって撮るんだと勉強にもなりました。監督がよく予算が無いと言ってましたが、予算って大事だとも思いました」
(歌で人を殺すと言う事ですが、作詞作曲もしてますね)
藤田「監督からは『アナと雪の女王』の『Let It Go』みたいな曲と言われてましたが、あんなヒット曲は作れないやと思いました。出来た曲をライブでやるとそこだけまるで違う雰囲気になります。『私は譲れません!』とかカラオケボックスで対立しながらできたんですが、それをYouTubeにアップされて・・(笑)。でもOKが出て良かったです」
屋敷「去年2本(監督と)やりましたが、会心のOKが無いんです。もうすごい「OK!!!」みたいなのは無い。細川さんと私と恵名ちゃんのシーンでも1回あったかな?というくらいでしたが信じてやるしかないと思って、OKが出ると「良かった〜」って。またその「OK!!!」が見たいと俳優部で言ってました」
監督「あそこは人を殺すシーンだったので楽しくなっただけです」
屋敷「ああいう顔が見たかったんですが、結局2度と出せなかったです」

(藤田さんについては?)
屋敷「芝居が辛い、主演がプレッシャーと言うのはあったと思います。途中から自由に動き出したので、クライマックスは泣きそうになりました」
監督「あの話を・・・」
藤田「私の頭と肩が映ってて、その私に向かって(屋敷さんと木口さんが)演技をするシーンがあるんですが、2人の演技に圧倒されて泣いちゃうと言う・・・。迷惑かけました」
屋敷「木口くんの芝居が凄いんですよ。(恵名は)立ってるだけなのに号泣してwwww。顔は映ってないのにメイク直しすると言うwww」
監督「それもなんですけど、休憩時間に・・・」
藤田「出ずっぱりなのでいつ映ってるか分からなくなりました。仮眠してる時、起こされても「カットがかかってないので起きれません」とか言って分かんなくなってました」
木口「(先のシーンは)皆でやった気になってましたが、モニターを見てる監督の冷たい目が・・・。何で泣いてるんだろうと呟く監督の冷たい感じが良かった。あそこで泣いちゃダメですよwww」

(メジャーデビューも決まりました)
※藤田恵名からの告知が色々ありましたが割愛。
(「格好いい事をしたいと思って脱いだ。自分でディレクションしたので後悔は無い」というコメントだけ載せておきます)

(それでは最後に一言)
藤田「とても緊張しました。感想はお手柔らかに。9/9までやってます。票入れもあるのでたくさん入れてください」
監督「エキストラの方も来て頂きありがとうございます。この後『へんげ』も上映されますが、観に来る人が居ないと思うので、このEVIL IDOL SONGが気に入ったら観に来てください。『シン・ゴジラ』みたいな怪獣映画ですよ」

と言う事で終了です。
もうちょっと色々あったけど、メモを取る時間が別の事で疎かになったため全体的に割愛気味です。
その「別の事」とは、「この舞台挨拶は撮影OK」という事で、最初はデジカメで撮ってたのですが、どうも調子悪いので途中からスマホ撮影に変えました。

EVIL IDOL SONG舞台挨拶
※相変わらず下手だが、多少距離があった事を加味するとスマホのカメラ性能も侮れないと改めて思ったよ。


浴衣越しに見える大きなオパーイにもっと接写したかったけど、それはどっかのニュース記事でも検索してください。
それではお疲れ様でした〜。

◆日本映画専門情報チャンネルの舞台挨拶記事

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